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新卒エージェントとは?採用サービスのメリットとデメリットを解説

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公開日: 2021.04.02
更新日: 2021.04.05

新卒エージェントとは、新卒者を専門とした人材サービスです。企業に新卒の大学生を紹介し、就職が決定した場合には企業から報酬を受け取ります。

近年、新しい人材採用のサービスとして注目を集めています。新卒エージェントを活用する利点や注意点を解説しましょう。

目次
目次

そもそも新卒エージェントとは?

ここではまず新卒エージェントが近年、注目されるようになってきた背景を解説しましょう。

注目される背景に就職活動の多様化がある

新卒エージェントというビジネスが誕生し注目を集めている背景には、就職活動の多様化があります。数年前までは新卒生が就職サイトを使って就職活動をするのが一般的なやり方でした。

しかし仕事内容よりも「職場の雰囲気」「環境」「やりがい」などを重視する新卒生が増え、リアルな就職情報を求める傾向が顕著になってきました。その結果、就職サイト以外の方法で就活する新卒生が増え、就職活動が多様化してきたのです。

企業側にとっても人材不足は大きな問題になっています。外部に委託してでも人材を確保したいと考える企業が増え、人材紹介へのニーズが高まる状況がありました。そうしたニーズとマッチする形で、新卒エージェントというサービスが誕生したのです。

新卒エージェントの役割とは?

新卒エージェントが果たしている役割はいくつかあります。主なものを紹介します。

企業と新卒生のマッチング

新卒エージェントのもっとも大きな役割といえるのが企業と新卒生のマッチングです。企業側から求める人材の条件を確認します。

登録制で集めてデータ化してある新卒生の中から、条件に合った人材をピックアップするのです。同時に新卒生側からの条件も確認し、それぞれの条件を照らし合わせ、企業の求める人間像と合致する新卒生を企業に紹介します。

企業の採用と新卒生の就職を同時にサポート

新卒エージェントの果たす役割として、企業のサポートと新卒生のサポートがあります。企業の採用に関するアドバイス、面接のスケジュールの調整など、採用に関する業務を代行します。新卒生に対してもカウンセリングや模擬面談、スケジュール調整など、さまざまな形でサポートします。

新卒エージェントを利用する場合のメリット3つ

企業が新卒エージェントを利用する際のメリットとして期待できるものを3つ紹介します。

1.採用業務の効率化と短縮化を実現

企業が人材を採用する際には多くの工数が必要になります。企業アピールや募集、書類選考、数回にわたる面接などなど。新卒エージェントを利用することによって、募集の手間を省くことができます。

選考日程の調整といったスケジュール管理を委託できるので、採用に関わる工数を大幅に減らすことができるのです。つまり採用業務の効率化と短縮化の実現が期待できます。

2.求める人材の絞り込みが可能

企業側があらかじめ新卒エージェントに、「求める人材の条件」や「あてはまらない人材の属性」を伝えることにより、事前の絞り込みが可能になります。選考にかかる時間や労力を短縮することができるのです。

3.急な増員への柔軟な対応が可能

一般的に新卒エージェントには新卒者のデータが数多く登録されています。新規事業の展開や内定辞退などにともなって増員が必要になった場合でも、新卒エージェントを利用することによって、迅速な人員採用・補充が可能になるのです。企業側の採用ニーズにあわせて柔軟な対応が可能になることも、新卒エージェントを利用するメリットの1つといえるでしょう。

新卒エージェントを利用する場合のデメリット2つ

新卒エージェントの制度を使うことで、デメリットが生じてしまう可能性もあります。デメリットとして考えられるものを2つ説明しましょう。

1.一人あたりの採用コストが高くなる

企業が新卒エージェントを利用して、採用が決定した場合には紹介料が生じます。料金は採用した人材の年収の3割程度が一般的とされており、一人あたりの採用コストが高くなることを想定しなければなりません。つまり採用コストに見合うのかどうかを事前に検討・判断しておく必要があるのです。

2.適した人材がいない場合がある

企業が新卒エージェントを利用する場合に、採用できる可能性のある人材は新卒エージェントに登録されている新卒者に限られてしまいます。公募と比較すると、対象となる母数が少なくなるため、企業側が求めている人材と合致する人材がいない可能性もあるのです。

求める人材の条件のハードルが高い場合には複数の新卒エージェントに依頼する、他の採用方法も並行して実行するなど、対策を考えておく必要があるでしょう。

信頼と実績のある新卒エージェントを紹介

近年、数多くの新卒エージェントがサービスの提供を開始しています。企業が依頼する場合には、信頼と実績とが重要なポイントになるでしょう。代表的な新卒エージェントを3つ紹介します。

1.就職Shop

人材最大手となるリクルートキャリアが運営している新卒エージェントです。登録者数は10万人以上。企業側が幅広く人材を探したいと考えているならば、登録者の多さは大きなメリットになるでしょう。

2.キャリアチケット

ITと人材関連事業を展開しているレバレジーズの運営する新卒エージェントです。採用する企業と新卒者との双方と綿密にコミュニケーションをとって採用をサポート。内定率1.39倍という数値にもキャリアチケットの強みと特徴が表れています。

3.Meets Company

企業と新卒生とをマッチングする選考イベントを開催している新卒エージェントです。即時内定が出るなどの実績があるため、短期間で新卒者を採用したいという企業にとっては、メリットが大きいといえるでしょう。

最後に

人材採用の方法が多様化して、新卒エージェントが注目されるようになってきました。採用業務を効率化できる、柔軟な対応が可能になるなど、企業側にとってもメリットがたくさんあります。

ただし一人あたりの採用コストが高くなり、求める人材の選考の範囲が限られるため、利用にあたっては注意が必要です。新卒エージェントを効果的に活用することによって、「求める人材の採用」という企業にとっての重要なミッションの達成が期待できるでしょう。