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モラハラとは何?4つの具体例と効果的な3つの対処法を紹介

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公開日: 2021.02.27
更新日: 2021.02.27

近年、職場でのモラハラ行為が問題になっており、モラハラ対策に取り組む企業も増えてきました。モラハラ対策をしようと考えているが、そもそもどんな行為がモラハラなのか分からないと感じる人も多いはずです。

今回はモラハラとは何か、4つの具体例を交えて解説します。対処法も合わせて解説しているので、ぜひご覧ください。

目次
目次

モラハラとは?意味やパワハラとの違い

まずはモラハラの意味・定義をきちんと押さえましょう。パワハラとの違いについても解説しています。

モラハラの意味とは

モラルハラスメントを略した言葉を、モラハラと呼びます。モラル=道徳観や倫理観、ハラスメント=嫌がらせや暴力という意味です。つまり、モラルハラスメントは「道徳や倫理に反する暴力的な行為」を指す言葉になります。

モラハラは、職場において上司や部下、同僚同士などの間で問題になることが一般的です。また家庭でも、夫婦の間で問題になるケースも多いでしょう。

パワハラとはどう違う?

モラハラと混同しやすい言葉が、パワハラです。パワハラもモラハラと同様、ハラスメントの一つですが、パワハラは「職場での優越的な地位を背景に行なわれる嫌がらせや暴力」を指します。

パワハラは一般的に、上司から部下へ業務の適正な範囲を越えて行われる言動のこと。対してモラハラは当事者の関係性には規定しておらず、職場だけでなく家庭でも行われる場合があるという違いです。

またあくまで傾向として、パワハラは周囲の同僚などが気づきやすいですが、モラハラは周りからはよく分からず本人だけが心を痛めやすいでしょう。

職場で起きるモラハラの具体例4つ

職場で起こりやすい、モラハラの具体例を紹介します。どんな行為がモラハラに該当するか分かるので、ぜひご覧ください。

1.人格否定の発言

「こんなこともできないなんて、生きてる意味がない」「君は愛想が悪いから話したくない」などと人格を否定するような発言は、モラハラの一つだと言えます。ストレスが溜まっていたり余裕がなかったりすると、部下に辛く当たってしまいがちです。

言われた側は深く傷つくので、人格否定の発言はしてはいけません。

2.無視・仲間外れ

「仕事上の質問に対して答えない」「一人だけ挨拶しない」などの無視は、モラハラの一種です。また「飲み会に一人だけ誘わない」「社内イベントの連絡をしない」といった周囲から孤立させる行為も、モラハラの一つだと考えられます。

3.業務妨害

「業務上必要な報告をしない」「会議で必要な資料を渡さない」といった、業務の遂行を妨害する行為もモラハラに当たります。

4.プライベートへの過干渉

「彼氏はいるの?」「せっかくの休みの日なのに、家でアニメなんて見てるのか」など、プライベートに必要以上に干渉する行為もモラハラに当たる恐れがあります。一定の雑談は必要ですが、プライベートに踏み込みすぎると相手を不快にさせてしまうので注意しましょう。

モラハラ改善のために人事が取るべき3つの対策

モラハラ改善のためには、個人が行き過ぎた言動をしないように注意することが大切なのは言うまでもありません。しかし、個人の意識と同様、組織でモラハラ対策を実施することも大切です。組織で対策を施せば、個人では対処できない状況も改善に導けます。

ここでは、モラハラ改善のために人事が取るべき対策を3つ紹介するので、ぜひチェックしてください。

1.相談窓口の設置

上述の通り、モラハラは周囲の人間が気づきにくい点が特徴です。被害者が周囲に相談できる環境がないと、精神疾患の発症や下手すると最悪の事態に発展してしまうかもしれません。また、社内に相談相手がいなければ離職にもつながり、企業にとっても悪影響が生じます。

従業員が気軽に相談できる環境を整備するには、モラハラの相談窓口の設置が有効です。相談部署を設置する際は、相談者のプライバシー保護に十分配慮しなければいけません。相談したことが周囲に伝われば、モラハラ行為がエスカレートする可能性があるためです。

2.モラハラ研修の実施

モラハラに関する、研修の実施もおすすめです。加害者側は自分がモラハラをしていることに気付いていない場合が多くあります。加害者の認識不足を是正するには、モラハラについての知識をインプットさせなければなりません。

社内研修や外部講師を招いた研修を行い、未然にモラハラを防ぎましょう。

3.風通しが良い職場環境の整備

風通しが悪い職場では、思うように意見を伝えられずイライラが募り、周囲にきつい言動をとってしまう場合があります。このため、従業員がみな物怖じせずに意見を伝えられるオープンな職場環境の整備が必要です。

あくまで一案ですが、チームビルディングを導入すると風通しの良い職場作りに役立つでしょう。一緒に体を動かしたりゲームをしたりして、メンバー同士の相互理解を深められます。

最後に

道徳や倫理に反した、嫌がらせ行為のことをモラハラと言います。モラハラは職場で起こりやすく、「人格否定の発言」「無視や仲間外れ」「業務妨害」「プライベートへの過干渉」などが具体例です。モラハラの解決は個人では難しいケースもあるので、相談窓口の設置、モラハラ研修の実施、風通しが良い職場づくりなど組織で対処し改善をはかりましょう。