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主体性とは?定義と主体性を身につけるためにすべきことを解説

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公開日: 2021.03.27
更新日: 2021.03.28

主体性とは、何をすべきかを自らが考え、責任を持って行動を実行できる資質のことです。社員採用時に主体性を重要視する企業は少なくありません。この記事では主体性のある人間の3つの特徴や、身につけるためにはどうしたらいいのかを解説していきます。

目次
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主体性の意味をわかりやすく解説

主体性とは具体的にはどんな資質を表しているのか、なぜ重視されているのかを解説しましょう。

主体性の定義とは?

主体性とは自分自身の意志によって行動すべきことを決定して、その行動に対して責任を持つ態度や性質のことです。業務においては自らが課題を見つけて、やるべき仕事を判断して実践し、その結果にも責任を持つことが主体性のある行動とされます。つまり「上司に指示されたことだけをやる」「まわりの意見に左右される社員」は「主体性がない人間」であるということです。

主体性とは「社会人基礎力」のひとつ

主体性は「社会人基礎力」のひとつに数えられます。社会人基礎力とは、2006年に行われた経済産業省主催する有識者会議において「仕事や地域の活動をするうえで必要な能力」と定義されたものです。

社会人基礎力は「前に踏み出す力 」「考え抜く力」「チームで働く力」という3つの能力からなるもので、「前に踏み出す力 」としてあげられているのが主体性です。経済産業省が行った「企業の求める人材像」の調査の中でも、採用する時に重視する能力として、多くの企業が主体性をあげています。つまり主体性は社会人にとって不可欠な能力といえるでしょう。

主体性と自主性の2つの相違点とは

「主体性」と似た意味を持っていて、混同されるケースがあるのが「自主性」と言う言葉です。「主体性」と「自主性」の意味やニュアンスの違いについて、解説しましょう。

1.目標設定能力を含むか含まないか

「自主性」とは何をすべきかを自分で考えて行動する資質のことです。「主体性」との大きな違いは「目標設定能力」を含んでいない点にあります。「主体性」が自分で目標やゴールを決めて、行動するのに対して、「自主性」はすでに目標やゴールを与えられた状態から、その目標をどうやって達成するかを自分で判断して行動することを表しているのです。

2.自らの行動への責任感を含むか含まないか

「主体性」と「自主性」のもう1つの大きな違いは、責任感を含んでいるかどうかです。「主体性」は行動を行うことだけでなく、その行動の結果に対して責任を持つところまでが含まれています。

一方、「自主性」の範囲は行動するところまでで、その結果に責任を持つことは含まれていないのです。「自主性」と比較すると、「主体性」は求められるレベルがより高いといえるでしょう。

主体性のある人間の3つの特徴

「主体性がある」とは具体的にどんな人間のことを指すのでしょうか?ここでは主体性のある人の特徴を3つ説明します。

1.ポジティブ思考である

主体性のある人の大きく特徴としてあげられるのが、ポジティブ思考であるということです。物事を前向きに捉えることができるので、自分から目標を設定して、行動に移すことができます。

「失敗したらどうしょう」「うまくいかなかったらどうしよう」とリスクばかりを意識して、ネガティブ思考に陥ると、主体性のある行動をとることはできません。仮に失敗したとしても、失敗をひきずることなく、気分を変えられるからこそ、次のことに挑戦していけるのです。

失敗したことを糧として、次に何をしたらいいのか、どうやって失敗を挽回したら良いのかを判断し、次の仕事にいかしていけます。ポジティブな思考とポジティブな姿勢は主体性のある人の大きな特徴です。

2.積極的な姿勢を備えている

主体性のある人は積極的な姿勢を備えています。会議において自分の意見を積極的に発言する、進んで行動するという特徴があるのです。

積極的であるということは、上司からの指示を待ったりしないということでもあるでしょう。自らが積極的に目標を設定して、積極的に行動するのです。この積極的な姿勢と目標設定能力は上司に求められる資質とも重なります。

3.わからないことを自己解決できる

多くの企業が主体性のある人間を求めるのは、わからないことを自己解決できるからです。これまでにやっていた既存の業務とは違う新しい業務を担当する場合、未知の分野を開拓する場合には、正解がないというケースもたくさんあるでしょう。

わからないことが出てきた時に、自分で考え、自分で調べ、自分で解決する能力が求められるのです。もちろん時には上司やまわりの同僚にアドバイスしてもらう必要が出てくる場合もあるでしょう。しかしまず自分で解決しようとする姿勢が重要なのです。主体性のある人はこの自己解決能力を備えています。

主体性を身につけるために心がけるべきこと

主体性を身につけるのは簡単なことではありません。地道な独力をして、一歩一歩近づいていくことが必要となります。日々どんなことを意識すべきなのか、解説していきましょう。

自分の意見を持ち人に説明できるようにする

主体性のある人間になるためには、常に自分の意見を持つように意識することが大切です。意見を持つということは、まず自分で考えるということです。社内で課題が出てきた時に、「自分ならばどうするだろうか?」と考え、自分の意見をまとめます。

しかし自分の意見を持つだけでは十分ではありません。胸の中にとどめているだけでは意見とは言えないからです。その意見を他人に説明することができて初めて、意見を持っていることが意味を持ちます。

意見を説明することによって、その意見が妥当なものであるか、相手の理解を得られるものであるかの判断もつくでしょう。人に意見を説明することによって、考えて意見を持つ能力を高めることができます。そして明確な意見を持つことが自らの思考能力を高め、主体性のある人間になる第一歩となるのです。

自分で選択する機会を意識的に増やす

主体性の核となるものは、自分で考えて、決断して、行動に移すことです。つまり、主体性を培うためには普段から選択する機会を意識的に増やすことが重要と言えます。

いきなり大きな決断をするのは簡単ではありません。まず日常のささいなことから、選択・決断する能力を身につけましょう。

たとえば、何人かで食事に行く時に、「これを食べないか?」と積極的に提案するところから始めるのもいいでしょう。小さなことを積み重ねていくことによって、判断力を鍛えることができます。

選択するということは選択した結果に責任を持つということでもあります。小さな成功体験を積み重ね、判断力と責任感とを少しずつ養っていくことが大切なのです。

最後に

近年、主体のある人材を求める企業が増えています。主体性とは自らが考えて、目標を設定して行動し、その行動に対して責任を持つことです。主体性は企業で必要とされているだけでなく、地域の活動など、社会との関わりの中でも求められる資質であるといっていいでしょう。

主体性は日々の努力によって、培っていくことができるものです。人材を育成する立場の人間はもちろんのこと、自らをさらに成長させたいと考えている人にとっては、主体性を意識して生きていくことが重要になります。