イメージビデオの作り方とは?メリットや事例も解説

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昨今ではSNSを中心に情報伝達手段として動画が多く取り扱われています。

また社内PR動画、商品説明などあらゆるビジネスシーンでもイメージビデオを活用する企業が増えています。

文章と動画ではどのような伝わり方の違いがあるのでしょうか。

イメージビデオを作成するときの注意点や、イメージビデオで大幅に認知度を上げることに成功した事例と共にご紹介していきます。

目次
目次

【基本】イメージビデオの作り方とは?

まずは結論となる、イメージビデオの作り方からご紹介します。

イメージビデオ作成の目的をハッキリさせる

多くの場合、イメージビデオは視聴者に何かを伝えることを目的に作成されます。

イメージビデオを作成するにあたって、企業から消費者(BtoC)へ、または企業から企業(BtoB)へのプロモーションだった場合でも、共通してイメージビデオに目的を持たせることが必要不可欠です。

一般的なイメージビデオの目的は取り上げた商材の購買意欲を引き上げることや、有望な人材の採用などが考えられます。

その他にも既存の業界・企業イメージを逆手に取り、ギャップを狙ったイメージビデオを作成することで、企業への関心度や知名度を向上させる効果も期待できるでしょう

5W1Hのフレームワークを活用する

イメージビデオの構成を考える際には、情報伝達の5W1Hを使用するとまとまりやすいです。

5W1Hとは、思考やコミュニケーションを円滑にすすめるためのフレームワークで、When(いつ)、 Where(どこで) 、What(何を)、Who(誰が)、 Why(なぜ)、How(どのように)を指しています。

そこまで意識していなくても、誰しも自然にこのフレームワークを使用していますが、イメージビデオを作成するうえでは5W1Hをより強く意識しなくてはいけません。

視聴者に有益な情報を効果的に訴求する必要があるためです。

イメージビデオの制作方法

ここではイメージビデオの制作方法にどのようなものがあるかを解説します。

自主制作

1つ目は自社で制作する方法です。

費用を抑えて制作したい場合は自分で制作する方法がおすすめです。

しかし、イメージビデオの制作には元になる映像の撮影が必要な為、一定の時間とスキルが必要だということは頭に入れておく必要があります。

また、演出で使用する画像やBGMにも注意を払う必要があります。

有名アーティストだけではなく、インターネット上で入手できるほとんどの音楽には著作権が発生します。一般的には収益を得る目的がなく個人使用であれば、音楽を動画に使用すること自体問題はありません。

ですが、著作権という法律は非常に複雑でデリケートなため、イメージビデオで使用する音楽や画像は著作権フリーなものを使用することをおすすめ致します。

趣味で動画編集をしているなど、ある程度の知識とスキルを持った方以外はイメージビデオの自主制作は難易度が高いかもしれません。

動画制作会社

2つ目の方法は動画制作会社に依頼する方法です。

専門の会社に依頼すれば、企画から撮影、編集など全ての工程を丸投げすることができます。

一定の費用は発生しますが、自分で制作する際の懸念点が解消されると考えて良いでしょう。

イメージビデオを動画作成会社に依頼するメリット

ここからは動画制作会社に依頼する場合のメリットを解説します。

ハイクオリティ

撮影を行う場合、素人が撮影すると同じアングルで漠然とカメラを回し続けるということになることが多くあります。

しかし動画制作会社に依頼すれば、どうすれば素材が最も生きるかという演出要素が加わります。様々なアングルから撮影し、素人では思いつかないような着眼点で撮影を行っていきます。

そうすることで、単にカッコいいだけではなく、訴求力に優れた印象的な動画に仕上げられます。

撮影や演出のノウハウを蓄えているため、最後まで視聴者を飽きさせない魅力的な動画を作り出すことができます。

マーケティング効果

動画制作会社に依頼すればマーケティング効果も期待できます。

ただ動画を作って終わりではなく、制作した動画をどのように活用し高い効果を出すかという本来の目的部分の提案ももらえるかもしれません。

スピーディーな納品

動画制作会社に依頼すれば、自社で行うよりも遥かに早いスピードで納品まで進めることができるでしょう。

自社で行うと膨大な時間がかかってしまう動画制作も、専門の会社に依頼すれば無駄な工数を省きスピーディーにハイクオリティな動画を納品してもらうことができます。

イメージビデオを動画制作会社に依頼する際の注意点

動画制作会社に依頼するメリットは多々ありますが、発注側自身も注意すべき点があります。

主に3点あるので、それぞれ解説していきます。

金額だけで決めない

動画制作でよくある失敗が金額だけをみて依頼先を決めてしまうことです。

できるだけ費用を抑えて制作したいという気持ちはあるかもしれませんが、動画を作ることがゴールとならないように注意しましょう。

動画を作るのには採用に繋げたい、ブランディングをしたいなど何かしらの目的があるはずです。依頼を検討している企業には、過去に制作した動画がクライアントの目的達成に繋がったのか、具体的な成果や再生回数などをあらかじめ確認することをおすすめします。

動画マーケティングのノウハウがあるか

目的が達成できない要因として多く挙げられるのが、制作会社に動画マーケティングのノウハウがなく、作って終わりという風になってしまっている点です。

上述したように、大切なのは動画を作ることではなく、作った動画を用いて目的が達成できたかどうかです。

動画マーケティングノウハウのある会社であれば、「動画で何をしたいか」という目的や戦略を聞くはずです。

会社選定で迷った場合は、動画制作後のことも考えてくれるかという点も1つの指標にしましょう。

見積書の内訳を確認する

見積書の詳細を確認せず、不必要な費用を払ってしまったという失敗談もよくあります。

理解ができなかった項目や納得がいかなかった項目に関しては「何の費用か」「ここのコストを抑えたい」とはっきり伝えてみましょう。

また、1社だけの見積もりでは比較のしようがないため、複数社から見積もりを取り大体の相場を理解しましょう。

YouTubeで公開されている動画プロモーションに成功した企業15選

東京ガス

視聴回数 2.3万回以上
コンセプト 【これまでもこれからも】

約2分間で作成されたこのイメージビデオは、東京ガスのパートナー企業で働く従業員の姿をもとに作成されています。コンセプトの【これまでもこれからも】というように、大手企業である東京ガスが私たちの生活をあらゆる面から支えている安心感と信頼感を与えてくれます。

スポーツチームのイメージソングを思わせるようなアップテンポなBGMが使用されており、全体的に爽快感のあるイメージビデオです。

グローシックス

視聴回数 3.4万回以上
コンセプト 【会社紹介動画】

グローシックスは新進気鋭のM&Aアドバイザリー会社です。

約1分間で作成されているこのイメージビデオには、バリバリ仕事をこなすグローシックスの従業員が次々に映し出されています。

ロック調のBGMが相まって【仕事のデキる男たち】が演出されています。

テロップを使用することで効果的に事業内容を訴求しており、チャレンジ精神あふれる求職者の心をくすぐる内容となっています。

ダイハツ

視聴回数 6.8万回以上

約7分30秒のこのイメージビデオはダイハツ工業株式会社の企業説明用のイメージビデオです。

日本国内でも多くのシェアを誇るダイハツの創業から世界進出を果たすまでの歴史や、今後の展望などが盛り込まれており、大手企業の堅牢さが伝わってきます。

ナレーションに字幕が入っているため、大人数向けのプロモーションにも対応できます。

大手企業のイメージビデオなだけあって非常に完成度が高い印象です。

IIJ

再生回数 935万回以上

約3分20秒のこの動画は通信事業者インターネットイニシアティブ【通称IIJ】の企業サービス紹介動画です。

インターネットで検索を行えば数秒で検索結果が表示されます。

本イメージビデオでは、この裏側がドラマチックに、そしてコミカルに描かれています。出演者はそれぞれパケット・キャッシュサーバなどそれぞれの役目に奔走します。

事業内容の訴求を全面に押し出すわけではなく、プロモーション動画自体に興味を惹きつけ、そこから会社への関心度を高めていく仕様となっています。

株式会社YSK

再生回数 3.3万回以上

約3分20秒のこのイメージビデオは、総合エンジニアリング企業・株式会社YSKの企業PR動画です。

エンジニアリング企業ってどんな仕事をしているのか?という疑問をスッキリ解決しているイメージビデオです。各部門を代表する従業員たちのインタビューがメインに構成されていています。常に新しい事へ挑戦する株式会社YSKの信念を感じ取ることができます。

北信ガス

再生回数 600回以上

約2分45秒のこのイメージビデオはLPガスを提供する北信ガスの企業イメージビデオです。

穏やかなBGMと、テロップだけで構成されたこのイメージビデオには、従業員の柔らかな表情が多く盛り込まれており、地域密着型の北信ガスの職場の雰囲気を演出しています。

あえて従業員の声を切ることでドキュメント番組を思わせる仕上がりとなっています。

JR東日本

再生回数 53万回以上
コンセプト【BE CREATINE】

約3分11秒のこのイメージビデオは電車でお馴染みのJR東日本のPR動画です。

電車に乗ったことがある人なら誰でも聞いたことのあるBGMを大胆にアレンジ。

どこか地味な印象を受けがちな鉄道会社の事業内容がPOPに表現されています。

再生回数から考えて鉄道ファンだけでなく、多くのユーザーの関心を集めることに成功していると言っても過言ではありません。

TSUTAYA

再生回数 32.5万回以上
サービス紹介ムービー【2万枚のDVDが顔に!?DVD FACE】

CD・DVDのレンタル事業を展開するTSUTAYA。

薄暗い倉庫の中には、2万枚以上のDVDが陳列されています。しばらくするとDVDがレンタルショップあるあるを語りだします。

借りたいDVDが無いなどのユーザーの不満をDVDが英語で語り掛けることで、まるで洋画の予告PVを視聴しているような感覚になります。

DVDをレンタルするには来店が当たり前だったこの時代に、オンラインサービスの提供を始めたTSUTAYA。

新しい画期的なサービス紹介を40秒間に凝縮しており、視聴者を飽きさせない演出が印象的です。

ベンツ

視聴回数 66.5万回以上

スーパーマリオブラザーズとコラボしたメルセデス・ベンツのテレビCMです。

テレビCMですので約30秒と短い動画では、子どものころ誰しも一度は見たことのあるマリオブラザーズのゲーム画面からマリオがベンツに乗ってステージを爆走します。

ベンツとマリオブラザーズという異色のコラボレーションはインパクトが非常に強く、視聴者の関心を集めることに成功しています。

パチンコ店・キクヤ

再生回数 1900回以上

パチンコ&スロット店を全国に展開するキクヤ。

約55秒のこのイメージビデオは、キクヤグループで働く従業員の方たちの仕事風景で構成されています。

ギャンブルや鉄火場というパチンコ業界の悪いイメージから、アミューズメント事業への切り替えがアピールされており、動画に登場している従業員の皆様も明るい表情が多いです。業界全体のイメージアップにも繋がるイメージビデオになっています。

ソニー・一眼レフ

視聴回数 1.2万回以上

約2分44秒のこのイメージビデオはSONYのデジタル一眼レフカメラの新商品イメージビデオです。

映像のほとんどが、新商品の一眼レフカメラで撮影されています。

イメージビデオ自体が商品の提供できるクオリティを直接的に訴えることができるため、視聴者がイメージしやすく、購買意欲をくすぐる仕上がりとなっています。

みんなの銀行

再生回数 87万回以上

国内初のスマホ事業バンキングとして注目を集めているみんなの銀行。

約44秒のイメージビデオには、みんなの銀行のサービス内容が独特なタッチのイラストで紹介されていきます。

話題性の高いコンテンツと適度な情報量で構成されているため、とても見やすい印象です。既存のサービスと比較して、一線を画すことに成功したイメージビデオと言えます。

マフィアシティ

再生回数 3.8万回以上

全世界で5,000万ダウンロードされている人気ゲームアプリのイメージビデオです。

マフィアの抗争がハイクオリティなグラフィックで描かれており、YouTubeを視聴していると広告で流れてきます。

テレビCMや従来の広告ではなく、YouTubeの広告掲載から話題になり時代を先取ったプロモーションと言えるのではないでしょうか。

タクシーアプリGO

再生回数 1.4万回以上

スマホ完結でタクシーの配車が可能な新サービスが登場。

約30秒間で作成されているこのイメージビデオでは、既存の配車サービスとは異なる便利さが全面にアピールされています。

タクシーアプリGOでは、現金が当たり前だったタクシーの料金支払いもキャッシュレス対応しており、ユーザーのニーズに合わせたサービスで話題を呼んでいます。

人気俳優の出演もあり、シリーズ化されており話題性もバツグンです。

エバーテイル

再生回数 19.5万回以上

YouTube広告から【闇の深いポケットモンスター】と話題になったスマホアプリ・エバーテイル。

往年の名作ゲーム、ポケットモンスターに似ているゲーム画面から始まりますが、物語は予想できない気味の悪い展開に進んでいきます。

ホラー要素も含んでおり、視聴者の関心を釘付けにしたことで話題になりました。

また広告と実際のゲーム内容が異なることでも話題を呼び、多くのユーチューバーにも取り上げられ関連動画も多くアップロードされています。インフルエンサーが宣伝することでエバーテイルの認知度は飛躍的に向上したと言えます。

最後に


イメージビデオは伝えたい情報をより正確に視聴者に伝えることができる強力なコンテンツです。

高品質のイメージビデオを作ることで企業の安定性・信頼性をさりげなく視聴者にアピールすることができます。

イメージビデオを自主作成することも可能ですが、時間と労力とクオリティを考えるのであればプロの動画作成会社に依頼しましょう。

効果的なイメージビデオの制作・運用を行うことで、既存の業界や商品イメージとの差別化を図ることもできるでしょう。

PITTALABではおすすめの動画制作会社をご紹介しています。
厳選してご紹介していますが、イメージビデオ制作でお困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。


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