起業のアイデアを出すフレームワークと実例6つをあわせて紹介

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起業したいけど、アイデアが浮かばない……。この記事ではそんな時に役立つ、ゼロからアイデアを考えるヒントやテクニックを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

目次
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起業のアイデアは日常から生まれる!

起業のアイデアが浮かばずに困っている時にまず参考にしてみたいのが、あなたが日常生活で感じていることです。ここでは、あなたらしいアイデアを思いつくためのヒントを4つピックアップしています。順を追って考えてみましょう。

好きなことや得意なことをビジネスにできないか?

あなたに好きなことや得意なことがあれば、それをビジネスにできないか考えてみてください。「好きこそ物の上手なれ」という言葉にもあるとおり、自分が好きなことであれば知識や技術が他の人よりも高いレベルに達していることが多いでしょう。あなたの好きなことや得意なことは、第三者から見るとお金を払うだけの価値があることかもしれません。

ビジネスは上手くいかない時期もあるので楽しいばかりではありませんが、好きなことであればそれも乗り越えられるでしょう。趣味と仕事は分けた方がいいという方もいますが、とことん突き詰められるくらい好きなことであれば、やがては仕事が趣味のようなものになります。そうなればもう怖いものはありません。その道を突き進めばそれがビジネスになるでしょう。

日常生活でストレスを感じるものはないか?

日常生活の中でストレスを感じていることがあれば、起業のアイデアになる可能性があります。あなたが不便を感じているということは、他に同じことを感じている方もいるはず。そのストレスを解消できる糸口があれば、ビジネスの可能性があるということです。まずは、日常成果の中で何か不便なことがないかアンテナを張り巡らせて過ごしてみましょう。

主婦でもビジネスパーソンでも、何かしら不便に感じることがあるはずです。ビジネスパーソンなら通勤電車の狭いパーソナルスペースで物の置き場がない、電車の中で両手を使わずにできる自己啓発のグッズや方法がない、主婦なら子どもの送り迎えに自転車の置き場がない、買い物をするのに重たくて大変など。ストレスを感じているものは、無限に出てくるのではないでしょうか。

あなたの他にも同じようなストレスを感じている人がいるなら、そこにチャンスがあります。日常生活でもアンテナを高くしていればアイデアの宝庫となるのです。

「もっとこうなったらいいのに」改善系アイデア

すでにある商品やサービスを改善するパターンです。私たちの生活は、たくさんの起業家が起こしてきたイノベーションによって、とても便利になっています。しかし、便利なサービスの中にもちょっと不便を感じたり、ストレスを感じたりする部分がないでしょうか。

例えば、最近では電子マネー決済が普及して現金がなくても生活できるようになりましたが、様々な企業が提供する決済サービスが乱立した状態なので、使う側も加盟店側も混乱とストレスを強いられています。もし、電子マネーを一括で管理できるサービスがあったらどうでしょうか?

話の規模が大きくて実現不可能だ!と言われそうですが、アイデア出しの段階では規模の大きさは問題ではありません。既存のモノやサービスを改善するアイデアを考えるということが大切なのです。

世間のニーズがあるものは収益化しやすい

自分からアイデアを絞り出すよりも、世間のニーズをつかむ方が得意なタイプの起業家もいます。こうした方はお金が動くところを見極めるのがうまく、商売上手と言われます。自分の好き嫌いよりも、ビジネスになりそうなことを優先して探していくという選択肢も時には有効でしょう。

ニーズや市場がある分野で、プレーヤーが少ないところがあればそこを狙っていきます。プレーヤーが少なければ少ないほど競合が少ないので、高単価で案件を取ることができ、すぐに収益化が可能になるでしょう。

どんなにすばらしいアイデアでも、お金を出して買いたいという方がいなければビジネスになりません。いっそのこと、すでに買いたい方がたくさんいる業種でスタートすれば商品開発の苦労も少なくなります。ゼロから開発する楽しみはなくなりますが、リスクヘッジをしたい方にはおすすめの方法です。

不思議とアイデアが浮かぶフレームワーク

アイデアを出すメソッドに基づいて手を動かして考えたいという方もいるでしょう。ここでは、手を動かしながら作業すれば不思議とアイデアが出てくるフレームワークを3つ紹介します。いずれもアイデアを出す方法として有名な方法です。

KJ法

KJ法という名前は知らなくても、学校や会社でやったことがあるという方も多いのではないでしょうか。KJ法では、小さな紙をたくさん用意し、その紙に1つずつアイデアを書き込んでいきます。アイデアは単語やイメージなど断片的なものでかまいません。その紙を移動させながら、全体像を見て頭を整理していく発想法です。

紙の場所は何度も移動するので、付箋を利用すると便利です。KJ法の手順は、ラベルづくり→グループ化→空間配置→図解化→文章化と進めていくことになります。まずは1枚の付箋に1つのアイデアをたくさん書きだし、これをホワイトボードや机のような広いところに貼りつけます。この段階では適当な場所に貼り付けて大丈夫です。

次は、この付箋をグループ化していきます。内容の似ている付箋を2~3枚1組にして、グループをいくつか作成します。どこのグループにも属さないような仲間はずれのアイデアがあっても、無理にグループ化はしなくて大丈夫です。もしかしたら、誰も思いつかなかったすごいアイデアかもしれませんし、的外れなアイデアだったのかもしれません。

次に、グループ化されたアイデアどうしの関係について矢印などを使って図解化します。最後に、完成した図解を自分の言葉で文章化できればKJ法は完了。最後にアイデアを文章化してみることで頭の中が整理され、自分のアイデアとして腑に落ちるものになるはずです。

ブレインストーミング

ブレインストーミングは1950年代にアメリカで生まれた発想法です。複数人数でも、ひとりでもできる発想法で、アイデアを出す方法としてはもっともポピュラーかもしれません。やり方はシンプルで、目的を設定して、そのためのアイデアを順番に出していくというものです。

ただし、ブレインストーミングはただ無秩序にアイデアを出し合うのではありません。必ず守るルールがあります。まずは、アイデアを批判しないということです。実現不可能なアイデアに思われても、批判せずに共感します。なぜなら、そこから別のアイデアが生まれる可能性があるからです。

次に、質より量を重視します。アイデアを批判されることはルール上起きませんので、とにかく数を出していきます。このようにたくさんアイデアを出していくと、アイデアの数が増加します。出てきたアイデア同士を組み合わせる発想も有効なため、途中でアイデアが出なくなってきたらアイデアの組み合わせを試してみてください。

一番注意が必要なルールは、途中でアイデアの可否を判断しないということです。最終的にどんなアイデアを採用するか判断する必要はありますが、途中で決めてしまうのはNG。アイデアの可否を考え出してしまったら、新しいアイデアが出なくなり、ブレインストーミングが成立しなくなってしまいます。

ブレインストーミングは難しいことなしに始められるので、やっていて楽しい発想法です。ひとりでもできるので、ぜひ試してみてください。

オズボーンのチェックリスト

KJ法やブレインストーミングでもアイデアが出ない時には、強制的にアイデアをひねりだす「オズボーンのチェックリスト」を試してみてください。ブレインストーミングでは自由に意見を出し合いますが、自由すぎてアイデアが浮かばないということもあるでしょう。

日本人は、何らかの制約がある中でのアイデア出しが得意とも言われています。まったくのゼロからではなく、チェックリストの項目に沿って発想をしていけば、効率的に新しいアイデアが出てくるかもしれません。チェックリストの項目は簡単で、「代用できないか、逆さまにしたら、組み合わせたら、似たものはないか、他の用途はないか、大きくしたら、小さくしたら」などというシンプルなもの。すでにあるアイデアを発展させていくのに便利な方法です。

アイデアがどうしても浮かばない時の集め方6選

アイデアが出てくるフレームワークを実践しても、なかなか起業に結びつく良いアイデアが浮かんでこない。こんな時は発想の転換が有効になる場合があります。ちょっとしたきっかけで扉が開けばアイデアがどんどん出てくるかもしれません。発想を転換するためのアイデアの集め方6選を紹介します。

①友人や家族など他人と話す

友人や家族など気軽に話せる人との何気ない会話の中から、起業のアイデアが生まれることがあります。まずは最近かかえている悩みや困っていることについて素直に聞いてみましょう。

気軽に話せる友人や家族との会話では他人には話せない本音の話が出て来るかもしれません。さらに会話の中でどんどん話が進みちょっとしたことがアイデアまで育ってくることもあるでしょう。

もし友人や家族に発想が豊かな人がいるなら頼って見るもの一つの手。どんどん発想を膨らませてもらい、あなたはその発想を起業視点で深堀りしていきましょう。その結果、素晴らしいアイデアにたどり着くかもしれません。

気心がしれた友人や家族との楽しい会話のキャッチボールで、あなたの脳は普段とは別の方面から刺激されることになるでしょう。これがきっかけとなり一人では思いつかなかった起業アイデアに出会うこともあるのです。

②気になる本や話題の本を読む

机に向かって色々と悩み考えてもなかなか起業アイデアが出てこない時、意外にも本の中からその答えを発見する場合があります。本はその著者の知識や経験について、読者が理解しやすいように、何度も遂行を重ねコンパクトにまとめられている知の宝庫。困った時には積極的に本に頼ってみましょう。

どうしても気になる本があれば、あなたの潜在意識が何かをキャッチしているかもしれません。手にとって読んでみると、ひらめいて起業アイデアが出てくることもあるでしょう。

以前購入したけど忙しくて積ん読になっている本があれば、これをきっかけに読んでみるとアイデアのヒントに出会うかもしれません。興味や関心があり購入した本ですから、きっと気づきを得られることでしょう。もしかしたらアイデアがなかなか出てこない、このタイミングで読むことに意味があるのかもしれません。

読みたい本が見つからない場合は、最近話題になっているベストセラーを読んでみると良いでしょう。売れている本には、読者のニーズや今のトレンドを反映した理由があります。ここからお困り事や望まれていることをつかみ取り、起業のアイデアとすると良いでしょう。

③街やイベントへ出かける

部屋や会議室でアイデア出しに煮詰まった時は、思い切って外へ出て気分転換すると良いでしょう。街の風景やイベントの中から起業アイデアを思いつくことがあります。

赤い車を意識して探すと、街にはこんなにも多く赤い車が走っていることに驚く、という話を聞いたことがあるでしょう。「起業アイデア」を意識しながら街に出ると普段見慣れている景色の中から突然ヒントが出てくるかもしれません。

イベントに参加し非日常をを体験するとアイデアが浮かんでくる時があります。イベントにはお客さんを喜ばせ満足させる仕掛けが満載です。またそこに集まっている人たちの何気ない会話の中に起業につながるヒントが隠されている場合があります。イベントを楽しみつつ起業のことを考えていると、ヒントに気づくことがあるでしょう。

④SNSなどネットを利用する

Twitter、Facebook、Instagramなどから情報を得る方法もあります。SNSは最新のトレンド情報が集まりやすいので今までにない新しい悩みや要望が見つかる可能性があります。ちょっとした隙間時間にレンド情報をチェックする習慣をつけると思わぬ起業アイデアを発見できるかもしれません。

⑤起業家から刺激を受ける

起業家は独特の発想や考え方、ものの見方を持っている場合が多いです。起業家から刺激を受けるとあなたの脳が活性化され、新しい起業アイデアが生まれるかもしれません。

セミナー、講演会、YouTube動画、書籍などを活用し、起業家の考え方に触れて刺激を受けてみましょう。中でもYouTubeならビジュアルとサウンドの両方から刺激を受けることができます。憧れの起業家の講演や起業家が自ら投稿している動画がないか確認すると良いでしょう。

⑥アイデアを絞ってみる掛け合わせる

ここまで様々な工夫をしたけど、どうしても良いアイデアが浮かんでと悩んでいるあなたには最終手段として絞ると掛け合わせるを提案します。

絞るとは「限定してみる」、「捨ててみる」、「特化してみる」ということです。

限定では、ファミリー客やグループ客が中心だった飲食店を、コロナ禍の時代に合わせ、あえてお一人様向けの店舗に変えて新規顧客を開拓し成功した事例があります。

捨てるでは、多種多様な商品をあつかっていた便利な雑貨店が、多く売れていた商品に絞り他を捨てて専門店化することで、雑貨店時代より売上を伸ばした事例があります。

特化するでは、対象のお客さんを高齢者に特化し、高齢者が使いやすいようなサービスを徹底し認知度を上げることで、集客を向上させて事例があります。

掛け合わせるとは、既にあるアイデア同士を掛け合わせることで新たなアイデアを生み出せないか検討することです。

歴史的にも、ラジオとカセットテープレコーダーを一つにしたラジカセや、寿司にベルトコンベアを掛け合わせた回転寿司が掛け合わせアイデアとして大ヒットしています。

対象ジャンルを自分の得意分野に限定せず、ありとあらゆる分野に目を向けて、絞るや掛け合わせるを頭の中でシミュレーションする習慣をつけると、新たな起業アイデアを発見するかもしれません。

アイデアをカタチにする前に確認すること5つ

起業のアイデアを思いついたあなたは、居ても立ってもいられず一日も早くカタチにしたいと思っていることでしょう。しかし、何も確認せず勢いだけで起業すると、場合によっては取り返しがつかないほど大きな金銭的ダメージを受けてしまう可能性があります。

次に紹介する5つの確認事項をチェックして、本当に起業に値するアイデアなのか十分に確認してから行動しましょう。

①起業の目的をもう一度確認

今さらですが、そもそもあなたが起業しようと思った目的と、これから行動しようとしている事業の内容は合っているでしょうか。

誰のためにどのような課題をどのような手段で解決するのかについて、十分に確認することが大切です。誰かに相談しその人のアイデアを取り入れたり、収益を優先しサービス内容を変更した時は、あなたが起業する目的、目指している方向性とズレていないか必ず確認しましょう。

起業の方向性がズレていると、あなたが思い描いている目的にはたどり着けません。ここは焦らずに時間をかけてじっくりと起業の理念をチェックする、こちらの方が成功への近道となる場合が多いです。

②市場とライバルの調査

ようやく思いついたあなたの起業アイデア、でもこれを喜んで買ってくれるお客さんがいなければ事業として成り立ちません。どのような人がターゲットでどれだけの需要が見込めるのか、あなたの希望や思い込みではなく、必ず市場を調査して数値で確認しましょう。

いくらアイデアが素晴らしくても、市場性がなければ起業を見送った方が無難です。また今は市場性がなくても、何かの規制が解除されれば需要が生み出される可能性があります。この場合は起業のタイミングを変更するのも一つの案です。

アイデアを思いついた本人は自分が最初の発案者と思いがちですが、残念ながら類似品含めこの世にない初のアイデアである可能性は極めて低いです。既に世の中に出ているライバル品の調査は必ず実施しましょう。

自分のアイデアとライバル品との差は何か、ライバル品に勝てる要素はあるのかについて十分調査し、自分のアイデアに勝算ありとなるまでは起業を待った方が良いでしょう。

なんとかなると楽観的な見切り発車だけは絶対にすべきではありません。

③オリジナルにこだわりぎていないか

市場で先行品しているライバル品との差別化のため、オリジナルこだわる気持ちはわかりますが、やりすぎると失敗の原因になることがあります。既に他社のアイデアを使い慣れたお客さんにとって、オリジナルよりも改良品の方が使いやすい場合があります。

いつもお客さんファーストの視点を忘れずに、お客さんの目線で商品の価値を判断しましょう。この姿勢さえ忘れなければ、ライバルとの差別化のためオリジナル化しすぎてしまう失敗を防ぐことができます。

④初期にお金がかからないアイデアか

特にあなたにとって初めての起業の場合、初期費用がかからない、もしくは例えかかったにせよ貯金の範囲内で収まる金額にする方が好ましいです。

起業すると売れる商品を作り込むだけではなく、値決め、集客、販売などあなたにとって未経験の分野が多くあることでしょう。最初はどこでつまずくかわかりません。万が一が起こっても耐えられるように、起業にかかる初期費用は少ない方が無難です。

どうしても初期費用がかかってしまうアイデアを起業したい場合は、ある程度の起業ノウハウを経験した2事業目以降が良いでしょう。最初は練習の要素もありますので、いきなりのチャレンジはキケンが大きいということです。

⑤そもそも儲かるビジネスモデルか

そもそもあなたの起業目的は何でしょうか。世の中で困っている人たちを助けることが目的であっても、利益を生み出せ儲かるビジネスでなければ事業を継続・発展させることは難しいです。継続できないビジネスモデルはお客さんに迷惑を掛けることになりかねません。

必要経費と販売価格、お客さんの見込み数などを事前にしっかりと計算し、収益を出せるビジネスモデルを構築してから起業の決断をしましょう。ビジネスモデルを考えると今まで気づいていなかったあなたの事業の落とし穴が見つかるかもしれません。

低予算で始められる起業のアイデア3選

低予算でも始められる起業アイデアを厳選してご紹介します。いずれも初心者でもハードルが低いものとなっています。

ネットショップ

実店舗を構えるのには店舗の賃貸料や保証金など多額の資金が必要になりますが、ネットショップなら初期投資をほぼゼロにまで抑えることも可能です。ネットショップ作成支援サイトの中には初期費用・月額使用料ゼロのものがあり、売上があれば手数料を払う仕組みになっているので、売れなければシステム利用料等の支払いは発生しません。

自分で売るものがない場合は、ネットの仕入れサイトなどで仕入れて、ネットショップで売るセレクトショップのような形も可能です。自宅を倉庫にして発送事務を行うだけなので、低予算・低負担で始められ、ローリスクな起業スタイルと言えるでしょう。

民泊ビジネス

自己所有で使っていない物件や部屋があれば、簡単にビジネス化できるのが民泊ビジネスです。Airbnbなどの民泊仲介サイトを通じて部屋を貸し出せば、元手ゼロで利益を生み出すことが可能に。収益目的の民泊ビジネスは消防法や旅館業法の許可を取る必要がありますが、許可を取るのはそれほど難しいことではありません。人とのコミュニケーションを取るのが苦にならない方であれば、成功する可能性は高いでしょう。

キッチンカー

キッチンカー(移動販売)も比較的ローリスクで始められる起業方法です。ネットショップにも通じますが、実店舗を持たないというのは初期投資を下げるポイントになってきます。

すでにキッチンカーに改造できる車両を持っていれば30万円ほどで設備を整えることが可能なので、飲食店を開業しようと考えている方にとってはかなりハードルが下がるのではないでしょうか。最近ではテイクアウトブームもあり、オフィス街のランチタイムにお弁当を販売するだけでも、それなりの売上を期待できます。

女性向けの起業のアイデア3選

女性は子育てや家事でなかなか家を空けられなかったり、まとまった時間が取れなかったりといった事情があります。ここでは、女性でも取り組みやすい起業アイデアをご紹介します。

代行サービス

最近は夫婦共働きの家庭が増え、家事代行のニーズが高まっています。家事代行は2~3時間ほどの時間帯指定で、できる時だけの稼働が可能なので、主婦向きと言えるでしょう。料理や掃除などの家事が得意な方にとっては気軽に始められるビジネスです。細やかな対応やレベルの高い家事を心がけていれば、大手サービスとの差別化も可能になるでしょう。

ライター、デザイナー

Webメディアの需要が高まるにつれて、Webライターやデザイナーの仕事量も増えつつあります。パソコンとネット環境さえあれば特別なスキルがなくても始められるので、文章を書くのが好きな方、デザインスキルがある方にもってこいの起業アイデアです。

個人事業主や副業でも簡単に仕事を受けることができるクラウドソーシングサイトがあるので、まずは登録してみて案件を探してみるのはいかがでしょうか。最初は低単価の案件でも、実績を積んで信用を得ることで、徐々に単価がアップしていくでしょう。

セミナー、サロン

料理や生け花、音楽、着付け、ヨガ、書道などの特技がある方は、セミナーやサロンを開催してみるのはいかがでしょうか。場所は地元の公民館やカルチャーセンターの他、ネット上でセミナーを開催することも可能です。

場所があるのであれば、自宅で教室を始めてもOK。初期投資もかかりません。女性の起業アイデアとしては昔からあるスタイルであり、ハードルも高くないので、まずは知り合いを呼ぶところから始めて、徐々に規模を拡大していきましょう。

大変なのはアイデアをカタチにすること

アイデアは出したら終わりではありません。アイデアを形にしていくために必要なコツを2点お伝えします。

プランだけでなく、実行力も大事

アイデアはあくまでもアイデアですので、実行しないとビジネスになりません。言われてみると当たり前なのですが、ビジネスプランに自信がありすぎるばかりに「こんなに素晴らしいアイデアなのになぜ売れないのだろう」という思考の罠にはまってしまいがちです。

起業家に求められるのは、発想力より瞬発力や実行力。アイデア勝負でうまくいくのはビジネスプランコンテストだけで、起業は実行力のある人が勝ちます。あまりプランについて考えすぎず、手足を動かして営業していくということも大切です。

最初からプランを作り込みすぎないようにしよう

起業のアイデアは、軌道修正ありきで考えましょう。計画通りにいくわけがないと想定しておき、「100%じゃないけどこの方向性で」という程度でも十分です。あまり完璧なプランを作ってしまうと、計画通りにいかない時の軌道修正が大変になってしまいます。最初に考えたアイデアは方向性として持ったまま、細かな調整を加えながらよりよいプランに修正していくということが必要です。

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最後に

起業のアイデア探しにルールはありません。ご紹介した方法はあくまでもアイデアが思いつかない場合のためのもので、少しでも頭の片隅にアイデアがあればそれをどんどん膨らませてください。あなたらしいアイデアで起業できれば、それが成功の近道となるでしょう。

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