「クラウドで導入できる予算管理システムが良い」
「安価で導入できる予算管理システムはある?」
予算管理システムを導入することで、予実を可視化し効率的な事業推進を行うことが可能です。
この記事では、予算管理システムを選ぶ際の10個のポイントと、おすすめの予算管理システムを30選紹介します。ぜひあなたの会社の予算管理に役立ててくださいね。
予算管理システムとは
予算管理システムは、予実管理(予算と実績を管理すること)、集計データの分析などを効率的に行うためのシステムです。システムを用いて予実管理を行うことで、目指している目標への早期達成に導いてくれるでしょう。
予算管理システムの選び方
予算管理システムを選ぶ際は、以下の10個のポイントをおさえましょう。
- 料金
- 初期費用
- 無料トライアル
- 導入方法
- 対象従業員数
- 導入までにかかる期間
- 入力フォームのカスタマイズ
- アラート機能
- 他のサービスと連携
- サポート体制
それでは順に紹介します。
(1)料金
予算管理システムを選ぶ際は、料金が重要です。企業に合った料金を提案してくれるシステムも多いですが、大半がサブスクリプション形式で必要になってきます。固定費となるので、慎重にチョイスしましょう。
(2)初期費用
予算管理システムを選ぶ際は、初期費用にも注意しましょう。毎月定額でかかる費用の他に、導入時にまとまった費用が発生する場合があります。
一度問い合わせを行い、実際に導入する際に必要となる初期費用がいくらかかるのか、聞いてみましょう。
(3)無料トライアル
予算管理システムを選ぶ際は、無料トライアルがあるかどうかも重要です。一度導入してから別のシステムに乗り移ることは、初期費用などの観点から困難です。
そのため、無料トライアルがあるかどうかを導入前に問い合わせ行い、もしあれば積極的に利用しましょう。
(4)導入方法
予算管理システムを選ぶ際は、導入方法も重要です。導入方法には、クラウド型やパッケージ型(オンプレミス型)があります。近年はどこからも活用できるように、クラウド型が多いです。
(5)対象従業員数
予算管理システムを選ぶ際は、対象従業員数をチェックしておきましょう。
自社が導入するシステムがどの規模に対応しているのか、また導入した後に使い勝手が良いかなどをここで判断しましょう。
(6)導入までにかかる期間
予算管理システムを選ぶ際は、導入までにかかる期間も重要です。導入までにかかる期間は、企業規模にもよるため、一度問い合わせを行ってみましょう。
(7)入力フォームのカスタマイズ
予算管理システムを選ぶ際は、入力フォームのカスタマイズも確認しておきましょう。柔軟にカスタマイズできるかどうかで、運用時の工数が変わってきます。
(8)アラート機能
予算管理システムを選ぶ際は、アラート機能があるかどうかもチェックしましょう。アラート機能があれば、予実管理を行う上でスムーズに事業を推進することが可能です。
(9)他のサービスと連携
予算管理システムを選ぶ際は、他のサービスと連携できるかどうかも確認しましょう。
企業規模によりますが、様々なツールを利用している中で、予算管理システムと連携することで、より実務を減らせる可能性があります。
(10)サポート体制
予算管理システムを選ぶ際は、サポート体制が充実しているかも確認しましょう。近年では、遠隔でのサポート体制が充実してきており、どこからでもサポートを受けられます。
おすすめの予算管理システム30選
おすすめの予算管理システムを30選ご紹介します。これまでExcel作業などで膨大な時間を損失していた方も、予算管理システムを導入することにより、短時間で正確な予実管理を行うことができます。
BizForecast BC
【ポイント】
業界で3年連続シェア率1位の実績
Excelのデメリットを解消するシステム
"脱Excel"ならぬ"活Excel"を目指したソリューション
BizForcast BCは予算実績管理市場において3年連続シェア率1位の実績を持つ予算管理・経営管理システムです。「Excelの長所」と「システムの長所」を融合した仕組みを搭載し、
Excelとシステムの特長を生かした予算管理・管理会計を実現します。
また、多様な業種のお客様へのコンサルティングを通じて得た経験を活かし、お客様に合ったご支援を提案してくれます。
外部システムとのデータ連携や多言語対応など、機能も充実しており、特にグループ会社との情報管理や予算作成での業務効率化などにお困りの方にはおすすめのサービスです。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド、パッケージ型
- 対象従業員数
- 全てに対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ○
- アラート機能
- ○
- 他のサービスと連携
- ○(Amazon EC2など)
- サポート体制
- ○(問い合わせフォーム、専用webサイト)
Sactona
Sactonaは、管理会計・経営管理を高度化・効率化するためのクラウド対応型経営管理システムです。
様々な経営管理業務を支えるために、Microsoftのテクノロジーに準拠して設計・開発された代表的モジュールにより構成されています。
経営管理業務の高度化・効率化を図りたい方はぜひSactonaを利用しましょう。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド、オンプレミス型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- 〇
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 要問い合わせ
- サポート体制
- 〇(アドバイザリーサービス)
fusion_place
fusion placeは、ワンパッケージで企業の意思決定を支える経営管理スイートです。
オンメモリ多次元データベースや、計算機能などの機能を有し、初めての方でも利用しやすいようにウェビナーなども開催しているため、一度ホームページを閲覧してみてください。
- 料金
- スタンダード:0円(3ユーザーまで) プレミアム:60万円/年+初期設定料(5ユーザー~) クラウド:120万円/年+初期設定料(5ユーザー~)
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- 〇(1か月間)
- 導入方法
- クラウド、オンプレミス型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 要問い合わせ
- サポート体制
- 要問い合わせ
Oracle EPM Cloud-Planning
Oracle EPM Cloud-Planningは、管理会計、予算管理で必要となるデータ入力・データ連携から各種計算処理、レポート・分析をトータルに実現するクラウドサービスです。
SCSKのノウハウを凝縮したテンプレートの活用により、簡単なステップで初期コストを抑えて短期間で導入することが可能です。
- 料金
- 梅コース:380万円(税抜) 竹コース:580万円(税抜) 松コース:3,000万円(税抜)
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- ×
- サポート体制
- 要問い合わせ
board
boardは、見積書・請求書作成はもちろん、営業管理・支払管理・売上見込の把握・キャッシュフロー予測など、中小企業の業務・経営を一元管理・効率化できるようなサービスです。
一般的な請求書作成サービスと中堅向け業務システム・ERPの中間に位置するようなシステムで、請求書作成サービスでは業務管理・経営管理が不十分だが、中堅向け業務システム・ERPだと価格帯が高すぎて手が出しにくいという中小企業に最適です。
- 料金
- Personal:980円/月(税抜) Basic:1,980円/月(税抜) Standard:3,980円/月(税抜) Premium:5,980円/月(税抜)
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 中小企業向け
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- 〇
- アラート機能
- 〇
- 他のサービスと連携
- 〇(freee、三井住友銀行API連携)
- サポート体制
- 〇(個別相談会)
ビサイド
bixidは、弥生会計、勘定奉行クラウド、freeeなど20メーカー40種類会計ソフトに対応しています。
また、料金プランも複数用意されており、無料トライアルがあるので一度試してみたい方にはおすすめです。
また、初めて予算管理システムを利用する方は、フリープランから始めるのも良いでしょう。
- 料金
- フリー:0円 ライト:600円/月(税抜) シミュレーション:3,980円/月(税抜)※リリース予定 プランニング:9,800円/月(税抜)
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- 〇(30日間)
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 中小企業向け
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- 〇
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 〇(弥生会計、勘定奉行クラウド、freeeなど40種類)
- サポート体制
- 要問い合わせ
Biz.SCRUM
Biz.SCRUMは、部門/プロジェクトなどの任意の管理単位で予算編成・実績確認をするために最適化された予実管理システムです。
他システムとの連携やPDCAサイクルでの運用など、豊富な機能に強みを持っています。
単独の会社だけでなく、連結子会社などもまとめて管理できるため、グループ企業などにもおすすめです。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- パッケージ型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 〇(連携サービスは要問い合わせ)
- サポート体制
- 要問い合わせ
OBIC7 会計情報システム
「OBIC7クラウド」はOBIC7シリーズの豊富なラインナップ全てをクラウドで利用いただけるサービスで、お客様のビジネス環境の変化にオービック1社で柔軟に対応します。
各種ハードウェアやミドルウェア、サーバールーム、保守メンテナンス要員を確保する必要がなく、運営コストの削減が可能です。全国どこからでもクラウドサービスを利用できますので、新たな拠点やグループ企業が増えた場合などでも短期間にOBIC7シリーズの利用を開始できます。
クラウド環境はOBIC専門エンジニアによる常時監視を実施しており、万が一の障害発生時にも復旧までサポートしてもらえます。オービックでは稼働後も継続的なサポートをしてもらえるので安心です。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 〇(連携サービスは要問い合わせ)
- サポート体制
- 〇(運用サポート)
DivaSystem FBX
DivaSystem FBXは、財務情報から非財務情報まで、グループ会社などの関連組織からの報告の収集・統合業務を一元管理できるシステムです。集計作業や履歴管理、エラーチェック等、手作業が多い部分だけを自動化し、入力のしやすいExcelや現在お使いのExcelフォーマットはそのまま利用可能となっています。収集・統合実務のための集計・履歴管理・進捗管理・権限管理など便利な機能が充実していて、おすすめの予算管理システムです。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- ×
- サポート体制
- 要問い合わせ
Attack Board
Attack Boardは、Excelを入出力インターフェイスとしたデータベースアプリケーションで、既存のExcel利用を継続したまま、データを収集、管理する仕組みを提供しています。
Excelのマクロや関数の有無を気にする必要はなく、使用しているExcelを利用できるので、ユーザーには新たな教育の必要はありません。
- 料金
- 150万円~(税抜)
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- オンプレミス型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- 要問い合わせ
- サポート体制
- 要問い合わせ
CCH Tagetik【Tagetik Japan株式会社】
CCH Tagetikは、すべての計画、プロセス、データを財務に特化した単一ソリューション上で一体化することにより、財務と各事業部門を連動させ、業界・業種を問わず本格的な統合事業計画を策定できます。
直感的に操作できるダッシュボードでリアルタイムでデータを可視化できるUIで使いやすいシステムとなっています。
- 料金
- 要問い合わせ
- 初期費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- ×
- 導入方法
- クラウド型
- 対象従業員数
- 全ての規模に対応
- 導入までにかかる期間
- 要問い合わせ
- 入力フォームのカスタマイズ
- ×
- アラート機能
- ×
- 他のサービスと連携
- ×
- サポート体制
- 要問い合わせ
最後に
今回は30個予算管理システムを紹介しました。導入方法は様々で、料金も異なるため、気になる企業には一度問い合わせを行ってみましょう。