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生活支援ロボットの4つの種類と2つのメリット!おすすめのロボット3選

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公開日: 2021.06.25
更新日: 2021.06.29

「生活支援ロボットにはどの種類を選べばいいの?」

「生活支援ロボットを導入するとどのようなメリットがあるの?」

生活環境を整えるために生活支援ロボットの導入を検討している人の中には、どのロボットを導入すればよいか分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。

実は、生活支援ロボットには4つの種類があり、ニーズとマッチしたロボットを選ぶことが大切です。

本記事では、生活支援ロボットの種類や導入するメリット、過去の企業の導入事例、おすすめの生活支援ロボットを紹介します。

この記事を読めば、ニーズに沿った生活支援ロボットを導入することができます!

目次
目次

生活支援ロボットとは

生活支援ロボットとは

生活支援ロボットとは、家事やリハビリ、介護など人間が快適に生活をするためのサポートをしてくれるロボットのことです。少子高齢化により、介護を必要とする人が増える一方で、介護をする人が少なくなっています。

この状況を解決するために、生活支援ロボットの開発が進み、現在では生活支援ロボットを導入する家庭が増えているのです。特に生活支援ロボットの中で有名なのはお掃除ロボットの「ルンバ」で、手足が不自由で掃除をするのが困難な人の代わりも担ってくれます。

他にも、カーテンを開け閉めしたり、要介護者を乗せて移動を補助したりするロボットも登場するなど、生活をする上で必要な動きをサポートしてくれるロボットは豊富です。家庭向けだけでなく、企業向けの介護やリハビリをサポートしてくれる生活支援ロボットも展開されているので、生活支援ロボットを導入する際は、用途に合わせて選ぶ必要があるでしょう。

生活支援ロボットの4つの種類

生活支援ロボットの4つの種類

生活支援ロボットにどのような種類があるのか紹介します。生活支援ロボットの種類は大きく分けて以下の4つです。

  1. コミュニケーション型
  2. 移動型
  3. アシスト型
  4. 搭乗型

何の目的で導入するかによって使い分ける必要があるので、これから紹介する4つのロボットの特徴を押さえておきましょう。

(1)コミュニケーション型

コミュニケーション型

コミュニケーション型は、人間と会話をすることができるロボットで、主にセラピー活動に使われることが多いです。人間やペットの代わりにコミュニケーションを取れるため、認知症の予防や対人恐怖症の治療などで活躍しています。

コミュニケーション型の中には、二足歩行で人型のものもあれば、ペット型のものなどさまざまな形のロボットが展開されているので、企業の特徴に合わせて選ぶことも可能です。「お腹空いた~」とつぶやくと「今日は何食べるの?」のように、人と話しているような感覚でコミュニケーションを取れるだけでなく、歌を歌ったり踊ったりするものもあるなど、ロボットとのコミュニケーションを楽しめるような設計になっています。

他人とコミュニケーションを取ることの大切さを教えてくれるロボットなので、来客に楽しい時間を提供したい企業や、精神的な病気をかかえる利用者を見る施設などにおすすめの生活支援ロボットです。

(2)移動型

移動型

移動型は、動くことを目的に設計されており、不自由な身体の人が快適に生活するためのサポートをしてくれるロボットです。移動型にはさらに操縦型と自律型の2つに分けられます。目的を達成するために自らがロボットを操縦して動かすのが操縦型で、操縦することなくプログラム通りに動くのが自律型です。

操縦型には、手の不自由な人が身体の一部を動かすだけで口に物を運べる機種や、筋ジストロフィーなど身体の動きが制限されている人が指先を少し動かすだけで移動できる車椅子型の機種などがあります。一方、自律型には、ルンバのようなお掃除ロボットや、トイレなどの場所を教えてくれる案内ロボット、周囲の危険を察知してくれる警備ロボットなどさまざまな用途のロボットがあるのです。

生活支援ロボットの中でも幅広いニーズに対応できるタイプなので、ロボットに代行してもらいたい作業がある場合は、移動型の中から選びましょう。

(3)アシスト型

アシスト型

アシスト型は、装着した人の動きを補助して、生活における動きを広げてくれるロボットです。アシスト型を装着することによって、足腰にかかる負担を軽減してくれるため、年齢による身体的な衰えをカバーしたり作業者の肉体的な疲労を抑制してくれたりする効果があります。

たとえば、足に障害があって自分の力だけで直立できない人が二足歩行を可能にする歩行ロボットや、介護者が要介護者の上体を少しの力だけで起こすことができる介助ロボットなどがあるのです。アシスト型は身体に装着して始めて効果が期待できるので、慣れるまでは苦労することは多々ありますが、使いこなせるようになると自分の身体の一部のように扱えるようになります。

リハビリ施設や介護施設での活躍が期待できるので、リハビリ効果の底上げや従業員の労働環境の改善などを図りたい企業は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

(4)搭乗型

搭乗型

搭乗型は、乗るだけで移動できるロボットで、身体の不自由な人が気軽に移動するのに役立ちます。座って乗る車椅子タイプのものやセグウェイのように直立して乗るタイプのものなどがあり、身体レベルに合わせて使い分けることが可能です。

直立するのも困難な人は車椅子型を使えばよいですし、長距離を歩くのは困難だけど車椅子に乗るほどではない人はセグウェイ型を使えばよいでしょう。また、病院などの広い敷地をスムーズに移動するための手段としても有効なので、環境下に合わせて導入を検討してみてください。

生活支援ロボットの2つのメリット

生活支援ロボットの2つのメリット

生活支援ロボットを導入するメリットを紹介します。導入するメリットは主に以下の2つです。

  1. 高齢者の自立生活をサポートできる
  2. 人手不足を解消できる

順に紹介するので、生活支援ロボットを導入することで、どのようなメリットがあるのか頭に入れておきましょう。

(1)高齢者の自律生活をサポートできる

高齢者の自律生活をサポートできる

高齢者の自律生活をサポートできる点が大きなメリットです。特に要介護者が生活する場合、1人で生活することが困難なため、介護者など他の人の手が必要になります。移動型やアシスト型を利用すれば、要介護者でも自分の力だけである程度の生活水準を維持できるので、生きることに対してモチベーションを高めることが可能です。

また、搭乗型を活用することで、買い物など遠く離れた場所への移動もできるようになります。自分の力だけで生活できなくなると、趣味などへの意欲が低下し、認知症など精神的にも悪影響を及ぼす可能性が高まるため、高齢者の自律生活は健康年齢を向上する上で重要といえるでしょう。

(2)人手不足を解消できる

人手不足を解消できる

生活支援ロボットにより、要介護者が1人で生活できるようになると、有料老人ホームなどで必要人員を削減することができます。たとえば、お掃除ロボットを導入すれば、各利用者の部屋や廊下などを無人で清掃することが可能です。

また、コミュニケーションロボットを導入すれば、人件費をカットしながら利用者とのコミュニケーションを成立させられるだけでなく、警備ロボットに夜間の警備を任せるなどして最小限の人員で施設を運営できます。アシスト型など介護にかかる負担を軽減できれば、労働環境の改善につながり、人手も確保しやすくなるでしょう。

生活支援ロボットの2つの導入事例

生活支援ロボットの2つの導入事例

生活支援ロボットの導入事例を紹介します。今回紹介する事例は以下の2つです。

  1. 有限会社風車 デイサービス風車ひかり
  2. 介護老人保健施設ほほえみの里

順に紹介するので、生活支援ロボットがどのような活躍をしているのかチェックしてみてください。

(1)有限会社風車 デイサービス風車ひかり

有限会社風車 デイサービス風車ひかり

有限会社風車が運営しているデイサービス風車ひかりでは、本田技研工業株式会社が開発した「Honda歩行アシスト」を導入しました。Honda歩行アシストは装着型の生活支援ロボットで、二足歩行をサポートしてくれる機能があります。

デイサービス風車ひかりでは、リハビリ専門のスタッフはおらず、介護士や看護師が中心になっていたので、利用者に歩行のためのトレーニングをすることはできませんでした。そこで、歩行のリハビリに役立つHonda歩行アシストを導入することで、リハビリの専門ではないスタッフでも、利用者に歩行のリハビリをさせることが可能になりました。

Honda歩行アシストを使用したトレーニングによって、自信を持って歩けるようになり、嬉しそうな笑顔を見せるようになったそうです。残念ながら、2020年で販売は終了してしまいましたが、装着型ロボットにより装着者が自信を取り戻すきっかけを作ることはできます。リハビリなどを行う施設は、装着型の生活支援ロボットの導入を検討してみましょう。

(2)介護老人保健施設ほほえみの里

介護老人保健施設ほほえみの里

介護老人保健施設ほほえみの里では、産業技術総合研究所が開発したコミュニケーション型ロボットの「メンタルコミットロボット パロ」の導入をしました。2002年に世界でもっともセラピー効果があるロボットとしてギネスに認定されており、アニマルセラピーと同等の効果があることが認められています。

スタッフに対して怒鳴り散らす施設入所者にパロを紹介した結果、幼少期にペットを飼っていたり、弟や妹の面倒をみていたりしたことを思い出し、怒鳴る回数が軽減したのです。パロと直接触れ合った高齢者だけでなく、周囲の人にも安心感を与え、性格が温厚になる人が続出しました。

コミュニケーション型の生活支援ロボットには、自然なかたちで周囲の人間関係を良くする効果が期待できるので、介護老人施設など利用者が24時間一緒に過ごす施設は少なくとも1台は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめの生活支援ロボット3選

おすすめの生活支援ロボット3選

おすすめの生活支援ロボットを紹介します。今回紹介する生活支援ロボットは以下の3つです。

  1. HAL®自立支援用下肢タイプPro(CYBERDYNE株式会社)
  2. PALRO(富士ソフト株式会社)
  3. COGGY(株式会社TESS)

順に紹介するので、生活支援ロボットを選ぶときの参考にしてみてください。

3

HAL®自立支援用下肢タイプPro【CYBERDYNE株式会社】

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HAL®自立支援用下肢タイプPro(CYBERDYNE株式会社)は、二足歩行をサポートしてくれるアシスト型の生活支援ロボットです。下肢に障害がある人でも「立って歩きたい」という願いを叶えるために開発されました。人が身体を動かそうとするときに、脳から神経を通じて筋肉に信号を流す際に、微弱な生体電位信号が表皮に漏れるのですが、HAL®自立支援用下肢タイプProはその信号をセンサーで検出し、意志の通りに動作を誘導してくれるのです。

意志ははっきりしているのに、事故や病気の影響で物理的に脚が動かない人などに効果的で、両脚タイプだけでなく片脚タイプもあるので、症状に合わせて使うことができます。脚の長さや肩幅、足のサイズなど微調整することができるため、ひとりひとりの体格に応じることも可能です。リハビリ施設や介護施設などにおすすめなので、積極的に導入を検討してみてください。

価格要問合わせ
種類アシスト型
適用体重40~100kg
動作時間1時間
レンタル可能要問合わせ
2

PALRO【富士ソフト株式会社】

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PALRO(富士ソフト株式会社)は、コミュニケーション型生活支援ロボットで、自然な会話をすることをコンセプトに開発されました。PALROの大きな特徴は相手の顔を認識して会話できる点で、相手の表情から感情を読み取り、それに合わせて会話をすることができます。人と人が会話をするときは、キャッチボールのようにテンポよく言葉を交わし、共通の話題があれば、途中で会話が途切れることはありません。

PALROは事前に会話の流れがどうなるか予測し言葉の準備をしているため、「空気が読めない」「話がかみ合わない」といったロボットとの会話の問題を防ぐことができ、人と会話をしているような自然なやり取りが可能です。また、人の言葉を正確に聞き取る音声認識能力やモーション機能もあるため、ストレスなく会話を進めることができます。PALROが1台いるだけでも周囲の雰囲気は変わるので、介護施設などで導入すると利用者に楽しい時間を提供できますよ。

価格要問合わせ
種類コミュニケーション型
適用体重×
動作時間要問合わせ
レンタル可能要問合わせ
1

COGGY【株式会社TESS】

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COGGY(株式会社TESS)は、車いすタイプの移動型生活支援ロボットで、自分の脚を動かして移動できます。諦めない人の車いすがコンセプトになっており、「脚を動かすきっかけになって欲しい」という思いが込められて開発されました。脊髄からの反射的な指令を活かした設計になっており、左右どちらかの脚が自分の意志で動かせれば、両脚を使ってペダルをこぐことが可能です。

脚のリハビリとして使用できるだけでなく、移動手段としても活躍しており、屋外の行動範囲を広げるために活用している人もいます。車いすと同等の扱いになっており、公道でも使用することができるため、電車やバスなど公共交通機関も利用できるのが大きなメリットでしょう。さまざまな用途で使えるので、リハビリ施設や身体障害者を雇用している企業などは導入を検討してみてください。

価格329,000円~(税抜)
種類搭乗型
適用体重100~136kg
動作時間×
レンタル可能

まとめ

まとめ

生活支援ロボットの活躍の場は広がっています。コミュニケーション型や移動型、アシスト型などさまざまな種類があるので、用途に合わせて使い分けることが重要です。今回紹介したおすすめのロボットを参考に、自社のニーズにマッチした生活支援ロボットを導入しましょう。