「スケジュール管理ツールを導入したいけど、どれがいいかよくわからない」
「スケジュール管理ツールのおすすめについて知りたい」
企業で働く人の中では、このようなことを考えている方がいるのではないでしょうか。
実は、スケジュール管理ツールには様々なものがあり、そのそれぞれについて性能が違っているのです。
今回の記事では、スケジュール管理ツールについて説明した後、スケジュール管理ツールを選ぶ時に大切な10個のポイントを紹介します。さらに、それをふまえて、おすすめのスケジュール管理ツールを30個紹介します。
この記事を読んで、あなたにピッタリのスケジュール管理ツールを見つけてください。
スケジュール管理ツールとは
スケジュール管理ツールとは、名前の通り、日々のスケジュールを管理するためのツールです。
カレンダーやExcel等でもスケジュールの管理はできるのでは、と思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、スケジュール管理ツールには、カレンダーアプリやExcelにはない、予定を管理するにあたってとても便利な機能があるのです。
日々の予定をスマートにこなすためには、スケジュール管理ツールを上手く使いこなすことが重要になります。
スケジュール管理ツールの選び方
スケジュール管理ツールには様々なものがあり、似ているようで少しずつ機能や性能が異なっています。
ここでは、自分のニーズに合ったスケジュール管理ツールを選ぶことができるように、スケジュール管理ツールを選ぶ時に大切な10個のポイントを紹介します。
1.初期費用
2.料金
3.登録可能人数
4.導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
5.スマートフォン対応
6.サポート体制の有無と連絡手段
7.無料プランの有無
8.コミュニケーションツールの有無
9.ガントチャートの有無
10.WBS機能の有無
順に説明していきます。
(1)初期費用
スケジュール管理ツールの中には初期費用がかかるものがあり、その価格もツールによって様々です。
自分が選ぼうとしているツールには初期費用がかかるのかどうかをしっかりと確認しておきましょう。また、スケジュール管理ツール導入の際にどれだけなら初期費用を払うことができるのかを事前に考えておきましょう。
(2)料金
ここで言う料金とは月額料金のことであり、ユーザーの数で値段が変動するものもあります。
せっかく便利なツールも、その料金が負担になってしまっては元も子もありません。
ここでも、自分が選ぼうとしているツールの料金をしっかりと調べたり、いくらまでなら月額費用がかかってもいいのかを決めておくようにしましょう。
(3)登録可能人数
自分が所属するチームの全員が同じツールを使うことができれば、スケジュールの管理はより効率的にできるようになるでしょう。
チームの人数全員が登録できるものを選んで、スムーズに業務を遂行しましょう。
(4)導入形態
スケジュール管理ツールにも様々な導入形態があります。
アプリをインストールするソフトウェア型や、ネットワーク環境があるだけで誰でも利用できるクラウド型など、自社に導入しやすいものを選ぶようにしましょう。
(5)スマートフォン対応
スマートフォン上でスケジュール管理ができるツールであれば、いつでもスケジュールを確認できるので、非常に便利です。
外出先でもすぐに自分やメンバーのスケジュールをスマホで簡単にチェックできれば、次の手も迅速に打つことができます。
(6)サポート体制
ツールを使っていく中でわからないことがあったときに、サポート体制が整っているサービスなら、疑問をすぐに解決することができます。
電話やチャットなど様々な方法があるので、より気軽に利用できるサポート体制があるものを選ぶようにしましょう。
(7)無料プランの有無
スケジュール管理ツールには可能な限りお金をかけたくないという方や、本格的に導入する前に試しに使ってみたいという方は、まずは無料プランを使ってみるのが良いでしょう。
無料プランで使い勝手を試したり、練習しておけば、本格導入後もスムーズに利用することができます。
(8)コミュニケーションツールの有無
利用するメンバー同士がスケジュール管理ツール上でコミュニケーションをとることができれば、より効果的に予定を管理することができるでしょう。
スケジュールを管理するついでに相手とやり取りができる機能が付いているものを選ぶとよりスピーディに業務を遂行できます。
(9)ガントチャートの有無
ガントチャートとは、工程管理に用いられる表の一種のこと。視覚的に作業計画を表現することができます。スケジュール管理ツールの中でガントチャートを使用することができれば、視覚的な要素も加わって、より分かりやすく予定の管理ができます。
(10)WBS機能の有無
WBSとは、プロジェクトを構成する作業を分解して構造化する手法です。作業を分解することにより、スケジュール作成の最小単位が出来上がり、スケジュールの作成及び管理をより簡単に行うことができます。
スケジュール管理ツールおすすめ商品30選
ここまで、スケジュール管理ツールについての説明や、スケジュール管理ツールを選ぶ時に重要なポイントを紹介してきましたが、ここからは実際にあるサービスの中でおすすめのスケジュール管理ツールを30個紹介します。
上記にあげたポイントも記載しているので、注目してみてください。
せきなび
【ポイント】
オンライン上でひと目で勤務状況や顔写真など状況を確認することが可能
ワンクリックで連絡ができるので、コミュケーションの減少を防ぐことが可能
従業員全体の在席状況から一括管理を行いたい方へオススメ
株式会社アスマークが提供する「せきなび」は誰が、どこで、何をしているか、ひと目でわかる在席管理ツールです。
自由に設定できるレイアウト上に顔写真付きの従業員アイコンが表示され、別々の場所で働いていても、共に働いているような協同感が得られ、心理的安全性が向上します。どこで働いているか、休みなのか、誰でも確認できるため、テレワーク・フリーアドレスやハイブリッドワークでも活用いただけます。
Googleカレンダーと連携しており、予定を作成・変更すると自動的にせきなびのステータスが変わります。
- 初期費用
- 150,000円~
- 料金
- 1アカウント/300円(月額)~
- 登録可能人数
- 1名~(最低利用料金有)
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド型
- スマートフォン対応
- 〇
- サポート体制の有無と連絡手段
- 〇
- 無料プランの有無
- 〇
- コミュニケーションツールの有無
- 〇
- ガントチャートの有無
- 〇
- WBS機能の有無
- ✕
Evernote【Evernote Corporation】
チームで文書を共有できるサービスで、スケジュール管理にも利用できる。テキスト、画像、音声、スキャン、PDF、文書をノートに追加でき、検索語句のオートコンプリートで必要な情報もスピーディに検索が可能です。重要な情報を一か所に集約できます。
- 初期費用
- 0
- 料金
- 600 1.100
- 登録可能人数
- 要問い合わせ
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- ○(問い合わせフォーム)
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ○
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ×
Brushup【株式会社Brushup】
主に制作物の管理をする機能として、カレンダーモードやガントチャートがあり、スケジュールの管理もすることができます。手描きやコメントでフィードバックができるので、コメントもスムーズに伝達が可能。ファイル形式を意識することなく、ウェブブラウザやアプリでチェックできます。
- 初期費用
- 0~
- 料金
- ライトプラン:980 スタンダードプラン:1,280(1)
- 登録可能人数
- 5~
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド、アプリ
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- 要問い合わせ
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ×
- ガントチャートの有無
- ○
- WBS機能の有無
- ×
Asana【Asana Japan株式会社】
タイムライン機能により、今後の予定を計画管理することができます。また、外部連携により、googleカレンダー等も利用できます。人数の多いプロジェクトも、リストビューで仕事の整理・割り当てもラクラク。優先度の高いタスクや期日も一目瞭然です。
- 初期費用
- 0~
- 料金
- プレミアム: 1,200 ビジネス:2,700
- 登録可能人数
- 要問い合わせ
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド、アプリ
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- 要問い合わせ
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ×
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ×
Taskworld【Taskworld Inc.】
プロジェクト管理機能の中でカレンダーを使うことができ、スケジュールを管理することができます。タスクの進捗情報を確認できるアナリティクス機能や、費やした時間を計測する機能など様々な機能を搭載しています。
- 初期費用
- 0
- 料金
- プロフェッショナル:1,050 ビジネス:2,300
- 登録可能人数
- 50
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド、アプリ
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- ○(問い合わせフォーム、電話、メール)
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ○
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ×
Nozbe Teams【Nozbe Michal Sliwinski】
チーム内でリモートワークをするツールであり、スケジュールの共有を行うことで、共同でスケジュールを管理することができます。汎用性とシンプルさを併せ持ち、チーム内の報連相をスムーズに。いつでもどこからでもアクセスするのでビジネス効率も各段にアップさせることができます。
- 初期費用
- 0
- 料金
- 1880
- 登録可能人数
- 無制限
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド、アプリ
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- ×(英語)
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ○
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ×
ScheduleLook【マイクロソフト株式会社】
Microsoft Teams上でグループの予定表を共有できるツールです。標準機能に「予定管理」を補完し、より効率的に一元管理が可能。プライベートチャネルにも対応しています。グループの予定表の共有で生産性も飛躍的にアップ!
- 初期費用
- 0
- 料金
- 1~500名:17,500 (固定) 501~999名:35 1,000名~1,999名:30
- 登録可能人数
- 要問い合わせ
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- ソフトウェア
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- ○(問い合わせフォーム)
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ○
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ×
Time Krei【株式会社 テンダ】
個人や部署といった単位や日・週・月単位など、様々な分け方でスケジュールを管理することができるツールで、WBSの表示も可能です。経営者・マネージャー層の「知りたい」を「見える化」。日経BP社 主催 クラウドランキング3年連続ベストサービス汎用情報系SaaS部門選出と高評価を得ています。
- 初期費用
- 0~
- 料金
- 10:29,800 1ごとに2,980
- 登録可能人数
- 1~
- 導入形態(クラウド型かインストール型かなど)
- クラウド、オンプレミス
- スマートフォン対応
- ○
- サポート体制の有無と連絡手段
- ○(電話)
- 無料プランの有無
- ○
- コミュニケーションツールの有無
- ×
- ガントチャートの有無
- ×
- WBS機能の有無
- ○
最後に
今回の記事ではスケジュール管理ツールに関する説明や、スケジュール管理ツールを選ぶ時に大切な10のポイントを紹介し、おすすめのスケジュール管理ツールを30個紹介しました。
初期費用が無料のものも多くあるので、気になった方はぜひ試してみてください。