企業のホームページやWebメディアの運用には、イメージに合った写真素材が必要不可欠です。プロに依頼するのも1つの方法ですが、高額なコストがかかってしまいます。そこで、写真素材サイトを活用してみてはいかがでしょうか。この記事では、写真素材サイトを選ぶ際に検討しておきたい10の比較項目とおすすめのサイト14選をご紹介しています。できるだけコストを抑えて効率的に写真素材を探そうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

写真素材サイトとは

写真素材サイトとは、自社のホームページ制作、Webメディアの運用などに使用するイメージ写真の素材をWeb上で購入できるサービスのことです。写真素材サイトであれば、多種多様で膨大な数の写真を無料、もしくはリーズナブルな料金で入手できることに加えて、ダウンロードするだけで簡単に使用することができます。

また提供されている写真は、ロイヤリティーフリー（使用許諾の範囲内であれば自由に使用できる素材）です。とはいえ著作権を侵害することのないよう、写真素材サイトの利用規約や作成者の表記（著作権の帰属）を確認しておきましょう。

写真素材サイトの選び方

写真素材は制作物に与える印象に影響します。そのため最適な写真素材サイトを選ぶ必要があります。ここでは、選定する際に検討しておきたい10の項目について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.素材の数

まず、登録されている素材の数を確認しましょう。初めて使うのであれば数が多いほど、目的に合った素材が見つかりやすくなります。同じ業種や業界の企業が写真を探すと似たような写真になりやすいので、素材数の多いサイトから選ぶことで被りを減らすことができるでしょう。

2.取り扱い素材

取り扱っている素材には、写真・イラスト・動画・テンプレート・音楽などがあります。人物や風景、静物、国内外の素材を幅広く扱うというように、それぞれのサイトによって得意としているジャンルも異なります。まず、自社が必要とする素材を取り扱っているのか確認してから、ジャンルについても検討しましょう。

3.料金プラン

有料のサイトでは、単品での購入や定額制のプランといった料金プランが用意されています。素材の画質やサイズによって料金が変わってくるので、単品の購入では割高になってしまう可能性があります。継続的に写真素材を必要とするなら月額プランや年間プランがお得です。予算を有効に活用するためにもどのような料金プランがあるのか確認してください。

4.無料素材の有無

提供される写真素材が全て無料でダウンロードできるサイトもあれば、有料のサイトの中には、ダウンロード数の制限を設けて無料にしているものもあります。無料で利用できるサイトは登録が不要な場合が多いことが特徴です。無料で手軽に質の高い写真を使いたいときにはこの項目を確認しましょう。

5.日本語対応

海外のサイトは、日本語に対応していない場合があります。基本的に英語での検索になるうえに、問い合わせなども英語でのやりとりになるので不便に感じることもあるでしょう。日本語で利用できれば安心という方は、日本語に対応しているかどうかを確認してください。

6.商用利用

商用利用とは、写真素材を利用することで直接または間接的に利益を得ることをさします。写真素材を利用した制作物に対して、金銭のやり取りが発生する場合を商用利用と判断されるのです。商用利用不可あるいは個人・商用利用どちらもOKというサイトもありますから、商用利用可能かどうかを必ず確認しましょう。

7.無料トライアル

無料トライアルとは、初めて登録する人を対象に、一定期間無料で利用できるキャンペーンのことです。無料の期間終了前に解約しても、料金は発生しません。無料になる範囲は、有料契約と同じ場合もあれば、ダウンロードに制限がある場合もあります。また、すべてのサイトが無料トライアルを実施しているわけではありませんが、無料トライアルがあればお得に始めることができます。

8.日本人素材の有無

制作物に日本人をイメージ写真として使う場合は、この項目で確認しましょう。海外のサイトは日本人モデルの写真が少ないので、イメージに合う素材を探すことが困難です。選ぶ段階から海外サイトを除外してみてもよいでしょう。人物の写真素材は、モデルから肖像権の許諾を得ているものとそうでないものがあります。写真ページにモデル名などが表記されているかどうかで確かめることが可能です。

9.会員登録

一般的に、無料で利用できるサイトは会員登録の必要がありません。有料サイトは会員登録が必要であり、法人登録すると、利用メンバーの変更や削除・追加はいつでも可能です。代表のアカウントで一括管理できるので、担当者が変わっても柔軟に対応できます。

10.画像加工

画像の加工が可能なのかをこの項目で確認することができます。画像加工は、元の写真素材にトリミング・反転・サイズ変更・色や明るさの変更・文字乗せなどを施すことをさします。ただし、サイトの規約によって加工の範囲が異なるので、利用する際に規約を読んで理解しておくことが大切です。

【2022年最新】写真素材サイトのおすすめ14選

最後に

この記事では、写真素材サイトの選び方やおすすめ14選をご紹介してきました。ホームページ作成やWebメディアの運用には、写真素材が不可欠です。イメージに合った写真素材がなかなか見つからないと思う方は、この記事でおすすめしているサイト14選を参考にしつつ、写真素材サイトの利用を検討してみることをおすすめします。