事業を行うにあたり、オフィス物件選びは重要です。
ただ、居住用物件との違いや選び方がいまいち分からないと悩んでいる方も少なくないでしょう。
今回は、対応地域や物件数など様々な比較項目をもとに厳選したオフィス物件おすすめ30選をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
【抑えておきたい】オフィス物件=事務所用物件!
事務所を意味する”オフィス”がついたオフィス物件は、事務所用に貸し出している物件のことを言います。
使用する目的が仕事を行うための物件で、設計の段階からオフィス用として建てられたものの他に、オフィス用だけでなく居住用としても使うことができる物件などがあります。
居住用賃貸物件との違いは広さ・料金・設備にあり
居住用の賃貸物件とはどのような点が異なるのでしょうか。
生活に必要なスペースがない
先ず、オフィス物件と居住用物件で大きく違う点は、キッチンやお風呂、クローゼットがない所です。設計の段階でオフィス用として造られているため、生活するために必要なスペースが用意されていないのです。
敷金が高い
居住用物件の敷金は基本的に家賃の1~2ヶ月分が相場ですが、オフィス物件は家賃の6~12ヶ月分が相場とされています。ただ、敷金はオーナー(物件の所有者)によって異なることが多く、個人オーナーの場合は家賃3ヶ月分以上、大手デベロッパーの場合は家賃12ヶ月分程度となります。
電気の配給量が多い
オフィス物件では複数設備(パソコン、コピー機、シュレッダー、電話・FAXなど)を使うことが多いため、電気の容量が居住用物件に比べて多めに確保されています。居住用物件の場合であれば多くても30〜40A程度ですが、オフィス物件となれば60〜80Aの供給量にて契約するケースも少なくありません。
オフィス物件は環境や設備を重視
事業を成功させたり、効率的に行ったりするためにも、オフィス物件を選ぶときは慎重に行いましょう。
周辺の環境がいいか
オフィス物件を選ぶ時は、先ず周辺の環境を確認しておきましょう。駅やコンビニの近くなどアクセス・条件が良い場所だと客足が増えやすい一方で、夜のお店で賑わっていたり、治安が悪かったりすると事務所へ招きにくくなってしまいます。また、同じビルに入っているテナント企業もチェックしておくことをおすすめします。自社の販促活動に悪影響が出る恐れがあったり、同じ業種だったりする場合は慎重に検討すべきでしょう。
ゴミ処理の方法はどうか
住居から出る一般ゴミとは違い、産業廃棄物扱いとなるオフィスでのゴミは、家庭用のゴミ収集車では回収してくれないケースが多々あります。オフィス物件の場合、そのビルを管理している会社(もしくは管理人)がまとめてゴミを回収して処理業者に引渡す方法と、各テナント企業が個別にゴミ処理業者と契約し回収してもらう方法の2パターンです。どちらの方法が取られているか予めチェックしておきましょう。
OAフロア対応か
オフィスではパソコンやコピー機などの設備が多く、コンセントなどの配線をたくさん使用するでしょう。その線が全て机や床の上に見えていては、見栄えが悪くなったり、引っかかるなどの事故に発展したりする可能性が出てきます。そのようなことを回避するため、すべて床下に収納できるOAフロアになっているかどうか、オフィス物件を契約する前に確認を怠らないようにしましょう。
オフィス物件探しでは希望条件を決めておこう
実際にオフィス物件を契約するまでの流れをご紹介します。
希望条件を決める
オフィス物件に限らず、物件を探すときは、希望とする条件を決める必要があります。立地や予算、広さなど、重視するポイントをもとに条件を絞りましょう。例えば、立地を重視するのであれば、駅からの所要時間や周囲の環境(治安の良さやライバル企業の有無など)が希望条件になるかと思います。予め条件を決めておかないと、物件を探す範囲が広くなり、なかなか物件が決まらなくなることが懸念されます。スムーズにオフィス物件選びを進めるためにも、箇条書きなどで希望の条件を挙げておくことをおすすめします。
オフィス物件を扱う不動産会社に問い合わせる
ある程度、希望の条件が決まれば、条件を満たすオフィス物件を扱っている不動産会社を探し、お問い合わせフォームから申請を行いましょう。ファーストコンタクトはメールでのやり取りとなることがほとんどですので、希望の条件や要望など詳細を記載して問い合わせます。
実際に来店、内覧を行う
お問い合わせから不動産会社とコンタクトが取れた後は、実際に不動産会社へ訪問し、気になったオフィス物件の内覧を行います。オフィスとして適している物件があれば契約を締結しましょう。
上記の3ステップがオフィス物件を契約するまでの大まかな流れとなります。
オフィス物件を探すのにおすすめの会社(サービス)30選
estie
【ポイント】
国内最大級のオフィス探しプラットフォーム
多数の不動産仲介会社が参画しているため、掲載数が多い
色々な物件をみて選びたい人におすすめ
estieは、オフィス物件探しのプラットフォームです。国内最大級のプラットフォームとなっていて、無料登録するだけで様々なオフィスの提案が届くようになっています。
多数の不動産仲介会社が参画しているため、賃貸オフィスの90%以上にリーチが可能です。
- 対応地域
- 東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡
- 物件数
- 約7万件以上
- 仲介手数料
- -
- サポート
- ◯
- オンライン内覧
- ×
- 実績
- -
- サービス形態(総合情報サイト/仲介業者)
- 総合情報サイト
- 主要取扱タイプ
- 賃貸
アットホーム株式会社
【ポイント】
全国に拠点がある
丁寧な説明で物件に詳しくなくても相談できる
はじめて物件探しをする人におすすめ
テレビCM”アットホームであった!”のメロディーでおなじみのアットホーム株式会社。全国に拠点をおき、エリアや賃料など様々な観点から適したオフィス物件を探すことが可能です。オフィス物件に詳しくない人でも分かりやすいように、”貸事務所でよく使われる用語の意味を調べる”といったサポートもあります。
- 対応地域
- 全国
- 物件数
- 約60,292件
- 仲介手数料
- -
- サポート
- ◯
- オンライン内覧
- ◯
- 実績
- -
- サービス形態(総合情報サイト/仲介業者)
- 総合情報サイト
- 主要取扱タイプ
- 賃貸・売買・レンタルオフィス
CROSSCOOP【ソーシャルワイヤー株式会社】
【ポイント】
徒歩数分圏内のアクセスがしやすい物件がある
海外の拠点がある
リモートワークを導入している人におすすめ
リモートワークや分散型のオフィスを検討している企業向けに物件を提案するソーシャルワイヤー株式会社。東京、仙台、シンガポール、ジャカルタ、ホーチミン、バンコク、デリーに拠点をおき、最寄駅から徒歩数分圏内の良好なアクセスのオフィス物件を保有しています。
- 対応地域
- 東京(6拠点)、仙台、シンガポール、ジャカルタ、ホーチミン、バンコク、デリー
- 物件数
- -
- 仲介手数料
- -
- サポート
- ◯
- オンライン内覧
- ×
- 実績
- -
- サービス形態(総合情報サイト/仲介業者)
- 総合情報サイト
- 主要取扱タイプ
- レンタルオフィス
株式会社ビズライフエージェント
【ポイント】
ワンストップでのサポートが可能
オフィスの現状分析とヒアリングでオーダーメイドの提案が可能
スムーズな取引をしたい人におすすめ
ビズライフエージェントは名古屋市、大阪市に営業拠点を構え、オフィス物件(オフィスを借りたい側・オフィスを貸したい側)のマッチングを行っています。幅広い知識・情報量と対応スピードにこだわって、企業(個人)の要望をワンストップでサポートしています。
- 対応地域
- 名古屋、大阪
- 物件数
- 約8,000件
- 仲介手数料
- -
- サポート
- ◯
- オンライン内覧
- ◯
- 実績
- -
- サービス形態(総合情報サイト/仲介業者)
- 総合情報サイト
- 主要取扱タイプ
- 賃貸
最後に
事業を円滑に行うには、オフィス物件選びが重要な鍵を握ります。居住用物件とは用途が違うオフィス物件では、周辺の環境や物件の設備を重視して探すといいでしょう。
この記事でおすすめしているオフィス物件30選を参考にしつつ、自社に適した立地や条件を満たすオフィス物件を見つけてくださいね。