【2023年最新】動画LPを作るなら参考にしたい成功事例15選!メリットやポイントを解説

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動画LPについて、

「なんとなく知っているが実際にどうやって運用するのか分からない」
「活用する効果やメリットを知りたい」

と思っている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、動画LPを活用してマーケティング効果を高めていきたい方向けに、動画LPの概要や効果、メリット・デメリット、動画制作にあたってのポイントなども解説します。

動画LPを制作しようか迷っている方、動画LPの制作から運用までを成功させたい方は、ぜひ記事をご覧ください。

目次
目次

動画LPとは?効果を解説

動画制作会社について確認できたところで、本題の動画LPについて詳しく解説していきます。

動画LPとはなんなのか?

動画LP(ランディングページ)とは、コンバージョンを高めるために動画・映像コンテンツを配置したWebページのことをいいます。

コンバージョンとは成果のことであり、ここでの意味は、ユーザーがLPから商品やサービスの購入・利用などを行うことです。

LPをトップページとしてサイトを作っていくことが多く、LP制作においては、LPまでの流入からコンバージョンまでのユーザーの導線をしっかりと作ることが欠かせません。

動画LPの効果

LPに動画を使用する最大の効果は、コンバージョンを高めやすくなることです。

のちに「動画LPのメリット」の章で詳しく解説しますが、一度に多くの情報量を伝えられることやユーザーの滞在時間を伸ばせるといった点から、LPで紹介している内容に興味を持ちやすくなり、結果的にコンバージョンが高くなります。

Webマーケティングにおいて、動画LPの活用は有効な手段の一つであるといえます。

動画LPの制作費用相場

動画LPを制作する際の費用相場について、アニメーションと実写の2種類に分けて簡単に紹介します。

アニメーションの場合

アニメーション動画をLPに取り入れる場合の費用相場は、以下の通りです。

内容費用相場
既に存在するイラストを組み合わせる10〜30万円
オリジナルのイラスト+簡単なアニメーション30〜100万円
オリジナルのイラスト+しっかりと動きをつける100〜200万円
テレビやCM、映画のような本格的なアニメーション200万円以上

上記から分かるように、一口にアニメーション動画といっても動画の種類や価格は幅広いため、用途や目的にあった動画を制作していく必要があります。

実写の場合

続いて、実写動画をLPに使う場合の費用相場は以下の通りです。

内容費用相場
コストを抑えて最低限の質で制作10〜30万円
簡単なテロップなどで分かりやすい表現を入れる30〜80万円
テロップのほか、役者をキャスティングして撮影80〜200万円
テレビやCM、映画のような本格的な実写動画200万円以上

このように、実写動画においても動画の種類や内容によって金額が大きく異なることが分かります。また、そのために適した動画制作会社を選ぶことも欠かせません。

動画LPを制作するメリット

ここからは、動画LPを制作する際のメリットについて見ていきましょう。大きく4点あるので1つずつ解説します。

ユーザーの滞在時間が伸びる

テキストよりも動画を用意することでユーザーの興味を惹けるため、滞在時間が大幅に長くなることが分かっています。

特に、LPトップのファーストニューに動画を配置しておくことで、より効果的にページ滞在時間を伸ばしていけるでしょう。

また、動画で簡潔かつ分かりやすくユーザーに情報を伝達することで、その後のテキスト部分も読んでもらいやすいといった効果もあります。

多くの情報を簡潔に伝えられる

アメリカのJames L. McQuivey博士による調査で「1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語、Webページに換算すると約3,600ページ分になる」とされており、テキストよりも動画の方が情報が伝わりやすいことが分かります。

短時間で多くの情報を分かりやすく伝えられることは、テキストのみでは生まれない大きなメリットです。

コンセプトや世界観が伝わりやすい

動画では伝えられる情報量が多いため、文章や画像だけでは伝えきれないコンセプトや世界観を感覚的に、より繊細に表現することができます。

するとユーザーは商品やサービスへ対する具体的なイメージが湧きやすくなるため、結果的にコンバージョン率の向上が期待できるでしょう。

ユーザーが行動を起こしやすくなる

テキストよりも動画のほうがメッセージやストーリーが伝わりやすいため、コンバージョンを含めたユーザーの自発的な行動に繋がりやすくなります。

ユーザーの第一印象を決めるファーストビューに魅力的な動画を配置することで、視覚的なインパクトを与えるだけでなく、競合他社との差別化にも効果が期待できます。

動画LPのデメリット

動画LPのデメリットは主に2点あります。

ページの読み込み速度が遅くなる

サイト内に動画を設置すると、どうしてもページの読み込み速度が遅くなりがちです。

あまりにも読み込み速度が遅いページは、それだけでもユーザーが離脱する確率が高くなってしまうため、なるべく快適に見れるLP作りを心がけましょう。

目安として、動画の大きさは3MB前後に抑えることでスムーズに動画が再生できます。

情報量が多すぎると伝わりにくくなる

LPに動画を活用する際には、テキストと動画で伝えたい情報が重複しないように気をつけることが必要です。

情報量が多すぎると商品やサービスの魅力が伝わりにくくなり、どれほど良いものを紹介していたとしても、訴求力に欠けてしまうでしょう。

全ての情報を盛り込むのではなく、LPや動画に入れる情報は取捨選択することがポイントです。

動画LPを導入する際に気をつけるべきこと

続いて、動画LPを実際に導入する際に気をつけるべきことについて、5つのポイントに分けて紹介します。

第一印象に残る場所に動画を設置する

動画LPの作成時において、ユーザーの離脱を防ぐためのサイト設計をしていくことが大切です。そのためには、第一印象に残るような場所に動画を設置し、ユーザーの興味を惹きつけられるような工夫をしていきましょう。

例として、ページを開いたときに最初に表示されるファーストビューに動画を設置することで、ユーザーに強いインパクトを与えやすくなります。

情報を整理し、簡潔な動画にする

動画LPに設置する動画には情報を詰め込みすぎず、簡潔にすることがポイントです。コンバージョンが高くなるのは15秒〜30秒の動画だと言われており、長すぎるとユーザーが飽きてしまうため、途中でページを閉じられてしまいかねません。

動画ではユーザーの興味を惹くための情報に絞って解説し、詳しい商品やサービスの解説については、LP内のテキストで解説するようにしましょう。

自動再生ではなくクリック再生で設置する

動画LPにおいてユーザーの離脱を防ぐためには、動画は自動再生ではなくクリック再生で設置しましょう。自動再生ではページを開いたときに自動的に音声が流れるため、ユーザーが不快感を抱く原因となってしまいます。

もちろん自動再生を活用することで得られる効果もありますが、ユーザーを取りこぼさないためにも、まずはクリック再生を取り入れてみてはいかがでしょうか。

伝える情報を絞り、売り込み要素を減らす

LPではテキストが広告としての役割となっているため、LPに設置する動画については伝える情報を絞り、売り込み要素を減らすことがポイントです。

LPそのものが売り込みのためのページであるとはいえ、ユーザーが常に「売り込みをされている」と感じるようでは、違和感や不快感を覚えられてしまうでしょう。そのため、動画ではあくまで商品やサービスの魅力を伝えることを目的とし、売り込みはテキストで行うことを意識してみてください。

動画の近くにフォームを設置する

動画に興味を持ったユーザーがすぐにアクションを起こせるように、動画の近くにフォームを設置しましょう。動画LPでは、少しでも見込み顧客を逃さないためのサイト設計が重要です。

また、期間限定のキャンペーン情報やイベント情報などについても動画の近くに記載しておくことで、コンバージョンを高めやすくなります。

動画LPの成功事例15選!特徴も解説

ここからは実際に動画LPを使った成功事例をご紹介します。

三井住友銀行

引用:株式会社三井住友銀行より

イメージカラーの緑と落ち着いた黒の背景が特徴的な、三井住友銀行の動画LPです。

ファーストビューでは黒背景に浮かび上がる文字が横に流れ続け、銀行の社会やお客さんに対する理念や信念のようなメッセージを見ることができます

さらにページをスクロールしていくと、クリック再生型のコンセプトムービーが再生でき、三井住友銀行が目指す銀行像について熱く語られている様子が伝わってきます。

日本たばこ産業株式会社(JT)

引用:日本たばこ産業株式会社より

誰かを想う気持ちについて歌にした、「想うた」というコンテンツで注目を集めているのが、日本たばこ産業株式会社(JT)の動画LPです。

ページをスクロールしていくと、YouTube上に公開されている、夫婦・愛する人・親・同期・姉妹に向けた5つの「想うた」を見ることができます。

「想うた」は商品やサービスの広告ではなく企業広告と呼ばれ、企業そのもののイメージ作りや認知度向上を目的としています。

初めて動画を見る人は「なぜたばこを生産している会社が人を想う動画LPを?」と感じるかもしれません。

しかし、同社はたばこ離れが進むなかで「人を想う企業」「人に寄り添う企業」として復興支援や文化、スポーツなどの事業を手がけており、今後もさまざまな事業を展開していくことが予想できます。

株式会社湖池屋 プライドポテト

引用:株式会社湖池屋より

お菓子メーカーとして長い歴史を持ちながら、次々と魅力的な新商品をリリースしている株式会社湖池屋。独自の製法でこだわって作られた商品「プライドポテト」のLPページにおいて、商品のPR動画を活用しています。

ページ内では、実際にテレビで放送されたCMやCMのメイキング動画を見ることができ、人気女優の永野芽郁さんをキャスティングして視聴者に親近感を与えながら、よりリアルな商品の魅力が伝わる内容となっています。

同社では、他の商品でもこだわった動画LPで商品の良さを発信しているため、新商品のPRに長けている会社として参考になりそうですね。

株式会社ダスキン ハウスクリーニング

引用:株式会社ダスキンより

自宅やオフィスを綺麗にする事業として、「ハウスクリーニング」「家事代行」「害虫獣駆除」「緑と花のお手入れ」の4つのサービスを展開している、株式会社ダスキン。

なかでも、ハウスクリーニングについてのページでは、エアコン掃除や水回りの掃除などについて、サービスの流れを動画で紹介しています。

数分の動画から汚れの状況や掃除を始める前の手順、実際の作業工程などを確認できるため、ユーザーが安心して依頼しやすいサイト設計であるといえます。

UUUM(ウーム)株式会社 リクルートページ

引用:UUUM(ウーム)株式会社より

YouTubeで活躍しているYouTuberのプロデュース事業で有名なUUUM(ウーム)株式会社では、リクルートページにて動画を活用し、有望な人材を集めていることが分かります。

会社紹介資料として、CFOが事業計画や成長可能性について語った動画が掲載されており、経営理念や会社の目指していくところについてより深く理解できるでしょう。

動画を通してより具体的な会社のシステムを伝えることで、採用後の働き方やキャリアプランについて求職者がイメージしやすい仕組みとなっています。

キャタピラージャパン合同会社 製品特徴

引用:キャタピラージャパン合同会社より

建設機械や鉱業機械などを手掛ける世界最大クラスのキャタピラー社は、100年以上の歴史を持つアメリカの会社です。その日本法人に「キャタピラージャパン」があり、油圧ショベルの開発・製造を主な事業として行っています。

キャタピラージャパンのサイトでは、ショベルやブルドーザの製品特徴ページにて各商品の紹介動画を公開しており、それぞれの製品の仕組みや動きを確認することができます。

動画は機械が動く過程を映しているシンプルなものですが、導入を検討している企業にとってイメージが沸きやすく、ユーザー目線で設計された動画LPだといえるでしょう。

キリンホールディングス株式会社 悪魔メシ

引用:キリンホールディングス株式会社 悪魔メシより

大手飲料メーカーのキリンホールディングス株式会社では、「悪魔メシ」と呼ばれる身近な食材を使ったワインのおつまみ料理を紹介するページにて、動画を活用しています。

レシピを紹介するだけのページと言えばそれまでですが、動画では悪魔をイメージさせるようなこだわった編集と簡潔なレシピの解説がされており、ぜひ作ってみたいと思える工夫が感じられます。

プロジェクトのコンセプトに合ったサイト設計や動画の挿入により、世界観を保つだけでなく、同社が販売するワインのPRにも繋がっていることが分かります。

株式会社レック ラヴィ・ファクトリー

引用:株式会社レック ラヴィ・ファクトリーより

旅先でのウエディングフォトサービス事業を行っている、株式会社レックのラヴィ・ファクトリー。同社では、これまで手がけてきたウエディングフォト・ムービーをサイト内で公開しています。

動画を通して実績紹介が企業の信頼性に繋がることが分かるほか、動画の設置場所を含めて洗練されたサイト設計により、ユーザーが巡回しやすい仕組みになっていることも動画LP作成時において参考になります。

岩村もみじ屋

引用:岩村もみじ屋より

明治時代から続く歴史あるもみじ饅頭の専門店「岩村もみじ屋」では、サイトのファーストビューにて、背景に店舗でもみじ饅頭を販売する様子を撮影した動画が流れています。

4パターンほどの動画をつなぎ合わせ、かつ映像だけのとてもシンプルな映像ですが、お店の雰囲気や趣が感じられる暖かいシーンが上手く表現されています。

老舗や伝統的産物の動画LP制作において、非常に参考になる動画の活用事例だといえるでしょう。

マルコメ株式会社 おいしいおみそ汁の作り方

引用:マルコメ株式会社より

味噌や大豆製品で有名なマルコメ株式会社では、ページのいちばん上に「おいしいおみそ汁の作り方」についての動画を設定しています。

動画LPの代表例としてもよく取り上げられる同ページですが、商品やサービスのPRだけでなく、何かの解決方法や作り方、やり方について取り上げる際にも動画が有効であることが分かります。

ページを開くと動画が自動再生されるとはいえ、このような落ち着いたテイストの動画であればユーザーに不快感を与えることなく、効果的な動画LPとして興味を集められるでしょう。

小柳建設株式会社

引用:https://n-oyanagi.com/holostruction/より

土木・建設事業をメインに手掛ける小柳建設株式会社。同社では、建設の安全性や生産性を高めるために開発された「Holostruction」のLPページにて、背景を全て動画にするスタイルで商品のPRに成功しています。

背景が全て動画とはいえ、映像のみで音声は初期設定でオフになっているため、ページ閲覧を邪魔することなく自然な形で設置されていることが分かります。

さらに風景を撮影した動画を多く使用しているため、視覚的にもユーザーに不快感を与えないサイト設計といえるでしょう。

黒川温泉観光旅館協同組合 黒川温泉

引用:黒川温泉観光旅館共同組合より

熊本県の黒川温泉では、LPのファーストビューにおいて、スライドショーのような動画が背景として設置されています。

ゆったりとした雰囲気を感じられる動画となっており、ページを見たユーザーに「自然に囲まれてゆっくりしたい」「この温泉・宿に行ってみたい」と感じさせることで、来店率の向上が期待できるでしょう。

戸田建設株式会社 世にもおかしな建設物PROJECT

引用:戸田建設株式会社より

建設事業を手掛ける戸田建設株式会社では、戸田建設の違った側面をアピールし、さらに建設業界のイメージを新しくするために「世にもおかしな建設物PROJECT」を開催しました。

そのLPページにてPR動画を公開し、建設会社とは思えないような、ユーモアのある構成で建設業界の特徴や建設に至るまでの流れを面白く伝えています。

このように、普段は着眼することのない部分やユーザーが気になるであろう工程を動画LPで活用することで、今までとは違ったイメージを与えられるでしょう。

株式会社るうふ

引用:株式会社るうふより

地域創生を軸に「古民家宿事業」「キャンプ事業」「アウトドア飲食事業」を手掛けている、株式会社るうふ。同社の「古民家宿事業」において、LPページで動画を活用し、地域復興に貢献しています。

動画に解説やテロップはありませんが、古民家で家族が楽しく過ごしている様子や、自然やその土地でまったりと癒される様子を表現することで、LPのテキストでは伝えきれない魅力が感じられるでしょう。

WHILL株式会社

引用:WHILL株式会社より

車いすの生産・販売を行っているWHILL株式会社では、「これまでにない、高い機能性と美しいデザイン」を売りにした車いすがラインナップされています。

そのような最新の車いすについて、LPページでは実際に女性が使用している映像や、コントローラーなど各部分をピックアップした動画を見ることができます。

上記のような動画を活用することで、商品について具体的にイメージしやすくなり、ユーザーの商品に対する理解をより深める効果が期待できるでしょう。

最後に

本記事では、動画LPについての概要や費用相場、メリット・デメリット、制作時のポイントなどを解説しました。また記事後編では、動画LPの成功事例について紹介しました。

動画LPをうまく活用することでLPのコンバージョンを高め、集客や売上に良い影響を与えます。動画を通して商品やサービスの魅力を伝えたり、会社の認知度を高めたりしていけるように、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

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