「税理士として開業する予定だけど、ホームページはどうすれば良いかな？」「ホームページで集客できるって本当？」などと疑問をお持ちの税理士の先生方も多いのではないでしょうか？当記事では、先生方のホームページを任せるのはどのような制作会社が良いのかやそれぞれの会社の特徴についてご紹介させていただきます。最後までお読みいただければ、貴所に合うホームページ制作会社が見つかるのはもちろん、ホームページを作るメリットや集客ツールとして使う際のポイントなどもご理解いただけます。ぜひ最後までお読みください。

１.ホームページを作るメリット7つを解説

税理士業にホームページって必要なの？という疑問をお持ちの方へ向けて、ホームページを作るメリット7つをご紹介します。それぞれ見ていきましょう。

顧客へ安心感を与えられる

ホームページを作ることのメリット1つ目は、顧客へ安心感を与えられることです。なぜなら、ホームページが公で自己紹介をしている名刺や会社案内の役割を果たしてくれるからです。反対に、ホームページを持っていないと、本当に事業をしているのか、本当は嘘をついているのではないか、など怪しまれてしまう場合もあります。ホームページを作り、情報を公開することは顧客の安心につながるメリットがあります。

事務所のブランディングができる

ホームページを作ることのメリット2つ目は、貴所のブランディングができることです。ホームページ上で、貴所のサービス内容はもちろん、有益な情報を発信することで、顧客や見込み客は先生方の考え方を事前に知ることができます。貴所のサービスが素晴らしいことや先生の知識が豊富なことをホームページで表現できるので、貴所の価値はますます高まることでしょう。

採用候補者やその家族へ好影響を与えられる

ホームページを作ることのメリット3つ目は、採用候補者やその家族へ良い印象を与えることができることです。貴所の方針や考えはもちろん、所在地や電話番号などがあることだけでも、きちんとビジネスを行っている証明となり、候補者や家族は安心して面談などに臨むことができます。きちんと貴所の方針や考えを示すことで、採用候補者の安心感が増すことは大きなメリットの一つです。

情報を発信することで集客ツールとなる

ホームページを作ることのメリット4つ目は、ホームページを活用した情報発信が集客ツールとなることです。貴所のサービス内容や特定の悩みを抱えるユーザーへ向けた解決策を発信することで、貴所の認知度が上がり、問い合わせにつながる可能性があります。先生の顔写真や貴所の雰囲気がわかる写真もあれば、より安心して問い合わせすることができるでしょう。

アクセス解析によりマーケットニーズが把握できる

ホームページを作ることのメリット5つ目は、アクセス解析により、マーケットニーズを把握できることです。ページ毎のアクセス数を分析することで顧客はどのような情報を求めているのかが分析できます。世の中のニーズは常に変化していますので、リアルタイムで取得できる情報はとても有益で、ホームページを公開しているメリットの一つと言えます。

新規見込みの紹介がもらいやすくなる

ホームページを作ることのメリット6つ目は、新規見込みの紹介がもらいやすくなることです。既存顧客の満足度がどれだけ高くても、知人に貴所のことを言葉で説明するのは非常に難しいです。SNSやメールでのコミュニケーションにより、貴所のホームページを他人に共有するだけで紹介できるのは、貴所にとっても大きなメリットと言えるでしょう。

コスト削減につながる

ホームページを作ることのメリット7つ目は、ホームページ上で情報を発信することにより、コスト削減にもつながることです。例えば、貴所の休みのお知らせや定期的な情報提供を手紙やはがきで送るとコストがかかるのに対して、ホームページ上で通知する方法であればコストがかかりません。コストがかからず顧客へ情報を共有できるのは、ホームページの大きなメリットです。

２.集客できるホームページを作るためのポイント

「ホームページ制作をお願いするなら、集客できるホームページを作りたい」という先生方も多いかと思います。集客目的でホームページを作りたい方向けに、大切なポイントを7つまとめました。一つ一つ解説していきます。

ホームページの目的を明確にする

集客ができるホームぺージは、その目的が集客であることをはっきりと認識して作る必要があります。ホームページには、集客目的以外にも、採用目的やブランディング目的のものなどが存在します。それぞれ訴求するポイントや全体の構成が違ってくるため、全部を同時に行おうとすると誰にも響かないホームページとなってしまいます。「目的は集客」と明確に掲げて、ホームぺージの作成に臨みましょう。

誰に向けてのページかをはっきりさせる

集客が目的であれば、誰をターゲットするのかをはっきりとさせる必要があります。ターゲットの選定でよく使われる手法は、ペルソナ設定です。具体的な人物を想像し、その年齢、性別、仕事などをリアルに描いていきます。ペルソナが出来上がったら、あとはその人に向けて、その人の問題を解決できるようなホームページを目指して作っていきます。

ターゲット、目的に合わせてデザインを作成する

ペルソナ設定によりターゲットが具体的になったら、デザインを考えます。ターゲットの年齢や性別などにより、響くデザインが異なるからです。この辺りからよくわからない、という方はWebマーケティングやデザインを生業とするプロと一緒に考えていくことも考える必要があるかもしれません。顧客に届くホームページを作るために、ターゲットに合わせたデザインを考える必要があります。

独自ドメインを取得する

集客を目的とするホームページでは、独自ドメインを取得する必要があります。独自ドメインとは、〇〇.comのように、固有のURLのことを言います。独立した事務所として、信頼を得るためにも独自ドメインは必ず取得しましょう。

作成したホームページを公開する

独自ドメインまで取得したら、ホームページを公開します。今まで検討、設定してきた内容をネット上に公表することで、現状の確認をします。一般的にはこれで完了とも思えますが、集客するためのホームページでは、ここはまだスタート地点です。

SEO対策を施し、多くの人に届かせる

公開したホームページにSEO対策を施します。具体的には、各ページへのアクセス数や滞在時間を解析し、意図したとおりにユーザーが読んでくれているかや特定のページにどれだけユーザーがアクセスしてくれているかなどできるだけ多く集めましょう。情報が多ければ多いほど、より正確に分析ができます。分析を元に、検索で上位表示されるホームページを作る必要があります。

顧客に満足いただけるコンテンツを随時アップデートしていく

集めた情報を元にコンテンツをアップデートし、必要に応じて新たなデータを追加していきます。データをアップデートすることで、よりターゲットに届きやすいホームページに仕上がっていきます。アップデートが完了しましたら、データ解析へ戻り、改善するための情報を集めるというステップを何度も繰り返す必要があります。

３.ホームページに載せるべき10項目

前章で、集客用のホームページを作るためのポイントをご説明しました。こちらでは、集客用のページに限らず、最低限税理士事務所用のホームページに載せるべき項目を整理していきます。

載せるべき項目はまとめると10項目で下記のとおりです。

1. 事務所の実績
2. 事務所のサービス内容や専門分野
3. 税理士先生方のプロフィール
4. 費用の目安
5. 事務所の概要
6. ブログ・コラム
7. 事務所へのアクセス
8. クライアント様からの声
9. Q&A
10. お問い合わせ用フォーム

一つずつ解説します。

事務所の実績

事務所の実績は間違いなく載せておくべき項目の一つです。得意な分野があるのであれば、全面にアピールしておきましょう。

事務所のサービス内容や専門分野

税理士事務所と言っても、サービス内容は各所様々です。できるだけユーザー目線で、貴所がどんなことを行っていて、何を専門にしているのかをわかりやすくまとめておく必要があります。

税理士のプロフィール

実際に相談するのは各先生方ですので、税理士資格をお持ちの先生のプロフィールは載せておくべきです。顧客の安心感に繋がります。

費用の目安

費用の目安は、ホームページをご覧になっている方の気になるポイントです。細かくなくても構わないので、費用を記載しておくことで安心して貴所へ問い合わせができるようになります。

事務所の概要

事務所の設立や個人・法人などの形態などを載せておく必要があります。正式な屋号、事務所の設立年月や住所などを記載しておきましょう。

ブログ・コラム

必須項目ではありませんが、ブログ・コラムも用意しておくことをおすすめします。ブログやコラムを通じて、貴所の方針や最新情報を発信することで、顧客が見にきてくれるホームページに育てることができます。

事務所へのアクセス

貴所に伺いたい方もいらっしゃるため、事務所所在地の地図などを載せておくことが必要です。

クライアント様からの声

クライアントの許可を得たうえで、貴所のサービスについての感想などを載せておくと実績を裏付け、見込み客も安心して貴所に仕事を依頼することができるようになります。

Q&A

ホームページによくある質問、Q&Aページを作っておくことをおすすめします。貴所のホームページに訪れる方は、何かしら現状に問題を抱えている場合が多いため、問題を解決できるようなよくある質問とその回答を載せておくことで問い合わせ率がアップします。

お問い合わせ用フォーム

貴所に連絡をするためのフォームを用意しておくと良いでしょう。電話番号を記載しておくのも必要ですが、気軽に携帯などからメールで問い合わせをしたい方も多いです。問い合わせフォームの用意は必須事項です。

4.税理士向けのホームページ制作会社の選び方

ホームページに載せるべき項目は以上です。これだけの内容を本業の傍らで進めていくのは非常に難しいのではないでしょうか？こうしたプロセスを専門家に任せることで、手間が省け、質の高いホームページが出来上がります。とは言いましてもやみくもにホームページ制作会社を選ぶわけにはいきません。

下記の5ステップで税理士先生向けのホームページ制作会社を選ぶことをおすすめします。

1. 税理士業での実績があるか
2. 先生方の悩みに寄り添った提案になっているか
3. Web集客やSEOに対しての知識や経験が豊富か
4. 費用対効果が合っているか
5. フォロー体制が整っているか

それぞれ解説します。

税理士業での実績があるか

同業他社での実績があるかどうかはとても重要です。税理士業界ならではの、抑えるべきポイントがいくつもあるからです。過去の事例を見て、実績のある制作会社を選びましょう。

先生方の悩みに寄り添った提案になっているか

打ち合わせを経て受けた提案は、先生方の悩みに寄り添っていますでしょうか。制作会社のベストな提案とはいえ、きちんと先生方の悩みに寄り添う提案をしない会社を選ぶべきではありません。

Web集客やSEOに対しての知識や経験が豊富か

ホームページの集客には、知識や経験が必要です。Webで集客をするには、ターゲット層に合わせた内部SEO対策、外部SEO対策、リスティング広告運用、SNSマーケティングなど様々なアプローチが必要です。過去の事例などからWeb集客に対しての実績があるかを見ておく必要があります。

費用対効果が合っているか

ホームページを依頼する際は、費用対効果が合っているかを見ておく必要があります。安いけど効果が全くでないホームページや、効果はそこそこでるけど非常に高価なホームページはどちらも、費用対効果が低いホームページです。ホームページの目的を達成する度合いと、支払う費用が見合っているかをきちんと判断することをおすすめします。

フォロー体制が整っているか

ホームページの目的にもよりますが、集客目的なら公開するところがスタート地点です。金額によりフォロー内容に差はあるものの、どのようなフォローをしてくれるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。

5.税理士業におすすめのホームページ制作会社15選

6.最後に

本記事では、税理士業界に強く、集客に力を入れたホームページ制作会社を厳選してご紹介しました。税理士先生で、これから開業するのでホームページが必要という方から、今のホームページをなんとかしたいという方にまで参考になるように会社を選びました。上記15社の中からも下記のポイントを押さえて、貴所に合うホームページ制作会社を選んでください。

1. 税理士業での実績があるか
2. 先生方の悩みに寄り添った提案になっているか
3. Web集客やSEOに対しての知識や経験が豊富か
4. 費用対効果が合っているか
5. フォロー体制が整っているか

本記事が、ホームページ制作会社を見つける一助となれば幸いです。