プラグインとは?種類や利用する場面、入手方法をわかりやすく解説

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プラグインとは、ソフトウェアに機能を追加するプログラムのことです。主にインターネットブラウザやサイトを作成するCMで利用し、利便性を高めます。

本記事では、プラグインの意味や具体例、利用する場面、入手方法などについて紹介しましょう。

目次
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プラグインとは?

ここではプラグインの意味について説明し、さらに代表的なプログラムを紹介します。

ソフトウェアの機能を拡張するプログラム

プラグインはソフトウェアに追加し、その機能を拡張するプログラムです。ソフトウェアには外部からプログラムを追加できるシステムを備えているものが多く、プラグインはそれらに使用するために提供されています。

例えば、インターネットプラウザの場合、サイトによっては、音声や動画の再生ができません。再生に必要なプラグインを追加して初めて、音楽や動画の視聴を楽しむことができます。

プラグインはソフトウェアの開発者が提供するものだけではありません。接続の仕様が公開されており、それを見て第三者が開発し、インターネットで公開されているものもたくさんあります。

代表的なプラグイン

プラグインの中でも代表的なのは、インターネットブラウザで利用する次の3つです。

Adobe Acrobat Reader

PDFデータを閲覧できるプラグインです。PDFファイルの表示や印刷、保存ができるほか、拡大表示や縮小表示など、ファイルを見やすくするための様々な機能もあります。単語を指定して文書内を検索できるだけでなく、コンピュータ内やインターネット上にある複数の PDFファイルから、見つけたい語句の検索も可能です。また、文書に注釈やコメントをつけ、レビューを行うこともできます。

Adobe Flash Player

音声や動画を再生するプラグインで、1996年のリリース以来たくさんのユーザーに利用されてきました。2020年12月でサポートは終了しており、現在は多くのWebサイトでHTML5(ホームページを作る言語・HTMLの最新バージョン)に代替しています。HTML5は動画や音声の再生ができるほか、Adobe Flash Playerでは対応できなかったスマホでも利用が可能です。

Windows Media Player 

マイクロソフト社が提供するプラグインで、Windowsに標準装備されています。音楽CDやMP3などの音楽ファイルを再生する、音楽CDをパソコンに取り込む、動画や音楽をDVDやCDへ書き込むといった操作が可能です。

プラグインを使う2つの場面

プラグインが主に利用されるのは、インターネットブラウザとCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。それぞれ、どのようなプラグインがあるのか見ていきましょう。

1.インターネットブラウザで使う

インターネットブラウザのプラグインは、ブラウザごとに用意されています。そのうち「Google Chrome」では、Chromeウェブストアに数多くの拡張機能を用意しており、自由に追加が可能です。プラグインの一例を見てみましょう。

  • SearchPreview:検索結果にそれぞれのページのプレビュー画像を表示する
  • Douga Getter:Webサイト上に埋め込まれている動画のダウンロードができる
  • どこでも翻訳:英語ページの一部分だけを日本語に翻訳できる
  • OneTab:複数のタブを1つのタブにリストとしてまとめられる
  • AdBlock:サイト上の広告を非表示にし、動画サイトの広告再生もスキップする
  • Awesome ScreenShot:ページ全体など、様々なスクリーンショットがとれる

「Google Chrome」のほかにも、「Internet Explorer」や「Firefox」などのインターネットブラウザでも、それぞれプラグインが用意されています。

2.ワードプレスで使う

プラグインはCMSでも利用されています。CMSとは、Web制作の専門的な知識がなくてもサイトやコンテンツを構築・更新できるシステムのこと。CMSのなかでも、プラグインが用意されているのは主にワードプレスです。

ワードプレスはユーザーの用途に応じて様々にカスタマイズすることを前提に作られているため、最初に付いている機能は非常にシンプルです。ワードプレスに用意されているプラグインは58,000種類以上あり、必要なものを追加していくことで最適な仕様にカスタマイズできます。

ただし、入れすぎるとサイトが重くなる、セキュリティが低下するなどの問題が起こりやすくなるため注意が必要です。本当に必要なプラグインだけを厳選して追加するのがよいでしょう。

ワードプレスの数あるプラグインのなかで、これだけは最低限入れておきたいものは次の通りです。

  • All in One SEO Pack :SEOの設定とソーシャルメディアでの拡散のために必要なタグの設定を行う
  • WP Social Bookmarking Light:ツイッターなどにつながるソーシャルボタンを導入する
  • BackWPup:サイトやブログのバックアップを取る
  • EWWW Image Optimizer:画像ファイルを自動的に圧縮する
  • Akismet:スパムコメントを自動で専用のフォルダーに振り分ける

ほかにも様々なプラグインがあるので、それぞれの用途に従い必要なものを選んでいくとよいでしょう。

プラグインの入手方法

ワードプレスのプラグインは、ダッシュボードに移動してプラグインの項目にある「新規追加を選択し、必要なものを選びます。インターネットブラウザの場合は、次に紹介する2つの方法で入手しましょう。

専用サイトからダウンロード

インターネットブラウザのプラグインはネット上からダウンロードでき、ほとんどが無料です。サイトを閲覧する際に必要なプラグインがある場合、ダウンロードのリンクが貼られている場合もあります。

インストールしたプラグインは自動的にインターネットブラウザの機能として組み込まれ、プラグインに対応するWebサイトで自動的にサービスの提供を受けることができます。

雑誌に付属のCD-ROMから入手

パソコン雑誌に付属のCD-ROMから入手するという方法もあります。パソコン操作やソフトについての情報を掲載しているパソコン雑誌は豊富に刊行されており、操作方法を学びながらプラグインも入手できるのがメリットです。

最後に

プラグインはインターネットブラウザやワードプレスに追加し、機能を高めるものです。Google Chromeでは豊富なプラグインが用意されており、取り入れることでより快適に利用できるでしょう。ワードプレスでサイトを制作している場合、プラグインの追加は必須です。作業が楽になるだけでなく集客力も高まるので、ぜひ活用してみてください。

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