「おすすめのインターネット広告代理店が知りたい」
「インターネット広告代理店をどこで比較すればよいかわからない」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事を読めば、以下のことが分かります。

• インターネット広告代理店の比較方法
• おすすめのインターネット広告代理店
• インターネット広告代理店に依頼するメリット

Web広告の外注を検討している方は、依頼先選定の参考にしてみて下さい。

インターネット広告代理店を比較する際のポイント

インターネット広告代理店を比較する際のポイントは、大きく分けて6つあります。

1つずつ解説していきますので、このあと紹介する「おすすめのインターネット広告代理店」を見る際の参考にしてみてください。

実績があるか

1つ目は「実績」です。

実績が少ない代理店はサービスの質が他社よりも劣る可能性が高くなります。

通常、サービスの質が良く顧客の満足度が高ければ、関係者からの口コミによりサービスが広まり、利用企業が雪だるま式に増えていくはずです。

しかし、客寄せとなるサービスの質が低ければ、新規の顧客はもちろんリピーターも増えていきません。
つまり、実績が増えづらくなるのです。

また、類似実績があると安心材料になります。
同じ業界や広告ジャンルで成果を上げた実績などもあると良いでしょう。

得意な広告領域はどこか

2つ目は「得意な広告領域はどこか」です。

代理店によって得意としている広告は異なります。
どの代理店も基本的に全ての広告を取り扱ってはいますが、運用クオリティはバラバラです。
SNSの運用実績は豊富でも、リスティング広告や動画広告の運用実績が乏しいということもあります。

仮に経験の乏しい広告の運用を依頼したとすれば、得意としてる会社に比べて費用対効果は悪くなってしまいます。

自社で打ちたい広告の種類に合わせて、広告代理店を選びましょう。

代行費用が適正価格か

3つ目は「代行費用が適正価格か」です。

もらった見積もりが適正な価格か確認しましょう。
インターネット広告代理店の運用費用は広告費の約20％が相場になります。

もらった見積書が相場よりも高い場合は、何にどれくらい費用がかかっているのか、詳細を確認するようにしましょう。

高額な会社に依頼することを防ぐためにも、3社以上を目安に比較することをおすすめします。
同じ内容で見積もりを取れば、大体の相場感が分かりますし、値下げ交渉を持ちかけることもできます。

インターネット広告以外にも対応しているか

4つ目は「インターネット広告以外の対応もしているか」という点です。

目的によってはインターネット広告よりもSNS運用やホワイトペーパーなどが有効的な場合もあります。
そんな時、新しく企業を探すのは手間がかかりますし、インターネット広告の方向性で話が進んでしまうのは避けたいところです。

幅広く対応している会社に声をかければ、様々な角度からの提案がもらえるでしょう。

運用アカウントのデータ共有があるか

5つ目は「運用アカウントのデータ共有があるか」どうかです。

結果の共有はもちろんですが、運用アカウントの管理画面に入れるかどうかもポイントとなります。

運用を代行しているとは言え、目標値に対しての進捗や達成率は自社でも確認することをおすすめします。

当初立てた目標に対して全然到達していなければ、値引き交渉や契約期間の変更を相談することができます。
また、何が良くて、何が駄目だったのかという分析ができれば広告運用を内製化するきっかけにもなります。

運用アカウントの権限は双方で持つようにあらかじめ相談しておきましょう。

契約期間の縛りがあるか

6つ目は「契約期間の縛りがあるか」どうかです。

広告の効果を計測するために、基本的に契約期間は半年や1年間の縛りがあることが多いです。

しかし、どれくらいの成果が出るかわからないものに1年間の契約をするのに懸念を抱く方も多いのではないでしょうか。

成果をみてから長期の契約をしたい方やそもそも短期での運用代行を依頼したい方は、相談してみましょう。

インターネット広告代理店おすすめランキング！

インターネット広告代理店の中から厳選したおすすめできる会社をご紹介します。

代理店によって強みや価格、広告の規模などは異なるので、比較検討してみてください。

そもそもインターネット広告代理店とは

インターネット広告代理店とは、お客様の広告を代理運用し利益を得ている企業のことを指します。

GoogleやYahoo!などの様々な検索エンジンを使った広告（リスティング広告やバナー広告など）の運用代行が主な仕事内容で、SNSを使った広告（Facebook広告やYouTubeなど）の企画・出稿・運用などの対応範囲も仕事内容になります。

また、「インターネット広告」とは、WebサイトやSNSなどのネット上に展開されている広告の総称で、「Web広告」「ネット広告」「オンライン広告」「デジタル広告」とも呼ばれています。

インターネット広告は、ユーザーの性別、年齢、趣味嗜好、住まいなどによって、詳細に配信対象を分けることが可能です。

そして、ほとんどのインターネット広告は、管理画面で広告運用の効果測定を確認することができるため、オフライン広告と比べ、配信するターゲットの最適化ができ、広告の費用対効果を理解した上で運用の改善をすることが可能です。

主要なインターネット広告の種類と特徴、費用相場とは

主要なインターネット広告は下記の４つがあげられます。

• リスティング広告
• ディスプレイ広告
• 動画広告
• SNS広告

ここではそれぞれの特徴、費用相場について解説していきます。

リスティング広告

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことをいいます。
検索結果に表示されることから「検索連動型広告」ともいわれます。

■「リスティング広告とは？」リスティング広告の詳しい内容についてはこちら！

■「リスティング広告の効果を上げるためには？」効果を上げる方法についてはこちら！

特徴

• GoogleやYahoo!の検索エンジン上に配信される
• 検索キーワードにあわせて表示される
• 検索したキーワードにあわせた広告が表示されるため、ニーズが明確化されている角度の高いユーザーに広告配信ができる
• コンバージョンの獲得に向いている

費用相場

【費用相場】
・30万~50万円

【課金方式】
・クリック課金型（100円～/1クリック）

■リスティング広告の費用相場についての詳しい内容はこちら！

■リスティング広告の運用代行を検討の方はこちらの記事もおすすめ！
　《「リスティング広告の運用代行を依頼できるおすすめ会社30選！」》

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの画面内に設置されている広告枠に表示される画像、動画、テキストで構成される広告のことをいいます。

例えば、Yahoo!広告で提供されているディスプレイ広告（運用型）では、Yahoo!JAPANのトップページやYahoo!ニュース、提携している外部のパートナーサイトに設けられる広告掲載枠に広告を掲載することが可能です。

特徴

• Webサイトやアプリの広告枠に掲載
• コンテンツ内容に応じて表示される「コンテンツ連動型広告」がある
• バナー形式での表示が一般的（動画やテキストも使用可）
• 認知度向上に適している

費用相場

【費用相場】
・20万～50万円

【課金方式】
・クリック課金型（50～100円/1クリック）
・インプレッション課金型（数10～数100円/1,000回表示）

動画広告

動画広告とは、その名の通り、広告のクリエイティブに動画を使用している広告のことをいい、WebサイトやYouTube、InstagramなどのSNSで使われることが多いです。

Wi-Fiや5Gの普及で大容量通信が可能となり、高画質動画を配信しやすくなったことから、需要が高まると予想されています。

■「動画広告とは？」詳しい内容や活用事例を紹介！

特徴

• 主にYouTubeで配信されることが多い
• イメージが印象に残りやすく、商品・サービスを覚えてもらいやすい
• 静止画やテキストよりも多くの情報を伝えられる

費用相場

【課金方式】
・CPV（Cost Per View：視聴1回あたり単価）：
動画の再生に応じて課金される形態
（例）予算100万円で1万回視聴された場合、CPVは100円

・CPM（Cost Per Milion：表示1,000回あたり単価）：
動画広告の表示回数に応じて課金される方式
（例）予算100万円で100万回表示された場合、CPMは1,000円

・CPC（Cost Per Click：広告リンク1クリックあたり単価）：
動画広告をクリック数に応じて課金される方式
（例）予算100万円で1,000回クリックされた場合、CPCは1,000円

■「動画広告の制作費用とは？」広告制作費や広告単価についてはこちら！

SNS広告

SNS広告とは、Facebook・Instagram・Twitter・TikTok・LINEなどのSNSプラットフォームに配信する広告のことをいい、SNSのタイムラインやストーリーズなどに表示される広告などが該当します。

最近では、テキスト＋バナーだけでなく、動画やカルーセル（複数枚投稿）を活用した広告も増えてきています。

■「SNS広告とは？」SNS広告についての詳しい内容はこちら！

特徴

• Facebook・Instagram・Twitter・TikTok・LINEなどのSNS上に配信される
• 「いいね」「コメント」「保存」などのアクションでコミュニケーションがとれる
• 拡散による認知拡大が期待できる
• ターゲティングの精度が高く、最適なユーザーへのリーチができる

費用相場

【費用相場】
・30万円

【課金方式】
・クリック課金型（100円/1クリック）
・インプレッション課金型（100円/1,000回表示）
・エンゲージメント課金型（40～120円/1エンゲージメント）

■SNS広告の運用代行を検討の方はこちらの記事もおすすめ！
　《「SNS広告運用に強いインターネット広告代理店おすすめ12選！」》

以上が主要なインターネット広告となっていて、掲載費用の相場は30万円を基準に考えておきましょう。

しかし、詳細やターゲットなどによって掲載費用は大きく変化することもありますので、あくまでも30万円は目安として捉えてください。

また、ここで紹介したインターネット広告以外にも、「純広告（メディアの広告枠を買い取って一定期間広告掲載を行うもの）」や「アフィリエイト広告（広告から発生した成果に対して報酬が支払われる広告）」などがあります。

■「純広告」についての詳しい内容はこちら！

それぞれの特徴を理解し、ターゲットや商材にあった広告の出稿を目指しましょう。

インターネット広告業界の代理店の種類

インターネット広告代理店を取り扱う代理店は大手広告代理店と中小代理店の2つに分けられます。

ここでは、2つのインターネット広告代理店の特徴について解説していきます。

広告出稿を依頼する際に、どちらが適しているのか精査する際の参考にしてください。

大手インターネット広告代理店

大手インターネット広告代理店は、数多くのインターネット広告を取り扱い、クライアントの多様なニーズに対応することができます。

また、広告のプランニングから制作、データ分析などもワンストップで提供できる体制が整っているため、Webマーケティングの総合的なサポートが可能です。

取り扱っている案件としては、有名企業から依頼を受ける大規模な代理店で、予算が数百万～数千万円の依頼を受けています。

中小インターネット広告代理店

中小インターネット広告代理店は、特定のインターネット広告を専門に取り扱っているのが特徴です。
大手のインターネット広告代理店と比べ、広告手法の選択肢は狭まりますが、取り扱うインターネット広告に対してのノウハウで効果的な運用を期待することができます。

取り扱っている案件としては、予算数万円の小規模案件でも依頼できることも多く、様々な規模に対応しています。
出稿したいインターネット広告の種類が決まっていて、予算を抑えたい場合に利用すると効果的です。

インターネット広告代理店の費用の仕組みと相場

ここからは、インターネット広告代理店の費用の仕組みと相場を解説します。

インターネット広告代理店の費用は、広告費と運用手数料で構成されています。

広告費とは、各インターネット広告媒体に掲載するための費用です。運用手数料は、運用に関わる業務の代行手数料のことです。

また、オプションを依頼すると追加費用として、初期費用やクリエイティブ制作費用などがあります。

また、初期費用は月額の運用代行費用に含まれる会社も多いです。

インターネット広告代理店の費用は、代行する内容によって変動します。

各広告媒体に掲載するための、アカウント取得や設定など基本的な業務があります。これが2〜10万円の費用です。運用代行がどんなものか試してみたいという方に、おすすめします。

基本的な業務に加えてデータ分析や企画もお願いしたい場合は、広告費の20%程度としている会社が多いです。企業によっては定額だったり成功報酬で変動する場合もあります。

さらに、広告のためのLPやバナー、動画などクリエイティブ制作も依頼する方もいます。

制作物によって費用は異なりますが、例えばLPは10〜50万円以上することが多く、バナー制作は小さいもので2000円、大きなものであれば1万円以上します。

また、動画制作を企画から依頼する場合、1本あたり50〜150万円が相場であり、YouTube用に自社で撮影した動画の編集を依頼する場合は、1本あたり1〜5万円が相場となります。

インターネット広告代理店に依頼するメリット

ここからはインターネット広告代理店に依頼するメリットをご紹介します。

依頼する前に依頼するメリットをしっかりと把握しておきましょう。

安定した成果が見込める

まず、1番のメリットはある程度安定した成果が見込めるという点です。

手数料が取られるなら自社で回そうと考える方もいらっしゃいますが、思ったように効果が出ない、運用に時間が取られるなど、最初から外注すれば良かったとなる場合が多くあります。

インターネット広告代理店という職が成り立っているだけあり、広告を運用するというのは知識と経験が必要です。

インターネット広告代理店は多くの企業と長年に渡って取引をしています。
その知識と経験は外注する1番のメリットと言えるでしょう。

自社のリソースを確保できる

自社のリソースを割かず、ある程度任せてしまえるという点も大きなメリットです。

インターネット広告の運用は運用設定や結果などを元にPDCAを回して改善していくため、担当者の負担が多くなります。
少人数の企業で優秀な人材が担当することになれば、会社の売上減少にもなりかねません。

インターネット広告代理店に依頼した場合の手数料を加味しても、自社のリソース確保による売上で賄えるのであれば、外注を検討すべきでしょう。

様々な媒体の提案がもらえる

インターネット広告代理店は様々な媒体に対応していることが多いため、想定していたやり方以外が発見できるというメリットもあります。

自社でPDCAを回し効果を改善していくより、新たな手法に取り組んだほうが成果が出やすい場合もあります。

インターネット広告代理店に依頼をすれば、過去の経験から依頼者の業界や予算を元に最適な広告運用の提案がもらえるでしょう。

中小広告代理店やフリーランスに低予算で依頼する時に聞くこと

実績豊富な大手広告代理店に依頼したいところですが、低予算のため断られるケースがあります。その場合中小企業の代理店やフリーランスに依頼することになります。

しかし、中小広告代理店やフリーランスでも満足する広告効果を得るために、依頼する際に確認すべきことがあります。それは、担当者の経歴です。

大手広告代理店での経験を積んで、小規模会社に勤めている場合があります。その担当者にも、大手広告代理店と同じように見極めるポイントがあります。

• 広告の運用歴
• 得意な業種
• 担当した広告の予算規模
• 運用改善のために取り組んだこと

具体的にどのような改善に取り組んだのかを見極めるのが重要です。大きな予算規模の案件を担っていたけど、担当していたのはほんの一部だけだったという可能性があります。

大手のインターネット広告代理店に依頼する際の注意点

先程、インターネット広告代理店に依頼するメリットを解説しましたが、ここでは「大手インターネット広告代理店に依頼する際の注意点」について解説します。

「大手のインターネット広告代理店に依頼すれば問題ない」と思って依頼したのに、結果的に納得のいく広告出稿にならなかったというようなことにならないように、これから解説する注意点を把握しておきましょう。

最低出稿費用が設けられている

まず1つ目の注意点は、大手のインターネット広告代理店によって、依頼時に最低出稿費用が設けられている点です。

大手のインターネット広告代理店は、多くのクライアントからの依頼を抱えているため、最低出稿費用を満たさない小規模案件は引き受けてもらえないケースがあります。

予算に余裕がない場合は、最低出稿費用を設けていない大手インターネット広告代理店を探してみるか、中小インターネット広告代理店に依頼するか検討するのが良いでしょう。

担当者のスキルや経験の保証ができない

2つ目の注意点として、担当者のスキルや経験が保証できない点です。

大手インターネット広告代理店の従業員は非常に多く、従業員は新卒入社の人からベテランの人まで様々在籍しています。
また、多くの場合、トップコンサルタントは日本を代表するような大企業を担当し、予算の少ない案件などを新卒社員や若手社員が担当することがほとんどです。

そのため、予算などの兼ね合いから、経験の浅い担当者が担当になった際に期待する効果を得られない可能性があります。

担当のコンサルタントがどの程度の経験やスキルがあるのか見極めるためにも、広告代理店に丸投げするだけでなく自社でも最低限の知識をつけておくことをおすすめします。

現状の広告代理店で思うような結果が出ない時は乗り換えよう

現状の広告代理店で思うような結果が出ない時は、他の代理店に乗り換えることを検討しましょう。他の代理店に乗り換えるメリットが3つあります。

• 現在行っているマーケティング施策全体を見直せる
• 第三者の意見を聞ける
• 前の代理店の改善点を見つけ新たに広告プランを立てられる

1つ目のメリットは、現在行っているマーケティング施策を見直せる点です。媒体により得手不得手があった可能性もあります。他の代理店と、施策全体を始めから見直すことで新しい広告手法が見つかります。

2つ目のメリットは、第三者の意見を聞けることです。他の代理店に現状を説明すれば、費用はそのままで高い費用対効果を見込める可能性もあります。

3つ目のメリットは、前の代理店が行った運用の改善点を見つけられることです。改善点を踏まえ、新しい広告プランを立てられます。前の代理店にはない広告手法を行っている場合もあるので、結果を改善できる可能性があります。

最後に

本記事ではおすすめのインターネット広告代理店や比較する際のポイント、メリットなどをご紹介しました。

インターネット広告代理店は様々なWeb広告を取り扱っていますが、会社や広告によって初期設定費や手数料、サービスの品質は異なります。

初期設定費や手数料などの負担が少なく、自社商品・サービスの認知度や売上を高めてくれる会社を探してみてください。

PITTALABではおすすめのインターネット広告代理店をご紹介しています。
厳選してご紹介しておりますが、インターネット広告の依頼で不安な点や不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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