企業にとって重要な役割を担う外部顧問ですが、導入に迷っていたり、どのように選べば良いか分からないと頭を悩ませていたりする方もいるでしょう。今回は、対応業界や専任コンサルタントの有無など様々な比較項目をもとに厳選した外部顧問おすすめ10選をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

外部顧問は企業の成長戦略におけるキーマン

専門的な知識や豊富な経験を活かしてアドバイスを行う役職のことを言い、時には”アドバイザー”や”ブレーン”と呼ばれることもあります。企業にとって重要な鍵を握る存在である一方で、事業の方針や経営に関する決裁権は持っておらず、元役員などが顧問に就任した場合でも同じです。外部顧問を就けることで、気軽に相談できたり、専門的な助言をもらえたりするため、トラブルの発生や問題の深刻化などのリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

外部顧問を活用することのメリットについて

企業に外部顧問を導入することで得られるメリットにはどのようなものがあるか、詳しく見ていきましょう。

第三者の意見を聞くことができる

外部の顧問を導入することで、企業で見落としがちな客観的な意見に気づかされることがあります。また、専門分野に精通している外部顧問に依頼すれば、豊富な知識に基づいて物事を整理することができるでしょう。

トラブルの解決やリスク回避に繋がる

取引先やお客様との間でトラブルが発生した場合においても、これまでの経験に基づいたノウハウや知識によって的確なアドバイスをもたらし、解決へと導いてくれたり、今後のリスク回避に繋げたりするよう立ち回ってくれるでしょう。トラブル解決やリスク回避を円滑に行うためにも、日ごろからできるだけ詳細に現状を報告・共有しておくことが大切です。

役員が事業に専念できる

顧問に役員をあてがわず、外部から雇い入れることによって、企業の役員（経営陣）はそれぞれ自身の業務に専念することができます。特に、人材が不足していて限られた人数の中で事業を行っている企業にとって、発生した問題を役員がカバーしている余裕なんてありません。専門的な知識を身に付けた外部顧問を置くことで、各々が自身の業務に精を出せるようになるのです。

外部顧問を選ぶ時のポイント

より良い外部顧問と契約するためにも、以下の3つのポイントを意識して選んで見てください。

実績を確認する

外部の顧問を雇い入れる際、真っ先にチェックしておきたいのが実績です。これまでどのような企業の顧問（コンサルタント）をしてきたか、実績はどうだったかなど、できる限り深掘りしていきましょう。

専門分野を把握する

外部顧問にはオールラウンダータイプもいる一方で、自身の専門分野は”これだ”と明確にしているコンサルタントもいます。自社の業界や抱える悩み・アドバイスが欲しい分野などがはっきりしている場合は、ニーズに合う外部顧問を選ぶようにしましょう。

規模を鑑みる

外部顧問を依頼する時は、自社の規模に合った相手を選ぶのも一つの方法です。自社の規模が小さすぎるにも関わらず、大手の外部顧問を雇ってしまうと報酬が高すぎたり、話を聞いて欲しい時にスケジュールが合わなかったりするなど難点が出てくるケースが少なくありません。実績や専門分野の把握をしつつ、相手との企業規模バランスが取れているかについてもチェックしておくことをおおすすめします。

外部顧問おすすめ10選

最後に

企業の成長や事業の拡大を成し遂げるために重要な役割を果たす外部顧問。自社にはない視点や客観的な立場から見たアドバイスがもらえたり、専門的で高度な知識を元にした助言がもらえたりするでしょう。実績や専門分野、規模の面から自社に合った外部顧問を選び、企業の発展、事業の成功・拡大を実現してください。