- オフィス動画の事例を見たい
- オフィス動画の活用方法が知りたい
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
採用活動やお客様への案内用にオフィス動画を制作する会社が増えています。
本記事では、オフィス動画の事例を活用方法やポイントとともにご紹介します。オフィス動画の制作が初めてという方はぜひ参考にして下さい。
オフィス動画とは?
オフィス動画とは、社内のオフィスの風景が撮影された動画のことを指します。
魅力的なオフィスを抱えている企業は、アピールするためにオフィス動画を活用しているケースが多いです。また、社内の雰囲気を伝えるために、オフィスで従業員が実際に働いている風景を撮影しているケースもあります。
自社のオフィスが魅力的でアピールポイントの1つなのであれば、オフィス動画を撮影して有効に活用しましょう。
オフィス動画の事例14選
ここではオフィス動画の事例をご紹介します。どのような紹介の仕方があるか、参考にしてみて下さい。
株式会社CAMPFIRE
動画時間:4分06秒
再生回数:400回以上
株式会社CAMPFIREのオフィス動画は、ナレーションを入れて社内の画像をスライドしながら解説している動画になっています。画像スライドの動画は制作コストを安く抑えられるので、予算が少ない企業におすすめです。また、動画に比べて画像は少し分かりにくいので、株式会社CAMPFIREのオフィス動画のようにナレーションやテロップを入れることをおすすめします。
株式会社サイバーエージェント
動画時間:4分59秒
再生回数:2000回以上
株式会社サイバーエージェントのオフィス動画は、近い距離から従業員が働いている風景を撮影しているのが特徴です。それだけでなく、部署ごとで動画撮影が行われているため、部署ごとで雰囲気やオフィスを把握できます。細かい部分まで撮影しているので、動画時間は4分59秒と少し長めになっていますが、かなり社内の雰囲気が分かる動画になっています。
月岡温泉 風鈴屋
動画時間:3分3秒
再生回数:5000回以上
月岡温泉 風鈴屋は、お客さんが来店して接客するストーリーの中に、店舗内の動画を投稿しているのが特徴です。お客さん目線で撮影されているので、動画を閲覧するだけでどのように店舗を楽しめば良いのかイメージできます。友達と夫婦の目線で作成されているオフィス動画は、お客さんにプロモーションする際に活用できるでしょう。
さくら情報システム株式会社
動画時間:2分27秒
再生回数:6000回以上
さくら情報システム株式会社は、オフィスだけを撮影するだけでなく、従業員が話しながら会社の説明をしているオフィス動画を撮影しています。言葉で会社の魅力が伝えられているので、動画だけでは分からないアピールポイントを伝えられているのが特徴です。新卒採用のために、学生が会社のことを分かる動画内容になっています。
NTTコミュニケーションズ
動画時間:9分5秒
再生回数:3.4万回以上
NTTコミュニケーションズのオフィス動画は、オフィスだけでなく社内の説明などもナレーションを使って行っています。また、自社で使っている最新技術のサービス・システムなども説明されているので、入社を希望する人には非常に魅力的な動画になっているでしょう。他社には珍しい自社の強みをアピールしているのが、NTTコミュニケーションズのオフィス動画の特徴です。
株式会社ウエディングパーク
動画時間:2分12秒
再生回数:1000回以上
株式会社ウエディングパークでは、社内の雰囲気が分かるようにオフィスだけでなく会議中の風景も撮影されているのが特徴です。学生の中には入社後の人間関係に不安を抱いている人も多いので、社内にどのような人がいるのか把握できる株式会社ウエディングパークのオフィス動画は、安心感を与えられます。また場所によって違うアングルから撮影されているので、全てのオフィスの場所を最大限にアピールできる動画になっています。
一宮工務店
動画時間:7分34秒
再生回数:300回以上
一宮工務店のオフィス動画は、オフィスの紹介をしながら部署ごとの業務内容をテロップで解説しているのが特徴です。どのような業務が行われているのかが分かるようになっているので、採用活動で活用できるでしょう。また、従業員が働いている風景も撮影されているので、どのような人がいるのかも把握することが可能です。
創英国際特許法律事務所
動画時間:2分39秒
再生回数:500回以上
創英国際特許法律事務所のオフィス動画は、社内の場所をそれぞれ簡単に説明する文字を動画に入れているので、どの場所で何ができるのかをアピールできています。それだけでなく、「キャンプ感覚で打ち合わせができる環境」など他社にはないアピールポイントも伝えているので、非常に魅力的な動画に仕上がりました。どのような施設が用意されているのか分かりやすい動画になっているので、オフィスの魅力を社外の人にアピールすることが可能です。
日立ハイテクソリューションズ
動画時間:5分18秒
再生回数:2000回以上
日立ハイテクソリューションズは、カメラマンがカメラ一台でオフィスの色んな場所を撮影するという構成になっています。歩いて撮影しているので、どれだけ社内が広いのか、従業員がどのような作業をしているのか見やすくなっています。
株式会社トリドールホールディングス
動画時間:1分58秒
再生回数:400回以上
株式会社ドトールホールディングスのオフィス動画は、社員が出勤から退勤までのストーリーで構成されているのが特徴です。実際に、社員がどのような環境で働いているのかを分かりやすく動画にまとめられています。また、従業員同士がコミュニケーションを取っている動画も流れているので、社内の雰囲気が分かる動画にもなっています。
株式会社フロンティアハウス
動画時間:2分32秒
再生回数:200回以上
株式会社フロンティアハウスのオフィス動画は、おしゃれなオフィスをアピールしながら、従業員が働いている風景を撮影している構成になっています。若い男性2人が入社する時のストーリーが動画に流れていて、新卒の男性がこれから社会で頑張るようなイメージが浮かび上がる動画です。実際に動画内でも、将来に向けたメッセージが所々で見られるようになっています。
コムチュア株式会社
動画時間:2分23秒
再生回数:1000回以上
コムチュア株式会社のオフィス動画は、人の目線で撮影されているのが特徴です。オフィス動画の中には高いアングルから社内全体が見渡せるおしゃれなアングルで撮影しているパターンも多いですが、コムチュア株式会社のオフィス動画は人の目線なのでリアルな仕事風景を見ることができます。最後には動画を巻き戻して見られるような工夫もしている珍しいオフィス動画になっています。
株式会社Cygames
動画時間:1分59秒
再生回数:2.5万回以上
株式会社Cygamesのオフィス動画は、従業員目線のストーリーを構成しながら、オフィスの様々な場所を映している動画になります。新卒採用向けの動画なので、従業員がどのように働いているのか把握しながらオフィスを見られる構成になっているようです。労働している場面だけでなく、ゲームなど社内で仲良くしている風景も撮影されているので、人間関係の不安を抱いている人でも安心して働けるとアピールできています。
株式会社アドベンチャー
動画時間:3分52秒
再生回数:2000回以上
株式会社アドベンチャーのオフィス動画は、従業員がオフィスや仕事の説明をしながら撮影しているのが特徴です。従業員目線で会社の魅力が伝えられているので、新卒の参考になるでしょう。学生に会社の魅力を伝えるのであれば、従業員をキャストに配置するのも選択肢の1つです。
オフィス動画のメリット
オフィス動画のメリットは主に以下のメリットがあります。
- 会社の雰囲気を伝えられる
- 認知拡散を期待できる
- 学生のミスマッチを防げる
- 色んな場面で活用できる
- ブランディングできる
1つずつ解説していきます。
会社の雰囲気を伝えられる
オフィス動画は、会社の雰囲気を伝えられます。
求職者は理想とする会社のイメージを持って職場選びをします。求人の情報だけでは実際にどんな雰囲気なのか伝えることは難しいです。しかし動画であれば詳細のイメージを伝えることができます。
また、動画はテキスト情報よりも伝わりやすくインパクトがあるため、採用活動などで有効的と言えるでしょう。
認知拡散を期待できる
オフィス動画は、SNSやユーチューブに投稿すると、認知拡散を期待できます。
SNSでオフィス動画を投稿して拡散されれば、一気に企業の認知を広げることが可能です。
上記でご紹介した動画はある程度の再生回数があります。どのような動画が見られやすいのかを確認し真似して制作するのも1つのポイントです。
学生のミスマッチを防げる
オフィス動画では社内のオフィスだけでなく従業員の働いている風景なども見ることができるので、学生のミスマッチを無くすことが可能です。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」という調査によると、新卒が入社してから3年以内に離職する人が32.8%(大卒の場合)と3人に1人が辞めている計算になります。辞める理由は様々ですが、厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査:これまでの就業状況」によると、人間関係が離職理由の1つに上がっています。
オフィス動画であれば、どのような人が働いているのか、どんな風に働いているのか確認できるため、学生のミスマッチを防ぐことが可能です。
自社に合う人材を確保するには、自社のことを知っていただく必要があります。これから採用活動に力を入れたいのであれば、オフィス動画の活用はおすすめです。
色んな場面で活用できる
オフィス動画は、様々なSNS媒体やYouTubeなどで活用できます。
現在はYouTubeで長い動画を流して、TikTokやインスタグラム用に短編にして動画を投稿するパターンも多いです。
また、主に採用活動で使われるオフィス動画は、営業や広報でも活用できます。様々な場面で活用できるオフィス動画は、持っておいて損はないと言えるでしょう。
オフィス紹介動画の活用方法
オフィスの施設紹介
ライブオフィスなどが流行る時代ですが、動画であれば現地まで足を運ぶ必要がないためおすすめです。会議室や応接室、食堂など充実した福利厚生面を盛り込んだ動画は他社との差別化ポイントになります。
オフィスの施設紹介は会話も弾みやすく、良いアイスブレイクとなるでしょう。
お客様への案内
オフィス紹介動画は営業活動などのお客様への案内時にも活用することができます。口頭での会社紹介よりも動画のほうが興味を持ってもらいやすいでしょう。
動画での説明にすることで、どういった会社かを詳細まで伝えることができ、興味を持ってもらいやすくなるはずです。
採用活動
オフィス動画を活用することで、採用活動の幅を広げることができます。
実際に自分が働く場所は求職者も気になるポイントです。フリーアドレス、テレフォンブースなど仕事環境の整ったオフィスは全面に押し出していきましょう。
公式サイトやYouTubeで配信すれば、会社を知ってもらう機会の増加になりますし、応募者増加に繋がるでしょう。
オフィス動画を作る際のポイント
オフィス動画を作成する際のポイントについて解説していきます。
これからご紹介するポイントを意識することで、質の高いオフィス動画を作成することができます。
綺麗な場所を撮影する
オフィス動画を撮るのであれば、綺麗な場所を撮影しましょう。
やはりオフィスは会社のイメージに大きく関わるので、些細なことにも配慮して撮影することをおすすめします。
少し社内が散らかっていると感じるのであれば、あらかじめ清掃するなどの対策をすると良いでしょう。
社内の雰囲気を作り込みすぎない
できるだけ会社を良いように見せるためにオフィス動画を作るのは問題ありませんが、作り込み過ぎるとミスマッチが生まれるので注意が必要です。
雰囲気を作り込みすぎた動画を見て面接に応募してきた学生が、実際に会社を見て印象と大きく異なり辞退する可能性などがあります。
これからオフィス動画を作るのであれば、作り込みすぎない範囲で、魅力的に見せられるように工夫してください。
機材は複数用意する
オフィス動画は様々なアングルから写真を撮った方が魅力的に映るので、機材は複数用意できると良いです。もちろん予算がないのであれば、1つの機材で様々なアングルから撮影することも可能ですが、撮影に時間がかかってしまいます。
また、カメラによっては撮影できる動画が異なります。
例えば、ドローンカメラであれば、天井の高さから広いオフィスを一望できる動画を撮影することが可能です。
複数の種類の機材を用意することで、様々な撮影パターンで動画を撮影できます。
配信媒体を決めておく
事前にどの配信媒体にオフィス動画を投稿するのか決めておきましょう。
配信媒体によって、動画の構成や撮影方法が大きく異なります。
例えばTikTokで活用しようと考えているのであれば、数十秒の短編の動画を撮影しなければいけません。逆にYouTube用のオフィス動画撮影を考えているなら、少し時間が長くても会社の魅力が伝えられる動画を作成した方が良いケースもあるはずです。
配信媒体に合わせた動画を撮影するためにも、事前にどの媒体で配信するのか決めておくことが大切になります。
外注を上手く活用する
これから動画の需要は伸びてくると予測されていますが、多くの企業が社内のリソースで動画を作成するのは難しいはずです。
そのため、できるだけ外注を使って質の高い動画をスムーズに作成することをおすすめします。
予算があるのであれば、撮影内容の部分から業者のアドバイスを受けてみるのも良いでしょう。撮影や編集だけという依頼にも対応してくれる会社は多いので、外注は選択肢の1つとして頭に入れておきましょう。
最後に
本記事では、オフィス動画の事例やメリット、活用方法などについて解説しました。
オフィス動画は会社の魅力を伝えられるので、制作する価値が大いにあります。
特に、採用活動やブランディングに力を入れるのであれば、オフィス動画の作成は非常におすすめです。
しかし、品質が高い動画を作らなければ逆効果になる可能性も十分に考えられます。そのため、自社内で動画制作の知見がないのであれば、外注を検討しましょう。
PITTALABでは動画にまつわるコンテンツを多数発信しております。
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