CMSは効率的なマーケティング活動を行う上で欠かせないものです。BtoBはもちろん、BtoCにも活用できるCMSは、全てのマーケティング現場への導入が期待されています。
そこで、この記事では「CMSを選ぶ際に見るべきポイント」「CMSツールおすすめ30選」を紹介します。CMSによって、価格、機能、デザインテンプレート、導入方法が異なりますので、自社に合った製品の導入を検討してみてください。
CMSを選ぶ際に見るべきポイント
まずCMSを選ぶ際に見るべきポイントは、「デザイン性」「操作性」「価格」の3つです。デザイン性が最も重視するポイントで、その次が操作性、最後に価格となります。
デザイン性
CMSを利用することによって専門知識が無い場合であっても、あらゆる種類のサイトを作られるようになりましたが、CMSによって用意されている「デザインテンプレートの数」はまちまちです。たとえサイトを構築できたとしても、それが理想のデザインではなかったり、訪問者にとって視覚的に理解しにくいデザインであれば、せっかくCMSを活用しているのにもったいないことになります。ですので、デザインテンプレートの数が豊富なCMSが最適です。
操作性
CMSでは、サイトの構築以外にも行わなければならない作業があります。それが「更新」です。
すぐに最新の情報を訪問者に公開したい場合に迅速な更新が求められますが、操作しにくいCMSであればスピードが損なわれてしまい、迅速な更新ができません。そして更新作業は頻繁に行うものなので、できれば操作性の高いCMSを選ぶべきでしょう。
価格
ザイン性、操作性の高いCMSを候補として選んだ後に、その中でできる限り価格の低いCMSを選択すべきでしょう。もちろんデザイン性と操作性が低いCMSはどれだけ低価格でもおすすめしません。コストを多めにかけても、よりデザインが豊富で操作しやすいCMSにしましょう。
【2022年最新】CMSツールおすすめ30選
この項目ではCMSツールおすすめ30選を紹介します。基本情報と8つの比較項目を用意しているので、どのCMSが自社に適しているのかをじっくりと検討してみてください。
Drupal
Drupalは、年に2回のバージョンアップにより常に最新の機能を提供し続けるCMSです。同CMSの強みは「多言語のウェブサイトの運用管理に最適なこと」です。英語・中国語・韓国語など複数の言語を含んでいるサイトを構築することができます。Drupalコミュニティから提供される各国用の翻訳ファイルを適用することによりDrupalの機能を100以上の言語で利用可能です
- 無料版
- ×
- 有料版
- 【ベーシックプラン】初期導入費:4,900,000円/2台まで 月額費用:150,000円
- 導入実績
- 世界の50サイトにひとつはDrupal
- 向いている形態
- BtoC、BtoB
- 操作性
- ◯
- 静動的
- 動的
- デザインテンプレート種類
- 要問い合わせ
- 対応言語
- 100以上の言語
cs.cart
株式会社メクマのcs.cartは、35,000件以上の導入実績を誇るCMSです。標準搭載アドオンは75もあり、大規模サイト向けの高価なシステム並みの機能を提供しています。さらに27言語・多通貨対応のため、越境ECにも最適です。CS-Cart購入者のうちWeb制作会社が占める割合は70%以上であることから、プロに愛用されるツールであることがわかります。
- 無料版
- 30日間返金保証あり
- 有料版
- サーバープラン・スタンダード月額:15,100円 初期費用:5,500円
- 導入実績
- 35,000件以上
- 向いている形態
- BtoC、BtoB
- 操作性
- ◯
- 静動的
- 動的
- デザインテンプレート種類
- 標準2テーマ・9スタイル
- 対応言語
- 27言語対応
BiND Cloud
株式会社デジタルステージのBiND Cloudは、最適な運用環境と成果につながる集客対策を備えたCMSです。Web未経験者でもトレンドに合わせたサイト制作が可能で、ワンランク上のバナー作成や写真の魅せ方にこだわることもできます。541書体の日本語フォント対応や2,400万点の素材サービスがあるなど、充実した環境づくりに徹底しています。
- 無料版
- エントリーコース初年度無料
- 有料版
- 【基本コース】月額2,480円/1ユーザー
- 導入実績
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング、FINE株式会社など
- 向いている形態
- BtoC、BtoB
- 操作性
- ◯
- 静動的
- 動的
- デザインテンプレート種類
- 350以上 ※コースによって異なる
- 対応言語
- 日本語
最後に
CMSを導入することで、コンテンツ作成・更新が容易なものとなり、マーケティング活動を効率的に行うことができます。しかしCMSによって、導入の仕方や価格、強みはそれぞれ異なりますので、最も自社に適したCMSを探してみてください。