ぴったり、を選ぼう。PITTALAB

image7.jpg

調理ロボットを導入する3つのメリット!特徴的な調理ロボット3選

twitterでシェア
facebookでシェア
はてぶ
公開日: 2021.06.27
更新日: 2021.06.29

「調理ロボットを導入することでどんな効果が期待できるの?」

「調理ロボットにはどのような機種があるの?」

調理の作業工程をロボットに任せようとしている企業の中には、どんな機種があるのか知らない担当者も多いのではないでしょうか。

調理ロボットはできる工程に限りがあるので、用途に合わせて選ぶ必要があります。

本記事では、調理ロボットを導入するメリットや課題、導入事例、おすすめの調理ロボットを紹介します。

この記事を読めば、どのような調理ロボットがあるのか知ることができますよ。

目次
目次

調理ロボットとは

調理ロボットとは

調理ロボットとは、人間の代わりに決められた順番に工程を踏んで調理するロボットのことです。食品の調理をするために設計されており、調理の1つの工程を正確かつスピーディーに行ってくれます。

海外では、調理ロボットに人工知能技術が搭載されており、レストランなどでさまざまな種類の調理工程に対応したロボットが普及しているのです。大規模なレストランチェーンが調理ロボットに投資するなど、海外では調理ロボットの市場は拡大傾向にあります。

日本では、まだ調理ロボットはそこまで普及していませんが、実際に調理ロボットを導入し、店舗を運営している企業も出てきているので、今後は日本でも調理ロボットの市場は広がることは間違いないでしょう。

調理ロボットの3つのメリット

調理ロボットの3つのメリット

調理ロボットを導入するメリットを紹介します。今回紹介するメリットは以下の3つです。

  1. 人手不足を解消できる
  2. 業務の効率化ができる
  3. 商品のクオリティが安定する

順に紹介するので、導入目的に合わせて調理ロボットを選びましょう。

(1)人手不足を解消できる

人手不足を解消できる

調理ロボットを導入することで、人手不足を解消できる点が大きなメリットです。料理を提供するには、まず調理する人と接客をする人が必要ですが、お店の規模が大きくなるほど必要となる人員は多くなります。

しかし、労働人口の減少や仕事の多様化により、各店舗で十分な人員を確保することが難しくなっており、人手不足に陥っている店舗も増えているのです。そこで、調理ロボットを導入することで、調理に必要な人員を減らすことができ、各店舗の必要人員を削減することが可能です。

特に、競合店が多く従業員の取り合いが激しい地域や、もともとの人口が少ない地域で、人手不足問題の解消の足がかりとなるでしょう。人材が集まらなくて困っている企業は、今後の少子化による労働人口減少を見越して調理ロボットを導入するのも効果的です。

(2)業務の効率化ができる

業務の効率化ができる

調理ロボットは単純作業を休みなく繰り返すことができるので、人間が行うよりも業務が効率良くなります。人間の場合は、集中力が切れると作業スピードが落ちたり、人為的ミスが発生したりするので、長時間作業を行うためには合間に休息が必要です。

ロボットよりも無駄になる時間が多いので、1日の生産性を考慮すると、調理ロボットの方が業務を効率化させるのに適しています。調理ロボットに単純作業を任せることで、空いた人手を接客や清掃に回せるため、店舗としてのクオリティを高めることが可能です。

従業員が働きやすい環境を整えることもできるので、労働環境の改善を図りたい企業は調理ロボットを導入してみましょう。

(3)商品のクオリティが安定する

商品のクオリティが安定する

調理ロボットは常に同じクオリティに仕上げるので、料理の品質が安定します。日頃から料理をしている人と初めて包丁を扱うような人が同じ料理を作っても、味にバラつきが生まれるように、人間が調理をすれば、調理者のスキルによって料理の質に差が生まれるものです。

調理者のその日のコンディションによって、料理の質も変わることもあるので、常に同じクオリティを保つことは難しいといえます。その点、調理ロボットは、材料の質によって出来が変わる可能性はありますが、調理の質に関しては常に一定に保つことが可能です。

チェーン店など、各店舗での料理の完成度を統一したい企業などは、調理ロボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

調理ロボットの2つの課題

調理ロボットの2つの課題

調理ロボットを導入する上で避けられない課題を紹介します。頭に入れておくべき課題は以下の2つです。

  1. 調理できるものが限られている
  2. 導入コストがかかる

順に紹介するので、どのような点に注意しなければならないのかチェックしておきましょう。

(1)調理できるものが限られている

調理できるものが限られている

調理ロボットは、調理できるものが限られている点が1つの課題です。初めから設定された作り方しか実践することができないので、人間のように状況に応じて臨機応変に調理することができません。

料理の数が多ければ、その分必要な調理ロボットも増えるので、業務効率は上がるかもしれませんが、人件費よりも運営コストがかさむ可能性が出てきます。現状1台のロボットでたくさんの料理を作ることは難しいので、ソフトクリームやたこ焼きなど、取り扱う料理の数が少ない店舗におすすめです。

(2)導入コストがかかる

導入コストがかかる

調理ロボットを導入する上で、多額の導入コストがかかるのが難点です。導入した後は、人手不足の解消や業務効率の改善などメリットはありますが、導入するまでにある程度の予算を確保しておく必要があります。

数百万はするので、もし調理ロボットの導入を検討している人は、導入コストと運用コストでどのくらいかかるのか、計算しておきましょう。

調理ロボットの2つの導入事例

調理ロボットの2つの導入事例

調理ロボットの導入事例を紹介します。今回紹介する導入事例は以下の2つです。

  1. ハウステンボス
  2. セブン&アイ・フードシステムズ

順に紹介するので、各企業がどのような調理ロボットを導入したのかチェックしてみてください。

(1)ハウステンボス

ハウステンボス

ハウステンボス株式会社が、調理ロボットを導入して200年後のレストランがテーマになっている「変なレストランROBOT」を営業していました。今は閉店していますが、当時は子どもたちを中心に人気を集めていたようです。

変なレストランでは、お好み焼きやソフトクリーム、カクテルをロボットたちが担当しており、歌いながら作ったりユニークな会話をしたりして、お客さんを楽しませていました。ロボットが作る様子やロボットが作った料理の味を楽しむなど、調理ロボットの需要はあると思うので、エンターテイメントとして導入するのも有効ではないでしょうか。

(2)セブン&アイ・フードシステムズ

セブン&アイ・フードシステムズ

株式会社セブン&アイ・フードシステムズは、ファストフード店で、たこ焼きを作る「オクトシェフ」とソフトクリームロボットの「レイタ」を導入しました。どちらの調理ロボットも人と一緒に安全に稼働するシステムになっているので、最小人数での店舗運営を可能にしたのです。

ロボットが熱い鉄板の前で作業してくれるので、従業員にかかる負担の軽減にもつながりました。現在は、「調理をロボットで革新する」をテーマに、調理ロボットによる省人化の実現とより良いサービスの提供を目指して取り組んでいます。

おすすめの調理ロボット3選

おすすめの調理ロボット3選

おすすめの調理ロボットを紹介します。今回紹介する調理ロボットは以下の3つです。

  1. モーレイ・ロボット・キッチン(Moley)
  2. オクトシェフ(コネクテッドロボティクス株式会社)
  3. クレープロボットQ(株式会社モリロボ)

順に紹介するので、どんな機種があるのかチェックして、調理ロボット選びの参考にしてみてください。

3

モーレイ・ロボット・キッチン【Moley社】

image8.png

モーレイ・ロボット・キッチン(Moley社)は、世界初の全自動調理ロボットキッチンで、2015年に世界中から注目を浴びました。2本のアームを使って、鍋やフライパン、材料や調理器具を取り出して、人間が行うように切ったり炒めたりすることが可能です。また、蛇口をひねって水を出したり、皿に盛り付けたりすることまでできてしまいます。

調理器具の配置を正確に把握しており、いつでも好きなときに取り出して使えるので、わざわざ人間が近くに用意する必要がありません。調理だけでなく片付けまでするので、材料さえセッティングしておけば、あとは全てロボットに任せるだけです。現在は30以上のレシピを習得しており、最終的には5,000個まで到達するといわれています。コストはかかりますが、思い切って全てロボットに調理の工程を任せたい企業は、導入を検討してみてください。

2

オクトシェフ【コネクテッドロボティクス株式会社】

image1.jpg

オクトシェフ(コネクテッドロボティクス株式会社)は、たこ焼き作りに特化した調理ロボットです。無駄のない正確な動作で長時間黙々とたこ焼きを作り続けるので、従業員の負担を軽減しながら、効率良くたこ焼きを作ることができます。お客さんが多い店は、常にたこ焼きを作り続けなければ、商品を切らしてチャンスロスを招いてしまうため、熱い鉄板の前で長時間働く必要があり、人間にとっては重労働です。

オクトシェフは入れる生地の量や力の入れ具合などが均等で、カメラを通してAIが焼き具合を判断するため、たこ焼きの出来にバラつきが生まれることはありません。タブレットで生地の分量や焼き加減など調整できるので、たこ焼きの出来を見ながら小まめに微調整することも可能です。商品の1つとしてたこ焼きを扱っている店舗は、オクトシェフの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

1

クレープロボットQ【株式会社モリロボ】

image5.jpg

クレープロボットQ(株式会社モリロボ)は、クレープ作りに特化した調理ロボットです。最大1時間に80枚焼くことができ、正確かつスピーディーにクレープを作ることができます。人間が正確にクレープの生地を焼くには、ある程度研修が必要で、コツを掴むまでかなりの時間がかかるでしょう。

しかし、クレープロボットQを導入すれば、クレープの生地を焼く従業員の教育は必要なくなり、新人でも簡単にクレープを作ることが可能になります。業務効率アップと研修の手間の削減につながるので、クレープの販売をしている企業やこれから始めようとしている企業におすすめの調理ロボットです。

まとめ

まとめ

調理ロボットを導入することで、人手不足の解消や業務効率の向上、品質の安定が実現します。調理ロボットを選ぶときは、導入目的に沿った機種を選ぶことが重要です。

導入コストがかかるなど課題もありますが、前向きに調理ロボットの導入を検討している企業は、今回紹介した導入事例やおすすめの調理ロボットを参考に、自社に合った機種を導入しましょう。