【イベントを失敗しない運営法】誰でもできる!成功へのステップバイステップガイド

株式会社ストラーツ
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目次
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1.イントロダクション

イベント運営は、計画から実行、そして反省まで、数多くのステップを含みます。それぞれのステップは重要な役割を果たし、一つでも欠けることで、イベントは失敗に終わる可能性があります。しかし、恐れることはありません。この記事では、あなたがイベントを成功へ導くためのステップバイステップガイドを提供します。

我々が提供するこのガイドは、大規模なコンサートから小規模なコミュニティの集まりまで、どんなイベントでも適用可能です。詳しい事前準備の方法から効率的なチームワークの進め方、フィードバックの活用方法まで、具体的な戦略を学び取ることができます。そのすべてが「イベントを失敗しない運営法」を形成しています。

今すぐ始めて、次のイベントを最高のものにしましょう!

2.事前準備: 成功のための具体的な計画立案

(1)目標設定: イベントの目的と目標を明確にする

イベントを失敗しないための最初のステップは、明確な目標設定です。何を達成したいのか、その目的と具体的な目標をはっきりさせましょう。目標はSMART(具体的・明確、達成可能、現実的、時間を設定)原則に基づいて設定することが理想的です。

例えば、企業の製品発表会であれば、目的は「新製品の魅力を伝え、認知度を上げること」、目標は「参加者200人中、150人に製品を理解してもらい、SNSでのシェアを100回以上獲得すること」などと設定可能です。

表1: 目標設定例

目的

目標

新製品の魅力を伝え、認知度を上げる

参加者200人中、150人に製品を理解してもらう。SNSでのシェアを100回以上獲得

これらを明確にすることで、後の具体的な計画立案や成功の評価基準につながります。

(2)予算計画: イベントの予算を詳細に計画する

成功するイベント運営のためには、細部にわたる予算計画が必須です。まずは、イベントの全体像を把握し、それに必要な各項目の費用を詳細にリストアップしましょう。

以下に具体的な費用項目の一例を表に示します。

項目

内容

会場費

レンタルスペース、設営・撤去費用

装飾費

装飾品、看板、ポスターの製作費

音響・照明費

機材レンタル、操作スタッフの人件費

ゲスト費

講師やゲストへの謝礼

飲食費

参加者やスタッフ向けの飲食物

このように、イベントの各項目ごとに必要な費用を見積もり、その総額が予算内に収まるかを確認します。また、予想外の出費に備えて、余裕を持った予算設定を心掛けましょう。

予算が明確になると、無駄な出費を抑えることができ、イベントの成功へと繋がります。

(3)ターゲット設定: 参加者の対象者を明らかにする

イベント成功の鍵の一つは、「ターゲット設定」です。特定の人々を対象としたイベントは、全体的な計画やプログラムの内容を明確にするために不可欠です。

まず、イベントの主題や内容に基づき、最も関心を持つであろう人々を特定します。これを「ターゲット」と呼びます。

次に、そのターゲットがどのような要求や期待を持っているのか、詳細に調査します。例えば、年齢層、性別、趣味や関心、位置情報などです。

最後に、その結果を元にイベントの内容を編成します。これにより、ターゲットが実際にイベントに参加したいと思うような魅力的な内容を提供できます。

これらのステップを踏むことで、「失敗しないイベント運営」に一歩近づくことができます。

3.実行: 組織的なチームワークと効率的なタスク分担

(1)役割分担: チーム内の役割分担を明確にする

  • イベント運営を失敗しないためには、チーム内の役割分担が極めて重要です。それぞれのチームメンバーが何を担当し、どのような責任を持っているのかを明確にすることで、無駄な作業の重複を避け、効率的な運営が可能となります。また、明確な役割分担は、問題やトラブルが発生した際に迅速に対応するためにも必要です。

具体的な役割分担の例を以下の表にまとめました。

役割

具体的なタスク

プロジェクトリーダー

全体のスケジュール管理、チームの調整

企画・制作

イベントコンセプトの企画、資料作成

広報・PR

告知文作成、SNS等での情報発信

運営・進行

当日のスタッフ管理、進行表作成

役割分担はイベントの規模や性質により異なるため、必要に応じてカスタマイズしてください。

(2)スケジュール管理: タスクの進行状況を把握し、適時に調整する

イベント運営におけるスケジュール管理は、各タスクの進行状況を一元的に把握し、必要に応じて適時に調整することが重要です。これにより、全体の進行がスムーズになり、予期せぬトラブルを未然に防ぐことが可能となります。

まず、イベント開始日を基点に、各タスクの開始日と終了日、担当者を明記したスケジュール表を作成します。以下はその一例です。

タスク

開始日

終了日

担当者

会場手配

1月1日

1月15日

Aさん

音響・照明準備

1月16日

2月1日

Bさん

チラシデザイン・印刷

2月2日

2月15日

Cさん

このスケジュール表をもとに、定期的なミーティングを設けてタスクの進行状況を確認します。遅れが出ている場合や、問題が発生した場合には、すぐに対策を講じて予定を調整します。

このように、スケジュール管理を徹底することで、イベント運営を失敗せずに進めるための大切な一歩となります。

(3)問題解決: トラブルを早期に捉え、迅速に解決する

イベント運営の現場で起きうるトラブルは多種多様です。そのため、早期に問題を発見し、迅速に対応する能力は必須と言えます。

例えば、参加者の急なキャンセル、設備の故障、スタッフの体調不良など、予測不能な事態に素早く対応するためには、事前にトラブルシューティング手順を設定しておくことが重要です。

トラブルの早期発見と対応のための一例を以下に示します。

表1.トラブルシューティング手順

ステップ

内容

1

全体の進行状況を定期的にチェック

2

問題が発生した場合、速やかに情報共有

3

原因と対策を考え実行

4

結果を確認、改善が必要な場合再度対策

このように、予期せぬ問題にも冷静に対応できる体制を作り上げることで、イベントは滞りなく進行し、成功へと導かれます。

4.アフターケア: 反省と改善点の洗い出し

(1)フィードバックの収集: 参加者とスタッフからフィードバックを得る

イベントが終わった後、参加者とスタッフからのフィードバックを収集することは非常に重要です。彼らからの意見や感想は、イベントの成功点や改善が必要な点を明らかにします。

具体的な収集方法としては、アンケートを活用するのが一般的です。参加者に対しては、イベントの満足度、具体的な良かった点・改善点、次回参加したいかどうか等を尋ねます。

スタッフに対しては、それぞれの役割における問題や困難は何だったのか、また、他のスタッフの役割の観点からどんな改善が可能だと思うかなどを尋ねます。

これらのフィードバックは、次回以降のイベント運営に活かすための重要な資料となります。

(2)成功と失敗の分析: イベントの成果を分析し、再現性と改善点を識別する

イベント終了後は、その成果を客観的に分析しましょう。どのアクティビティが観客に受けたのか、どれが効果的だったのかを明確にすることで、再現性を確保します。

表1. 成果分析の例

アクティビティ

参加者の反応

再現性

ライブパフォーマンス

高評価

ゲームコーナー

中評価

また、問題が発生した場面や改善が必要だったポイントを洗い出し、次回のイベント運営に活かすことが大切です。ひとつひとつの失敗は、次へのステップです。

表2. 改善点洗い出しの例

問題点

改善策

入場混雑

入場制限を設ける

どんな小さな挫折も見過ごさず、一つ一つを大切に分析することで、イベント運営は失敗しない道を歩みます。

(3)次回への改善策の策定: 分析結果から改善策を策定する

イベント終了後の重要なステップが、次回への改善策の策定です。これは、先のフィードバック収集や成功・失敗の分析から導き出される部分で、根本的な改善を目指すために必要な作業です。

まずは、フィードバックや分析結果をまとめます。具体的な問題点や改善すべき項目を一覧表にしてみると見やすいです。例えば次のようにします。

問題点

改善策

入場混雑

入場方法の見直し、スタッフ増員

参加者の飲食ニーズ

飲食ブース増設、メニュー改善

イベント内容の不満

プログラムの見直し、参加者アンケート導入

つぎに、改善策をどのように実行するかを具体的に計画します。それぞれの改善策に対し、実行可能なアクション、予算、時間枠、担当者を割り当てます。これを元に次回のイベント準備に取り組みます。

5.まとめ: 成功するイベント運営のポイント

成功するイベント運営の鍵は、明確な目標設定と戦略、効果的なプログラム構築、スムーズな運行、参加者の関与促進、適切な予算管理、アフターケアの提供です。計画段階から緻密な準備と柔軟性を持ち、参加者の満足と体験を重視しながら、信頼と印象を築くことが不可欠です。

この記事を執筆した会社

企業名
株式会社ストラーツ
住所
東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル2F
設立年月
2018年10月
代表者
堀江 和敬
事業内容
イベントの企画・制作・運営・配信や、付随業務(ウェブサイト制作・集客・キャスティングなど)

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