案内ロボットの種類とメリットを紹介!人気を集めている案内ロボット3選

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「案内ロボットを導入することでどのようなメリットがあるの?」
「案内ロボットを実際に導入した企業はどのような効果があったの?」

案内ロボットの導入を検討している企業の中には、どのロボットを導入すれば良いのか判断できずに困っている担当者も多いのではないでしょうか。

実は、案内ロボットには2つの種類があり、自社の特徴に合わせて選ぶことが重要なのです。

本記事では、案内ロボットの種類や導入するメリット、導入事例を紹介します。

最後におすすめの案内ロボットも紹介するので、案内ロボットを導入する際の参考にしてみてください。

目次
目次

案内ロボットとは

案内ロボットとは

案内ロボットとは、受付などで人の代わりに来客に施設内の案内をするロボットのことです。人の姿形をした人型ロボットや可愛らしい見た目をした動物型のロボット、モニターに表示されるAIキャラクターなど、さまざまなタイプがあります。

センサーによって人を感知して作動する仕組みになっており、設定通りに案内したりお客様によるタッチパネル操作に対応してサービスを提供することが可能です。案内ロボットを導入することで、受付に人員を割く必要がなく、受付担当者の経験やスキルに関係なく、一定したサービスを提供できるため、案内ロボットを導入する企業が増えています。

案内ロボットの2つの種類

案内ロボットの2つの種類

案内ロボットには主に2つの種類に分けることができます。

  1. 自立走行型
  2. 固定型

オフィスなど導入環境によって使い分ける必要があるため、自社に合ったロボットを選ぶことが重要です。

順に紹介するので、どのような案内ロボットがあるのかチェックしましょう。

(1)自律走行型

自律走行型

自律走行型ロボットとは、人間が操作しなくても自分で目的地に移動することができるロボットです。ロボットに搭載されているカメラやレーザーなどを用いたセンサーによって、自分の位置を把握し走行することができます。

センサーによって周囲の状況を把握できるため、近くの人間や壁などの障害物を避けて移動することができ、周囲に迷惑をかけることはありません。もし人間が触れたとしても、急停止して周囲に危害が及ぶのを防いでくれるので、監視のために人員を配置する必要はないでしょう。

(2)固定型

固定型

固定型ロボットとは、設置場所から移動せずに、モニターやAI応答などでお客様を案内するロボットです。カメラなどのセンサーによって、近くに人が来ると反応するようになっており、その場で音声やモニターで来客を案内してくれます。

スタッフ呼び出し機能がついているので、もし、オフィス内などを人によって案内しなければならない場合でも対応可能です。移動しないため、自律走行型に比べて故障するリスクが少ないのもメリットの1つといえます。

来客を直接目的地まで案内する必要がないほど面積が広くない企業におすすめのロボットです。

案内ロボットの2つのメリット

案内ロボットの2つのメリット

案内ロボットを導入するメリットを紹介します。主なメリットは以下の2つです。

  1. 人員を削減できる
  2. 多言語対応ができる

順に紹介するので、案内ロボットを導入した後にどのような恩恵があるのか確認しておきましょう。

(1)人員を削減できる

人員を削減できる

案内ロボットを導入することで、案内係の人員を配置する必要がないため、人員を削減できます。常に人の出入りがある大企業であれば、臨機応変に対応するために人員を配置する必要はありますが、アポイントを取っている来客のみなど、受付で対応する回数が少ない企業は、受付に人員を配置すると無駄な人的コストになる可能性があるでしょう。

受付に人員を配置することで、その分の人的資源を他のことに回すことができないので、他の従業員の負担が大きくなるかもしれません。人手不足に陥っている企業が案内ロボットを導入すれば、受付用に人員を確保する必要がなくなるため、人手不足の解消につながるといえます。働き方改革に役立つので、案内ロボットを導入して人手不足を解消しましょう。

(2)多言語対応ができる

多言語対応ができる

多言語対応ができる点も大きなメリットです。近年グローバル化が進んでおり、来客の中には外国人が含まれている場合があります。もし、来客が外国人のみだった場合は、外国語で受付対応することが求められ、受付担当が外国語を話せなければ、スムーズに案内することができない可能性があるでしょう。

常に外国語を話せる従業員がいれば、急な外国人の来客でも対応できますが、外国語が話せる従業員がいないタイミングで外国人が訪れる場合もあるものです。そのため、外国人が来客として訪れる可能性がある企業は、常に外国語対応できるようにしておく必要があります。

特に都市部などさまざまな国から外国人が集まっている地域に拠点を構えている企業は、多言語対応が必須です。外国語を話せる人員を多めに確保する必要がないため、英語や中国語に対応している案内ロボットを導入して受付対応をスムーズにしましょう。

案内ロボットの導入事例

案内ロボットの導入事例

案内ロボットを実際に導入した企業の事例を紹介します。今回紹介する事例は以下の2つです。

  1. ヤマダ電機
  2. カインズ

順に紹介するので、自社で案内ロボットを導入した後のイメージをしてみましょう。

(1)ヤマダ電機

ヤマダ電機

ヤマダ電機では、アメリカのFellow Robots社が開発した自律走行型ロボット「NAVii™(ナビー)」を実証実験として導入しました。この実験の目的は、商品や売り場の案内を飛躍的に進化させることで、ロボットが販売員の業務を代替することによるコストの算定や従業員の業務負荷軽減の具合を検証するものでした。

主に行った業務は店内施設の案内で、トイレやレジ、サービスカウンターなどの目的地や、目的の商品の陳列場所まで自律走行により来店客を誘導したようです。また、来店客と会話をしながら店が強化販売している商品の提案や商品情報を紹介したり、クーポンの発行やポイントの付与などサービスを提供したりしました。

NAVii™のように接客業務ができる案内ロボットも搭乗しているので、受付だけではなく、さまざまなシーンで活躍が見込めるでしょう。

(2)カインズ

カインズ

株式会社カインズは、2020年11月3日(火)グランドオープンするカインズ朝霞店で、新しいデジタル施策として売り場案内ロボットを試験導入しました。実は、ホームセンターでのロボットの導入は初めてのことで、DIY関連用品売り場やガーデニングコーナーで稼働。

導入したロボットは上部にタッチパネルが搭載されており、カテゴリー検索から商品を探したり、商品の売り場まで案内してくれたりする機能を持っていました。案内ロボットを導入することで、希望する商品がすぐに見つかるだけでなく、楽しく買い物ができるようなサービスを提供できるため、今後は顧客満足度の向上に役立つ要素となるでしょう。

おすすめの案内ロボット3選

おすすめの案内ロボット3選

おすすめの案内ロボットを紹介します。今回紹介する案内ロボットは以下の3つです。

  1. Pepper(ソフトバンク株式会社)
  2. AIさくらさん(株式会社ディファナ・ドットコム)
  3. CORON(株式会社アイウィズ)

順に紹介するので、案内ロボットを選ぶときの参考にしてみてください。

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Pepper

【ポイント】

    コミュニケーション能力が高いロボットをお求めの方に

    管理者側の利便性を考えロボットの状態だけでなく、データ化し、リアルタイムに可視化できる機能を搭載している

    役割に応じて自由に作りこめるロボットをお探しの人におすすめ

Pepper(ソフトバンク株式会社)は、感情認識ヒューマノイドロボットで、全世界70カ国以上で、累計25,000台以上が導入されています。Pepperは小売業や飲食業、医療介護などさまざまなシチュエーションで活躍しているロボットで、案内ロボット=Pepperのイメージを持っている人も多いでしょう。人の検知範囲が360°なので、後方の人間も認識することができ、騒音のある環境でもスムーズに音声会話することが可能です。

また、顔認識標準搭載によって、面識のある人の顔を記憶できるため、初回と2回目以降のお客様を分けて対応できます。遠隔応答によって、直接従業員が対応することも可能で、自動応答するのに難しい質問をされても問題ありません。対応力が高いので、どの案内ロボットを導入すれば良いか分からない人は、とりあえずPepperの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

価格
要問合わせ
種類
自律走行型
外国語対応
要問合わせ
会話機能
カメラ撮影
スタッフ呼び出し機能
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CORON【株式会社アイウィズ】

CORON(株式会社アイウィズ)AI搭載人型接客サポートロボットで、最高のおもてなしを提供することをコンセプトに開発されました。おもてなしに特化したアクションや台詞を交えて来客と接するので、顧客ロイヤリティアップが期待できます。

特に、テーブルオーダーシステムが基本の飲食店で活躍しており、商品紹介や注文の受付、来客の質問などに対応することが可能です。外国語にも対応しており、カリスマ店員のように来客と触れ合い、楽しい時間を提供することができるので、来客を楽しませたい飲食店や販売代理店などは導入を検討してみてください。

価格
要問合わせ
種類
固定型
外国語対応
会話機能
カメラ撮影
スタッフ呼び出し機能
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YUNJI SAIL【NECネッツエスアイ株式会社】

YUNJI SAIL(NECネッツエスアイ株式会社)は、32型の大型ディスプレイ搭載の自律走行型案内ロボットで、タッチスクリーンを利用して来客に案内をします。コンテンツの表示や目的地への誘導、誘導先での動画案内が可能で、分かりやすく案内をすることができるでしょう。

直感的に操作する仕組みになっているので、初めて触れる人でも簡単に操作することができ、利便性が高いといえます。企業のショールームやイベント会場、博物館や水族館など活躍できる場はさまざまです。数多くの企業のニーズに対応しているので、興味があれば、ぜひ見積もりを含めて問い合わせてみてください。

価格
要問合わせ
種類
自律走行型
外国語対応
要問合わせ
会話機能
カメラ撮影
要問合わせ
スタッフ呼び出し機能
要問合わせ

まとめ

まとめ

案内ロボットは人の代わりに対応してくれるので、人手不足の解消に効果的です。機種の中には自律走行できるものもあるので、導入する施設によって使い分けましょう。今回紹介した事例やおすすめの案内ロボットを参考に、自社のニーズに合った案内ロボットを選んでみてください。

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