起業はリスクを伴うものと思っていませんか?それはもう昔の話です。会社を辞めずに起業する「0円起業」であれば、初期投資ゼロ、ノーリスクで起業することができます。
この記事では0円起業をおすすめする理由から、具体的に0円起業する方法まで解説していますので、ぜひ参考にしてください。
0円起業とは初期投資がいらない起業
0円起業とはいったいどんなものなのでしょうか。本当に0円で始められるのか不安に感じている方もいることでしょう。ここでは、0円起業という言葉が生まれた理由から詳しく解説していきます。
0円起業をテーマにした本が大ヒット
「0円起業」という言葉は、一冊の本がヒットしたことから生まれました。
この本では、「今の仕事を辞めずに副業として起業すれば、初期投資0円でリスクを抑えて起業できる」というテーマで著者の体験談をまじえたノウハウが紹介されています。発売後人気が出て重版となり、起業を志す人の間で話題になりました。
副業に関する本で重版がかかるというのはかなり人気な証拠で、この本をきっかけに「0円起業」という言葉が一般的なものになったようです。
気軽さゆえに、副業でも始められる
0円起業のポイントは、会社を辞めずに始めるので気軽だということ。起業といえば会社を辞めて独立というイメージの方もいますが、会社を辞めなくても副業やフリーランスとしてビジネスを始めることは可能です。
最近では副業を推奨する起業も多くなり、積極的に副業に取り組んでいる会社員が増えてきています。
0円起業は本業を続けながら副業として事業をするので、売れなくても生活費の心配がなく、本当に好きなことを突き詰めることが可能です。
また、本業の収入プラス0円起業からの収入が得られるため生活にもゆとりが生まれます。いつもの生活を精神的にも金銭的にも豊かにしてくれるでしょう。
0円起業のメリット
気軽さゆえに、副業でも始められる
0円起業のポイントは、会社を辞めずに始めるので気軽だということ。起業といえば会社を辞めて独立というイメージの方もいますが、会社を辞めなくても副業やフリーランスとしてビジネスを始めることは可能です。最近では副業を推奨する起業も多くなり、積極的に副業に取り組んでいる会社員が増えてきています。
0円起業は本業を続けながら副業として事業をするので、売れなくても生活費の心配がなく、本当に好きなことを突き詰めることが可能です。また、本業の収入プラス0円起業からの収入が得られるため生活にもゆとりが生まれます。いつもの生活を精神的にも金銭的にも豊かにしてくれるでしょう。
「好きなこと」を仕事にできる
今までサラリーマンやアルバイトなど、やりたくない仕事に従事してきた人のストレスは計り知れないと思います。金銭的なリスクを負うことなく、副業として「好きなこと」を仕事にしていくことができます。
例えば、パソコンで文字を打つ感覚が好きな方はブロガーやライター、プログラミングを趣味としてはじめクリエイティブなことが好きな方はプログラマーとして独立する。デザインが好きな方は個人デザイナーとして。自分が好きな、得意な分野で収入を得ていく感覚はとても嬉しいものです。
やってみてうまくいかなかったらやめてみる。
仕事にしたら面白くなかったからやめる。
辞めるときの判断もリスクの少ない0円起業だからこそ出来ることです。
0円起業のデメリット
社会的信用が得られにくい
0円起業では社会的な信用が得られにくいという特徴があります。
起業するときの資本金が0円ということは、資金調達がされていなくビジネスの規模に寄っては取引先から不信感を買ってしまう場合があるからです。
例えばあなたが個人で取引する相手の貯金額が100円だったら報酬が支払われるのか不安になりますよね。起業レベルで見ていくときにはその感覚に陥ってしまう可能性があるわけです。
安定した収入を得るまでが大変
0円起業では、リスクが少ない分、安定した収入を得るまでには小さな積み重ねが必要になってきます。そのため安定した収入を得るには時間がかかるわけです。
例えばライターなら文字単価1円からスタートした際、月5万稼ぐのには50000文字、1日3000字書くとしてもおよそ17日前後かかってしまいます。食べていける分だけ収入を得る場合には文字単価を上げていかなければなりませんが、クライアントさんとの信用を積み重ねていく必要があります。
他の形態でも同じようなことが言える場面がいくつかあると思います。
安定した収入を得るには1年〜2年ほど継続していく必要があると考えて良いでしょう。
自己資金0円で起業する方法
0円起業する方法を具体的にご説明します。
まずは個人事業主でスタート
法人化するためには、法人登記に20万円ほどの資金が必要になります。法人化すると利益に法人税を納めなくてはいけません。税金のことを考慮するならば、売上規模が一定になるまでは個人事業主として確定申告した方がいいでしょう。
このように登記費用や税金の観点からも、最初から法人にするのではなく、まずは個人事業主から始めるほうが得策です。個人事業主として休日や帰宅後にパソコンを使って作業するだけであれば、開業資金の確保や事務所の準備など特別なことは何も必要ありません。
0円起業では初期投資をしないのが原則
初期投資をしてしまうと、投資を回収するために無理をして働かなくてはいけなくなるでしょう。こうなると、「気軽に始められる」という0円起業のメリットがなくなってしまいます。
大体の方がパソコンやスマホ、インクジェットプリンター、ネット環境といった基本的なツールはお持ちだと思いますので、すでに持っている道具を使ってビジネスを始めましょう。
近年では副業に役立つクラウドソーシングサービスや副業向けのプラットフォームが簡単に利用できますので、顧客開拓もこのようなwebサイトを活用すれば特別な費用は必要ありません。
0円起業におすすめの業種
0円起業向きの気軽に始められる業種で、代表的なものをご紹介します。
webライター
近年はネット上で公開されるwebメディアの数が飛躍的に増え、webライターの需要が伸びています。
かつては雑誌や新聞の紙媒体が中心だったのでライターで稼ぐのは至難の業でしたが、今はクラウドソーシングを活用して誰でも簡単にライターデビューできるようになりました。
案件の数が多いだけに単価もピンキリですが、文章を書くのが好きな方はチャレンジしてみる価値ありでしょう。
基本的にはクラウドソーシングのサイト上で案件を受注するので、サイト上で実績が積み重なっていけば、徐々に案件を受注できるようになります。パソコンさえあれば始められるので、最も始めやすい0円起業かもしれません。
コンサルタント
特定の分野についての深い知識がある方は、コンサルタントとして活躍できるかもしれません。コンサルタントには特別な資格は必要なく、〇〇コンサルタントと名乗ればその日からコンサルタントデビューが可能です。
ただ、あまりにニッチなジャンルの場合は集客に苦しむかもしれません。ニーズがある分野かどうかはネットを検索すればある程度わかります。
ホームページを制作したり、オンラインでコンサルティングを実施すための環境を整えたりする必要がありますが、どちらも無料のホームページ制作サービスやweb会議ツールがありますので、0円でスタートすることが可能です。
ネットショップ
本格的なネットショップを始める前に、フリマサイトで不用品を販売してみるだけでもビジネスの勉強になります。なにより、不用品を販売するだけなので初期費用ゼロ。
自分が不要だと思っているものでも誰かにとっては価値のあるものかもしれません。要らないと思っていたものが売れた時は感激です。
フリマサイトの魅力は時間がなくてもとりあえず出品しておけば売れる可能性があるということ。写真や説明文章を工夫するだけで売れ行きが変わってくるので、工夫のしがいもあります。
売り上げが増えてきたら本格的なネットショップを始めるとよいでしょう。
代行サービス
代行というとイメージするのは家事代行ですが、この他にも様々な代行サービスがあります。例えば、高齢者の見守り代行や墓掃除代行など、核家族化が進行し、なかなか遠方の実家に帰れないという方に向けた代行サービスです。
時代を反映した代行サービスは、地元にいながらも稼げるサービスとして確かなニーズがあります。その他にも、ユニークな代行サービスとしてあげられるものに、結婚式出席代行などもあります。
代行サービスはとにかく自由で、発想次第で可能性は無限大です。起業する分野が決まっていない方は、どういうニーズがあるかを考えてみてはいかがでしょうか。
フランチャイズを利用するのも一手
副業ではなくて、本格的にビジネスを始めたい。しかし開業資金がない……そんな方におすすめなのがフランチャイズです。
業種によっては加盟金ゼロ
様々な業種のフランチャイズがありますが、業種によっては加盟金がゼロのものもあります。
一時期、フランチャイズは加盟金が高額で難しいというイメージがありましたが、最近は加盟金ゼロの案件が増えてきました。学習塾、掃除専門店、飲食店など業種も多種多様。自分に合った業種を選ぶことができます。
開業に必要な備品や最低限の設備投資についてはフランチャイズ独自の融資制度やリースで対応してもらえるため、開業資金がほぼゼロでも開業が可能です。
ノウハウも無料で提供してもらえる
フランチャイズの一番の魅力は、ノウハウを無料で提供してもらえるということです。まったくの未経験者でもしっかりとした研修体制が用意されているので、研修を終えれば独立開業が可能。
技術的なノウハウだけでなく、顧客対応や店舗運営の事務的な部分まで教えてもらえるフランチャイズもあります。
もちろん開業後は自分で売上を作っていく必要がありますが、開業までていねいにサポートしてくれるので、はじめての起業でも安心ですね。
0円起業を成功させる3ステップ
ここからは0円起業を成功させるためにはどのようにしたら良いか、3つのステップを追って解説していきます。
1.本を読んで基礎知識をつける
冒頭の章で紹介したような起業やビジネスに関する本を読むことをおすすめします。
起業する際には具体的なイメージや基礎知識がない人に比べたらある人が序盤から最効率で成功していきます。
もしあなたが0円起業する際の職種を定めている場合は、そこに特化した本を読んだりして情報を効率よく仕入れていきましょう。
2.具体的な戦略を立てる
2つめは具体的な戦略を立てることです。
具体的な戦略を予め立てておくことで、短期目標や長期目標をしっかり持つことが出来ます。例えば収入に関して挙げると、
・まずは1ヶ月で月5万の収入を得る
・1年後には食べていけるだけの収入を得る
・将来的にはビジネスを売却(M&A)で大きなお金を得る
また、実際にやっていくことの例で挙げると、
・2ヶ月目までにたくさん営業して継続的に案件が入るクライアントを5社作る
・(ライターの場合)1時間で5000文字書けるようにタイピングスピードを挙げる
・(プログラマーの場合)スキルを多く持つために3ヶ月で新しく言語の知識を身につける
このように、できるだけ細かく戦略や道筋を立てていくことで「やらなければいけないこと」が明確になり、実際に行動に移した際に結果を残しやすくなるわけです。
3.PDCAを回す
実際に行動に移す際は「PDCA」を回すことを意識しましょう。
PDCAサイクルという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
PDCAとは下の4つの頭文字を取ったものです。
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)
このサイクルをひたすら回すことにより、仕事をしていけばしていく分自身や事業の成長につながると言われています。
計画が大事だということは2つめのステップで解説しましたね。
CheckやActionは、意識しておかなれば中々出来ません。
実行に移したことに対して反省し、評価する→次からどうすれば良いか考え改善していく事によって、前回よりもよりよい結果を残すことに繋がるわけです。
0円起業をする際は上記の3ステップを意識して取り組んでみましょう!
0円起業 おすすめ本3選
次に0円企業をする際に読んでおきたいおすすめの本を3冊ご紹介します。
上記でも触れた0円起業の語源となった本も含め、起業について詳しく書かれている本から厳選しましたのでぜひ読んでみてください。
働きながら小さく始めて大きく稼ぐ【 0円起業 】(ゼロ円起業)
「0円起業」という言葉は、一冊の本がヒットしたことから生まれました。
働きながら小さく始めて大きく稼ぐ【 0円起業 】
この本では、「今の仕事を辞めずに副業として起業すれば、初期投資0円でリスクを抑えて起業できる」というテーマで著者の体験談をまじえたノウハウが紹介されています。発売後人気が出て重版となり、起業を志す人の間で話題になりました。副業に関する本で重版がかかるというのはかなり人気な証拠で、この本をきっかけに「0円起業」という言葉が一般的なものになったようです。
自宅でオンライン起業はじめました
「自宅でオンライン起業」と、0円起業に興味がある人はそそられるタイトルをしています。
この本は、「家で起業したいけど1人でうまくいくのか」をテーマにした図解付き書籍となっています。自宅でオンライン起業を成功させる3つの条件として
・夢を持つこと
・相互に支援しあえる仲間を増やすこと
・コーチやメンターの存在
と紹介があります。
「どれもないなぁ」と感じているあなたをこの本が手厚くサポートしてくれますのでぜひ読んでみましょう。
起業を考えたら必ず読む本 (Asuka business & language book)
10年後には今ある会社の1割しか残らない、更に10年後にはそのまた1割しか生き残れない。そんな現実の中、実際に起業し会社を大きくした筆者が語る実践的アドバイスが詰め込まれた1冊となっています。
0円起業でも同じことが言えて、「会社を大きくする」ことは1度は目標に上がるものですよね?その点で悩まないよう、この1冊で知識を取り入れておきましょう!
最後に
副業として起業すればリスクが抑えられるということがおわかりになったでしょう。0円起業はライバルも多いため売り上げが伸びるまでは時間がかかりますが、根気よく続ければ軌道に乗る日がやってきます。あまり自分を追い詰めずに、気軽に始めてみてください。