インターネットやスマートフォンの普及により、多くの広告媒体に大打撃を与えました。
ラジオも影響が及んだ内の一つです。
ラジオを利用するユーザーは減少の一途を辿り、このまま日の目を浴びない媒体になるのかと思えました。
しかし、スマートフォンやパソコンでラジオを聴けるアプリが登場したことにより、一度は離れ去ったユーザーを引き戻すことに成功しました。
それに加え「運動をしながら聴取できる」「ラジオを聴きながらネットが使える」といった理由から、新規のユーザーも獲得することができ、消滅したかと思えたラジオというメディアが新たな形となって生まれ変わることとなりました。
再度ラジオCMが注目を浴び、新たな可能性が広がっているのです。
そこで今回は「ラジオCMを活用するメリット」「おすすめのラジオ広告代理店」を紹介します。
ぜひ自社に適した広告代理店を探してみてください。
ラジオCMを活用するメリット
ラジオには「イメージャリー・トランスファー効果」と「リーセンシー効果」があると言われています。
「イメージャリー・トランスファー効果」とは、ラジオCMを聴くことによって他の媒体で視聴した広告を思い出す効果のことです。
例えば、テレビCMを軽く聞き流していたとしても、ラジオCMで同じ商品を聴いた時に「あの時の商品か!」と思い出すようになるわけです。
ラジオと他の媒体で広告をだすことで、宣伝効果を最大化できるようになります。
「リーセンシー効果」は、直前に知った情報に購買行動が左右されてしまう効果のことを指します。
例えば、「クルマの中で聴いたCMの商品を買い物先で購入してしまう」ようになります。
つまり認知度の向上はもちろんのこと、売上も飛躍的に伸びるようになるのです。
また、パーソナリティを通して公告に対して親近感を持ってもらいやすいのもメリットです。
基本的にラジオはテレビのタレントよりもパーソナリティとリスナーの距離間が近く、親近感を持ってもらいやすいのがポイントです。
特に生コマーシャルは番組の中で自然な流れで紹介されるのでCM感が薄くなるため、商品に対して興味を持ってもらいやすいでしょう。
番組のパーソナリティ次第では興味を持ってもらいやすくなったり、商品の魅力が伝わりやすくなったりします。
加えてラジオの視聴が習慣化しているリスナーが多い傾向にあるのもポイントです。
ラジオ広告は現在、スマホやパソコンでも聴けるようになっているため、テレビよりもラジオを聴く人をターゲットにした広告配信を行うのが効率的です。
ラジオ広告の注意点
ラジオ広告の注意点は、以下の通りです。
- 聞き流されてしまう
- 若い人をターゲットにしにくい
- 音声情報だけではイメージしにくい商品の宣伝が難しい
順に解説します。
聞き流されてしまう
ラジオ広告の最大の注意点と言えるのが、ラジオ広告を配信しても聞き流されてしまう可能性があることです。
ラジオは作業中に聞くことが多いため、チャンネルを変えられにくいのがメリットですが、逆に他の作業に集中していてラジオ広告が聞き流されてしまう可能性があります。
リスナーにラジオ広告を聴いてもらうためには、知名度のあるタレントを起用したり、リズム感のある広告にしたり、聞いてもらえる工夫が必要です。
若い人をターゲットにしにくい
ラジオ広告の欠点は若い人をターゲットにしにくいことです。
今は若い人でもラジオを聴く人が多くなっている傾向にあるとはいえ、それでもラジオの主なリスナーは50代や60代と年配の人が非常に多いです。
2020年3月に発表された株式会社ビデオリサーチの「ビデオリサーチ2020年2月度首都圏ラジオ調査結果まとまる」によると、全年齢層で見ても、50〜69歳の間にいる人々が最も高い平均聴取率を示していました。
若い人はYouTubeを初めとする動画広告やテレビCMを視聴する傾向にあるため、ラジオ広告を視聴する機会が少ないのが課題となります。
音声情報だけではイメージしにくい商品の宣伝が難しい
ラジオ広告ならではの注意点と言えるのが、音声情報のみしか得られないため、商品のイメージがしにくく宣伝が難しいことです。
馴染みのある商品であればどんな形をしているのか、どんな動作をするのか、味などのイメージが簡単にできるのがポイントです。
しかし、馴染みがない商品の場合は頭の中でどんな商品なのかイメージしにくく、魅力が半減してしまうでしょう。
どんな商品でも馴染みがないという人もいるため、馴染みがなくても商品がイメージできるように商品を宣伝する工夫が必要です。
ラジオ広告の費用相場
ラジオ広告を配信する場合、主に制作費用と広告の配信費用が発生します。
ラジオ広告の制作は主に生コマーシャルと収録型の2種類があります。
生コマーシャルの場合、制作費用の相場は約5万円とされており、収録型の場合は約15万円とされています。
なお、収録時間やキャスティングによって左右されるため、実際はもっとかかる場合もあるでしょう。
そして広告の配信にかかる費用は、タイムCMとスポットCMで変わってきます。
タイムCMの場合、20秒のCMで10万円~200万円と大きな開きがあり、スポットCMの場合、1回ごとに費用が発生し、20秒のCM時間で2万円程度の相場となっています。
こちらも放送される時間帯や地域、契約形態によって大きく左右されます。
実績豊富なラジオ広告会社
ここでは、おすすめのラジオ広告代理店を紹介します。
中小企業から大企業までの代理店があるので、自社に適した代理店を見つけてください。
株式会社第一プランニング
株式会社第一プランニングは、ラジオや新聞、OOH等の媒体を取り扱ってる総合広告代理店です。
急速に変化していくメディア環境の中で、最もターゲットにメッセージが届く媒体を見極め、メディアプランニングを行います。
- 総合広告代理店
- ラジオのみにならず、全国のテレビ・ラジオの電波媒体が得意です。 youtube、Googleを使ったwebプロモーションも多数行っております。 販売促進のことなら是非お問い合わせください☆
- ラジオ以外の取り扱い媒体
- テレビCM、新聞広告、雑誌広告、交通広告、web広告、イベント企画・運営など
- その他サービス
- セールスプロモーション・イベント、クリエイティブ、インターネット広告、WEB制作、スペースシェアリング
- サポート
- 要問い合わせ
- 向いている会社規模
- 要問い合わせ
- 営業時間
- 要問い合わせ
- 実績
- 要問い合わせ
- 発信メディア
- 要問い合わせ
株式会社アイビス
株式会社アイビスは、様々なマスメディア広告・WEB広告を取り扱っている総合広告代理店です。
過去の経験で培ってきたノウハウをもとに、より高い効果の出る方法を提案します。
番組提供CMの20秒CM一回あたりの放送料金が800万円、スポットCMの20秒CM一回あたりの放送料金が約4万から10万円かかります。
スポットCMの「ニュース」「天気予報」「交通情報情報内CM」だと250万円必要です。
人々がより関心が高いため費用が高くなります。
全てCM制作費は別途かかります。
- 総合広告代理店
- ◯
- ラジオ以外の取り扱い媒体
- マスメディア、SNSなど
- その他サービス
- システム制作、デザイン制作など
- サポート
- ヒアリング
- 向いている会社規模
- 中小~中堅企業
- 営業時間
- 平日11:00~18:00
- 実績
- -
- 発信メディア
- ◯
ラジオ以外の取り扱い媒体が多いラジオ広告会社
株式会社アジプロ
株式会社アジプロは、ラジオ、テレビ、雑誌などを取り扱ってる総合広告代理店です。
WEBサイト制作から告知ツールの印刷、広告出稿まで一貫してプロモーションを行うので、クライアントの目的を最短距離で達成することができます。
同社の強みは複数の媒体を活用したクロスメディアマーケティングにあります(WEBやリアルなど複数の媒体を組み合わせたマーケティング手法のことを指します)。
- 総合広告代理店
- ◯
- ラジオ以外の取り扱い媒体
- テレビ、新聞、雑誌
- その他サービス
- WEB制作
- サポート
- クロスメディア戦略の提案など
- 向いている会社規模
- 中小企業
- 営業時間
- -
- 実績
- 20年以上の取り組み
- 発信メディア
- ◯
株式会社 CDP
株式会社CDPは、ラジオやテレビCM、屋外広告、インターネット広告などを取り扱っている総合広告代理店です。
どの媒体に広告を出稿したら思い描いた導線通りにターゲットを動かせるのかを知っているので、商品・サービスに合った一番効果の高いクロスメディアを選び抜くことができます。
そこにCDPの強さがあると言っても過言ではないでしょう。
- 総合広告代理店
- ◯
- ラジオ以外の取り扱い媒体
- マスメディア、インターネット
- その他サービス
- WEBサイト構築など
- サポート
- 市場分析、プランニングなど
- 向いている会社規模
- 中小企業
- 営業時間
- 平日10:00~19:00
- 実績
- 46社以上と取引
- 発信メディア
- ◯
初めてラジオ広告運用をする会社におすすめのラジオ広告会社
セーラー広告株式会社
セーラー広告株式会社は、「プランニング」「クリエイティブ」「CRM(顧客管理システム)」「メディア」「プロモーション」「イベント」「マーケティング」をワンストップで提供している総合広告代理店です。
ラジオはもちろんのこと、テレビ、インターネット等の広告も取り扱っています。
それぞれのメディア特性を熟知しているため、最適な提案が可能です。
- 総合広告代理店
- ◯
- ラジオ以外の取り扱い媒体
- テレビ、インターネット
- その他サービス
- -
- サポート
- プランニング、kリエイティブなど
- 向いている会社規模
- 中小~中堅企業
- 営業時間
- 土日祝日を除く9:00~17:45
- 実績
- -
- 発信メディア
- ◯
最後に
ラジオを取り扱っている広告代理店は多く、現在も一つの広告媒体として活用されています。
広告代理店によって企画費や制作費は異なりますが、他の媒体に比べると比較的安価でCMを流すことができます。
さらに、パソコンやスマートフォンでラジオを聴けるようになったことから、より一層の宣伝効果を期待できるようになりました。
ぜひ自社に適した広告代理店を見つけてください。