レコグニションとはどんな制度?導入のポイントや便利なツールを紹介

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レコグニションとは社員に感謝の気持ちを伝える仕組みです。社内コミュニケーションを活性化し、会社の生産性も高めると注目されています。

本記事では、レコグニションの仕組みやメリット、導入する際のポイントについて説明します。また、すぐに導入できる便利なツールも紹介していきましょう。

目次
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レコグニションの意味

まずは、レコグニションの意味を確認しておきましょう。さらに、レコグニションを導入している企業の事例について紹介します。

社員の活躍を賞賛する仕組み

レコグニション(recognition)は直訳すると「認識」や「承認」という意味です。ビジネスにおいては、活躍した社員の仕事を賞賛する仕組みを表す言葉として活用されます。

社員を讃える仕組みとして、リワードという言葉を聞いたことがあるかもしれません。リワードは賃金や賞与といった金銭的な報酬で評価するものであるのに対し、レコグニションは表彰や感謝の言葉など、金銭ではない方法で社員の功績に報いる仕組みです

導入した企業の事例

レコグニションを導入している企業は数多くありますが、特に代表的な事例を紹介しましょう。

GMOメディア株式会社

「PointTown」や「ゲソてん」など、様々なメディアサービスを提供している会社です。同社では「コミュニケーション活性化」という課題に取り組み、社員アンケートを実施した結果、「ピアボーナス」を導入することになりました。

「ピアボーナス」は、社員同士でボーナスを送りあう仕組みです。導入の結果、コミュニケーションが活性化したのはもちろん、相互理解が促進され会社全体の成長にもつながりました

「ピアボーナス」に関しては後ほど詳しく解説します。

オリエンタルランド

ディズニーランドで広く知られるオリエンタルランドは、1995年から「ファイブスター・プログラム」というレコグニションの制度を設けています。

上司がすばらしい行動をしたキャストを見かけた際、その行動を賞賛するためにファイブスターカードを手渡すという制度です。上司からカードを受け取ったキャストは、その功績を讃えるプログラムに参加できます

たくさんの上司に迎えられ、キャスト同士がコミュニケーションを取りながら楽しめるプログラムです。

レコグニションのメリット

レコグニションを導入するメリットは、どのような点にあるのでしょうか?

特に、大きなメリットを紹介します。

社員のエンゲージメントを高める

レコグニションは、社員のエンゲージメントを高めるのに効果が絶大です。企業に対する信頼や貢献意識などを指す言葉に「従業員エンゲージメント」というビジネス用語があります。レコグニションはこの従業員エンゲージメントを満たす効果があるのです。

従業員エンゲージメントを高める方法には賞与や昇給などもありますが、金銭的報酬のような物質的なものは一時的な満足や幸福感にとどまるでしょう。

一方、上司や同僚からの承認や賞賛は、達成感や仕事への自信につながります。永く持続する、エンゲージメントを与えることができるのです。

優秀な人材を確保する

レコグニションは、上司や同僚から自分が認められているという安心感を与えます。周囲から評価されているという自信は仕事へのモチベーションを高め、パフォーマンスがアップして生産性の向上につながるでしょう。

社員にはこの会社にずっと貢献しようという愛社精神が育まれ、優秀な人材が定着します。

レコグニション導入のポイント

様々なメリットがあるレコグニションですが、導入するにはいくつかのポイントがあります。

フィードバックはすぐに行う

社員へのフィードバックは、あとで行うよりもその場ですぐに行うのが効果的です。時間が経ってからでは、賞賛を受けた自分の行為について印象が薄くなっています

レコグニションの効果が少なくなるだけでなく、受け取った側が何のフィードバックなのか忘れてしまっている場合もあるでしょう。

対象範囲やルールを明確にする

自社の課題を見つけ、課題解決のためにどのようなアプローチが有効なのか導入の目的を明らかにします。目的達成のために計画を立て、運用のルールを作りましょう。ルールは一部の社員だけ有利にならず、公正性を保つことが大切です

対象範囲も明確にする必要があります。ただし、公平の観点からは正社員以外のアルバイトやパート、契約社員、派遣社員などの非正規社員もすべて対象にするのが理想的でしょう。

レコグニション導入に便利なツール

レコグニションを導入するときに、おすすめなのがツールの利用です。様々なツールが開発されていますが、ここでは特に多くの企業で利用されている便利なツールを紹介します。 

ピアボーナス

ピアボーナスは、仲間や同僚を意味するピア(peer)と、報酬という意味のボーナス(bonus)を組み合わせた言葉です。社員同士がボーナスを贈り合う仕組みで、アメリカのGoogle社が導入していることで話題を集めました。

従来のように上司が部下を評価するのではなく、社員同士が評価し合えることが特徴です。お互いの貢献に対して気軽に感謝を伝えることができ、他部署などこれまで交流がなかった人ともコミュニケーションをとれるようになります。

社内コミュニケーションが活発になり、業務の生産性も高まるでしょう。ピアボーナスの代表的ツールがUnipos(ユニポス)です。メルカリ社をはじめ340社以上で採用され、継続率は99.4%と高い数字を誇っています。

サンクスカード

エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の機能の一つ、サンクスカードは、社員同士、あるいは上司と部下がお互いに感謝の気持ちをカードで伝え合うツールです

多くの企業で導入されており、離職率10%未満を実現した会社や、3ヶ月でサンクスメッセージ1万回を記録した会社など、その高い効果が報告されています。

最後に

レコグニションは従業員エンゲージメントを高め、社員の離職も防ぐなど、さまざまな効果が期待できます。社内コミュニケーションが活発化し、モチベーションの向上にも役立つでしょう。ツールを利用すれば、簡単に導入できます。社員同士の相互理解が足りないなど課題を持つ会社は、導入を検討してみるとよいでしょう。

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