コロナでも楽しめる!オンライン社内イベントのアイデア10選

株式会社ストラーツ
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目次
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1. はじめに

新型コロナウイルスの影響を受け、多くの組織が従業員のリモートワークやオンラインでの業務を導入するなか、社内イベントも新しい形態での実施が求められています。オンライン社内イベントは、物理的な距離を超えて従業員同士のコミュニケーションと交流を支え、組織の結束を強化する重要な手段となっています。

本ガイドでは、コロナの制約下でも楽しめるオンライン社内イベントのアイデア10選を提案します。これらのアイデアは、距離を感じさせない楽しみや学びを提供し、従業員のモチベーションを高め、新たな視点を得る機会を提供します。

2. オンライン社内イベントの重要性

(1)社員のコミュニケーション強化

社内イベントの一つの目的として、「社員間のコミュニケーション強化」があります。日常業務では交流の少ない部署間でも、イベントを通して意見交換する機会を作ります。

オンライン社内イベントの例としては、バーチャルランチ会が挙げられます。具体的な運営方法は次の通りです。

【バーチャルランチ会運営方法】

  1. 定期的に開催する日時を決定します。毎週金曜日の午後1時など、具体的な日時を設定しましょう。

  2. テーマを設定します。趣味や最近見た映画など、話しやすいテーマを設けると、会話が弾みやすくなります。

  3. 参加者は各自で昼食を準備し、指定時間にオンラインで集まります。

このような取り組みにより、社員間のコミュニケーションが活発になり、社内の雰囲気作りやチームワークの向上にも繋がります。

(2)社員のモチベーション向上

オンライン社内イベントは、社員のモチベーション向上にも大いに寄与します。日常的な業務に留まらず、新たな形でのコミュニケーションが生まれることで、仕事への刺激や働く意欲を引き立てます。

以下の表は、オンライン社内イベントがモチベーション向上にどのように作用するかを示しています。

イベントの効果

具体的な内容

新たな経験

頻繁に行われることのない特別な活動によって、新鮮な経験を積むことができます。

成長の機会

集団での活動を通じて、自身のコミュニケーション能力やリーダーシップを試す機会になります。

リラクゼーション

業務から離れ、リフレッシュする時間を提供し、職場でのストレスを軽減します。

これらの要素が組み合わさることで、社員のモチベーションを刺激し、より良いパフォーマンスを引き出すことが期待できます。

(3)チームビルディング

「チームビルディング」は、仲間意識を高め、コミュニケーションを深めることを目的とした活動です。オンライン社内イベントは、このチームビルディングに非常に効果的です。

例えば、「オンラインゲーム大会」では、チーム対抗で行うことで協調性を高めるだけでなく、共通の話題を作り出すことが可能です。また、「リモートワークショップ」では、各自の専門性を共有することで、相互理解を深められます。

また、次の表では一部の活動とその効果を紹介します。

イベント名

効果

オンラインゲーム大会

協調性の向上・共通の話題作り

リモートワークショップ

相互理解の深化・専門性の共有

オンライン社内イベントを通じてチームビルディングを行うことで、一体感や共感力を増すだけでなく、仕事へのモチベーション向上にも繋がります。

3. コロナでも楽しめる!オンライン社内イベントのアイデア10選

(1)オンライン社内フェスティバル

オンライン社内フェスティバルは、リモート環境でも大規模な交流が可能なイベントアイデアです。それぞれが自宅から接続し、様々なアクティビティを通じて交流を深めることができます。

具体的な実施内容としては、ライブパフォーマンス、クッキングショー、アーティストによるライブペイントなど、規模の大小に応じて自由にアレンジすることが可能です。また、社員が特技を披露するショータイムを設けることもおすすめです。

表1. オンライン社内フェスティバル例

アクティビティ

説明

ライブパフォーマンス

社内のミュージシャンがリアルタイムで演奏

クッキングショー

料理好きの社員が自慢のレシピを披露

ライブペイント

アーティストがリアルタイムで作品を創作

ショータイム

社員が自慢の特技を披露

このような形式は、社員同士の交流やコミュニケーションを活発にし、社内の雰囲気やチームビルディングを強化する効果が期待できます。

(2)バーチャルティーパーティー

社内イベントとしてオススメなのが「バーチャルティーパーティー」です。職場でのコミュニケーショを深めるだけでなく、普段の業務から一息つくことができます。

具体的な開催方法は以下の表にまとめました。

手順

内容

参加者全員にオンラインミーティングのリンクを配布

定められた日時に全員がリモートで参加

各自が好きな飲食物を用意

定期的にテーマを設け、自由に話し合う

このように、各自が好きな飲食物を用意することで、普段の業務中では見られない一面を見せることが可能です。また、テーマを設けることで会話が途切れることなく、自然とコミュニケーションが深まります。これらを実現するためには、事前の準備と適切な運営が必要となります。

(3)オンライン映画鑑賞会

オンライン映画鑑賞会は、社員同士のつながりを深め、楽しむことができるイベントの一つです。

まず、視聴する映画を決定します。全社員から投票を募り、最も票が多かったものを選ぶという方法がおすすめです。そうすることで参加者全員が楽しみに参加でき、公平性も保たれます。

次に、映画の視聴方法を決定します。画面共有機能を持つオンライン会議ツールや、合法的な映画視聴サイトを利用すると良いでしょう。以下に表を用意しました。

オンライン会議ツール

映画視聴サイト

Zoom

Netflix

Teams

Amazon Prime Video

Webex

Hulu

視聴終了後は、感想を共有する時間を設けます。これにより、社員間のコミュニケーションの一助となります。

(4)リモートクッキングクラス

リモートクッキングクラスは、参加者全員が自宅のキッチンから参加し、特定のレシピを作るというイベントです。レシピは事前に共有しておくと、同じ料理を作りながらコミュニケーションを取ることができます。さらに、プロの料理人を招き、一緒に料理を作るというプランもおすすめです。

【オンラインクッキングクラスの流れ】

  1. 材料リストとレシピの共有

  2. 特定の日時に全員でオンライン会合

  3. レシピ通りに一緒に料理を作る

  4. 作った料理の写真をシェアし、感想を交換

社員同士の新たな一面を発見できるだけでなく、料理スキルの向上にもつながるリモートクッキングクラス。社内イベントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

(5)バーチャルヨガクラス

働く社員の心身の健康を重視したいなら、バーチャルヨガクラスはオススメです。このイベントでは、オンラインでプロのヨガインストラクターによる指導を受けます。リモートワークで運動不足になりがちな社員にとって、ストレッチや深呼吸がリフレッシュの機会となります。

また、ヨガは集中力やリラクゼーションを高める効果も期待できます。バーチャルならではのメリットとして、各自が自分のペースで参加できることもポイントです。準備が必要なものは、ヨガマットやリラックスできる服装だけ。事前に参加者に周知しておきましょう。

そして、レッスン終了後には、参加者同士で感想を共有する時間を設けると、コミュニケーションを深めることができます。

(6)オンラインゲーム大会

「オンラインゲーム大会」は、社員間のコミュニケーションを深めるに最適な社内イベントの一つです。社員全員が参加できるオンラインゲームを選び、リモート環境でも楽しむことができます。例えば、「Among Us」や「マリオカート」などの人気ゲームを用いて大会を開催します。

また、賞品を設けることで競争意識を高め、参加者のモチベーションを引き上げることも可能です。賞品は会社のグッズやデジタルギフトカードなど、オンラインで手軽に送れるものがおすすめです。

以下にオンラインゲーム大会の開催手順を表にまとめました。

ステップ

内容

1

大会で使用するゲームの選定

2

大会の日時・ルールの設定

3

参加者への事前通知

4

当日の進行・結果の発表

このようなオンラインゲーム大会を開催することで、社員同士の絆を深めるだけでなく、新たな一面を発見する機会にもなります。

(7)バーチャルアートワークショップ

「バーチャルアートワークショップ」は、社員の創造性を刺激し、コミュニケーションを深めるための素晴らしいイベントです。一緒に絵を描いたり、オリジナルのアートワークを作り出すことで、メンバー同士の絆を強化できます。

【実施方法】

  1. 事前に必要なアート用品(画用紙、色鉛筆やクレヨンなど)を参加者に送付します。

  2. 当日は、オンラインでプロのアーティストを招き、参加者全員で同じ絵を描いたり、自由に創作活動を楽しむことが可能です。

  3. 作品が完成したら、自分の作品について説明し、他の人の作品に対してフィードバックを与える時間を設けます。

このイベントは、社員のアートスキルだけでなく、コミュニケーション能力や表現力も育てるため、オンライン社内イベントとして非常に有効です。

(8)オンラインカラオケ大会

オンラインカラオケ大会は、社員間のコミュニケーションを深めるとともに、一緒に楽しむことでチームビルディングにも効果的なイベントです。スマートフォンやパソコンから専用のカラオケアプリを使用し、リモートで楽曲を歌う形式を取ります。

以下に一例を示します。

項目

詳細

使用アプリ

JOYSOUND, DAMなど

参加形式

Zoom等ビデオ通話アプリと連動

準備物

マイク付きヘッドセット

専用のカラオケアプリを使用することで、各自が好きな曲を選んで歌うことが可能です。また、ビデオ通話アプリを連動させることで、皆で一緒に歌ったり、応援しながら観賞することもできます。マイク付きヘッドセットを用意すれば、音質も良くなります。

事前に曲のリクエストを募ったり、テーマを設けて選曲するなどの工夫もおすすめです。ゆったりとした雰囲気で、社員同士の絆を深められる時間にしましょう。

(9)バーチャルトリビアクイズ大会

バーチャルトリビアクイズ大会は、知識を試しながら楽しむことができるオンライン社内イベントの一つです。参加者全員がクイズに答えることで、コミュニケーションを図ることが可能です。

具体的な開催方法としては、事前にクイズの質問と答えを準備し、イベント当日はZoomやTeamsなどのオンラインツールを使用して行います。クイズの種類は自社の情報から一般的な雑学まで幅広く設定可能です。

また、リーダーボード(得点表)を作成し、得点順に表示することで競争意識を高めることもおすすめです。これにより、参加者間のコミュニケーションや一体感を生み出し、社内の雰囲気を良くすることが期待できます。

(10)リモートワークショップ

リモートワークショップは、社員が自宅からでも最大限にパフォーマンスを発揮できるよう支援するためのものです。以下に、具体的な内容とその効果をまとめてみました。

(1)リモート環境に適した仕事術の紹介:ワークスペースの設定や時間管理など、効率的なリモートワークのためのテクニックを共有します。これにより、生産性を向上させることが期待できます。

(2)ストレスマネジメントのセッション:リモートワーク独特のストレスや孤独感をどう対処すべきかを学ぶことで、心身の健康を保つことが可能になります。

(3)オンラインコミュニケーションスキルの強化:オンライン上での効果的なコミュニケーション方法を習得することで、チーム内の協調性を高めることができます。

リモートワークショップでは、社員一人ひとりがリモート環境で最大限に活躍できるように、各種スキルを磨く機会を提供します。実施することで、社内のリモートワーク体制の向上と社員の満足度向上につながるでしょう。

4. オンライン社内イベントの成功要素

(1)事前準備の徹底

オンライン社内イベントの成功の鍵となるのが「事前準備の徹底」です。

まず、参加者全員がイベントにアクセスできるように、適切なオンラインツールを用意しましょう。ZoomやGoogle Meetなど、使いやすいプラットフォームを選ぶことが大切です。

また、事前にイベントのスケジュールを共有し、必要な資材やインストラクションを送付することも重要です。これにより、参加者はイベントの流れを事前に把握し、十分な準備をして臨むことが可能になります。

さらに、技術的なトラブルを防ぐために、事前にシステムテストを行いましょう。参加者が快適にイベントに参加できるよう、問題がないことを確認します。

以下に事前準備のポイントを表にまとめてみました。

事前準備のポイント

詳細

オンラインツール

Zoom、Google Meet等を利用

イベントスケジュールの共有

流れを把握し、準備をする

必要な資材やインストラクションの送付

イベント参加の準備をする

システムテスト

技術的なトラブルを防ぐ

以上のような事前準備を徹底することで、スムーズなオンライン社内イベントが実現します。

(2)参加者全員がアクティブに参加できる内容

オンライン社内イベントの成功へと導く重要な要素の一つに、「参加者全員がアクティブに参加できる内容」の選定があります。特に、リモート環境下では参加者の離脱や集中力の低下が起こりやすいため、全員が積極的に関われる企画が求められます。

1つの方法はクイズやワークショップ形式を取り入れることです。これにより、参加者は自分から積極的に話す機会が増え、コミュニケーションが活発化します。

参加者全員がアクティブになれる企画を選ぶことで、オンラインイベントをより有意義なものにしましょう。

(3)適切なイベント運営

適切な社内イベントの運営は、成功のカギとなります。特に、オンライン上でのイベントはテクニカルなトラブルが頻発しがちです。そのため、以下の点に注意することが重要です。

ー1. テクノロジーの利用:使用するプラットフォームの選定や操作方法の習熟度、バックアッププランの存在などが重要です。参加者がストレスなく活動できる環境を整えることが求められます。

ー2. コミュニケーション:適切な告知、丁寧な進行説明、時間管理等、細部への配慮が必要です。また、メンバー間のコミュニケーション促進も重要です。

表1. イベント運営のポイント

要素

詳細

テクノロジーの利用

使用プラットフォームの選定など

コミュニケーション

適切な告知、説明、時間管理など

これらを実践することで、参加者はイベントを最大限に楽しむことができます。

5. まとめ

オンライン社内イベントは、物理的な距離を克服し、新しい方法で従業員同士の交流を深めるチャンスです。このガイドで提案されたアイデアを活用し、組織の一体感を高め、新しいコミュニケーションの機会を創出してみてください。

この記事を執筆した会社

企業名
株式会社ストラーツ
住所
東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル2F
設立年月
2018年10月
代表者
堀江 和敬
事業内容
イベントの企画・制作・運営・配信や、付随業務(ウェブサイト制作・集客・キャスティングなど)

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