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契約社員とはどんな働き方?メリットとデメリットも紹介

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公開日: 2021.02.27
更新日: 2021.03.01

契約社員とは、雇用期間が決まっている働き方のことです。終身雇用が事実上崩壊した現在、正社員の優位性が保てなくなってきています。非正規雇用の一つ、契約社員として働こうと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は契約社員の概要やメリット・デメリット、求人の見つけ方などを紹介します。将来的に正社員になりたいと考えている方向けに、契約社員から正社員になる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次
目次

契約社員とは?

まずは契約社員の意味や定義を確認しましょう。正社員や派遣社員との違いについても触れています。

期間を定めた働き方をする従業員のこと

契約社員は、前述した通り期間が決まっている有期雇用契約で働く従業員のことです。契約期間が終了しても、契約を更新すれば、同じ企業で働き続けることが可能です。

労働基準法上、有期労働契約の契約期間は原則3年までと規定されています。高度専門職や満年齢が60歳以上の場合を除き、1度の契約で3年を超えてはなりません。実際の契約期間は、半年から1年という場合が多いです。

契約更新の際は企業側から、おおよそ契約期間終了の1か月前までに従業員へ伝えられ、話し合いの上で、契約を継続するか決定します。企業側からすると契約社員は融通を利かせやすいため、重宝されます。契約期間が終了したら契約を更新されない可能性もあるので、注意が必要です。

正社員・派遣社員との違い

正社員は原則として雇用期間を定めずに働くので、就業雇用期間が決まっているかどうかが契約社員との違いです。

派遣社員は契約社員と同様、有期雇用契約で働きます。大きな違いは、契約社員は勤務先と労働契約を結ぶのに対し、派遣社員が労働契約を締結するのは派遣会社です。派遣社員は勤務先との間に契約関係が存在しないため、社会保険や福利厚生は派遣会社の規定に従う必要があります。

契約社員で働く4つのメリット

契約社員には正社員や他の非正規雇用と比較していくつかのメリットがあります。契約社員の代表的なメリットは、以下の4つです。

1.他の非正規雇用と比べて給料が高い

契約社員は派遣やアルバイトやパートなど他の非正規雇用と比べて、給料が高い場合が多いです。契約社員は正社員と同等の仕事内容を担うことが多いため、正社員と近い水準の給料が得られます。なかには契約社員の方が正社員よりも高い給料がもらえる場合もあります。

また契約社員は月給制や年棒制、時給制など様々ですが、パートやアルバイトは時給制の場合がほとんどだという特徴があります。

2.好きな仕事を選びやすい

あらかじめ契約で仕事内容が定められているため、配置転換による業務内容の変更の可能性がありません。このため、好きな仕事についてさえしまえば、引き続き好きな仕事を担当できる場合が多いです。

契約社員という立場であれば、正社員ほど仕事への責任を負わなくて良い場合も多いため、残業も発生しにくいです。契約社員になることで労働環境が整えられ、ワークライフバランスもとりやすくなります。

3.勤務地が限定されている

労働契約で勤務地も決められているため、転勤を強いられる可能性もありません。長い間、同じ地域で働きたい方にとっておすすめです。転勤による引っ越しの可能性が低くなるので、将来のライフプランを想像しやすくなります。

4.社会保険に加入できる場合もある

契約社員でも条件を満たせば、社会保険に加入可能です。同等の業務を行っている正社員の労働時間と比べて、4分の3以上働いていれば、社会保険に加入することになります。

2017年4月から、上記の条件を満たしていなくても下記要件に全て該当すれば、社会保険に加入できるようになりました。

  • 従業員501人以上の企業
  • 一週間の労働時間が20時間以上
  • 勤務期間が1年以上(見込みも含む)
  • 月の賃金が8万8,000円以上
  • 学生ではない

契約社員で働く3つのデメリット

デメリットを事前に知っておくことで、後悔しないように契約社員という働き方を選べるようになります。契約社員で働くデメリットは以下の3つです。

契約が更新されないと失業状態になることも

契約が更新されなければ、一時的に失業状態になる恐れがあります。契約を更新するか決めるのは基本的には会社側です。自身が希望するだけでは、契約更新が困難になってしまう可能性が高いでしょう。

ただし、契約期間中はやむをえない理由がない限り、会社側から契約打ち切りをすることはできません。基本的に契約社員の契約が打ち切られるのは、契約期間満了のタイミングです。いつ契約期間が終了するのか、事前に確認しておきましょう。

ボーナスや退職金が出ない可能性がある

契約社員にはボーナスや退職金が出ない会社もあります。このため、基本給は正社員と同等の水準でも、年収で考えると正社員より低いケースが起こり得るのです。契約社員にボーナスや退職金を支給しないという制度自体は違法ではありません。

ローンの審査が通りづらいことも

契約社員は住宅ローンなどの審査が通りづらくなる可能性があります。継続して働くことが難しいことから、収入が不安定で返済能力が低いと金融機関に捉えられてしまうため、今後ローンを組む予定がある方は注意が必要です。

契約社員から正社員になることもできる

いきなり正社員で働く自信がないから、まずは契約社員として働き様子を見ようと考えている方もいるでしょう。そこで気になるのは、契約社員から正社員にステップアップすることは可能かどうかということ。ここでは、契約社員から正社員になる方法を2つ紹介します。

方法1.正社員登用制度がある求人に応募

正社員登用制度とは、非正規雇用から正社員になれる制度のことで、契約社員も対象とされます。そのため、正社員登用制度がある求人に応募すれば、正社員に登用される可能性もあるでしょう。この制度を利用すれば、転職活動をせずに、正社員になることが叶います。

同じ会社であれば社風や人間関係なども熟知しているため、働きやすい環境のままステップアップできます。ただし制度があるからといって、必ず正社員になれると決まっているわけではないため、注意が必要です。

方法2.5年ルールの適用を受ける

契約社員や派遣社員などの非正規雇用の従業員が、同じ職場で5年以上働くと、有期雇用契約から無期雇用契約に転換できる申込権が発生します。これを5年ルールと呼び、2013年の労働契約法の改正によって導入されました。

従業員が会社に対し、無期雇用契約に転換してほしいと伝えることで変更可能です。ただし、5年ルールはあくまでも契約期間のみを定めたルールで、正社員と同様の待遇になるわけではありません。賃金や労働日数などの労働条件は同じまま、雇用期間についての縛りがなくなるということです。

契約社員の仕事の探し方

最後に、契約社員の仕事の見つけ探し方を紹介します。

転職サイトを使う方法

転職サイトでは、様々な企業が出す求人を一度に閲覧可能です。正社員の求人だけでなく、契約社員の求人も見つけられます。ただし、転職サイトは求人を検索できるサービスにとどまり、転職支援のサポートについては行ってはいませんので、応募や選考対策は自分の手で行う必要があります

転職エージェントを使う方法

転職エージェントとは選任の担当者がつき、求人紹介や選考対策、企業との条件交渉など転職サポートをしてくれるサービスのことです。転職エージェントでは希望すれば、契約社員の求人も紹介してくれます。

担当者がこれまで培ったノウハウを使って、親身に求職者を支援してくれるので、心細い転職活動の大きな味方になるでしょう。

最後に

契約社員とは、就業期間が決まっている働き方を指します。勤務地や仕事内容が限定されている、正社員と同等の給料を得られるなどのメリットもあります。

一方で、契約期間が終了すると契約打ち切りになるなど、デメリットが存在するのも事実です。契約社員になるか迷っている方は、契約社員のメリット・デメリットをよく把握し、よく理解すれば、自分にとって契約社員が向いているか適切な判断ができるようになります。

契約社員を目指すことを決めたら、転職サイトを利用したり、転職エージェントなどのサポートを受けたりしながら、就職活動に臨みましょう。