サイトを開こうとした際に「このサイトにアクセスできません」と表示された際の対処法を知りたいとお考えではないでしょうか。本記事では、サイトが表示されなくてお困りの人に向け、サイトを表示させるために有効な対処法を6つ紹介します。
ただし、サイトが表示されない理由によって有効な対処法は異なるため、記事で紹介していく対処法を順番に試してみてください。
サイトが表示されなくなっている理由とは?
サイトを開こうとした際に「このサイトにアクセスできません」と表示されるのには様々な理由が関係しています。
たとえば、
- Wi-Fi上の通信トラブル
- Webブラウザのキャッシュによるトラブル
などが主に考えられる理由です。
また、コンビニやカフェなどでフリーWi-Fiを使用している場合にも、「アクセスが集中して重くなっている」「Wi-Fiにアクセスするキーを入力していない」などの理由で、アクセスできなくなっている可能性があります。
「このサイトにアクセスできません」に対する6つの対処法
「このサイトにアクセスできません」と表示された際の対処法は下記の6通りです。
以下にて、詳しく解説していきます。
1.CookieもしくはCacheを削除する
CookieかCacheを消すことでサイトが表示される可能性は高いです。Cookieとは、あなたのPCやスマホの中にある文字情報を指しています。
一方のCacheとは、サイトに再来訪する際にページ表示を高速化させる目的で、ページの一部を器機に保存するPCの機能です。
いずれかをブラウザから削除することで表示されることがあります。CacheやCookieを削除する方法は個人が使っているWebブラウザによって異なるため、環境やデバイスに合った削除方法を選択しましょう。
たとえば、Googlechromeを利用している人は、以下の手順を踏むことで履歴の削除が可能です。
上記の手順を踏むことで、デバイス上に自動保存されているCacheを削除することができます。
2.セキュリティ対策で導入しているソフトの見直し
セキュリティ対策で導入しているソフトを見直すという手段もあります。
サイトが表示されないのは、PCに導入しているセキュリティ対策ソフトが「このサイトは危険だから表示できない」と判断してブロックしている可能性があるからです。
セキュリティ対策ソフトがブロックしている可能性があるようであれば、ソフトを一時的に停止した上で再度サイトにアクセスしてみましょう。
3.入力したアドレスを見直す
入力したアドレスが間違っているとサイトは表示されないため、スペルや記号などを一度見直してみましょう。スペルミスを直したり、足りない記号を付け加えたりすることで、サイトが表示される可能性があります。
特に、アンダーバー( _ )やコロン( . )などは見落としがちなので、念入りにチェックするようにしましょう。
4.プロキシの設定変更を行う
プロキシの設定変更を行うという手段もあります。プロキシとは、ネットワークを利用してインターネット接続を行う際、安全かつ高速にアクセスするために必要な中継サーバーです。
ブラウザのウィンドウに「プロキシを解決しています」と表示されている場合は、プロキシが原因でアクセスできなくなっている可能性が高いため、以下の手順で設定変更を行ってください。
難しい作業ではないため、PCに詳しくない人でも設定は可能です。
5.Wi-Fiルーターを再起動する
Cacheの削除やセキュリティ対策ソフトを見直しても改善されなかった場合、Wi-Fiの接続に問題がある可能性があります。たとえば、Wi-Fi電波を受信するルーターがトラブルを起こしているというケースです。このトラブルが疑われる場合は、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。
Wi-Fiルーターを再起動する際の手順は下記の通りです。
この手順を踏むことでWi-Fiルーターの状態を安全にリフレッシュできます。
6.パソコンを再起動する
これまでに紹介した対処法を用いても解決されなかった場合、パソコンの再起動を試してみてください。
パソコンの再起動は、システム関連の不具合に対して非常に有効な手段です。
物理的な故障や致命的な故障ではない限り、再起動を行うことで改善されます。
それでも改善されない時は…
パソコンの再起動を行っても改善されない時は、もしかするとパソコン自体に問題がある可能性も考えられます。
そのような場合は、一度パソコン修理会社でパソコンの修理を依頼してみるのも良いかもしれません。
日本全国どこでも申し込み当日に出張サポートしてくれる会社もあるので、急ぎの際でも最短即日に解決することができます。
サイト側に問題が起きている3つのパターン
サイト側に問題が起きているパターンとして考えられるのは以下の通りです。
- ネームサーバーの変更が完了していない場合
- サーバーメンテナンスをしている場合
- サイトのドメインが失効している場合
サイト側に問題が起きている場合は、こちら側から対策を講じることができないため、ただ待つことしかできません。
しかし、サイト側に問題が起きていることが分かれば、ただ待つだけでサイトが表示されるようになりますので、以下を参考に確認しておきましょう。
1.ネームサーバーの変更が完了していない場合
ネームサーバーの変更が完了していない場合、サイトは正常に表示されません。ネームサーバーとは、IPアドレスとドメインの変換を行う役割を持ったシステムです。このケースは、サイトがサーバー移行を行った際によく起きます。
ネームサーバーが正しく設定されているかどうかを判断するためには、ドメインの管理サイトである「お名前.com」「VALUE-DOMAIN」などにアクセスして確認する必要があります。
2.サーバーメンテナンスをしている場合
サイトが登録しているサーバーがメンテナンスを行っている場合も、サイトを閲覧できなくなります。
サーバーメンテナンスをしているかどうかを判断したい場合は、サイトが登録されているサーバーのトップページをチェックし、メンテナンス情報が出ていないかどうかをチェックしてみましょう。
3.サイトのドメインが失効している場合
サイトのドメインが失効している可能性もあります。ドメインが失効している場合は、サイトの管理者が復旧作業を行うまでアクセスはできません。
ドメインの失効を復旧するためには多くの時間とお金を要するため、サイトが表示されるのは少し先になると思っておきましょう。
最後に
サイトにアクセスできなくなる理由はいくつもあるため、できることを順番に試していく必要があります。また、物理的に内部のパーツが壊れていたり、致命的なエラーが起きたりしている場合は、自力で対処できない可能性もあります。
本記事で紹介した対処法を施しても解決できないという場合は、お近くの家電量販店や修理屋さんなどに相談しましょう。