オフィスでは、複数人が同時にパソコンを使います。もし業務の最中にインターネットがつながりにくくなってしまったら、作業に支障がでるでしょう。
快適なインターネット環境を整えるためには、会社内に設置するWi-Fiルーターを慎重に選ぶ必要があるのです。
この記事では、会社用ルーターについて選び方の解説と、厳選したおすすめの商品を紹介します。
会社用のWi-Fiルーターの選び方

会社用のWi-Fiルーターを選ぶ場合には、オフィスのパソコン台数や敷地の広さなどを加味して検討する必要があります。
以下では、会社用のルーターを選ぶうえで特に重要なポイントを3つ紹介するので、かならず目を通しておきましょう。
まずはルーターの通信規格をチェック!
Wi-Fiの通信規格は通信速度や周波数帯の違いによって5種類に分けられており、そのうちの「IEEE 802.11」が国際的な標準規格として認められています。
なかでも主流なのが、「IEEE 802.11ac」です。
こちらの通信規格に当てはまるWi-Fiルーターは、通信速度の速さや電波干渉のしにくさに定評があり、一般家庭でもオフィスでも広く利用されています。
ちなみにIEEE 802.11acは「Wi-Fi 5」とも呼ばれており、こちらをさらにパワーアップさせたのが「Wi-Fi 6」と呼ばれるIEEE 802.11axです。
理論上、Wi-Fi 6の最大通信速度はWi-Fi 5の通信速度のおよそ1.4倍。
また大人数が同時にネット接続を行った際の接続性も向上しているため、会社用ルーターとしておすすめです。
もし無線LANアダプター内蔵型のパソコンがWi-Fi 6に対応していなくても、最新バージョンのドライブをダウンロード&インストールすることで、使用できるようになります。
外付け型の無線LANアダプター(子機)がWi-Fi 6に対応していない場合には、Wi-Fi 6対応の無線LANアダプターと差し替えなければならない可能性があるので注意してください。
事前に、メーカー公式サイトで使用しているパソコンの無線LANアダプターをチェックしておくといいでしょう。
会社用ルーターの新規購入を考えている場合は、通信速度が早く同時接続時も快適に作業ができるWi-Fi 6対応のルーターを選んでみてはいかがでしょうか。
同時使用のパソコン台数に合ったルーターを選ぶ
ルーターを購入する前に、オフィスで使うパソコン台数はいくつかを確認しましょう。
メーカー公式サイトやamazonなどの商品ページにはパソコンの同時接続可能台数が記載されているので、それに見合った数のルーターを選ぶことが重要です。
また複数台のパソコンを使用する場合には、「MU-MIMO」という機能が付いたモデルがおすすめ。
「MU-MIMO」はMulti User MIMOの略で、複数の端末に対して同時にデータを送ることに優れた機能です。
MU-MIMOがついたモデルであれば作業時に電波干渉が起こりにくく、同時接続した際に通信速度が低下することがありません。
そのため、安定したインターネット環境を整えることが出来ます。
ただし、ルーターだけでなく受信端末がMU-MIMOに対応していなければならないので注意してください。
ほかにも、IPv6接続対応機種かどうかも要チェック。
オフィスでは光回線を使うことが一般的ですが、IPv6(インターネット・プロトコル・バージョン6)とは光回線における混雑時の速度低下を改善させるために生まれた接続サービスです。
IPv6接続対応機種を選べば、いつでも快適な作業が実現できます。
ストリーム数の多いルーターを選ぶ
ストリーム数とは、わかりやすく言うとアンテナ数のことです。
ストリーム数が多いほど通信速度が速まり、電波状況も安定します。
オフィスでは複数台のパソコンを同時に接続することが多いので、ストリーム数の多いルーターを選ぶといいでしょう。
オフィスに最適な会社用ルーターのおすすめ21選

おすすめのルーターを紹介します。
比較項目も設けて商品を紹介しているので、比較項目を参考に自社にあったWi-Fiルーターを選んでみてください。
WSR-1166DHPL2/N【BUFFALO】
「BUFFALO」のWSR-1166DHPL2/Nは、1GBを超えるHD動画、アプリ、音楽データのダウンロードや再生、同期作業などがWi-Fiでもスムーズなため、クリエイティブな業務で利用される方におすすめです。
ビームフォーミング対応のため、より安定感のある通信が可能となります。
また、設定も簡単で本体のボタンを押すだけで接続設定ができるため、ルータに詳しくない方でも安心して利用できます。
- 通信速度
- 最大1000Mbps
- 周波数帯
- 2.4GHz/5GHz
- 同時接続台数
- 2台
- 推奨利用環境店舗
- 2階建ての建物
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- -
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- -
- アンテナの形状
- 内蔵型
WSR-1500AX2S【BUFFALO】
BUFFALOのWSR-1500AX2Sは、大容量・多台数通信に強い「Wi-Fi6(11ax)」が搭載されているWi-Fiです。
高画質な動画配信サービスなど大きなデータを扱うコンテンツなども、問題なく扱うことができます。
Wi-Fi子機との電波強度を判断し、遠くまで届く2.4GHz帯と速度の速い5GHz帯の帯域切替を自動で行う「バンドステアリングLite」機能でどこでも快適に通信できます。
- 通信速度
- LANポート:最大1Gbps×3 INTERNETポート:最大1Gbps×1
- 周波数帯
- 5GHz/2.4GHz
- 同時接続台数
- 12台
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- -
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ◯
- アンテナの形状
- 内蔵型
WSR-3200AX4S【BUFFALO】
BUFFALOのWSR-3200AX4Sは、大容量で複数台の端末を同時に通信ができるWi-Fi6(11ax)が搭載されているWi-Fiで、さらにIPv6高速インターネットを利用できるため、アクセス集中による影響を受けにくいです。
来訪者が所有する端末のインターネット接続だけを許可する「ゲストポート機能」も搭載されているため、社内ネットワークへのアクセスは許可しないので安心してWi-Fi環境を開放できます。
- 通信速度
- LANポート:最大1Gbps×4 INTERNETポート:最大1Gbps×1
- 周波数帯
- 5GHz/2.4GHz
- 同時接続台数
- 64
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- -
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ◯
- アンテナの形状
- 内蔵型
WSR-5400AX6-MB【BUFFALO】
「BUFFALO」のWSR-5400AX6-MBは、オフィスでの多数台通信に強い最新規格WiFi6規格に対応したルーターです。
バンドステアリングLite機能の搭載で、接続の悪さを解消。
さらにMU-MIMO機能とビームフォーミング機能により、同時接続でも通信が乱れにくく、スムーズなインターネット環境が手に入ります。
ゲストポート機能があるので、来客用のWi-Fi環境もばっちり。
ハイパワーアンテナを内蔵し、オフィス内どこに居ても電波を届けます。
スタイリッシュなデザインも魅力です。
- 通信速度
- 4803+573
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 要問い合わせ
- 推奨利用環境
- 要問い合わせ
- ストリーム数
- 5GHz=4×4\r 2.4GHz=2×2
- 規格の新しさ
- 〇
- IPv6対応
- 〇
- ビームフォーミング
- 〇
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
PA-WG1800HP4【NEC】
「NEC」のAterm WG1800HP4は、IPv6通信に対応するだけでなくNEC独自の「IPv6 High Speed」機能により高速通信を実現。
ビームフォーミング機能&独自のハイパワーシステム、そして360度方向に電波を飛ばすマイクロSRアンテナにより、オフィスの隅々まで安定感ある電波を張り巡らすことが可能です。
すっきりコンパクトなデザインなので、縦置き、横置き、壁掛けと設置方法も自由に選べます。
ストリーム数は3×4、同時接続台数は18台です。
- 通信速度
- 1300+800
- 周波数帯
- 2.4、5.2、5.3、5.6
- 同時接続台数
- 18
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 3×4
- 規格の新しさ
- ×
- IPv6対応
- ✕
- ビームフォーミング
- 〇
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
AX6000HP【NEC】
NECのAX6000HPはWi-Fi 6(11ax)に対応機種で、その名の通り“第6世代”のWi-Fi規格となり、これまで以上に高速かつ便利なワイヤレス通信を実現しています。
5GHz帯と2.4GHz帯の併用で通信が安定し、5GHz帯において従来「80MHz」だった通信帯域が、Wi-Fi 6ではワイドバンド技術により2倍の「160MHz」に拡大。
通信の混雑解消とスピードアップ、両面に効果をもたらします。
端末に向けて集中的に電波を送る「ビームフォーミング」を利用し、空間多重によって複数の端末と同時通信を行う技術がWi-Fi 6ではダウンリンクに加えてアップリンクでも行えるようになり、最大8台同時通信へと拡大。
- 通信速度
- 1Gbps/100Mbps
- 周波数帯
- 2.4GHz帯 5.2GHz帯 5.3GHz帯 5.6GHz帯
- 同時接続台数
- 8台
- 推奨利用環境店舗
- 3階建て戸建て 4LDKマンション
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- ◯
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- -
- アンテナの形状
- 内蔵型
WN-TX4266GR【IO DATA】
「アイ・オー・データ機器」WN-TX4266GRのアンテナには、360度全方向に電波を飛ばすPIFAを搭載。
そのため、上の階や下の階にも死角を作らずに電波を届けることができます。
また、子機がビームフォーミングに非対応でも機能を反映できる「ビームフォーミングW」を搭載しているので、狙った端末に確実に電波を送信。
MU-MIMOとIPv6に対応しており、高速で安定感のある通信環境を実現します。
無料のユーザー登録をすれば、3年間の保証付き。
ストリーム数8×8、同時接続台数は、36台です。
- 通信速度
- 1733+1733+800
- 周波数帯
- 2.4 5
- 同時接続台数
- 36台
- 推奨利用環境店舗
- 戸建て3階 マンション4LDK
- ストリーム数
- 8×8
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
WN-DX2033GR【IO DATA】
「アイ・オー・データ機器」のWN-DX2033GRは、IPv6対応でMU-MIMO機能付き。
ビームフォーミングをさらにパワーアップさせた「ビームフォーミングW」機能により、端末がビームフォーミングに対応していなくてもしっかりと電波を届けることができます。
メーカー独自の「360コネクト」技術を搭載しており、360度全方向に電波を送受信可能。
5年間無料のネットフィルタリング機能が、フィッシング詐欺やウイルスの脅威から端末を守ります。
ストリーム数4×4、同時接続台数は24台です。
- 通信速度
- 1000+100+10
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 24台
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
WRC-X1800GSA-B【ELECOM】
「ELECOM」のWRC-X1800GSA-Bは、回線が混雑しにくいIPv6 IPoEインターネット接続に対応し、快適な通信が可能なルーターです。
また、IPv6 IPoEインターネット接続であれば、インターネットポートにLANケーブルを接続するだけですぐにインタ―ネットが使えます。
複数台同時接続に強いので、複数人での利用をするときにも快適に利用することができます。
セキュリティーWi-Fi(TM)(通信分断機能)搭載で他の端末からウイルス感染されたり、情報を盗み見られる危険性を軽減することができます。
- 通信速度
- -
- 周波数帯
- 2.4GHz帯/5.2GHz帯(W52)/5.3GHz帯(W53)/5.6GHz帯(W56)
- 同時接続台数
- 26台
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- -
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯(ビームフォーミングZ対応)
- メッシュ機能
- -
- アンテナの形状
- 内蔵型
WRC-2533GS2【ELECOM】
「ELECOM」のWRC-2533GS2は、IPv6対応のビームフォーミング機能付きルーターです。
アンテナ内蔵型で壁掛けができ、縦置きも横置きも可能。
MU-MIMO機能付きで、複数台のパソコンを同時接続しても速度が落ちることなく安定感があります。
バンドステアリング搭載なので、電波が混雑したときでも回線が途切れることはありません。
ゲストSSID機能を利用すれば、お客様にも安全にWi-Fiを提供できます。ストリーム数4×4、同時接続台数は24台です。
- 通信速度
- 1733+800
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 24
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ×
- IPv6対応
- 〇
- ビームフォーミング
- 〇
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
WN-DX1167GR【IO DATA】
IPv6対応の「アイ・オー・データ機器」WN-DX1167GRは、独自の360コネクト技術により、オフィス内に死角を作ることなく360度方向に電波を張り巡らすことができます。
また、フィッシング詐欺やウイルスなどをブロックする「ネットフィルタリング機能」が5年間無料で使用できるので、セキュリティ面でも安心です。
さらに自社開発のメッシュ機能搭載で、メッシュ機能付きの子機を使えば広いオフィスでも隅々まで安定した電波環境が実現。
ストリーム数2×2、同時接続台数は16台です。
- 通信速度
- 867+400
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 16
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- ×
- IPv6対応
- 〇
- ビームフォーミング
- 〇
- メッシュ機能
- 〇
- アンテナの形状
- 内蔵型
WRC-1167GST2【ELECOM】
「ELECOM」のWRC-1167GST2は、IPv6対応機種です。
内蔵型アンテナ搭載により、置き場所を選ばずに設置可能。
回線が混雑しても、バンドステアリング機能が空いている電波帯域へ誘導するため通信が滞ることもありません。
トレンドマイクロ社と協業し、悪質なウェブサイトへのアクセスをブロックするほか、外部からの攻撃から接続を守るトレンドマイクロスマートホームネットワーク機能を搭載。
C&Cサーバを経由した情報漏洩のリスクも防ぎます。
MU-MIMO&ビームフォーミング機能付きでストリーム数は2×2、同時接続台数は16台です。
- 通信速度
- 867+300
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 16
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- ×
- IPv6対応
- 〇
- ビームフォーミング
- 〇
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
PA-WG2600HS【NEC】
ビームフォーミング機能とMU-MIMO搭載型モデルである、「NEC」のAterm WG2600HS。
NEC独自のハイパワーシステムにより、広範囲に向けて高速かつ安定的な電波を行き渡らせます。
IPv6対応なのでネット接続が混雑しにくく、複数台が同時に作業をしても通信が滞ることはありません。
専用アプリ「Aterm スマートリモコン」を使うことで、Atermに接続中の端末をチェック&管理が可能。
ストリーム数4×4、同時接続台数は18台です。
- 通信速度
- 1733+800
- 周波数帯
- 2.4GHz帯/5GHz帯
- 同時接続台数
- 18台
- 推奨利用環境店舗
- 戸建て3階建て、マンション4LDK
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 内蔵型
WRC-X5400GS-B【ELECOM】
「Elecom」のWRC-X5400GSA-Bは、 Wi-Fi 6対応で複数台接続でも高速安定通信を実現する高性能CPU搭載モデルです。
動作周波数1.5GHzのトリプルコアCPUを搭載しており、複数の処理を同時に行えるため、従来のルーターより高速通信が可能です。
セキュリティ、通信速度ともに重視している方におすすめです。
複数台接続に強いためオフィス中規模のオフィスには最適です。
- 通信速度
- -
- 周波数帯
- -
- 同時接続台数
- -
- 推奨利用環境
- -
- ストリーム数
- -
- 規格の新しさ
- -
- IPv6対応
- ○
- ビームフォーミング
- ○
- メッシュ機能
- -
- アンテナの形状
- -
PA-WG1200HS3【NEC】
「NEC」のAterm WG1200HS3は、NEC独自のIPv6 High Speed機能搭載による高速通信が魅力のルーターです。
MU-MIMO機能&ビームフォーミング機能付き。オフィス内での安定的な電波環境が整います。
ネットワーク分離機能&SSID内分離機能搭載なので、セキュリティ面も問題ありません。
WPSを使った「Wi-Fi設定引っ越し機能」で、買い替え時の各端末に対する設定もラクラク。
ストリーム数2×2、同時接続台数15台です。
- 通信速度
- 867+300
- 周波数帯
- 5.2 5.3 5.6
- 同時接続台数
- 15台
- 推奨利用環境店舗
- 戸建て3階 マンション4LDK
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
Archer A10【TP-Link】
「TP-Link」のArcherA10は、3本の外付けアンテナと1本のアンテナを内蔵したMU-MIMO付きの高性能ルーターです。
ビームフォーミング機能により、スピーディーに効率よく電波を発信します。
5GHzで最大1733Mbps、2.4GHzで最大800MbpsのデュアルバンドWi-Fiスピードで快適な作業環境を実現。
OpenVPNとPPTP VPNに対応し、VPN接続が可能です。
初期設定は専用アプリを使えば簡単。ストリーム数4×4です。
- 通信速度
- 1733+800
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- -
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
Archer C6【TP-Link】
「TP-Link」のArcher C6は、4本の外付けアンテナと1つの内蔵アンテナを搭載したWi-Fi 5規格のモデルです。
MU-MIMO機能とビームフォーミング機能付きで、同時接続時でも通信が乱れにくく、必要な場所にピンポイントで電波を送信します。
無料アプリ「Tether」を使用すれば、初期設定や設定後の管理も効率よくおこなうことが可能です。
メッシュ機能が搭載されており、広範囲へ高速で安定した電波を供給します。
- 通信速度
- 867+300
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 15台
- 推奨利用環境店舗
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ✕
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ◯
- アンテナの形状
- 外付け型
Archer AX50【TP-Link】
「TP-Link」のArcher AX50は、Wi-Fi 6規格対応の最新型です。
ビームフォーミング機能の付いた4本の外付けアンテナがデバイスに向けて確実に電波を届け、遅延は旧規格に比べて最大75%削減します。
ルーター自体にセキュリティソフト「TP-Link HomeCare™」を内蔵し、ネットワークを保護。
専用アプリ「Tether」を使用すれば、ルーターの初期設定がスムーズです。
アプリはネットワーク上の管理にも使えるので、オフィスで役立つこと間違いなし。
ストリーム数2×2、同時接続台数は最大256台です。
- 通信速度
- 2402+574
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 256
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- ◯
- IPv6対応
- ✕
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
GT-AX11000【ASUS】
「ASUS」のGT-AX11000はOFDMAテクノロジーに対応しており、1つのチャンネルから複数のユーザーで共有が可能です。
1.8GHzクアッドコアCPU、2.5G LANポートを標準搭載しているので環境が悪くても高い通信パフォーマンスが可能です。
トレンドマイクロのセキュリティ技術である「AiProtection」は、家庭内LANを強力に保護する事が可能です。
お子様の危険なウェブサイトへのアクセスが心配な方もペアレンタルコントロールによって遮断されるので安心です。
- 通信速度
- 5GHz:4804\r 2.4GHz:1148\r
- 周波数帯
- 2.4、5
- 同時接続台数
- 36
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ×
- IPv6対応
- ◯
- ビームフォーミング
- ◯
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
RT-AX56U【ASUS】
「ASUS」のRT-AX56Uは、最新規格であるWi-Fi 6対応のメッシュ機能付きモデルで、高速通信が可能です。
敷地の広いオフィスでも、同メーカーのルーターを複数台組み合わせれば、隅々まで安定した電波を飛ばすことができます。
AiProtection機能搭載で、フィッシングサイトなどへのアクセスをブロックするほか、不正アクセスを遮断するなど、ネットワーク上にあるさまざまな危険から端末を保護。
ストリーム数2×2、接続台数は48台です。
- 通信速度
- 1201+574
- 周波数帯
- 2.4、5.2、5.3、5.6
- 同時接続台数
- 48
- 推奨利用環境
- 戸建て3階、マンション4LDK
- ストリーム数
- 2×2
- 規格の新しさ
- 〇
- IPv6対応
- 〇
- ビームフォーミング
- ✕
- メッシュ機能
- 〇
- アンテナの形状
- 外付け型
BRT-AC828【ASUS】
「ASUS」のBRT-AC828は、ビジネス向けに設計された製品です。
フリーWi-Fiスポットも手軽に開設できるので、来客の多いオフィスで大いに役立ちます。
MU-MIMO対応で、端末が混み合う場所での同時接続でも安定の通信速度をキープ。
コンテンツフィルタや侵入防止システム搭載により、大切なデータをウイルスに侵される危険を回避できます。
ストリーム数は4×4、同時接続台数は80台です。
広めのオフィスでも安心して利用できます。
- 通信速度
- 1734+800
- 周波数帯
- 2.4 5
- 同時接続台数
- 80台
- 推奨利用環境店舗
- -
- ストリーム数
- 4×4
- 規格の新しさ
- ✕
- IPv6対応
- ✕
- ビームフォーミング
- ✕
- メッシュ機能
- ✕
- アンテナの形状
- 外付け型
会社用ルーターを選ぶ際の豆知識
オフィスで働くスタッフは、パソコンだけでなくスマートフォンも利用します。
そのため、ある程度スペックが高めのルーターを選んでおくのが間違いないでしょう。
ルーターの性能が仕事のスピードを左右すると言っても過言ではありません。
ルーターの優れた機能を活かすためにも、オフィスに最適なルーターがどの機種なのか見極める必要があるのです。
以下で、失敗しないルーター選びの豆知識を紹介します。
間取りによってルーターの選び方を工夫する

Wi-Fiの通信状況は、オフィスの広さに関わらず厚みのある壁や背の高い障害物からの影響も受けます。
たとえば、入り組んだ間取りのオフィスの場合、一方向だけでなく四方八方に向きを変えられる、大型可動式のアンテナを搭載したルーターを選ぶといいでしょう。
仕切りが無くてさほど広くないワンルームのオフィスなら、パソコンにピンポイントで電波を飛ばすことのできるビームフォーミング機能付きのルーターがおすすめです。
Wi-Fiルーターを設置する場所
Wi-Fiに限らず、電波は障害物があると跳ね返る性質を持っているため、障害物が多い場所では電波は届きにくくなります。
また、電波はWi-Fiルーターなどの機器を中心に全方向に飛んでいく性質を持っています。
このようなことから、一般的にWi-Fiルーターの設置場所は、オフィスのできるだけ中心で床から1~2mの高さに設置することが最適とされています。
オフィスの広さにもよりますが、オフィスの中心付近で、できるだけ高い位置に設置することで障害物が避けられるため、電波の特性を充分に活かせるでしょう。
NGな設置の仕方

Wi-Fiルーターはオフィスの中心付近で障害物を避けられる高い位置に設置すると良いと先述しましたが、ここではNGな設置の仕方をご紹介します。
現在使っているWi-Fiルーターの接続が悪い原因は、もしかすると設置の仕方が原因の可能性もあり得ます。
下記にNGな設置の仕方を記載しているので、現在のWi-Fiルーターの設置の仕方の確認やこれからWi-Fiルーターの設置する際の参考にしてみてください。
【Wi-FiルーターのNGな設置の仕方】
・電子機器付近に設置する
・オフィスの角に設置する
・床にそのまま置く
・周囲が囲まれた場所に設置する
・水槽の近くに置く
・Wi-Fiルーターに布や箱などを被せる
まず、NGな設置の仕方としてあげた、「パソコンなどの電子機器付近に設置する」と、その機器が発する電波の干渉を受けてしまいます。
その他の設置の仕方については、機器から出る電波が全方向に飛んでいくという特性を無視した設置の仕方になっています。
前述したような設置の仕方をしているオフィスはないと思いますが、Wi-Fiルーターの周辺には電波の障害となるものは置かないのが基本です。
また、オフィスの中心で床から1〜2m高さの場所に設置してもネットワークに繋がりにくいという場合は、無線LAN中継器の利用がおすすめです。
ルーターとお使いの機器の間に無線LAN中継器を設置すると、電波を強化してくれるため、安定したネットワーク通信が可能になります。
Wi-Fiルーターの寿命と交換のタイミング
身近で当たり前のように使われているWi-Fiルーターですが、寿命や交換のタイミングがあり、交換をしないと通信速度の低下や頻繁に切断してしまうなどのトラブルが発生します。
Wi-Fiルーターの耐用年数は「10年」と国税庁によって定められています。
耐用年数は「その機器が使用に耐えられる年数」であるため、交換する1つの目安としてください。
交換のタイミングとして、耐用年数以外にも、Wi-Fiルーターの2つの寿命と様々な交換のタイミングがあります。
ここでは、Wi-Fiルーターの2つの寿命と交換のタイミングを解説していきますので、本項をご一読いただき、現在利用しているWi-Fiルーターの利用年数の確認をしてみてください。
Wi-Fiルーターの2つの寿命

Wi-Fiルーターの寿命は2つあると言われています。
1つ目が「機械的寿命」、2つ目は「規格的寿命(通信規格&セキュリティ規格)」で、これら2つがWi-Fiルーターの寿命と交換のタイミングの目安とされています。
2つの寿命はあくまでも目安となるもので、設置環境や使用方法次第で寿命は短くも長くもなります。
それぞれについて、細かく解説していきます。
機械的寿命
Wi-Fiルーターは、基本的に一度設置してしまえば24時間365日動き続けます。
ですので、当然ですが機会自体が消耗していきます。
前述したように、耐用年数は10年と法律で定められていますが、各メーカーでは機器本体の寿命は4〜5年とされています。
こちらもあくまで目安であり、設置環境によって異なるため、一概に4〜5年で必ず交換しなければならないとは限りません。
ネットワーク接続中に通信が遅くなったり、通信が切断するなどの症状が頻繁に発生する場合は寿命と考えてよいでしょう。
また、最近ではスマートフォンやタブレット端末などのデバイスもWi-Fiを利用するため、気づかぬうちにルーターの同時接続台数の上限を超えてしまっている場合もあります。
このようなケースの場合でも、現状の同時接続台数に合わせたWi-Fiルーターに交換することをおすすめします。
規格的寿命(通信規格&セキュリティ規格)
Wi-Fiルーターには通信規格があり、一定周期で新たな規格が登場しています。
Wi-Fiルーターの規格「IEEE802.11」は国際的な標準規格となっており、下記の様な時系列で新しい規格が登場してきました。
世代 | 規格 | 策定年数 | 最大通信速度 |
第1世代 | IEEE802.11 | 1997年 | 2Mbps |
第2世代 | IEEE802.11a/IEEE802.11b | 1999年10月 | 54Mbps/11Mbps |
第3世代 | IEEE802.11g | 2003年6月 | 54Mbps |
第4世代 | IEEE802.11n | 2009年9月 | 600Mbps |
第5世代 | IEEE802.11ac | 2013年12月 | 6.9Gbps |
第6世代 | IEEE802.11ax | 2021年2月 | 9.6Gbps |
規格が新しくなればなるほど通信速度が速くなり、現在では11ac対応の機器が主流になっています。
また、データ量も昔と比べると増えているため、会社用のWi-Fiルーターは常に最新規格に対応したWi-Fiルーターを利用することをおすすめします。
Wi-Fiルーターの交換のタイミング

Wi-Fiルーターの交換のタイミングは、
・10年近く使い続けている
・通信規格が最新の「11ac」「WAP2」に対応していない
・Wi-Fiに接続する端末が増えた
・通信速度が遅くなった
・接続が頻繁に切断する
などのタイミングがあります。
また、最近では複数端末の通信を同時に処理できる「MUーMIMO」や、電波をピンポイントで届ける「ビームフォーミング」などの技術が登場しているので、オフィスの環境にあったWi-Fiルーターに交換することで、より快適な環境にすることができるでしょう。
最後に
一般家庭でも利用されることの多いWi-Fiルーター。
会社では同時に複数台の端末を使用することになるので、ルータ選びは慎重におこないましょう。
今回紹介したルーターは、どの面でもセキュリティの面でも優れた高性能のものばかり。
会社用のルーターを購入する前に、ぜひ参考にしてみてください。
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