今注目の話題は?Twitter分析ツールで自社をアピールする方法

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Twitterを自社や商品の宣伝を目的に運用する企業は多いですが、日々ツイートを投稿しているだけではうまく運用できているか分かりません。日々のツイート等を分析すれば、運用の効果だけでなく、自社がどれくらい評価を得ているかという点も知ることが可能です。

今回はTwitter分析で読み取れる内容や、分析ツールの使い方などを解説します。

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目次
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Twitter分析で自社の評価を知る方法とは

Twitter分析を行えば、自社の評価を知ることができることを知っていますか?まずは各SNSと比較したTwitterの特徴や、「いいね」と「リツイート」の違いなどを解説します。

Twitterから自社の評価がわかる

Twitterの口コミをみれば、ユーザーが自社に対して抱く真の評価を知ることが可能です。SNSはTwitter以外にもFacebookやInstagramなどがありますが、その中でも一番本音が現れるのがTwitterだと言われています。

匿名で投稿可能で、テキストを書きこむだけという手軽さからネガティブな感情をそのまま言語化されるケースが多いのです。このため、Twitterの投稿を分析することで、ユーザーが意思決定に至った本当の要因や製品・サービス購入後の満足度といった自社の評価を把握できます。

さらに、Twitterのテキスト分析を活用すれば、高い評価を獲得するためにはどうすべきかという点も把握可能です。評判が良い競合他社に関するツイートに含まれているキーワードを分析すれば、商品のどこが評判を得ているのか、他社との差別化ポイントはどこか分かります。

競合他社が強みを持っている部分以外で活路を見出すことで、自社の評判を伸ばすための施策が見えてくるでしょう。 

いいねとリツイートの関係

Twitterには、ある投稿に共感や納得を示す時などに使われる「いいね」や、投稿を拡散できる「リツイート」機能があります。「いいね」や「リツイート」の数はTwitter上での評判や人気を表す良い指標です。

両者の違いを分析すると、「いいね」は頻繁に購入していたり親しい間柄のアカウントに対して行われることが多いですが、リツイートはフォロワー同士の個人的な関係というより、ツイートの内容が他者に拡散したいと思うほど有益な内容である場合に行われる傾向があります。

「いいね」と「リツイート」の数をそれぞれ比較することで、フォロワーからの自社への評価がどうなのか判断する際に役立つでしょう。

Twitter分析ツールとは

いきなりTwitter分析ツールと言われても、何が分かるのか、どんな種類があるのかわからないでしょう。ここではTwitter分析ツールを利用して確認できる内容や、Twitter分析ツールの種類・特徴を解説します。

分析してわかること

Twitter分析ツールを利用すれば、以下のようなことがわかります。

  • ツイート数
  • ツイートインプレッション
  • プロフィールへのアクセス数
  • @ツイートの数
  • フォロワー数

ツイート数は、その名の通り、そのアカウントがツイートした回数です。ツイートインプレッションは、そのツイートがTwitterユーザーの画面に表示された回数を指します。これは画面上に表示されたというだけで、クリックしたかどうかは関係ないので注意してください。

ツイートインプレッション数をツイート数で割れば、1ツイート当たりの平均表示回数がわかります。プロフィールへのアクセス数が多ければ、ユーザーはそのアカウントに興味を持っていると言えるでしょう。

プロフィールのアクセス数が多ければ、プロフィール文で商品の宣伝をしたり自社サイトへのリンクを貼ったりといった施策が効果的です。

@ツイートとは、他アカウントへの返信やコメントの数を表しています。フォロワー数では、現在のフォロワー数と前日の同時点間とのフォロワー数の変化をチェックすることが可能です。

無料のツールはどれくらいある?

Twitterの分析ツールの数は多く、延べ10以上の種類があります。それぞれの無料ツールを分析対象ごとに分けると、以下の通りです。

【自分のアカウントを分析するツール】

  • Twitterアナリティクス
  • Tweriod
  • SocialDog
  • StatusBrew
  • みんなのTwitter分析

【他のアカウントを分析するツール】

  • user chart
  • whotwi
  • ツイプロ

【その他を分析するツール】

  • ついっぷるトレンド
  • meyou
  • Twittrend

用途や目的に合わせて、自分に適したツールを利用しましょう。

運用人数別のおすすめツール

Twitterを運営するとなると、担当者ひとりを決めてやるのか、それともチームで運営するのかでも変わってきます。

特にチーム(複数人)で運営する場合は、責任者の最終確認など全体を見渡せる人間がどこまで把握できるかも重要なポイントとなります。

ここからは、運用人数別におすすめのツールを紹介します。

先述した「どこを分析するツールなのか」と加えて参考にしてください。

個人での運用におすすめ

個人で運用をする場合、基本的にどのツールを使っても問題ありません。

ただそれぞれのツールによって得意分野が違うので注意が必要です。

単一のツールだけで全てを把握できることは難しいので、用途を絞って選ぶか、複数のツールを使うようにしましょう。

その場合、

  • SocialDog:Twitter運用向け
  • Tweriod:フォロワーのTwitterアクセス時間の分析
  • TwTimez:トレンド分析
  • whotowi:競合他社の分析

がおすすめです。

それぞれ得意分野が違うので、被った情報も無いので数字にまどわされる心配もありません。

複数のツールを導入する場合、分析結果にバラつきが生じてしまうので、どのツールの数字を基本とするのかは、あらかじめ決めておく方が良いでしょう。

チーム(複数人)での運用におすすめ

チーム(複数人)でTwitterを運用する「企業向け」のツールも存在しています。

チームで運用する場合、責任者とその下に担当メンバーがつくことがほとんどでしょう。

そういった際に投稿内容のチェックや、誰がどの範囲まで管理していいのかは設定しておく方がスムーズですし、余計な事故も起こりにくくなります。

おすすめのツールとしては、

  • HootSuite:CSV形式での投稿管理・編集・スケジューリング管理が可能
  • つぶやきデスク:複数人でアカウントを管理する定番ツール

以上の2つがあります。

企業向けのツールだけあって様々な有料プランが用意されているので、運用状況に合わせた費用で契約が可能です。

つぶやきデスクは国産ツールで多くの企業にも導入されている実績があるので特におすすめです。

ツールは用途に合わせて選ぶ

分析ツールは様々なものがあります。

それぞれ得手不得手があり、分析できる情報にも違いがあるのが常です。

あらゆる情報を総合的に見るツールを導入するのか複数のツールを導入して分析結果を統合するのかは、運用方法によっても違ってきます。

用途に合わせてツールを選び、的確にTwitterを分析してきましょう。

Twitter分析のメリット

Twitterを分析することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

SNSを使う人口が増えた今、企業がTwitterを運用する意味は日に日に高くなっています。

特に不特定多数に向けて発信していた従来の広告と違い、Twitterは興味のある人がフォローしてくれている利点があります。

だからこそ、

  • Twitter運用のデータとして分析
  • バズったツイートの分析
  • RTキャンペーンの分析
  • トレンドの分析

をすることがプラスになってきます。

Twitter分析ツールを利用して日々運用することで、自社製品・サービスの売上向上や認知度拡大に大変効果的なのです。

Twitter運用のデータとして分析できる

Twitter運用をする上で一番大切なのが、すぐに成果には繋がらない、という点です。

これをすれば正解、というものが無いので、ひとつひとつ企業が理想とする成果に向かってPDCAを回していくしかありません。

しかし中でも共通する項目として、「多くのフォロワーを獲得」することが必要です。

アカウントから発信される情報をより多くの人に届けられるためです。

同時にフォロワー以外のユーザーに周知してもらうためにも、RT(リツイート)してもらいやすいツイートを心がけなければいけません。

そういった運用を行うには、運用のデータ蓄積に加え、成功している事例からの分析も必須になります。

ツイート内容を客観的に見られるからこそ、分析ツールはTwitter運用において欠かせないのです。

バズったツイートの分析ができる

近年良く耳にする「バズる」ですが、Twitterにおいても必要です。

バズるとは、話題になるという意味を持ち、Twitterにおいて人気のツイートを指します。

ツイートがバズることで多くの人に拡散してもらえ、より話題制を増していきます。

企業でTwitterアカウントを運営する際もバズるかどうかは意識しておきたいポイントで、もしバズれば社名や商品などの認知度拡大が期待できます

特にTwitterは拡散力が非常に強いので、その効果は大きいです。

一方で、バズる方法というのは確立されているわけではないので、試行錯誤していく他ありません。

ユーザーが拡散したくなるエッセンスがどこにあるのかを日々分析しながら、アカウントのツイートへと落とし込むのです。

そうした意味でも、日々どれだけの人が「RT」「いいね」をしているのかはひとつの指標となるでしょう。

RTキャンペーンの分析ができる

RTキャンペーンとは、「このツイートをRTしたら抽選で何名様に○○が当たる!」というようなキャンペーンのことです。

普段Twitterを利用している人ならば、一度くらいは目にしたことがあるでしょう。

RTキャンペーンはTwitterが持つ拡散力を上手く使った施策で、社名や商品などの認知度拡大に期待できます。

Twitter分析ツールを使えば、RTキャンペーンのユーザーの反応を客観的に観測できるので、結果を元に次のRTキャンペーンの方針を考える要因にもなります。

トレンドの分析ができる

Twitterはリアルな口コミで溢れているSNSです。

そのため特定のキーワードを入力すれば、口コミの分析が可能です。

一世を風靡したタピオカが現在どうなっているのかも、Twitterを使えばその関心度の高さを分析できてしまうのです。

Twitterを運用する際にトレンドの分析を行うことで、簡易的な市場調査を行えてしまうのが分析ツールのメリットです。

投稿時間の分析ができる

Twitterは他のSNSとは違い、リアルタイム性に優れています。

過去の投稿はすぐにタイムラインに埋もれてしまうため、Twitterを見ていない時にツイートされた内容を振り返られることはまずありません

例えるなら、休み時間中の教室のようなものです。各々が好きなことを喋っているので、いちいち気にとめていられないのと同じなのです。

そのため何となくで投稿していては、期待している効果を発揮しないでしょう。

様々な時間帯にツイートし、どの曜日のどの時間帯が一番反応があったのかを分析することで、効果的な発信時間を割り出せます。

分析ツールを使わないとこの分析は非常に手間なので、どの時間帯にどれだけの反響があったのかを簡単に知れるのはメリットです。

Twitter分析ツールの使い方

Twitter分析ツールの使い方を紹介しましょう。ここではTwitter公式が提供するTwitterアナリティクスを例に、説明を進めていきます。

代表格はTwitterアナリティクス

アカウントがあれば誰でも利用できるという手軽さから、Twitter分析の代表格と呼ばれるTwitterアナリティクス。アカウントにログインし、ホームの中の「もっと見る」をクリックすると表示される「アナリティクス」を押せば、分析を開始できます。

Twitterアナリティクスでできること

Twitterアナリティクスを利用すれば、自身のツイートがどれだけ見られたか(ツイートインプレッション)、どれほど反応されたか(エンゲージメント)などが確認可能です。

数値を分析すれば、どんなツイートが評判が良いのか、逆に評判が悪かったツイートはどんな内容かといったことが把握できるので、ビジネスに役立てられます。

Twitter分析ツールで抑えておきたいポイント

初めて利用する人は使いこなせるか不安を抱くことでしょう。しかし、Twitterアナリティクスの活用は何も難しいことはありません。分析項目は自身のアカウントと、競合やトレンドといったアカウント以外の部分に分かれるので、それぞれのポイントを見ていきましょう。

ポイントはアカウント分析

アカウント分析とは、自身のツイートやフォロワーに関する解析のことを指しています。Twitterアナリティクスによる分析において、核となるのはアカウント分析です。

フォロワー数

フォロワー数はTwitterにとって非常に重要です。

そのためフォロワー数の上限は必ず見るようにしましょう。

フォロワー数が減っていくようなら、アカウント運用に何か問題がある可能性があります。

日々のツイート内容を見直すなど解決策を講じましょう。

RT・いいね数

RT・いいね数は、ツイートがどれだけユーザーに影響を与えたかの指標となります。

RTといいねはそれぞれ属性が違い、

  • RT:誰かと共有したい
  • いいね:共感した

という意味合いが強いです。

一般的に「RT」よりも「いいね」の方が数字が高くなる傾向があります。

より拡散力を高めたい場合は、RT数を意識します。

エンゲージメント

エンゲージメントとは、「RT」や「いいね」などツイートに対して行われたアクションのことです。

エンゲージメントが高いほどユーザーが関心を持ったということになるので、エンゲージメントの数字を見て、どのツイートの反応が高かったのかを分析しましょう。

曜日・時間帯

競合他社の分析も行いましょう。

例えば、

  • 1日のツイート数
  • 時間帯

上記の2つは非常に参考となる数値です。

それらがどのような反応を示しているのかを分析することで、Twitter運用の指標にもなるでしょう。

特に競合他社の場合、同じユーザーがフォローしている可能性が高いので、拡散力を高める上で曜日や時間帯を知ることは非常に有効な手段になり得ます。

インプレッション

Twitterにおけるインプレッションとは、投稿がユーザーのタイムライン上に表示された回数のことです。

ざっくり言えば、閲覧数です。

インプレッション数が多ければ多いほどたくさんのユーザーのタイムラインや検索結果などで目に留まったという証でもあります。

一方でただ画面に表示されただけでも数字としてカウントされてしまうので、信用しすぎてもいけません。

より自発的な反応が知りたい場合は、エンゲージメントを見るようにしましょう。

競合分析

アカウント運用では、目指すべきアカウント像である「ベンチマークアカウント」を設定するとうまくいきやすいです。まずはアカウント運用に成功していそうなアカウントを見つけ、ベンチマークアカウントを設定し目標としましょう。

どのアカウントをベンチマークアカウントに据えるのか判断する際はフォロワー数だけでなく「フォロワーの属性」や「いいねの数」にも着目してください。

同じ領域のフォロワーを抱えるアカウントでなければ、良いモデルケースにはなりません。そのアカウントがフォロワーの性別・職業・年代などに目を向けて、自身のビジネスのターゲットと照らし合せてみてください。

また、フォロワーからいいねを多くもらっているアカウントの方が、ツイートの内容が魅力的な傾向があります。いいね付与数が多いアカウントの投稿を参考にしましょう。

トレンド分析

トレンドのキーワードを含めたツイートの方が、インプレッションやエンゲージメントが伸びやすい傾向があります。キーワードを軸に分析を進めれば、エンゲージメントされやすいワード、いわゆるトレンドワードを見つけることが可能です。

マーケティング成功術

Twitterマーケティングを成功させるのは中々難しいものです。成功例を紹介するので、運用の参考にしてください。

事例紹介

Twitter運用において実際に成功しているアカウントはどんなものがあるのでしょうか?ここでは成功している事例を紹介します。是非運用の参考にしてください。

ファイヤーエムブレムヒーローズ

アプリゲームのファイヤーエムブレムヒーローズの公式アカウントは、設立1ヵ月でフォロワー数16万人を越えるという超急成長を実現したアカウントになります。このアカウントの一番の特徴は、フォロワーの声をダイレクトにアプリの内容に反映させた点です。

Twitter上でキャラクターの総選挙を実施して、高い得票数を獲得したキャラクターをアプリに登場させる取り組みなどを行っています。ユーザーとうまくコミュニケーションを取れば、フォロワーを爆増させられることを示した良い例です。

SHARP株式会社

日本人なら知らない人はほぼいないであろう大手家電メーカーのSHARPが運営する企業アカウントです。

企業がSNSで発信する内容や情報は、ついお堅いイメージを持ってしまいがちですが、SHARPは全く違います。

その人気の秘訣は、「フランクな運用スタイル」にこそあります。

フランクかつユーモアな投稿によってファンを集め、「シャープさん」とすら呼ばれるほどの人気を誇り、2022年11月現在で82万人を超えるフォロワー数を持ちます。

他にもバズったツイートや他社アカウントに積極的にリツイートやリプライをすることで、より親しみやすいイメージを作っています。

消費者との双方向コミュニケーションを実現しているからこそ、多くのファンを獲得し、更には自社ブランドの向上まで果たしています。

山芳製菓株式会社

わさビーフで有名な山芳製菓株式会社のTwitter運用も独特です。

わさビーフのオリジナルキャラクターを使っているのですが、あえてキャラクターとして運用するのではなく、担当社が投稿するという形をとっています。

通常キャラクターがいる場合はなりきって運用してしまいがちですが、担当社が投稿するとプロフィールに明言することにより、実際にキャラクターを利用した画像での運用が効果を発揮します。

特に画像はTwitterのタイムラインでも目立つ要素のひとつなので、自社キャラクターがいる場合は参考に良い例です。

自社評価が上がれば信用度も上がる

分析ツールを用いてTwitterをうまく運用し自社評価が上がれば、顧客や世間からの信用度も上がります。なぜなら、日々の投稿やフォロワーとの関わり方から、モラルの高さをアピールすることが可能だからです。

もちろん、運用を誤れば評価が地に落ちる危険もあります。運用に細心の注意が必要ですが、Twitterはマーケティングツールとして有用です。


最後に

Twitterで分析できることや分析ツールの使い方などを紹介してきました。エンゲージメントやフォロワー数など分析できる内容は多く、自社に対する世間からの評価を知る際にはTwitterの利用がおすすめです。

利用するツールは、アカウントを持っていれば誰でもできるTwitterアナリティクスが使いやすいので、本記事を参考にぜひ利用してみましょう。

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