行政の観点から企業にとって必要な存在と言える行政書士。
導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
今回は、相続登記や書類作成の可否、料金形態など様々な比較項目をもとに厳選したおすすめの行政書士事務所をご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
行政書士とは”行政”の専門家
行政書士法に基づいた国家資格で、行政手続(官公署へ提出するための書類や権利義務・事実証明に関する書類を作成したり、提出手続や行政不服申立て手続など)を専門とする専門職のことを言います。
行政書士は書類作成から申請代理まで幅広く対応
主に行政の手続きを行う行政書士の役割を具体的に見ていきましょう。
書類の作成
法的トラブルが起こらないように、予防の観点から契約書などの書類を作成します。
例えば、国や地方公共団体といった官公署に提出する書類をはじめ、建設業許可・風俗営業許可に関する書類、事実証明(実地調査)の書類などの作成依頼が可能です。
また、定款や権利・義務に関する書類、示談書、財務諸表や会計帳簿など幅広い分野で役割を果たします。
申請の代理
行政書士が作成した書類は、わざわざ自社の人間が官公署へ提出しにいかなくても、代理で依頼することも可能です。
企業(一般人)と官公署を結ぶ重要な”パイプ役”としても一役買っています。
相談への対応
企業はもちろん、相続関連などの個人レベルの内容でも、顧客から書類作成の依頼があれば、相談に応じて作成する役割も持っています。
書類の作成だけでなく、相談を通じて企業が抱えている問題やトラブルを解決へと導くアドバイスをもたらしてくれる行政書士も少なくありません。
ただし、行政書士としての報酬と別途で相談料が発生する場合があるため、料金体系について予め確認しておくといいでしょう。
行政書士は専門分野やケース想定の有無で選ぶ
企業に行政書士を導入する時は、失敗しないためにも次の3つのポイントを意識して選んでみてください。
専門分野を聞く
行政書士は市役所から警察庁といった幅広い分野に携わるため、専門分野があることが多く、得意とする内容(強み)を持っている人がほとんどです。
中には、顧客を獲得するために、苦手な分野や初チャレンジする分野でも顧客獲得のために引き受ける悪質な行政書士もいるため、専門の分野を聞いてみて、はっきりと答えられなかったり、得意な分野の属性にばらつきがある上に多すぎたりする場合は注意した方がいいでしょう。
様々なケースを想定しているか
行政書士に依頼した代理業務全てが上手く行くとは限りません。
様々なケースが起こり得る中で、時には官公署からの許認可がおりず、てこずってしまうケースもあります。
そういった万が一のことまで想定した上で契約、お話できる行政書士を選ぶようにしましょう。
相談しやすい相手であるか
企業が行政書士を依頼するとなれば、基本的に長い目で見たお付き合いになるでしょう。
トラブルや依頼ごとはもちろん、報酬や要望などシビアな所まで言いやすい相手であるに越したことはありません。
実際に会ってみて、接しやすい、説明が丁寧で分かりやすいなど、お互いに気持ちよく付き合っていける行政書士を選ぶことが大切です。
行政書士おすすめ26選
TN行政書士事務所
入管業務に特化した行政書士事務所として外国人雇用を幅広くサポート
ビザ申請書類の作成代行・代理申請を実施、依頼者は本業に専念しやすい
相談は無料で対応、余計なコストがかからず安心
長期間海外に滞在していた経験をもとに、TN行政書士事務所では、在留資格や永住申請、定住申請など外国人ビザ申請のサポートに特化しています。
英語での対応も可能で、異国で暮らす心細さに寄り添い、真摯にサポートしてくれるでしょう。
- 対応地域
- 東京都内・埼玉県
- 料金形態
- 契約締結後申請日までの支払い(案件によっては着手金あり)
- 初回相談無料
- ✕
- 相続登記対応
- ◯
- 書類作成対応
- ◯
- 建設業許可対応
- ◯
- 帰化(ビザ取得)等外国人業務対応
- ◯
- 債権債務可否
- ✕
最後に
行政のプロとして企業にとって欠かせない存在となり得る行政書士。
様々な許認可申請や面倒な書類の作成、申請、提出を行ってくれます。
この記事でおすすめしている行政書士事務所を参考にしつつ、企業に適した行政書士を見つけてください。