「バーチャルオフィスを使いたいけど、どうやって選べば良いか分からない」
「選択肢がありすぎてバーチャルオフィスを選べない」
バーチャルオフィスの利用をしたいが、何を基準に選べば良いか分からない方も多いでしょう。
ひとくちにバーチャルオフィスと言っても、目的に応じて必要なサービスがある物を選ばないとムダなお金を払うことになってしまいます。
この記事ではバーチャルオフィスを利用するメリットや選定の基準、おすすめのバーチャルオフィスを26件ご紹介。最後まで読めば、ニーズにぴったりのバーチャルオフィスを見つけられますよ!
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、仮想の事務所のことです。バーチャルオフィスを利用することで得られるメリットは2つ。
- 事業上の住所をレンタルできる
- 郵便物の管理や来客対応などのオプションを利用できる
リモートワークの拡大により、最近はオフィスを持たない企業も増えています。しかし法人登記や手続き上、どうしても住所が必要なことがあるのも事実です。
そんな時にバーチャルオフィスを利用すれば、通常の賃料よりも安い金額で住所を取得することができます。
またバーチャルオフィスにはオプションがあり、郵便物の管理や来客対応ができるものもあるんです。用途に応じてオプションを調べ、ニーズにあったバーチャルオフィスを選びましょう。
バーチャルオフィスを選ぶ時のポイント
バーチャルオフィスを選ぶ時のポイントは10個あります。
- 初期費用
- 料金
- エリア
- 法人登記
- 住所利用
- 電話番号利用
- オプション
- 専用ブース・個室の有無
- 会議室の有無
- 常駐スタッフ
1つずつポイントの詳細を紹介していきます。
(1)初期費用
バーチャルオフィスを選ぶ時は初期費用をチェックしましょう。月額の利用料が安くても、初期費用が高額で予算を超えてしまう失敗例があるからです。
初期費用と毎月定額でかかる費用を全て確認し、自社運営の予算と照らし合わせてください。バーチャルオフィスを選ぶときは、月額料金やオプション以外に初期費用も確認するようにしましょう。
(2)料金
バーチャルオフィスを選ぶ時は料金も大事な要素です。毎月定額がかかるので、月次の予算内に収まるかよく確認してください。
最低料金は安くても、オプションをつけたらそこそこの値段になるケースもあります。バーチャルオフィスを選ぶ時は、毎月かかる金額がいくらなのかも確認しましょう。
(3)エリア
バーチャルオフィスを選ぶ時はエリアも重視しましょう。オフィスで会議や来客対応をする時に移動が困難になるからです。
本来は四国に会社があるのにイメージで東京にバーチャルオフィスを取得した場合、来客があった時に度々東京へ移動することになってしまいます。対応が必要な時にすぐに行ける場所かどうかもチェックしましょう。
(4)法人登記
バーチャルオフィスを選ぶ時は法人登記ができるかをチェックしましょう。会社登記の際の住所に設定できるかどうかは、バーチャルオフィスの規約によって違います。
法人登記のためにバーチャルオフィスを利用したいのか、単に住所表記ができれば良いか目的を設定しておいてください。
(5)住所利用
バーチャルオフィスを選ぶ時は住所利用が可能かどうかも確認してください。例えば名刺への表記はOKだが、法人口座の解説はNGと言うケースもあります。
ビジネスに対しての信用性が問われるので、必ず住所利用の実績を確認してください。
(6)電話番号利用
バーチャルオフィスを選ぶ時は電話番号の利用も可能か確認しましょう。固定電話を取得すれば、信用性のアップにつながります。
ユーザーや取引先との連絡手段を想定して、固定電話番号の必要の有無を考えてみてください。全てのバーチャルオフィスで利用可能ではないので、電話番号の取得ができるかどうかは確認しましょう。
(7)オプション
バーチャルオフィスを選ぶ時は、オプションにも注目しましょう。オプションとは郵便物の転送や来客対応、レンタルオフィスへの切り替えのことです。
事前に利用目的や事業において必要なサービスを想定し、バーチャルオフィスを選ぶとうまくいきます。自社のニーズにあったオプションがついているバーチャルオフィスを選びましょう。
(8)専用ブース・個室の有無
バーチャルオフィスを選ぶ時は、専用ブース・個室の有無も重要です。バーチャルオフィスの中には、住所貸しの機能のみでブースや個室の利用が全くできないところもあります。バーチャルオフィスで仕事をする機会があるかどうか、事前に考えておくと良いでしょう。
(9)会議室の有無
バーチャルオフィスを選ぶ時は、会議室の有無についても確認しましょう。会議室があれば、急な来客の時にオフィス内のスペースで対応ができます。
来客や社員で集会をするときに別途スペースを時間でレンタルするのは面倒です。バーチャルオフィスを選ぶ時は、会議室の利用が可能かチェックしましょう。
(10)常駐スタッフ
バーチャルオフィスを選ぶ時は常駐スタッフがいるかも確認してください。自社のスタッフに代わってクライアントへの対応をしてくれるサービスです。
自社スタッフをバーチャルオフィスに常駐させるよりも、費用を抑えられる可能性があります。コストと必要性を考えて、秘書代行や受付対応の有無も考慮してみてください。
おすすめのバーチャルオフィス26選
おすすめのバーチャルオフィスを26社紹介します。バーチャルオフィスを選ぶ時に注目すべき内容を軸として、一覧で料金や機能を見て表にしました。
自社のニーズにあったバーチャルオフィスが分からないと言う方は、ぜひ参考にしてみてください。
RISE OFFICE
【ポイント】
ミーティングスペースの利用や郵便物の転送、電話秘書などのサービスが充実していて便利
1~3営業日で審査が完了するのでスピーディーに実務に移れる
青山・麻布十番・渋谷・飯田橋に拠点があり、いずれも低コストで利用したい人におすすめ
RISE OFFICEは青山・麻布十番・渋谷表参道・飯田橋に拠点があり、いずれも低コストでバーチャルオフィスを利用できます。名刺やWebサイトに人気住所を記載可能なので、信頼を得やすいでしょう。
同オフィスでは住所利用や郵便物の週に1回の着払い転送に加え、オプションでミーティングスペースの利用や電話秘書、ネットFAXの利用などが可能です。必要な機能だけを選んで充実させられるので無駄がありません。基本プランは、入会金0円・保証金0円・月額2,500円と格安です。
問い合わせはメールや電話で受け付けています。HPからの申し込みを済ませた後、1~3営業日で同オフィスを利用できるかどうかの審査が完了するのでスピーディーに実務に移れるでしょう。急ぎでバーチャルオフィスを借りたい方にもおすすめです。
- 初期費用
- ×
- 料金
- 月額2,500円~
- エリア
- 青山 麻布十番 渋谷表参道 飯田橋
- 法人登記
- 〇
- 住所利用
- 〇
- 電話番号利用
- 〇
- オプションの有無
- 〇(郵便物週1回元払い転送・電話転送・電話秘書・ネットファックス)
- 専用ブース・個室の有無
- 〇(オプション)
- 会議室の有無
- 〇
- 常駐スタッフ
- ×
ナレッジソサエティ【株式会社ナレッジソサエティ】
法人口座の実績が豊富で、信用性の高い住所をレンタルできます。万が一口座開設が不可だった場合は、初期費用と2ヶ月分の基本料金を返金する保証制度あり。オフィスの内装は明るく清潔感がある品質の高いものばかり。法人登記や口座の開設に住所を利用したい方にお勧めのバーチャルオフィスです。
- 初期費用
- 問い合わせ
- 料金
- 4,500〜
- エリア
- 千代田区
- 法人登記
- ◯
- 住所利用
- ◯
- 電話番号利用
- ◯
- オプションの有無
- 〇
- 専用ブース・個室の有無
- ◯
- 会議室の有無
- ◯
- 常駐スタッフ
- ◯
サーブコープ【サーブコープジャパン株式会社】
首都圏一等地の住所のレンタルなら月額9,000円(税抜)から利用できるバーチャルオフィスです。その他企業に必要なオプションを全て含めたパッケージ料金もあり、お得に利用できます。またバイリンガル秘書のビジネスサポートなど、国際性に富んだサービスがあるのもポイント。海外との取引も想定している企業におすすめです。
- 初期費用
- △ (クレジットカード支払いで保証金不要)
- 料金
- 9,000〜
- エリア
- 東京都 横浜 大阪 名古屋 福岡
- 法人登記
- ◯
- 住所利用
- ◯
- 電話番号利用
- ◯
- オプションの有無
- 〇
- 専用ブース・個室の有無
- ◯
- 会議室の有無
- ◯
- 常駐スタッフ
- ◯
Karigo【株式会社Karigo】
全国50拠点に住所を持つことが可能なバーチャルオフィスです。2006年から運営しているので、ノウハウも豊富で必要なオプションも揃っています。各種登記や会社設立サポートも無料で利用できるなど、ビジネスパーソンを応援する仕組みが充実。荷物受け取りなどは標準装備で、お得に住所を借りられます。
- 初期費用
- 5,500〜
- 料金
- 3,300〜
- エリア
- 北海道 仙台 茨城 千葉 埼玉 東京都 神奈川 静岡 愛知 京都 大阪 兵庫 岡山 高知 福岡 沖縄 テキサス(国外)
- 法人登記
- ◯
- 住所利用
- ◯
- 電話番号利用
- ◯
- オプションの有無
- 〇
- 専用ブース・個室の有無
- ◯
- 会議室の有無
- ◯
- 常駐スタッフ
- ◯
最後に
今回は全国で利用できるバーチャルオフィスのサービスを紹介しました。
企業にとって各種手続きや、ユーザー・クライアントからの信用性を高める住所選びは非常に大切です。
リモートワークでオフィスが不要とされている時代でも、オフィスを構えている場所が企業のブランディングの一部といえます。
そのためには取得できる住所のほか、今回記事で紹介したようなオプション豊富なサービスを選ぶのがおすすめ。値段やサービスの内容には差がありますが、利用目的を明確にして必要な機能を選んでいけば必ず事業拡大に役立つニーズを満たしたバーチャルオフィスを見つけられるでしょう!