ブラインドカーテンはスラットと呼ばれる羽根の角度を変えることで、光の入り具合を細かく調節できることがオフィスの窓などに多く利用されています。風を通しつつ光を遮断できる便利なアイテムですが、種類が豊富でどれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事ではブラインドの選定方法とおすすめのブラインドについて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
1.ブラインドの2つの種類
ブラインドの以下2つの種類があります。
(1)横型ブラインド
横型ブラインドはオフィスや家の浴室の窓など幅広く利用されています。
水平に並んだ羽根の位置を上下方向に変えることで部屋に入ってくる光の差し込み具合をコントロールできることが最大の特徴です。
また、カーテンに比べて通気性に優れており、朝日や西日が気になる位置にある窓におすすめです。
ですが、横型は羽根の上にほこりがたまりやすく、専用のブラシでそれらを払い落とす必要があり、手軽さを求める方には不向きかもしれません。
(2)縦型ブラインド
縦型ブラインドは別名バーチカルブラインドとも呼ばれ、ブラインドの羽根を内側・外側に回転させ、ブラインド自体は横方向に開閉するので、左右方向に光を調整したいときに向いています。高さのあるビルなどの大きな窓に縦型ブラインドを用いることでラインも強調され、すっきりした雰囲気になります。ですが、カーテンやそれ以外の商品と比較すると、価格が高めになり、また羽根が独立している縦型ブラインドは、風通しが良いところではパタパタと音がするので耳障りになる可能性があります。
2.ブラインドを選ぶときの10のポイント
ブラインド選ぶときの10のポイントは以下になります。
タイプ
料金
防炎機能
サイズ
オーダーメイド可否
カラーバリエーション
施工サービス
素材
防汚機能
防音機能
順に説明していきます。
(1)タイプ
タイプは前述で紹介した横型と縦型の2つに分かれており、それぞれの用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
(2)料金
ブラインドの料金相場は、取り付けるブラインドメーカーや箇所数によって変きますが、安くとも数万円〜が一般的な相場です。
こちらは取り付ける業者に事前に見積もりが必要です。
(3)防炎機能
消防法が適用される建築物では「防炎物品」の使用を義務付けています。
カーテンや布製ブラインドは「防炎対象物品」に該当し、取り付ける際には防炎性能基準の条件を満たした「防炎物品」でなければいけません。
高層ビルや大病院など対象の建物に設置を検討している場合、必ず防炎性能について確認する必要があります。
(4)サイズ
基本サイズ選定できるものが多いですが、製品によって対応しているサイズが異なるため、欲しいサイズのものがあるか事前に確認が必要です。
本記事では幅×高さ(mm)で記載しています。
(5)オーダーメイド可否
ブラインドメーカーのなかにはオーダーメイドに対応しているものもあります。
素材やデザインは気に入っているが、サイズがない場合は問い合わせてみると良いかもしれません。
(6)カラーバリューエーション
オフィスに広々とした空間を持たせたい場合壁や天井と同じ色、アクセント持たせた場合武ブルーやグリーンなどがおすすめです。
自社に適したカラーのブラインドがあるか事前に調べましょう。
(7)施工サービス
ブラインドメーカーのなかには施工サービスがついているものがあるため事前に確認しましょう。
(8)素材
ブラインドの代表的な素材はアルミと木製です。アルミ製のブラインドは水やサビに強く耐久性が高いのが大きな特徴です。
木製ブラインドはアルミ製ブラインドに比べ、静電気が発生しにくく、ホコリが付きにくいので、日々の手入れが簡単になります。
(9)防汚機能
ブラインド製品のなかには汚れにくい素材、加工されているものもあります。特にホコリがたまりやすい横型ブラインドを検討している方は掃除の手間を減らしたい、できるだけ長く使いたいと考えている方は防汚機能が付いている製品がおすすめです。
(10)防音機能
ブラインドのなかには遮音性が高いものもあり、集中したオフィス環境を整備できます。
3.おすすめ商品30選
ここから、おすすめのブラインドを30個紹介します。上記のポイントも記載しているので、ぜひ参考にしてください。
チョイス パレオリネン チャコール ロールスクリーン
【ポイント】
どんなインテリアにも合わせやすい
ヘッドにチェーンシステムが内蔵されていて昇降が可能
オプションで機能裏地が選べる商品を探しているひとにおすすめ
ファッショナブルでモダンなパレオリネン チャコール ロールスクリーンは、どんなインテリアにも合わせやすいニュートラル・トーンです。。繊細で素朴なリネン調の風合いが、グレーにマッチしてクールな雰囲気を演出。へッドに内蔵されたチェーンシステムで昇降もらくらく、オプションで機能裏地が選べます。
- タイプ
- スクリーン型
- 料金
- 6,982~
- 防炎機能
- 要問い合わせ
- サイズ
- 2400×1800
- オーダーメイド可否
- 〇
- カラーバリエーション
- ブラック
- 施工サービス
- ×
- 素材
- ポリエステル、リネン
- 防汚機能
- 〇
- 防音機能
- 要問い合わせ
ライトシリーズ 木製ブラインド(ウッドブラインド)【株式会社ナニックジャパン】
ウッドブラインド、ウッドシャッターの専門メーカーナニックが販売している桐の無垢材を使用した木製ブラインドです。ウッドブラインドに必要な機能を徹底追求・集約した製品で、お求めやすいエコノミーモデルです。スラットは幅50mm、63mm、標準15色、最大9.0㎡(幅280~2400mm、高さ300~3750mmミリ単位で指定可)のウッドブラインドの製作ができます。
- タイプ
- 横型ブラインド
- 料金
- 25200
- 防炎機能
- 要問い合わせ
- サイズ
- 280~2400×300~3750
- オーダーメイド可否
- 〇
- カラーバリエーション
- 標準15
- 施工サービス
- 要問い合わせ
- 素材
- 木製
- 防汚機能
- 要問い合わせ
- 防音機能
- 要問い合わせ
セレーノ・ユニーク25・15【株式会社ニチベイ】
1941年創業のブラインドと間仕切りの総合メーカーのニチベイが販売しているセレーノ・ユニークは昇降コード穴のないスラットを採用、スラット本来の美しさを引き出す最上位機種です。遮蔽性が高いことから、光漏れを防ぎたい寝室、洗練されたリビングやダイニングなど一般的な住宅、オフィスや店舗など幅広い用途で使用できます。
- タイプ
- 横型ブラインド
- 料金
- 要お問い合わせ
- 防炎機能
- 〇
- サイズ
- 170~3000×100~4000
- オーダーメイド可否
- 〇
- カラーバリエーション
- 60~215
- 施工サービス
- 要問い合わせ
- 素材
- アルミ
- 防汚機能
- 〇
- 防音機能
- 要問い合わせ
ゼブラ ルグゼ・アイロンストーン 調光ロールスクリーン【TUISS DÉCOR株式会社】
調光ロールスクリーンは厚手生地と薄地ボイルが交互にゼブラ状に織り込まれた生地を、前後で上下にスライドさせること日差しをコントロールできます。ダークグレーのシックな色合いが、モダンなインテリアを演出します。昼はボイル生地部分から心地よい光と風を採り入れ、夜間は厚手の部分を重ねてしっかりとプライバシーを守ります
- タイプ
- 横型ブラインド
- 料金
- 8382
- 防炎機能
- 要問い合わせ
- サイズ
- 300~2400×400~2400
- オーダーメイド可否
- 〇
- カラーバリエーション
- 要問い合わせ
- 施工サービス
- ×
- 素材
- ポリエステル
- 防汚機能
- 〇
- 防音機能
- 〇
ツインローラー 遮光ホワイト&クラウド スクリーン【TUISS DÉCOR株式会社】
クリームのようなホワイト&グレーのシンプルな雰囲気の二枚仕立てのロールスクリーンは、プライバシーを守りながら採光、しっかり遮光できる機能性に優れた画期的なスクリーンです。前面に遮光スクリーンを配し後方部にシアーのメッシュ生地「マジック・スクリーン」を配しています。明るい日差しと眺望を楽しみつつプライバシーもしっかり守ります。
- タイプ
- スクリーン型
- 料金
- 5,698~
- 防炎機能
- 要問い合わせ
- サイズ
- 250~2400× 250~2400
- オーダーメイド可否
- 〇
- カラーバリエーション
- ホワイト
- 施工サービス
- ×
- 素材
- ポリエステル
- 防汚機能
- 要問い合わせ
- 防音機能
- 要問い合わせ
4.最後に
この記事ではオフィスにおすすめのブラインドについて紹介してきました。ブラインドカーテンはしっかりと採光しながら、プライバシーも保護できることが特徴的です。
同じようなものに思えるブラインドにも、さまざまな種類のものがあるため、この記事を参考にのオフィスにマッチするものをに選んでみてください。