【講演レポート】社内イベントの効果を可視化する方法とは?効果持続のポイントを解説!

株式会社マックスプロデュース
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2022年5月25日、『日本の人事部』が主催するHRカンファレンス2022春に弊社代表が登壇いたしました。
昨年秋にも同カンファレンスに登壇した際、「社員総会をはじめとするインナーイベントで、どのように効果を測ったらいいのか」というご質問をいただいておりました。
今回は、そういったご質問にお答えするべく、「イベントの効果測定方法」と、さらに「効果を持続する方法」について解説しました。

今回は、アンケートにて好評を博した本講演について、ダイジェスト版としてレポートをお届けいたします。
当日の雰囲気を少しでもお伝えできれば幸いです。

▼ プロフィール
桑原 裕文(くわばら ひろふみ)

株式会社マックスプロデュース代表取締役
イベントを通じて「人や会社を元気にする」 という目標を掲げ、事業を拡大。 様々な会社の経営課題に対しての解決策になるようなイベント作りを目指し、サポートを行う。主にインナーイベントを中心に、多数の企業のインナーイベント制作と演出に携わり現在に至る。


目次
目次

◆社内活性化施策に効果を感じられていない担当者が多い

近年、社員のエンゲージメント向上施策として「社内イベント」を取り入れている企業様が増えているように感じます。
イベントによって元気になっている企業様が増えているということはとても喜ばしいことです。
しかし、「実施をしたもののすぐに効果が薄れてしまった」「どんな効果があったのか分からずに悩んでいる」というお声を耳にすることも増えました。

昨年秋にHRカンファレンスに登壇した際のアンケートでは、「社内活性化施策に効果が感じられない、または分からない」と回答した視聴者が7割を超えました。

では、イベントの手応えや効果を測るには、どんな方法を選べば良いのでしょうか。

「日報」のコメントや、社内の後日の会話をキャッチアップするなど、様々なやり方があるかとは思うのですが、 社風によってはリアルな反応を得るのが難しいという企業様も多いのではないでしょうか。

◆イベントの効果測定法、おすすめはアンケート

どんな企業様にも取り入れやすい、最もスタンダードな方法として「アンケート」がおすすめです。
アンケートのメリットは2つです。
まず1つ目に手間がかからないこと、そして2つ目に匿名性が担保できるため率直な回答が得られやすいということです。

アンケートはイベント後に取っているという企業様は少なくないでしょう。しかし、アンケートには落とし穴があるのです。

◆アンケートの分析、きちんとできていますか?

アンケートの落とし穴とは何か?
「事後にアンケートを取る」ということが目的化してしまい、きちんと活用できていないということです。

分析するための大事なポイント。
それは、総会において成し遂げなければならない課題が達成できたかどうか?
そういったことを探れるような設問にすることが一番大切だと思います。

「どうしても社長の思いが社員に伝わらない」という課題に対しては、「経営方針に共感ができましたか?」という設問や、さらに踏み込んで「経営方針の発表を受けて、今後何をやっていこうと思いましたか?」のような設問にすると良いでしょう。


失敗しがちなポイントとして、当たり障りのない「今日のイベントは楽しめましたか」「イベントに参加してよかったですか」などの設問ばかりが並ぶアンケートでは、回答率も下がりますし、そもそも分析できるような設問内容ではないですよね。

最初から目指したい方向に迫るようなアンケート回答にしておけば、時間の無駄になりませんし、「主催者のねらいはそういったところにあったんだな」という社員側の理解および回答率の上昇にも繋がります。

◆可視化した効果を継続させるには、時系列で考えることが大事

アンケートによって可視化した効果を継続させるための施策についてもお話します。

こちらが、総会の前後における、モチベーションの推移を表現したグラフです。
総会からの4ヶ月、そして総会までの2ヶ月をそれぞれ別のフェーズと捉えると、取るべき施策が見えてくるかもしれません。

◆総会と総会の間をつなぎ、線にする

まず、総会をきちんと良い物にすることで熱量が上がります。この段階では、瞬間的な「点」です。
そして、総会と総会の間で、可視化・持続を繰り返していくことで、点と点が繋がり「線」になっていきます。
それがやがて「面」となって会社全体が上がっていきます。
これが社員総会を行う一番の効果だと思います。

だからこそ、総会を一度きりでやめてしまったり、一回一回を粗末にするのは勿体ないですよね。
社員総会や表彰式を、「なんとなく実施している」状態から脱却するために、まず社員総会のテーマ作りからこだわる。そして、可視化と持続施策を打ち続けていくことを意識していただければと思います。

とは言え、効果的な方法がわかっても、それを一度に実現することは難しいもの。
施策の内容やコンセプトに悩んでしまうかもしれません。
課題への対処法や、最適なアンケート内容が浮かばないこともあるかもしれません。

そんな時は、弊社マックスプロデュースが初回無料相談を受け付けておりますので、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。


この記事を執筆した会社

企業名
株式会社マックスプロデュース
住所
東京都渋谷区代々木2-22-1  エディフィス代々木2F
設立年月
2012年1月26日
代表者
桑原 裕文
事業内容
各種イベントの製作・プロデュース業務

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