「書類棚を選ぶときはどこに注目すればいいの?」
「おすすめの書類棚にはどのようなものがあるの?」
業務に必要な書類を収納するために、書類棚の購入を検討している担当者の中には、どの書類棚を選べば良いのか分からずに困っている方も多いのではないでしょうか。
実は、同じ形状の書類棚でも機能性や価格に差があるので、自社のニーズに沿ったものを選ぶ必要があるのです。
本記事では、書類棚のメリットや書類棚を選ぶときのポイント、おすすめの書類棚を紹介します。この記事を読んで、自社のニーズにマッチした書類棚を導入して、書類を綺麗に保管しましょう。
書類棚とは
書類棚とは、たくさんの書類を1つの場所に集めて収納できる棚のことです。書類を1つにまとめることで、収納場所が決まり書類の散乱や紛失を防ぐことができます。
書類棚を導入することで、以下のようなメリットが期待できるでしょう。
- 収納場所が確保できる
- 必要な書類がどこにあるかすぐに分かる
具体的にどのようなメリットがあるのか紹介するので、目的を持って導入しましょう。
(1)収納場所が確保できる
書類棚を導入することで、業務上の書類の収納場所を確保できます。業務上で使う書類が多くなるほど、収納場所がなければ紛失する可能性が高いです。
また、どこに収納すれば良いのか分かるので、処理済みの書類をすぐに収納することができるため、業務効率がアップします。書類棚を導入して収納場所を確保し業務改善を目指しましょう。
(2)必要な書類がどこにあるかすぐに分かる
ラベルをつけて管理することで、必要な書類がどこにあるのかすぐに分かります。書類をバラバラに保管することで、どこに何の書類を置いているのか分からなくなり、業務効率が低下する可能性が高いです。
特に業務に必要な書類を保管している場所がすぐに分かれば、必要なときにいつでも取り出せるので、作業効率をアップさせることができます。ラベリングをしてスムーズに書類を取り出せるようにしましょう。
書類棚の選び方
書類棚を選ぶときのポイントを紹介します。今回紹介するポイントは以下の10個です。
- 価格
- 幅×奥行×高さ
- 引出内寸
- 重量
- 材質
- オプション
- 引き出しの深さ
- 引き出し追加
- キャスター付き
- 完成品
具体的にどのような点に注意すれば良いのか紹介するので、書類棚を選ぶときの参考にしてください。
(1)価格
書類棚を選ぶときは、まずは価格が予算内に収まっているのか確認しましょう。メーカーやサイズ、機能性などによって、同じ形状の書類棚でも価格に差が生まれます。
数千円で購入できるものもあれば、数万円から数十万円するものもあるので、初めに予算である程度の商品をピックアップすることが重要です。書類棚を選ぶときは、最初に価格で絞って商品を選びやすくしておきましょう。
(2)幅×奥行×高さ
書類棚を置くときにある程度スペースを確保しなければならないので、サイズを測っておきましょう。また、書類棚をどこに置くかで選ぶ商品のサイズが異なります。
たとえば、デスク下に設置する場合は高さに基準をおかなければなりません。目的や設置場所を明確にして、それに見合ったサイズの書類棚を選びましょう。
(3)引出内寸
引き出しのサイズも重要です。引き出しのサイズによって、収納できる書類に幅が生まれます。たとえば、A4サイズが入る3cm程度の薄型であれば、引き出し数が自然と多くなるので、多くの種類の書類を収納することが可能です。
もしB4サイズの書類を扱う場合は、B4サイズに対応した引き出しを利用しなければならないので、収納する書類に合わせて書類棚を選びましょう。
(4)重量
設置する場所によって、耐えられる重さが異なるので、書類棚の重量も調べておきましょう。たとえば、床置きの場合はある程度重くても設置できますが、棚の上に設置する場合は、下の耐荷重次第で設置できる書類棚が決まります。
どこに設置するかで書類棚の重量に制限がかかるので、もし重量に制限がかかる場所に設置するときは、必ずチェックしておきましょう。
(5)材質
書類棚の材質も確認しておくことをおすすめします。本体部分がスチール製か木製かで頑丈度に大きな差が生まれますし、引き出しが樹脂製であれば、滑りがなめらかなので、スムーズに操作することが可能です。使い勝手や見た目に影響を与えるので、材質は確認しておきましょう。
(6)オプション
商品によっては、有料サービスを受けることが可能なので、オプションの有無も確認しておくと用途の幅が広がるでしょう。たとえば、床に直置きタイプの書類棚でも別売のキャスターを装着することで、移動が楽になる商品があります。
途中で引き出しのサイズを変更したくなった場合など、オプションで対応できるようにしておくと、使い勝手が良くなりますよ。
(7)引き出しの深さ
引き出しの深さは必ずチェックしておく必要があります。たとえば、3~5cm程度の浅型であれば、引き出し数が増え収納できる引き出しの種類が増え、8cm程度の深型であれば、同じ書類を大量に保管することが可能です。
業務に扱う書類の種類や枚数によって、最適な引き出しの深さが変わるので、用途に合わせて引き出しの深さを選びましょう。
(8)引き出し追加
引き出しが追加できるか確認しておきましょう。少数ですが書類棚の中には、引き出しを追加できるタイプのものがあります。
スペースに限りがあり、設置する場所や業務に必要な書類の増減に合わせて書類棚をカスタマイズしたい方は、引き出しの追加機能があるものを選びましょう。
(9)キャスター付き
書類棚の設置位置を移動する可能性が少しでもあれば、なるべくキャスター付きのものを選ぶことをおすすめします。キャスターによって、少人数の人手でラクラク移動できるので、レイアウト変更も簡単に行うことが可能です。
キャスターにはロック機能がついており安全な仕様になっているので、キャスター付き、もしくはオプションで装着できるのか確認しておきましょう。
(10)完成品
書類棚が完成品で納品されるのか確認しておきましょう。メーカーによっては、自分で組み立てなければならない書類棚があるので、なるべく労力を削減するために、完成品や組み立てサービスがあるものを選ぶことをおすすめします。
特に大きいサイズの書類棚の購入を検討している場合は、完成品で納品される書類棚を選びましょう。
おすすめの書類棚29選
おすすめの書類棚を29ピックアップして紹介します。商品によって特徴が異なるので、自社のニーズに合った書類棚を選ぶことが重要です。
選ぶときの10のポイントのアンサーもまとめているので、あわせてご覧ください。
MAF-201N【ナカバヤシ株式会社】
Sサイズの引き出しが24段あるフロアタイプの書類棚です。24段あるので、細かい種類で書類を分類することができ、6タイプの引き出しに組み換えできるので、様々な収納方法を選べます。1つの書類棚でたくさんの書類を保管することができるので、日頃から取り扱う書類の数が多い機能におすすめです。
- 価格
- 43700
- 幅×奥行×高さ
- 300×370×1190
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 要問い合わせ
- 重量
- 17.5
- 材質
- 本体:スチール 引き出し:スチロール樹脂
- オプション
- ×
- 引き出しの深さ
- 浅型(引き出しの組み換えが可能)
- 引き出し追加
- ×
- キャスター付き
- ×
- 完成品
- 要問い合わせ
MFE-15000【アイリスオーヤマ株式会社】
木製フロアケースで、超薄型の引き出しによって、たくさんの種類の書類を収納することができます。素材が木製なので見た目も柔らかく、オフィスの堅苦しい雰囲気を払拭することも可能です。高さが約1.4cmの引き出しなので、たくさんの種類の書類を少量ずつ管理する企業におすすめします。
- 価格
- 19800
- 幅×奥行×高さ
- 275×359×110
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 230×321×14
- 重量
- 約19.8
- 材質
- 本体:プリント化粧紙パーティクルボード 引出し:スチロール樹脂
- オプション
- ×
- 引き出しの深さ
- 浅型
- 引き出し追加
- 要問い合わせ
- キャスター付き
- ×
- 完成品
- 要問い合わせ
SCE-1000【アイリスオーヤマ株式会社】
浅型の引き出しが10段ついているクリアチェストで、角2封筒がピッタリ収納できます。引き出しの段数を追加することができ、浅型と深型のどちらにも対応しているので、ニーズに合った書類棚にすることが可能です。クリアブルーとクリアブラウンの2色から選べるので、オフィスに合う色を選んでみてください。
- 価格
- 5680
- 幅×奥行×高さ
- 320×390×1084
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 260×360×77
- 重量
- 6.55
- 材質
- 本体:ポリプロピレン 引出し:スチロール
- オプション
- ×
- 引き出しの深さ
- 浅型
- 引き出し追加
- 〇(浅型、深型の両方可能)
- キャスター付き
- 〇
- 完成品
- 完成品
CW0911ALCW【株式会社ナイキ】
浅型の引き出しが14段、深型の引き出しが6段の構成になっている3列タイプの書類棚です。
この棚1つでさまざまな収納方法に対応できます。
少ない量の書類や複数枚数を重ねて厚みのある書類など、幅広く対応できるので、多くの書類を取り扱う企業は導入を検討してみてください。
- 価格
- 123,354円(税込)
- 幅×奥行×高さ
- 899×450×1050(mm)
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 233×315×30(浅型),69(深型) (mm)
- 重量
- 53kg
- 材質
- 要問い合わせ
- オプション
- 要問い合わせ
- 引き出しの深さ
- 浅型・深型
- 引き出し追加
- ×
- キャスター付き
- ×
- 完成品
- 完成品
EA954FB-53A【株式会社エスコ】
浅型18段タイプのスチール製フロアケースです。落下を防止する引き出し構造になっており、左の列はロックすることができます。底面に付いているネジ式のアジャスターで、ガタツキが無いよう高さを調節することができます。オプションでキャスターを取り付けることも可能です。
- 価格
- 16800
- 幅×奥行×高さ
- 291×330×874
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 239×312×38
- 重量
- 11.5
- 材質
- 本体:スチール 引き出し:スチロール樹脂 レール:ポリプロピレン
- オプション
- キャスター
- 引き出しの深さ
- 浅型
- 引き出し追加
- 要問い合わせ
- キャスター付き
- ×(オプション)
- 完成品
- 要問い合わせ
OCE-1000R【アイリスオーヤマ株式会社】
引出しにスチロール樹脂を使用した、中身が確認しやすいクリアタイプのチェストです。引出しはA4サイズの書類やファイル、雑誌等を収納できるサイズ。着脱かんたんフレームで、引出しの増減や組み替えが簡単にできます(キャスターは含めず、高さ約110㎝まで)。滑り止め用のゴム足付きなので、固定して利用したい方にもおすすめな商品です。
- 価格
- 5478
- 幅×奥行×高さ
- 約320×約390×約103.4
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 約26×約36×約7.7
- 重量
- 約6.5
- 材質
- 天板・フレーム:ポリプロピレン(再生PP45%使用)\r 引出し:スチロール樹脂(再生PS45%使用)
- オプション
- 要問い合わせ
- 引き出しの深さ
- 深型
- 引き出し追加
- ○(高さ約110㎝まで)
- キャスター付き
- 〇(滑り止め用のゴム付き)
- 完成品
- 完成品
HTM-109TADN-W9【株式会社イトーキ】
A4浅型トレーが21段3列構成で63個のトレーを使える書類棚です。ベースがすでについているので、多少凹凸のある床でも安定させることができます。両開きの扉には、地震の振動などによる扉の不慮の開閉を防止するラッチ機構を標準装備。もしもの時でも安心な書類棚です。
- 価格
- 135800
- 幅×奥行×高さ
- 900×450×1038
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 220×323×35
- 重量
- 要問い合わせ
- 材質
- 本体:スチール焼付塗装\r 引き出し:要問い合わせ
- オプション
- ベース付き
- 引き出しの深さ
- 浅型
- 引き出し追加
- 要問い合わせ
- キャスター付き
- ×
- 完成品
- 要問い合わせ
書類整理庫H880 ファイルボックス収納タイプ 2列10段【コクヨ株式会社】
A4サイズ浅型の引き出しが10段2列構成になっており、下部にファイルボックスを収納できるスペースがあります。
トレーとボックスを使い分けることで、さまざまな書類の収納が可能です。
ファイルボックスも使いたい企業は購入を検討してみてください。
- 価格
- 75,680円(税込)
- 幅×奥行×高さ
- 590×400×880(mm)
- 引出内寸(幅×奥行×高さ)
- 255×342×34(mm)
- 重量
- 要問い合わせ
- 材質
- 本体:スチール 引き出し:スチロール
- オプション
- ×
- 引き出しの深さ
- 浅型
- 引き出し追加
- ×
- キャスター付き
- ×
- 完成品
- 完成品
最後に
書類棚を導入することで、業務に必要な書類を整理して収納することができます。商品によって機能性や価格に差があるので、用途や予算に合わせて書類棚を選ぶことが重要です。
今回紹介した選ぶときの10のポイントやおすすめの商品を参考にして、自社のニーズに沿った書類棚を導入しましょう。