pinterestとは?便利な機能や使い方、企業の活用事例を紹介

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Pinterestとは、画像を頼りに自身の「好き」や「興味」を探せる、新時代の検索システムのことです。コミュニケーションで交流を深めるTwitterやInstagramとは異なり、個人の趣向やお気に入りを画像で共有し合うという特徴は、Pinterest独自の魅力と言えるでしょう。

今回は「Pinterestとは」というテーマで、サービスの内容や主な機能と使い方、企業での具体的な活用事例などを解説します。

目次
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pinterestとは?

「Pinterest」の日本公式アカウントでは「Pinterestは暮らしをさらに豊かにする、インスピレーションが見つかるビジュアル探索アプリ」と説明されています。Pinterestとは、インターネット上のWebサイト、あるいはPinterest内に掲載された画像を自身のボードへピンすることで、カテゴリ別にお気に入りの画像を収集できるサービスです。

このサービスを活用することでインテリアやファッション、料理レシピやポスターデザインなど、日々の生活に役立てたい様々な視覚的なアイデアを発見できます。操作は簡単で、気に入ったサイトや画像をブックマークする感覚で手軽に扱えることから人気です。

覚えておきたい「ピン」と「ボード」機能

Pinterestには「ピン」と「ボード」という2つの機能があります。この2つを使いこなすことで、Pinterestの魅力を最大限に活用できるでしょう。

「ピン」は画像をボードへ保存する機能

Pinterest内やWeb上で見つけたお気に入りの画像を保存し、自身のボードへ収集することを「ピンする」といいます(ボードについては後述)。ピンすることで自分が気になった画像を「レシピ」や「ネイルデザイン」などのカテゴリ別に収集可能です。

「ボード」はピンした画像を保存する場所

「ボード」とは、Pinterest内やWeb上で見つけた画像をピンしておく、サービス内のフォルダーのようなものです。ボードには自分で自由なタイトルをつけることが可能。「ヘアスタイル専用のボード」「ネクタイ専用のボード」など、カテゴリ別に画像を保存した複数のボードを作成できます。

pinterestの便利な4つの機能

Pinterestにはユニークで工夫の凝らされた、様々な機能が備わっています。その中でもまず覚えて使いこなしたい、便利な4つの機能を紹介します。

1.気になる分野を画像で検索できる

「気になった分野やワードを画像で検索できる」ことは、Pinterestの最大の特徴とも言えるでしょう。検索バーに調べたいキーワードを入力すると、検索結果がすべて画像で表示されます。

例えば「娘のお弁当に入れる、おかずのレパートリーが知りたい」と考えたとしましょう。「お弁当 レシピ」「お弁当 おかず」といったキーワードで検索すれば「ベーコンアスパラ」や「ピーマンの肉詰め」など、お弁当向きの料理画像がズラリと表示され、視覚的に情報を手に入れられます。

キーワードは1つでも複数でも検索が可能。また複数キーワードを入れることで、より自身の理想イメージに近い画像を調べられます

2.自分のお気に入り画像を保存できる

Pinterestでは「ピン」機能によって自分の好きな画像をWeb上、あるいはアプリ内に保存できます。パソコンやスマートフォンの端末にダウンロードする必要がないため、容量に制限なく画像を集められる点が魅力です。

また自分で決めたカテゴリ別に画像を保存できるため、あとで気になったボードのみを見返すことも可能。例えば「いつか真似してみたい」と思ったコーディネートをピンしてボードにまとめるなど、自分が将来見返したいと思った画像もPinterestを活用すれば手軽に管理できます。

3.関心のある分野だけ表示される

Pinterestのホーム画面(ホームフィード)を開くと、自身の興味関心に近い画像が一覧で表示されます。これはサービス独自の学習機能が普段からよくピンや検索する内容を自動的に記憶し、それに近い画像を選出しているのです。サービスを活用すればするほど、自分好みのホーム画面にカスタマイズされる点もPinterestの魅力でしょう。

4.自分の興味関心を画像で発信できる

Pinterestでは好きな画像をピンするだけでなく、それを他者に共有・発信することも可能です。個人のボードを他者が閲覧する、あるいは他者がボードごとお気に入りすることもできるため、Pinterestを通じて周囲の人に自身の関心や好きな世界観を知ってもらえます

また、同様に写真投稿へ強みを持つInstagramと比較し、Pinterestは外部リンク機能や他者投稿のシェア機能が充実しているのも特徴。拡散能力が高いため、マーケティングツールとしても優秀です。

Pinterestの使い方

Pinterestを有効活用するため、基本的な操作方法を理解することが重要です。サービスをストレス無く使いこなすためにも、以下3つの使い方について確認していきましょう。

画像を保存(ピン)する

1つ目に紹介したいのが「画像をPinterest内に保存(ピン)する」方法です。まずPinterest内の画像にカーソルを合わせる、あるいは右クリックで画像を開きます。次に「保存」とかかれた赤色のボタンが表示されるため、それを同様にクリックすれば画像の保存は完了です。

その際「ボード先の候補」もあわせて表示されるため、画像を保存したいボードを選択しましょう。

画像を投稿・発信する

2つ目に紹介したいのが「画像を投稿・発信する機能する」方法です。Pinterestでは自ら画像や写真、動画を投稿・発信することで、他人にフォローや拡散してもらうことができます

まずは画面右下にある「+」ボタンをクリック。すると「ピンを作成する」というメニューが表示されるため、選択し写真のアップロード画面へ進みます。ページの指示に従い、アップしたい写真や画像に加えピンのタイトルや説明文、リンクURLなどを入力。

必要情報の入力が終わったら、ピンを掲載するボードを選択し「保存」をクリックすれば投稿が完了します。

外部サイトから新たなピンを作成する

3つ目に紹介したいのが「外部サイトから新規ピンを作成する」方法です。Pinterest以外のWebサイトやSNSツールで見つけた画像も、Pinterest内にピンすることができます。

まずPinterestのブラウザボタンをあらかじめPCに落としておき、画像が載っている外部サイトでツールバーの「P」ボタンをクリック。あとは画面の指示通りに、保存したい画像と保存先のボードを選択して「保存」ボタンをクリックすれば完了です。

企業によるPinterestの活用事例3つを紹介

商品やサービスの認知、ブランド力を高めたい企業にとって、Pinterestは非常に有効なWebマーケティングツールと言えます。拡散力が強く購買に繋げやすい性質をもつため、多くの企業がPinterestを導入しています。具体的な3つの活用事例を紹介するので参考にしてください。

1.自社商品のカタログとして活用

活用事例の1つ目は「自社商品のカタログ」として利用する方法です。ボードを商品のカテゴリごとに作成し、画像をクリックすることで商品の購入ページへアクセスできます。

実際に取り組んでいる企業としてはユニクロやGap(ギャップ)などのアパレル会社や、化粧品ブランド「MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)」などが代表的です。

2.自社商品を活用した関連情報の発信

活用事例の2つ目は「自社商品を活用した関連情報」を発信し、自社のブランドイメージ向上や自社商品の購買を間接的に促す方法です。キッチン用品の店なら「自社商品を活用してつくれるレシピ」の紹介画像、旅行会社なら思わず行きたくなるような「世界の観光名所」の画像などを投稿すると良いでしょう。

実際に活用している企業の例として「女子旅」「学生旅行」などテーマ別のボードを作成している旅行会社H.I.S.や、自社調味料をつかったレシピを数多く公開する「ヤマサ醤油」などが挙げられます。

3.ターゲット層が関心を持つ分野の画像投稿

活用事例の3つ目は「ターゲット層が関心を持つ分野の画像」を投稿し、潜在的な顧客へアプローチをかける方法です。間接的かつやや高度な手法となりますが、うまく活用することで「より広い層へアプローチをかけられる」といったメリットがあります。

例えばターゲットがビジネス意識の高い若い男性であれば、スーツの人気ブランドや着こなし方の画像を集めたボードを公開するといった具合です。あるいは小さな子どものいる主婦・ファミリー層をターゲットにするなら、子どもを連れて遊びにいきたいレジャー施設を集めたボードなども良いでしょう。

企業事例として、有名なドラッグストアの「ココカラファイン」が挙げられます。自社商品のボードはほとんど存在せず、代わりに「世界の魅力的な景色」や「美しい日本人女性」の写真がまとめられたボードなどを掲載。海外顧客の流入を見越した、ブランド戦略を行っています。

最後に

今回は「Pinterestとは」というテーマで、サービスの内容や便利な機能、企業での活用事例などを幅広く紹介しました。Pinterestは個人が趣味で活用することはもちろん、ビジネス戦略としても非常に有効なツールと言えます。

活字ではなく画像の情報から自分のほしい情報を得るPinterestは、「直感的な検索ツール」として今後さらに国内での利用率が高まると予想されます。ぜひ本記事を参考にPinterestの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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