受付は会社の第一印象を決める大切な場所です。カウンターは会社のイメージや、受付の目的に合わせて選びましょう。最近では受付を無人にして電話やタブレットを置いている企業も多いようです。新しい生活様式が広まりつつある今なら、無人受付カウンターの購入を検討してみるのも良いでしょう。
しかし、受付カウンターはあまり選ぶ機会がないので、選び方が分からないという方も多いかもしれません。そこで受付カウンターの選び方とおすすめの製品について紹介します。
受付カウンターの選び方
まず確認したいのが受付カウンターの選び方です。自社に置きたい受付カウンターについて具体的なイメージを浮かべ、当てはまると感じるポイントをチェックしてみてください。
有人、無人によって選ぼう
受付カウンターには、有人タイプ、無人タイプの二種類があります。有人カウンターの場合は高さも大切なポイントです。受付の担当者が立って対応するのか、座って対応するのかで高さを選ぶと良いでしょう。
無人の場合は、受付のテーブルに何を置くのかが重要になります。最近ではタブレットや電話機など必要最低限のものを置く小さなカウンターを採用する企業が多いです。
受付カウンターを選ぶ際は、まずは人の配置をどうするか、無人であれば何を置くかという観点から選ぶと良いでしょう。
カウンターの高さ選びは重要
有人カウンターの場合には、ハイカウンターとローカウンターがあります。ハイカウンターは立ってお客様とお話をするので、短時間だけの応対に向いているのが特徴です。一般的には、950mm前後の人の腰くらいの高さにカウンター部分がくるように設計されています。
ローカウンターは、座ってお客様とお話をするような長時間の応対向きです。具体的には、700mm程度の高さになっていることが多く、一般的に市販されているデスクと同じ位の高さになっています。立って話すか座って話すかは業種によって異なるので、どちらが適しているか考えて選びましょう。
また、無人カウンターは一般的にハイカウンターと同じ高さの製品が多いですが、車いすでの来訪者が想定される場合には、電話やタブレットが届きやすい配慮が必要です。無人カウンターの場合も、会社に来訪されるお客様の視点で選びましょう。
受付に合わせたサイズをチェック
受付カウンターの大きさは受付のスペースに合わせたサイズを選びましょう。特に幅や奥行きなど、高さ以外の部分を確認しておくことも重要です。また実際に置いてみて圧迫感がないかなども確認しておく必要があります。観葉植物や傘立てなど、カウンター周りに何を置くのかも考慮してサイズを選ぶようにしましょう。
受付カウンターはお客様をお迎えする最初の場所なので、サイズ感が合っていない受付は不自然な印象を与えてしまいます。会社の顔をともいえる部分なので、違和感がなくお客様が好感を持てる受付になっているかよく考えて選びましょう。
用途が電話・タブレット台ならスリムなタイプを
受付を無人カウンターにして電話やタブレットを置く場合は、専用のスリムな受付カウンターを導入するのがおすすめです。スリムなタイプなら圧迫感がなく、設置するのに広いスペースも必要ありません。シャープなデザインものが多いので、受付になじみやすいでしょう。
スリムタイプでも少しゆとりを持たせたデザインなら、手の消毒液なども合わせて置いておくことができて便利です。生活様式の変化で、受付をタブレット式にする企業にもおすすめできるタイプといえます。
カラーは受付の雰囲気に合うものを選ぼう
受付カウンターのカラーは会社の受付の雰囲気に合うものを選びましょう。例えば、会社の受付の雰囲気が落ち着いていたら、木製やブラウン系のカウンター、シックなブラック系のカウンターなどがおすすめです。明るい配色の受付にしたい場合は白や淡いカラーのカウンターを選ぶと良いでしょう。
また、会社によってコンセプトが決まっている場合には、コンセプトと合わせたカラーにするのも良いでしょう。受付カウンターは第一印象を決める場所でもあるので、雰囲気にあったカラーを選ぶことで来訪者に印象づけることが出来ます。
他のインテリアとの相性の良いデザインか?
受付にあるイスやソファ、壁紙、オブジェなどの他のインテリアとの相性のよさも大切です。会社のインテリアと雰囲気のあう受付カウンターを置くと、統一感が生まれます。他のインテリアと調和のとれたデザインの受付カウンターを選びましょう。
他の会社がどのような受付の作り方をしているか参考にして受付のレイアウトや受付カウンターを選ぶのもおすすめです。
車いすに対応するかも大切
有人カウンターで座って対応できるローカウンターを選ぶ場合、車いすに対応するかも考えておきましょう。
車いす対応のローカウンターは、足元部分が深めに設計されているので、車いすに乗ったままでも足がぶつかりにくいのが特徴です。車いすのお客様が来社する可能性があるのなら、車いすに対応するカウンターを選ぶ方が良いでしょう。
また、無人の場合には、車いすのお客様でも電話やタブレット端末に手が届きやすい設計になっているかも確認しておく必要があります。
【2022年最新】受付カウンターのおすすめ20選
おすすめの受付カウンターを紹介します。商品の情報は2022年4月27日時点を参考に記載しております。
XK-900MU【PLUS】
空間を選ばないシンプルなデザインの無人用の受付カウンターです。カウンターの幅が900あるので、電話やタブレット以外にも案内表示やパンフレットなどを置くことが可能。配線取出し口があるため、カウンターの上をスッキリとまとめることができます。
- 料金
- 268730
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 900×450×900
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- 天板色:ホワイト、ホワイトメープル\r 脚色/フロントパネル色:ホワイト、シルバー\r
- 材質
- 天板:メラミン樹脂化粧板 W4 ホワイト\r パネル脚:ポリエステル化粧板 W4 ホワイト\r フロントパネル:ポリエステル化粧板 W4 ホワイト\r エッジ:ウレタン塗装 \r 天板芯材:MDF(天板厚26mm) \r 幅木:ステンレス \r フレーム:アルミ、樹脂焼付塗装 M4 シルバー\r
- 有人無人
- 無人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
XK-1800HI【PLUS】
シンプルなデザインのストレート型の有人用カウンターです。接客用の天板と執務用の天板が分かれており、手元が直接見えない作りになっています。オプションで書類収納に便利なトレーや配線取出し口を付けることができるので、必要な機能を選んでカスタマイズすることが可能です。
- 料金
- 891110
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1800×750×964
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- 天板色:ホワイト、ホワイトメープル\r 脚色/フロントパネル色:ホワイト、シルバー\r
- 材質
- 天板メラミン樹脂化粧板 \r エッジウレタン塗装 \r 天板芯材MDF(天板厚26mm) \r 脚アルミ、焼付塗装、ポリッシュ(光沢仕上) \r フロントパネルt5アクリル、グラスカラー(TG)、鋼板、焼付塗装 \r 幅木ステンレス \r
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- ×
- シリーズの有無
- 〇
NEF-249Z-W981【ITOKI】
幅1200mmあるゆったりとした無人の受付カウンターです。素材に高級感があるため、上品な印象を与えることができます。電話の他にも会社のパンフレットやお花などを飾っておくことも可能。受付はシンプルな雰囲気にしたい場合にも、おすすめできる受付カウンターです。
- 料金
- 304900
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1200×450×900
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- 天板色:ホワイトグレーW、ホワイトW、ファインウォールナットL 本体:ソフトブルー、アッシュドパインL、アッシュドオークM、アッシュドオークD、ファインウォールナットL
- 材質
- 天板メラミン樹脂化粧板 \r エッジウレタン塗装 \r 天板芯材MDF(天板厚26mm) \r 脚アルミ、焼付塗装、ポリッシュ(光沢仕上) \r フロントパネルt5アクリル、グラスカラー(TG)、鋼板、焼付塗装 \r 幅木ステンレス \r
- 有人無人
- 無人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
CIG-180LD【生興株式会社】
幅の広くお客様への対応がしやすい有人用の受付カウンターです。幅が1800mmあるので、お客様の目的をスムーズに解決できるスペースが十分に確保できます。コードホールが付いているため執務スペースに配線がでることもありません。
- 料金
- 462000
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1800×1540×950
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- 天板:ホワイト、ニューグレー\r 本体:ペールアルダー、ダークブラウン\r
- 材質
- 天板:メラミン化粧板\r 中天板:メラミン化粧板、ポストフォーム加工\r 本体:木製、メラミン化粧板張り、ステンレス巾木\r
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
RFHC-1200W【アール・エフ・ヤマカワ株式会社】
Jシリーズの幅1200mmのハイカウンターです。天板の表面には傷の付きにくい作りになっています。Jシリーズハイカウンターの幅900mmやコーナー用のカウンターを組み合わせることができるので、自社にあったカスタマイズが可能です。
- 料金
- 17490
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1200x450x1000
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- ホワイト、ナチュラル、ウォルナット
- 材質
- 天板:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ\r 前板・側板:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、ペーパーコア、PVCエッジ\r アジャスター:PP
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- ×
- シリーズの有無
- 〇
Z-SHLC-900WH2【アール・エフ・ヤマカワ株式会社】
つま先が当たりやすい部分を汚れから守る巾木付きのノルムローカウンターです。シリーズのローカウンターW1500やコーナー用と組み合わせてL字レイアウトでもご利用いただけます。天板の両端には配線取出し口が付いているので配線をスッキリまとめられます。
- 料金
- 10989
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 900×600×700
- カウンターの種類
- ローカウンター
- カラーバリエーション
- ホワイト、ナチュラル、ウォルナット
- 材質
- 天板・側板:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ 幕板:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、ペーパーコア、PVCエッジ アジャスター:PP
- 有人無人
- 無人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
Z-SHHC-900NA【アール・エフ・ヤマカワ株式会社】
立って受付をする時に、靴のつま先がサイドパネルに当たってしまっても汚れにくい巾木付きのハイカウンターです。シリーズのカウンターとL字に設置することもできるため、必要に応じて連結して使用できます。カラーは、ダーク、ホワイト、ナチュラルの3色です。エントランスの雰囲気に合わせて選んでみてください。
- 料金
- 15950
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 900×450×975
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- ナチュラル、ダーク、ホワイト
- 材質
- 本体:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ アジャスター:PP
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- ×
- シリーズの有無
- 〇
SHRC-600NA【アール・エフ・ヤマカワ株式会社】
収納スペースを備えた機能的でシンプルなナチュラルの無人受付用カウンターです。このカウンターは裏面が扉になっており、カウンター内部が全面収納スペースとして使うことができるようになっています。可動棚2枚が付属しているので、収納する物の大きさに合わせてスペースを仕切ることが可能です。
- 料金
- 13090
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 600×400×900
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- ホワイト、ナチュラル
- 材質
- 本体:低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ\r アジャスター:PP\r
- 有人無人
- 無人
- 配線取出し口の有無
- ×
- シリーズの有無
- 〇
CO-US109EMBN【コクヨ株式会社】
形状はシンプルなデザインでさまざまな空間に合わせられる無人用の受付カウンターです。天板には配線取出し口があり配線をまとめることができるので、カウンターをスッキリとした印象に保つことができます。(カラーバリエーションの「MB」は写真のフロントパネルの色になります)
- 料金
- 158000
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1600×700×950
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- ホワイト/MB、ライトナチュラル、ブラウン
- 材質
- 本体:スチール、PVCシート貼り\r 天板:MDF、PVCシート貼り\r 巾木:ステンレスプレート\r 背板:ラワン合板\r
- 有人無人
- 無人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
NSカウンター 基本タイプ【ITOKI】
組み合わせ自由な大型カウンターのシリーズです。シンプルなデザインでベーシックな形なので、空間を選ばずに設置することができます。ハイ・ローどちらの展開もあり、連結して使うことも可能です。(以下のサイズ表記はローカウンターの高さになります)配線取出し口があるので執務スペースをスッキリと保てます。
- 料金
- 要問い合わせ
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1200×800×730
- カウンターの種類
- ハイカウンター、ローカウンター
- カラーバリエーション
- 天板:ファインウォールナットL、ホワイト、ホワイトグレー フロントパネル:ファインウォールナットL、シルバーメタリック、ソフトブルー、リップルグリーン、カクタスグリーン
- 材質
- 天板:MDFメラミン化粧板貼り\r フロントパネル:スチール/ペーパーハニカム\r フレーム:スチール\r
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- ×
NVカウンター【ITOKI】
ハイカウンター、ローカウンターどちらの展開もあり、接客の窓口の可変性とプライバシーに配慮しているのが特徴の受付カウンターです。豊富なバリエーションで、自社に合った受付の空間を作ることができます。(以下のサイズ表記はローカウンターの高さになります)
- 料金
- 要問い合わせ
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1210×800×730
- カウンターの種類
- ハイカウンター、ローカウンター
- カラーバリエーション
- 天板:ホワイト、アッシュドパインL、アッシュドオークM、アッシュドオークD フロントパネル:ホワイト、アッシュドパインL、アッシュドオークM、アッシュドオークD 巾木:グレーZ
- 材質
- 天板:メラミン化粧板\r フロントパネル:スチール塗装仕上または塗装鋼板\r エンドパネル・可動パネル:メラミン化粧板\r 巾木:スチール塗装仕上または塗装鋼板\r
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- ×
DK-18HE【PLUS】
デスクともコンビで使えるハイカウンターです。同シリーズのデスクと連結して使用することで、効率の良い仕事ができます。フロントパネルのカラーが、ホワイト、ブルー、ミディアムウォルナット、ホワイトメープル、ライトブルーの5色から選択可能です。幅も1200mm、1500mm、1800mmまでの展開があるので、仕事の空間に合わせて選んでみてください。
- 料金
- 184250
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1800×500×950
- カウンターの種類
- ハイカウンター
- カラーバリエーション
- 本体:ホワイト天板:ホワイトフロントパネル:ホワイト、ブルー、ミディアムウォルナット、ホワイトメープル、ライトブルー
- 材質
- 本体:鋼板 幅木:ステンレス天板表面材:メラミン樹脂化粧板WSホワイト天板芯材:パーチクルボード、ペーパーハニカムコア(コーナー天板パーチクルボード) フロントパネル:鋼板、アミノアルキッド樹脂焼付塗装/鋼板、樹脂シート貼りサイドパネル表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 サイドパネル芯材:パーチクルボード、ペーパーハニカムコア スクリーンパネル表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 スクリーンパネル芯材:パーチクルボード、ラワン合板 スクリーンパネルスクリーン部:アクリル樹脂 サイドスクリーン本体:アクリル樹脂スイングドア表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 スイングドア芯材:メルクシーパイン集成材、ペーパーハニカムコア
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- ×
- シリーズの有無
- 〇
DK-18LE【PLUS】
足元のスペースが広々したロータイプの有人用の受付カウンターです。机下が広々しているのでワゴンなどを収納可能。天板に便利な配線取出し口が設置されているので、配線をスッキリとまとめられます。同シリーズでカスタマイズもできるので、自社に合った受付カウンターを作ることが可能です。
- 料金
- 231770
- サイズ(幅×奥行×高さ)
- 1800×700×700
- カウンターの種類
- ローカウンター
- カラーバリエーション
- 本体:ホワイト\r 天板:ホワイト\r フロントパネル:ホワイト、ブルー、ミディアムウォルナット、ホワイトメープル、ライトブルー\r
- 材質
- 本体:鋼板 幅木:ステンレス 天板表面材:メラミン樹脂化粧板 天板芯材:パーチクルボード、ペーパーハニカムコア(コーナー天板パーチクルボード) フロントパネル:鋼板、アミノアルキッド樹脂焼付塗装/鋼板、樹脂シート貼り サイドパネル表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 スクリーンパネル表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 スクリーンパネル芯材:パーチクルボード、ラワン合板 スクリーンパネルスクリーン部:アクリル樹脂 サイドスクリーン本体:アクリル樹脂 スイングドア表面材:ポリエステル樹脂化粧合板 スイングドア芯材:メルクシーパイン集成材、ペーパーハニカムコア
- 有人無人
- 有人
- 配線取出し口の有無
- 〇
- シリーズの有無
- 〇
最後に
受付カウンターには、実用性の高いものからデザイン性のあるものまで、さまざまな種類があります。受付カウンターは会社への来訪者が最初に目にする場所なので、慎重に選ぶのがおすすめです。
今回おすすめした受付カウンターは、どれを選んでも使いやすいので、会社の第一印象にふさわしい受付カウンターを選んでみてください。