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Web制作会社にECサイト制作を依頼する場合に大切なポイントとは

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公開日: 2022.05.10
更新日: 2022.05.10

ECサイトを立ち上げたけれど、思っていたよりも顧客が集まらず売上も上がらないようなケースは結構あるようです。こうした問題が発生している原因はきちんとしたステップを踏んでECサイトを制作していないことやECサイト制作に必要なポイントを抑えていないことなどにあります。

目次
目次

1.自分に向いている方法を選ぶことが重要なECサイトを制作するための方法

ECサイトの制作には、ASPカート・ECパッケージ・クラウドEC・オープンソースなどいくつかの方法がありますが、どの方法を選ぶかによって制作にかかる費用や期間が異なりますので自分に向いている方法を選択するようにしましょう。

ASPカートのASPとは、「Application Service Provider」の略語でWebを通じてソフトウェアやソフトウェアが稼働できる環境を提供する事業者を意味しています。また、ASPカートとはECサイトで商品を購入する場合に必要な機能です。ECサイトを始める際には、楽天やAmazonなどの既存のショッピングモール店舗に出店する方法と、独自ドメインを保有して自社でECサイトを構築して出店する方法、の2種類があります。「BASE」や「STORES」のように誰でも手軽にECサイトを作れる無料ASPがありますのでそうしたツールを利用してECサイトを制作することもおすすめです。

ECパッケージとは、ECサイトの運営に必要な機能が最初から実装された製品のことです。 商品管理・在庫管理・売上管理などの機能がパッケージングされているため、自社のサーバーにECパッケージをインストールさえすれば、最初からシステムをプログラミングすることなくネットショップを開くことができます。

クラウドECとは、クラウド上のプラットフォームを利用してECサイトを構築することが可能なサービスです。 自社でECサイトを立ち上げるためには、商品管理・在庫管理などの機能、ECサイトのコンテンツを編集する機能、決済機能、などのシステム運用のためのプラットフォームが必要です。

オープンソースとは、無償で公開されているECサイトの構築システムのことです。技術力がある企業であればライセンス費用はかからないしカスタマイズも自由なのでシステム連携もデザインも自由に取り組むことができます。ただし、原則として、サポートがないのでトラブルなどに対しては自己責任で対応する必要があります。

2.ECサイト制作のために必要なステップ

ECサイト制作に必要なステップは、コンセプトの定義・要件定義・ECサイトのプラットフォームの選定・決済手法の選定・ECサイトのデザイン制作・商品登録と諸設定・テスト注文・オープンですが、それぞれのステップについて解説します。

(1)コンセプトの定義

制作に着手する前にECサイトのコンセプトを決定します。何を目的にして制作するのか、どういったサイトにしたいのか、を明確にしたうえでコンセプトを定義します。ECサイトの制作作業は、ここで定めたコンセプトに沿って進められることになるので、とても重要なステップになります。

(2)要件定義

定義したコンセプトに基づいてECサイトに必要な機能を抽出・選定してまとめることを要件定義といいます。予算規模やスケジュールなどの条件も踏まえながらECサイト構築に求められる要件を固めることが重要です。要件定義は次のステップであるプラットフォームの選定にも大きな影響を与えるので最低限必要となる機能と可能な限り装備したい機能とを区分して決める(優先順位付け)とよいでしょう。

(3)ECサイトのプラットフォームの選定

ECサイトのコンセプトを定義して必要な機能などの要件も決まったら、そのコンセプトや要件を実現することが可能なECサイトのプラットフォームを選びます。ECプラットフォームは、CMS・ショッピングカートシステムなどのECサイトを構築するために必要となるシステムのことです。

例えば、

  • モール型か自社EC型か:モール型とは1つのECサイト内に複数のショップがまるでモール(商店街)のように出店している形態のことで、自社EC型とは独立した自社固有のドメインで運営されているネットショップのことです。

  • 自社EC型の場合にはASP型・オープンソース型・パッケージ型などのどれにするか

  • その中でもどのシステムを選ぶか

といった流れに沿って自社にとって最も適しているプラットフォームを抽出します。その後に自社のニーズを実現することができそうなECサイト制作会社を複数リストアップして必ず相見積もりを取るようにしましょう。制作会社によっては、初期コストが数十万円も異なるケースもあり得るうえに機能・サポートなどの条件面も違うので複数の会社から見積もりをもらうことが必要なのです。また、ECプラットフォームによっては機能・デザインが制限されてしまう可能性もあるので、このステップでしっかりと決めておかないと後になって大規模な修正が必要になってしまうおそれもあります。

(4)決済手法の選定

ECサイトの売上をアップさせるためには豊富な決済手法を準備しておくことが求められます。新型コロナ感染症拡大の影響を受けてキャッシュカードなどのキャッシュレス決済を利用する人は最近激増しています。また、PaypayやAmazonpayなどの新たなID決済手法も増加しており決済手段は多様化しているのが現状です。利用者の取りこぼしを防ぐためにもこうした様々な決済手段に対応できるようにECサイトを制作しておくことが重要になります。つまり、利用者が欲している幅広い決済手段を準備可能か、といったポイントを踏まえてECプラットフォームの選定を進めることが必要なのです。

(5)ECサイトのデザイン制作

ECサイトのデザインはとても重要ではありますが、ECサイト制作の目的やコンセプトに沿っていることが必要です。見た目には素晴らしいECサイトかもしれませんが、利用者の使い勝手が悪いECサイトであれば集客数も売上もなかなかアップしないでしょう。つまり、利用者目線から分かりやすくて使いやすいECサイトのデザインにすることが重要かつ必要です。

(6)商品登録と諸設定

ECサイトのデザイン制作が完成したら商品の情報を登録します。あらかじめ商品の画像・説明文などの素材・データを作成しておいて、CSVなどの一括して登録がしやすい形式にしておくことをおすすめします。CSVとは、互換性が高く、Exceだけでなくメモ帳・メールソフト・データベースソフトなど大部分のソフトに取り込んで閲覧・編集することが可能なファイル形式のことです。

商品登録に誤りがあると、商品価格に誤記があり利用者からのクレームにつながる、説明文の内容と実際の商品とが異なる、といったトラブルが生じかねないので注意が必要です。また、管理画面で諸設定を行う場合には具体的な操作方法がよく分からないことがあるかもしれないので、しっかりとしたサポート体制を持つECサイトの制作会社を選ぶことが大切です。

(7)テスト注文

商品登録と書設定が完了したらECサイトのオープン前にテスト注文行います。実際に利用者と同じように注文して、問題なく受注できているか、決済・配送などのデータ処理も正しく行われているか、そしてスタッフの動きに問題はないか、といった点まで含めてチェックします。テスト注文で問題が見つかった場合にはオープンまでに対応する必要がありますが、場合によってはオープンの時期を延ばすことが必要な大規模な改修が必要になるかもしれませんが、問題のあるECサイトをそのままオープンして利用者に迷惑をかけるほうがより大きな問題です。

(8)オープン

テスト注文が無事に完了したら、いよいよECサイトのオープンです。が、オープンすれば自然と利用者が集まってくれるわけではありません。SNS・メールマガジンによる告知やプレスリリースなどを活用して多くの人にECサイトのオープンを知ってもらう必要があります。

3.ECサイト制作の期間・準備について

ECサイトの制作期間の違いとECサイトの制作に必要なものについてご紹介します。

(1)制作期間の違い

上述したステップをきちんと踏むことでECサイトを制作することは可能になりますが制作方法によって制作期間にも違いが生じます。無料ASPカートを使えば最も短い期間で制作できます。有料ASPカートの場合は1か月~3か月くらい制作期間が必要です。ECパッケージやクラウドECでは、3カ月~半年くらいのの制作期間が必要です。オリジナルのカスタマイズをするような場合にはシステムの構築も求められるので、要件定義・設計・開発・システムテストなどの手順を実施しなければなりません。

(2)ECサイトの制作に必要なものとは

具体的にECサイト制作に必要なものとしては、・コンテンツ・商品の写真・サーバーを挙げることができます。

  • コンテンツ:コンテンツとはECサイトの中身のことです。魅力的なコンテンツであれば多くの利用者が集まって売上も飛躍的に伸びることが期待できます。例えば商品を掲載する場合には商品自体の情報だけでなく購入者からの声などの関連情報も載せておくと利用者の購買意欲を高めてくれるでしょう。

  • 商品の写真:いくら文章で商品の特徴やメリットを伝えたとしても写真に比べればイメージを伝えることは難しいでしょう。ECサイトの制作においては商品写真は必要不可欠なアイテムだといえます。

  • サーバー:無料ASPカートを利用するような場合にはサーバーを用意する必要はありませんが、利用するサービスに応じてサーバーが必要になることがあるので注意が必要です。

4.ECサイト制作をWeb制作会社に依頼することのメリット・デメリット

ECサイト制作をWeb制作会社に依頼することのメリットとしては、質の高いWebサイトを制作することが可能・セキュリティ面での安心を確保できる・本来の業務に集中できる・スケジュールに則った制作が可能といった点を挙げることができますが、一方デメリットとしては、制作費が必要・すぐ更新可能というわけではない、といった点を挙げることができます。メリットとデメリットの詳細について解説します。

メリット➀:質の高いWebサイトを制作することが可能

ECサイト制作のプロに費用を払って依頼すれば、通常は高品質なECサイトができあがることを期待できます。また、豊富な実績・経験があるため、利用者のことを考えた設計・デザインをすることも可能です。Googleなどの検索エンジンでサーチした場合により上位のランキングで表示されるためのSEO対策を担うWeb制作会社もあります。こうしたWeb会社に制作を依頼すれば検索エンジンからの流入を期待することも可能です。

メリット②:セキュリティ面での安心を確保できる

Web制作会社はセキュリティ対策面でも専門的な知識を保有しています。ECサイトは多くの人が無数に利用するサイトであり、資金決済にも関わるので高いセキュリティ対策が求められます。独力でECサイトを制作する場合と比べればセキュリティ面での安心感は大きく異なります。

メリット③:本来の業務に集中できる

ECサイトの制作を外注すれば、本来の業務と並行してECサイトの制作作業をする必要がなくなります。従業員が本来業務に集中することができるので、従業員の負担を軽減することが可能になります。

メリット④:スケジュールに則った制作が可能

ECサイトの制作をWeb制作会社に外注すると、基本的に、オープン日が決定している場合にはそのオープン日から逆算してECサイト制作に必要なタスクと作業時間を確認のうえ制作期間を設定して制作作業を進めることになります。突発的な問題が起きない限りは、スケジュールに沿って制作してくれるはずです。

また、確認作業のやり取りが円滑に回れば予定よりも早くスケジュールを前倒しして納品する場合もあり得ます。設定した期間内で可能な限りクライアントのニーズを満足させるECサイトの制作を目指すのがプロフェッショナルな仕事だといえます。プロに依頼することによって、費用に相応しい品質とスピードが保証されることになるので、スケジュールの遵守というメリットもあります。

デメリット➀:制作費が必要

自社でECサイトを制作すれば、基本的には費用はかかりませんが、外注する場合には制作費用が必要になります。ECサイトの制作費は、ECサイトのボリュームや使用システムによって幅がありますが、数十万~数千万かかるケースもあります。

デメリット②:すぐ更新可能というわけではない

外注している場合には、ECサイトの更新が必要になっても都度制作会社に連絡して更新対応してもらう必要があるので即座にサイトの更新ができるわけではない、というデメリットがあります。

5.ECサイト制作をWeb制作会社に依頼する場合に押さえておくべきポイント

ECサイト制作をWeb制作会社に依頼する場合に押さえておくべきポイントとしては、どのようなECサイト制作の必要があるのかの明確化、できあがったECサイトの修正・運用のしやすさ、ECサイトの制作・運営時の集客などの実績、経験が豊富な制作会社を選択参考サイトをいくつか事前準備、ECサイト制作の予算を事前に決定、などを挙げることができます。それぞれのポイントについて解説します。

(1)どのようなECサイト制作の必要があるのかの明確化

ECサイト制作会社に制作を依頼する場合には、具体的にどのようなECサイトを制作する必要があるのか、を明確に定めておく必要があります。必要なECサイトがどのようなものかという明確化を制作会社に依頼してから行うと余計な時間と費用がかかってしまうので無駄なタスクが増えてしまうからです。可能な限りどのようなECサイトにしたいのか、という点は明確に定めている状態で制作会社に依頼することが望ましいといえます。

(2)できあがったECサイトの修正・運用のしやすさ

完成したECサイトが修正しにくかったり運用しにくかったりすると制作を依頼した側からすると使い勝手があまりよくないという評価をされてしまいます。場合によっては実際の利用者からも不満が出るような使い勝手の悪さだとしたら大問題になってしまうでしょう。

まずはクライアント(ECサイト制作の依頼者)にとって修正に対応しやすく、運用もしやすいサイトにすることが重要なポイントですが、制作会社にはクライアントへのヒアリングなどを通して具体的な修正のしやすさや運用のしやすさに繋がる仕様を確認することが求められます。つまりユーザーフレンドリーなECサイトの制作になるように配慮することが必要なのです。

(3)ECサイトの制作・運営時の集客などの実績・経験が豊富な制作会社か

ECサイト制作に外注先を選定する場合には、費用だけでなく、豊富な実績や経験を有しているかどうかもよく確認しましょう。例えば、ECサイトの集客に関して経験に乏しい制作会社に依頼してしまうと修正が何度も必要になったり誤ったターゲット層に向けた施策を盛り込んだりして無駄なコストと時間がかかってしまうおそれがあります。したがって実績と経験が豊富な信頼できる制作会社に依頼することが必要です。

(4)参考サイトをいくつか事前に準備しておく

制作会社に制作してほしいECサイトのイメージを分かりやすく伝えるためには、参考になるECサイトをいくつか事前に準備しておくとよいでしょう。コンテンツの配置、色使い、使っているフォント、写真や図表などの素材、などのECサイトのパーツ部分であっても、制作会社には参考になるので用意しておくことが望ましいでしょう。

(5)ECサイト制作の予算をあらかじめ決めておく

予算の制約がないECサイト制作というケースは非常に稀でしょう。予算を事前に決めておかないと無駄なコストを垂れ流すことになるので、統制が効かないプロジェクトになりかねません。目的や必要な作業を踏まえて予算を策定して、制作会社には決まった予算内で高品質で利用者に高く評価されるECサイトを制作してほしいと依頼することが重要です。

6.ECサイトを運用するうえで欠かせないものは

ECサイトの運営において必要なものは、費用・時間、スキル(Webマーケティング・クリエイティブ・商品企画・ カスタマーサポート)、人的リソースです。それぞれについて解説します。

(1)費用・時間

ECサイトは制作してオープンすれば、それで完了というわけではありません。ECサイトの運営にはおおよそ、システム費・人件費・広告費や倉庫のレンタル費などの物流サービス費などがかかります。またECサイトを運営するためにはECサイトの運営するスタッフを教育する期間も必要になります。オープンしてすぐに運用するためにはECサイトのオープン前に時間をかけて教育してオープン後にはスムーズに接客対応できるように仕上げておく必要があります。

(2)スキル(Webマーケティング・クリエイティブ・商品企画・ カスタマーサポート)

ECサイトを運営するためにはWebマーケティング・クリエイティブ・商品企画・ カスタマーサポートなどのスキルが必要になります。Webマーケティングとは、Web上でサービス・商品の売上アップに貢献する仕事のことです。Webマーケティングには、具体的には、SEO・広告運用・SNSなどの主に集客を中心とするスキルが求められます。とりわけ締めてECサイトを運営するような場合には広告運用が可能かどうかで初期の集客に大きな影響を与えることになります。

クリエイティブとは、広告などの制作物を指しており、ECサイトのクリエイティブスキルとは、商品の写真撮影・画像加工・バナー制作・販促ページの制作(HTML・CSSのコーディング)まで多岐に渡っています。商品企画とはMD(マーチャンダイザー)とも呼ばれており、売れる商品を企画することです。商品企画には、市場やトレンドの調査・分析、ターゲット顧客が求める商品開発~販売計画、予算管理、などのスキルが求められます。カスタマーサポートはお客様対応が仕事です。そのため、対人スキルが必要です。こうしたスキルがECサイトの運営には必要不可欠だといえます。

(3)人的リソース

ECサイトの運用には人的なリソースが必要ですが、どのくらいの人員が必要になるのでしょうか。ECサイトの運営に必要な業務を抽出して、その人のスキルを勘案して適正な配置をすることが重要です。それぞれの業務を重複(クロスオーバー)して不足する人材を補足することも、場合によっては、必要となりますが、商品企画・サイト制作・プロモーションなどの業務については専門的なナレッジや経験が必要になるので注意が必要です。

最後に

現在では既にECサイトは利用者にとって特別なものではなくなっています。したがってECサイトの運営者もきちんと情熱を持って着実に取り組むことが必要です。もしそうでなければお客様を集めることができなかったり、既存のお客様に飽きられて利用されなくなったりしてしまうでしょう。きちんとECサイトに取り組む場合には、年間販促計画を立案して継続的に面倒を見ていくことが必要です。


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