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【商標登録とは】初心者でもわかる申請方法・区分〜おすすめのサービス&特許事務所をご紹介

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公開日: 2021.03.12
更新日: 2021.06.10
目次
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【法務部でなくても必修事項】商標とは何か?

商標の定義と歴史

「商標」とは、簡単に言うと「商品やサービスに付けるマーク(識別標識)」のことです。たとえば「商品名・サービス名」そのものをはじめ、「商品名などを表すロゴやイラスト」「図形や色の組み合わせ」など、特定の商品やサービスを他と区別するための仕掛けが商標になります。

商標制度の歴史は比較的浅く、海外では1857年にフランスで制定された「製造標及び商業標に関する法律」が最初です。日本では1884年に「商標条例」が制定され、数回の改正を経た結果、1959年に現在の商標法が誕生しました。

参考:産業財産権制度の歴史|特許庁

商標制度の目的について、商標法の第1条には「商標を保護することにより、商標の使用をする者の業務上の信用の維持を図り、もつて産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護すること」と書かれています。

ここでポイントとなるのは、商標制度があくまで商取引を前提としている点です。つまりせっかく商標を取得しても、それをビジネスに生かさなければほとんど意味がないといえるでしょう。

参考:商標とは|特許庁

ビジネスにおいて商標登録をした方がいい理由

「商標登録しないとビジネスができない」わけではありません。しかしビジネスを円滑に、有利に進めるうえで商標登録はとても重要です。なぜなら商標は「もの言わぬセールスマン」とも呼ばれ、商品やサービスの「顔」となるからです。

商標登録をすると、商標権者は「商品やサービスに登録商標を使用する権利」を持ちます。これによって似たような商品・サービスに登録商標が使われることを防げますし、万一勝手に利用された場合、行為の差し止めや損害賠償の請求が可能になります。

苦労して育て上げたブランドを勝手に利用されたり、粗悪な商品・サービスにブランドの信用を壊されてしまわないためにも、商標登録を上手に利用する必要があるでしょう。

参考:商標権の効力|特許庁

商標の種類にはどのようなものがあるのか

文字

ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、数字といった文字のみで構成される商標です。具体例として「SONY」のロゴが挙げられるでしょう(身近にソニー製品があれば、ぜひロゴの部分を確認してください)。なお文字商標では、その文字が意味のある言葉であるかどうかは関係ありません。

図形

絵や図形などで構成される商標です。身近なところでは、クロネコヤマトの「ネコの絵」がわかりやすい例です。図形商標の場合は、写実的(リアル)な絵でも、図案化されたものでも(クロネコヤマトはこのタイプ)、さらには幾何学的模様のようなパターンでもかまいません。

記号

暖簾記号(呉服屋の「のれん」に描かれているようなマーク)や、文字を図案化し組み合わせた記号、記号的な紋章による商標です。たとえばマクドナルドの「黄色いM」、三菱の「赤いスリーダイヤ」あたりがわかりやすいと思います。

立体的形状

立体的形状、つまり人形や容器が商標になったものです。不二家の店先に立っている「ペコちゃん人形」、ヤクルトの「小さなプラスチック容器」などをイメージしてみてください。ちなみにペコちゃんは架空の人(?)ですが、実在の人物や動物の人形などでも問題ありません。 

結合商標

文字と文字の組み合わせ、文字と図形の組み合わせ、図形と記号の組み合わせ、記号と立体的形状の組み合わせなど、2つ以上の商標を組み合わせたものです。たとえば花王の商標は「三日月の横顔とKAOという文字」の組み合わせで構成されています。

動き商標

次第に変化する文字や図形などで構成される商標です(2014年の商標法改正で追加)。 具体例としては、東宝映画の冒頭に流れる「東方と描かれた丸を中心に、後光のような光の筋がゆらめく映像」などがあります。

ホログラム商標

ホログラフィーなどの技術を使い、見る角度によって変化する文字や図形などで構成される商標です(2014年の商標法改正で追加)。「JCBカードに印刷された銀色のホログラム」などが、ホログラム商標の一例になります。

色彩のみからなる商標

単色や複数の色の組合せで構成される商標です(2014年の商標法改正で追加)。輪郭があるものは図形の商標なので、ここはあくまで「色だけ」というのがポイントになります。身近なところではトンボ鉛筆が作るMONO消しゴムの「青・白・黒の組み合わせ」がこれです。

音商標

音楽、音声、自然音などで構成される商標です(2014年の商標法改正で追加)。実際に登録されているものとしては、ラッパのマークの正露丸の「音」が挙げられます。

位置商標

特定の位置に配置された図形などが特徴となる商標です(2014年の商標法改正で追加)。キューピーマヨネーズの「外袋の上半分に配置された赤い網目模様」などが位置商標の具体例です。

参考:商標制度の概要(PDF)|特許庁

商標出願・登録までの主な流れについて

1.商標調査

商標を登録したいと思ったら、まずは同じ商標や類似する商標がすでに登録されていないかどうかを調査します。調査にはJplatpat(特許情報プラットフォーム)を利用したり、オンラインの商標出願サービスや弁理士に依頼するなどの方法があります。

2.登録区分の決定

次に「区分」を決めます。区分というのは商品やサービスの分類で、その数は全部で45種類(商品が34種類、サービスが11種)。たとえば「第16類( 紙、事務用品)」「第30類(コーヒー、調味料、菓子)」といった具合です。

参考:類似商品・役務審査基準〔国際分類第11-2020版対応〕|特許庁

商標制度では商標と商品・サービスがセットで扱われるため、うっかりしていると「他人が同じ商標を別の区分で登録してしまう」というケースもありえます。後から後悔することがないよう、区分はしっかり考えておきましょう。

3.出願

特許庁のホームページからダウンロードした申請書(様式)に必要事項を記入し、出願料とともに提出します。提出は特許庁へ持参するほか、郵送やオンラインでも可能です(オンラインの場合は事前に申請用ソフトのダウンロードと、電子証明書の購入を済ませておきます)。

参考:商標登録出願の手続|特許庁

参考:各種申請書類一覧(紙手続の様式)

申請用のオンラインサービスを利用したり、弁理士などに依頼することもできます。

4.審査

特許庁による審査は、約13ヶ月ほどかかると言われています。審査のポイントは「似ている商標がないかどうか」で、もし「他の商標似ている」と判断された場合は出願が拒絶されます(登録できません)。

参考:出願しても登録にならない商標|特許庁

拒絶された場合でも、拒絶理由となった部分を修正できれば再出願が可能です。

5.登録

無事に審査が終わったら商標権を維持する期間を決めます。基本は10年ですが、半分の5年を選ぶこともできます(この場合はさらに5年の延長が可能)。10年か5年かで登録料が変わるので注意してください

【事前確認】商標登録にかかる費用はどのくらいか

「出願料」と「登録料」は必ず必要

商標を出願する際は出願料、商標を登録する際は登録料が必要です。これらは特許庁に収めるもので、「特許印紙代」と呼ばれる専用の印紙で支払います(特許印紙は集配郵便局などで購入)。

・出願料

基本の「3,400円」と「区分数×8,600円」を足した金額です。

・登録料

一括で支払う場合は「区分数×28,200円」です。前期・後期の分割で支払う場合は、それぞれ「区分数×16,400円」になります。

参考:産業財産権関係料金一覧|特許庁

専門家に頼むと「手数料」も発生する

弁理士などの専門家に依頼すると、一般に「1区分あたり1万円〜数万円」程度の手数料(報酬)が発生します。事務所によって商標調査や相談が有料となる場合もあるので、依頼先を探すときは費用の内訳をきちんと把握しておくようにしましょう。

商標登録を個人でやろうとすると意外に面倒

「商標出願・登録までの主な流れについて」で説明したように、商標の出願にはさまざまな書類を準備する必要がありますし、特許庁とのやりとりが発生する場合もあります。

商標法の専門知識や手続きの経験がない人にとって、これらの準備や対応は意外に面倒なものです。もし専門知識や経験がないのであれば、慣れない作業にストレスを溜めるより、思い切って専門家に任せたほうが良いでしょう。

これから紹介する「オンラインサービス」や「専門家(税理士事務所)」はいずれも定評のあるサービスや事務所ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

【2020年最新】商標登録に便利なおすすめオンラインサービスをご紹介

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【外堀知的財産事務所】

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14

【特許業務法人藤川特許事務所】

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【特許業務法人有古特許事務所】

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12

【くすもと国際特許商標事務所】

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11

【わかば国際特許事務所】

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【アルカディア知財事務所】

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9

【かいせい特許事務所】

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8

【newpon特許商標事務所】

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7

商標登録ホットライン 【大槻国際特許事務所】

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6

【特許業務法人 JAZY国際特許事務所】

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5

nomyne 【GMOブライツコンサルティング株式会社】

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4

すまるか 【特許業務法人Smarca】

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3

Toreru 【特許業務法人Toreru】

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2

Cotobox 【cotobox株式会社】

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1

電子出願サポートサイト 【特許庁】

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最後に

会社のブランディングをはじめ、商品やサービスの差別化、売上げにも大きな影響を与える「商標」。

自分で商標登録にチャレンジするのも良いですが、スムーズで確実な登録を行うためには「専用サービス」を利用したり「専門家に依頼」するのがベストです。

今回の記事を参考に、自分に合ったサービスや専門家を見つけてみてください。