数年前から個人の日常生活の記録(Instagram)や毎日の一言(Twitter)、家族や友人とのチャット(LINE)など、
私たちの生活にはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が浸透しています。
「たしかに…」と思ったそこのあなた!
SNSは個人の活用だけだと思っていませんか?
今では企業の宣伝や紹介、サービスの検索など【SNS】が主流になっています。
そこで今日は時代に乗り遅れないためのSNS活用術についてご紹介します。
6大SNSの特徴
1 Instagram(インスタグラム)の特徴
Instagramは、10代〜20代、最近では30代の利用者数も増えてきているSNSです。2017年までは男女の比率が3:7でしたが、2019年では、43:57と男女ともに人気のあるSNSとなっています。初期時代は写真の投稿に特化していましたが、今ではライブ配信や24時間で自動的に消去される「ストーリーズ」機能や最近だとリール機能(=Tiktokのような短い動画)が追加されたりと、感性にダイレクトに訴えかけることのできるSNSになっています。
2 Twitter(ツイッター)の特徴
Twitterは、10代〜20代の利用が活発なのが特徴です。ニュースや話題が頻繁に投稿・共有されるリアルタイム性の高いSNSです。他のユーザーの投稿を共有する機能である「リツイート(RT)」が活発に行われているため、圧倒的に拡散力の高いのも特徴の1つです。
3 facebook(フェイスブック)の特徴
Facebook は、特に30代〜50代の利用が活発です。最大の特徴は実名制や顔出し文化のあるSNSということです。メッセージ機能もついているため、ビジネスに利用されやすいです。最近ですと、オンラインサロンのグループを作る際にFacebookのグループを利用される方も多いです。
4 Youtube(ユーチューブ)の特徴
Youtubeは、特に25~34歳の利用者の割合が最も多いです。その次に18~24歳のw割合が多いです。エンターテイメントから専門性の高いチャンネルまで様々なコンテンツがあります。チャンネル登録者数が1,000人を超えると動画投稿だけではななく、コメントのやりとりもできる機能が利用できるようになり、ファンとの関係作りや、公式サイトへの誘導などの活用が増えています。また。ファンとともに作り上げる動画コンテンツという風潮が増えてきています。
5 Tiktok(ティックトック)の特徴
Tiktokは動画編集や撮影の専門スキルがなくても簡単に投稿できるのが特徴です。15秒から1分ほどの短い動画をBGM付きで作成できるプラットフォームです。流行ったダンスやBGMをみんなで真似する文化があります。最近では、 TiktokerからYoutuberへと転職する方も増えてきています。
6 LINE(ライン)の特徴
LINEは、SNSの中でもずば抜けて利用者が多く、コミュニケーションプラットフォームとして利用されつことが多いです。企業や店舗としてLINEを利用する場合は、公式アカウントを利用することになります。公式アカウントは無料で開設できます。その場合、メッセージ上限が月1,000通となっています。それ以上の場合ですと、月額制のプランニ変更する必要があります。また、LINEスタンプでは、自由に作成し、申請を出し、許可が下りると売買することができます。
ULSSAS(ウルサス)の時代へ
ULSSAS(ウルサス)とは、株式会社ホットリンク執行役員CMO・飯高氏によって提唱されたULSSAS(ウルサス )とは、SNS時代の行動購買モデルのことです。
U:UGC(ユーザー投稿コンテンツ)
L:Like(いいね!)
S:Search1(SNS検索)
S:Search2(検索エンジンでの検索)
A:Action(購買)
S:Spread(拡散)
今までの購買モデルと異なり、企業だけでなく個人でもコンテンツを作ることができ、情報を発信できる時代に変化していきました。
UGCとは「User Generated Contents」の略であり、ユーザーが作ったコンテンツのことを指します。
ユーザー自身がSNSに投稿するコメントや写真、動画が該当します。
今までは欲しい情報に対して、Google検索やYahoo!検索をして、商品やサービスを閲覧していました。しかし現在では欲しい商品、サービスの情報を収集する際に、SNSで一度検索してからGoogleやYahoo!に検索する人が多いのではないでしょうか?
企業やお店が発信している情報よりも、当事者であるユーザーの体験談、いわゆる口コミを(=UGC)の方が信頼できる情報となってきています。
「ググる」から「タグる」SNSで検索する時代へと変わってきています。
企業がSNSを始めるメリット
メリット1.ユーザとのタッチポイントを増やし、認知拡大が可能
企業のSNS活用の最大のメリットは、SNSを通じてユーザーとのタッチポイントを増やし、認知を拡大できることです。スマートフォンの普及によって、生活の中でSNSの利用者は増加しています。総務省の平成29年版情報通信白書によると、SNSの利用率は2016年で71.2%となっており社会の中で定着が進んでいます。
商品やサービスの情報収集のためにSNSを利用するという人も増えており、SNS上での情報は購買行動も左右する重要な役割を担っているのです。
メリット2.自社のファンを作り、育成することができる
SNSを通じて自社のファン作り、育成することができることもメリットの1つです。企業とユーザーはSNS上で直接コミュニケーションを取ることが可能です。コメントやいいね!など企業側からの直接アプローチによって、ユーザーのロイヤリティ向上も見込めます。
また、質問機能の活用でファン層の趣味嗜好や商品・サービス改善に有効な情報を集めることもできます。
企業アカウントで人格を公開して、共感されるコミュニケーションを継続しているアカウントは実際に熱狂的なファンを作り、
LTV(Life Time Value=顧客生涯価値)の高い顧客へと育成することに成功しています。
メリット3.ユーザーや様々な企業と協力できる
ユーザーはもちろん、業界を問わずに様々な企業と共にイベントや流行を作りだすことができます。
SNSで行われる双方向なコミュニケーションでは、企業からの発信に対してユーザーがリアルタイムに反応することができ生の声や意見を吸い上げられます。
SNSで吸い上げた意見を商品に反映した事例も少なくありません。
また業界や規模を超えて他社のアカウントともコミュニケーションをとることもできます。
キャンペーンやイベントなど認知拡大のためのマーケティング企画を実施したり、企業同士が一緒に取り組みができるのもSNSのメリットです。
始めるなら今!
SNSが、購買行動の中心となって時代は変化しています。
もともとはオンラインでつながれるためのツールでしたが、今では購買行動の中心となり、個人でもコンテンツが作れるようなものに変わってきました。
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