「プロモーション動画が良いと聞いたが、そもそもどんなものなのか?」
「プロモーション動画を利用するとどんなメリットがあるの?」
既に多くの企業が取り入れており、私たちもネット上でもよく見かけるようになったプロモーション動画。
動きや音楽のあるプロモーション動画は、瞬時に多くの人の注目や興味を簡単に惹くことができるマーケティングの定番の手法の一つです。
そこでここでは、導入することで得られる成果は想像以上!プロモーション動画の解説と合わせて、種類やメリット、そして活用事例を解説していきます。
この記事を読めば、ビジネスの発展に大きく貢献するプロモーション動画の理解が深まります。
プロモーション動画とは?
まず、最初に、プロモーション動画について解説していきます
- プロモーション動画とは
- プロモーション動画の種類
- プロモーション動画の活用場所
次に1つずつ解説していきます。
プロモーション動画とは
プロモーション動画とは、商品やサービスの販売促進を目的として作られた動画のこと。
「百聞は一見に如かず」ということわざにあるように、動きのある動画は、文章で読むよりも視聴者に訴求力の高い広告宣伝が可能な手法であり、今や定番のマーケティング手法の1つとなっています。
マーケティング動画拡大の背景として、
- インターネットの普及
- スマートフォン利用者の増加
- SNSの発展
- 5Gなど高速通信の進化
などがあげられます。
スマホやタブレットを使って動画を見ることが当たり前になった今、マーケティングなどビジネス上でのプロモーション動画の重要性はさらに高まっていくことでしょう。
プロモーション動画の種類
プロモーション動画にはいくつか種類があります。
大別すると、以下のものが多く作られています。
- 自社の紹介
- 会社のブランディング
- 自社サービス・商品の紹介・解説
- セミナー(新人研修・社員研修など)
- リクルート
プロモーション動画は目的・ターゲットによってその内容・傾向・雰囲気が大きく変わります。
プロモーション動画の活用場所
次に、プロモーション動画はどんなシーン・場所で使われるかについて説明します。
自社のWEBサイト
1つ目のプロモーション動画の活用場所は、自社のWEBサイトです。
会社紹介や業務の紹介、企業トップの言葉などを文章で掲載して最後まで読んでもらうことはなかなか簡単なことではありません。
文章の代わりに魅力的なプロモーション動画を掲載することで、目に留めてもらいやすくなるだけでなく、最後まで見てもらいやすくなります。
SNS
2つ目のプロモーション動画の活用場所は、YouTube・Instagram・LINE・Facebook・TikTokなどのSNS上です。
若年層の場合、企業のウェブサイトよりもSNSを見る機会が多いため、SNSのプロモーション動画を載せる企業が増えています。
セミナー・展示会・イベント
3つ目のプロモーション動画の活用場所は、セミナーや展示会、イベントです。
会場で行うセミナーでは大画面で来場者に、オンラインセミナーでもそのままプロモーション動画を流して視聴が可能です。
展示会やイベントではタブレットやパソコンを使って来場者に視聴してもらうことができます。
OOH広告
4つ目のプロモーション動画の活用場所は、街頭ビジョン・駅・ビルなど屋外に設置されるOOH広告(Out of Home広告)です。
デジタルサイネージで人目を惹きやすくなるため、人通りが多い場所でプロモーション動画を流すことで大きな広告宣伝効果が得られます。
プロモーション動画のメリット
次に、プロモーション動画を導入することで得られるメリットを解説していきます。
- 文章で読むより多くの情報を短時間・効率的にアピールできる
- マクロ的な視点・ミクロ的な視点の両方から伝えられる
- 視覚+聴覚にアピールでき記憶に残りやすい
- SNSとの親和性が高い
- 使いまわしができて経済的
想像以上にプロモーション動画にはメリットが多いです。
次に1つずつみていきましょう。
文章で読むより多くの情報を短時間・効率的にアピールできる
1つ目のプロモーション動画のメリットは、文章で読むより多くの情報を短時間・効率的にアピールできることです。
動画で相手に伝えられる情報量は、文章で伝える情報量よりはるかに多くなります。
例をあげるなら、レシピサイトがわかりやすいことでしょう。
料理の作り方を文章で説明するよりも、動画のほうがはるかに簡単に説明できますし、視聴者もそれを見て実践しやすいというメリットがあります。
ちなみに、かつて主流だった文章で作り方を紹介するレシピサイトは減り、現在は動画レシピサイトが主流・トレンドとなっていることからも、動画の持つ効果・影響力の大きさはわかりやすいことでしょう。
このように多くの情報を短時間でわかりやすく伝えることができる動画は、企業のプロモーションに最適なのです。
マクロ的な視点・ミクロ的な視点の両方から伝えられる
2つ目のプロモーション動画のメリットは、マクロ的な視点・ミクロ的な視点の両方から伝えられることです。
動画であれば、企業や商品・サービス等のイメージ・全体像を俯瞰的に伝えることも、細部の微妙なニュアンスや雰囲気や具体的なやり方などを詳細に伝えることも可能。
また、それらを活かすことで、自社や自社の商品・サービスの類似品があった場合に差異化しやすくなるというメリットもあります。
視覚+聴覚にアピールでき記憶に残りやすい
3つ目のプロモーション動画のメリットは、目からも耳からもアピールができ記憶に残りやすいことです。
人は基本的に動きのあるもの・音の出るものに注目するものです。
その性質を上手く活用できるプロモーション動画は、広告宣伝にまさにうってつけ。
例えば、動画で字幕テロップを出す・タイトルを出すなど強調したいものをピンポイントで文字化することでさらに視覚的に強くアピールできます。
さらに、BGMや企業・商品のテーマ曲等を加えることで見る側の印象に残りやすくなり、より効果的にアピールが可能となります。
SNSとの親和性が高い
4つ目のプロモーション動画のメリットは、SNSとの親和性が高いことです。
デジタルなプロモーション動画はSNSとの親和性が高い広告宣伝手法です。
例えば、自社がTwitterに出した商品のプロモーション動画が視聴者にウケてリツイートされるなどSNSで拡散されれば(バズれば)、手間やコストを掛けずに多方面に情報を広げることができます。
ただし、注意が必要なのは逆のパターン(炎上)もあるということ。
プロモーション動画のSNSとの親和性の高さは両刃の剣であることは理解しておくべきでしょう。
使いまわしができて経済的
5つ目のプロモーション動画のメリットは、使いまわしができて経済的です。
プロモーション動画の制作には手間はかかりますが、一度作ってしまえば、上記で説明したようにホームページや公式のTwitter・Facebook・LINEなどのSNSといったネット上で、さらに対面営業、展示会やイベント時などでもいつでもどこでも誰でも何度でも繰り返し使えます。
チラシやパンフレット、ポスターのように何度も印刷しなおす手間もコストもかからないので経済的です。
プロモーション動画の活用例
次に、プロモーション動画の活用例を紹介します。
- LIXILブランドムービー「いつもを、幸せに。」
- Berlitz Flex(WEB英会話学習システム)
- NTTインフラネット新卒採用ムービー
どれも動画の特性・強みを最大限に生かしているだけでなく、企業の個性・カラーも際立つ優れたプロモーション動画ばかりです。
LIXILブランドムービー「いつもを、幸せに。」
(公式より引用)
戸建住宅・マンションやオフィス・商業施設などの幅広い住関連サービスを提供するグローバル企業『LIXIL』のブランドイメージ動画です。
何気ない日常を守る・作り出す企業であることを優しい雰囲気の動画から伝えるプロモーション動画です。
Berlitz Flex(WEB英会話学習システム)
(公式より引用)
英会話Berlitzの、自宅で学べるオンライン英会話レッスンサービスを紹介するプロモーション動画です。
サービス内容やレッスンの風景などの動画で、どういった英会話レッスンが受けられるか具体的にイメージがしやすくなっています。
NTTインフラネット新卒採用ムービー
(公式より引用)NTTグループが保有する日本全国の地価通信設備の保守を一手に担うNTTインフラネットの新卒採用ムービーです。
どんな企業なのか、どんな業務内容なのかを社員のインタビュー動画を通して伝えるプロモーション動画です。実際に働いている社員の話なのでわかりやすく具体的、そして身近に感じられることで親近感やイメージを持ちやすい内容となっています。。
プロモーション動画の制作方法
メリットも多く、活用シーンも多いプロモーション動画の制作方法を解説します。
- 自社で制作する
- フリーランス
- 広告代理店
- 動画制作会社
それぞれで制作するメリットとデメリットと合わせて解説していきますね。
自社で制作する
1つ目のプロモーション動画制作方法は、自社制作です。
企画・撮影・編集を自社のスキルのある社員に任せて制作するので費用をかなり安く抑えることができます。
しかし、クオリティの低いプロモーション動画は「安っぽい」「ダサい」など企業のブランドイメージを下げたり、動画の内容によってはクレームがついて炎上騒ぎになってダメージを受けるおそれもあります。
動画制作の技術を持たない企業が採るべき方法ではないでしょう。
フリーランス
2つ目のプロモーション動画制作方法は、フリーランス(個人で動画を制作している自営業のクリエイター)に依頼する方法です。
フリーランスを利用する場合、制作コストが安いというメリットがあります。
が、一人で作業を行うために制作に時間がかかったり、クリエイターによってスキルに差があったり、修正等が重なると最終的な料金面で折り合いがつかなかったりなどトラブルになるケースもあります。
そのため、固定カメラで撮影のみでOKなどシンプルなプロモーション動画などならフリーランスもおすすめです。
広告代理店
3つ目のプロモーション動画制作方法は、広告代理店に依頼する方法です。
広告の企画から制作・マーケティングまでを一手に請け負う広告代理店は、クオリティの高い動画制作とマーケティングを得意としているため、最大限の効果が得られるプロモーション動画を作成してくれることでしょう。
しかし、至れり尽くせりである反面、費用がかなり高額に。
プロモーション動画に潤沢な予算を掛けられる企業におすすめです。
動画制作会社
4つ目のプロモーション動画制作方法は、動画制作会社に依頼する方法です。
動画制作会社は、『動画』コンテンツの制作を得意・専門とする会社です。
『動画』を専門としているのでクオリティの高いプロモーション動画が制作できるというメリットと、広告代理店と比べて安いコストで制作できるという大きなメリットがあります。
近年のプロモーション動画人気により新しい会社も次々に誕生しています。
以前は、動画制作会社はマーケティング戦略・計測面で弱い会社も多かったのですが、最近ではその方面にも強い動画制作会社も増えています。
クオリティ・コスト・マーケティングの3点を考えると、動画制作会社は最もベストな選択といえるでしょう。
最後に
今回は、いまやマーケティングの定番の手法の1つであるプロモーション動画について解説しました。
企業側が伝えたいことを具体的かつ効果的にターゲットに伝えるには、アピール力が高く記憶に残りやすいプロモーション動画が非常に役立つことは間違いありません。
現在の情報化社会の中、これまでプロモーション動画を利用したことがない企業は、既に導入している企業に確実に後れを取っています。
その後れを取り戻すためにもぜひ魅力的で視聴者に刺さるプロモーション動画を今すぐ導入し、さらなる企業の発展・ビジネスの拡大に役立ててくださいね。
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