スマートフォンの普及が進んだ現代社会では、多くの人がスマートフォンを持っています。ネットの使い方もこれまでと異なり「おすすめのホテル」や「人気のホテル」についての情報収集は、TwitterやInstagram、FacebookやYouTubeなどのSNSが主流になりつつあるのです。そうした現代社会において、動画を活用したPR活動や情報発信などによる「Web上での集客」は、とても重要になっています。そのため、近年では「ホテル業界のプロモーション動画」も増えてきているのです。
この記事では
- 「プロモーション動画とは何か」
- 「プロモーション動画のメリットや効果」
- 「プロモーション動画の制作方法やポイント」
- 「実際に使われているホテルのPR動画の事例」
について解説していきます。
ホテルのプロモーション動画について知りたい方や興味のある方は、参考にしてみてください。
1.プロモーション動画とは?
ここからは「そもそも、プロモーション動画って何?」という疑問について解説していきます。まず、プロモーション動画とは、企業の宣伝のために作られた動画のことです。これまで宣伝に使われることが多かったのは、電車内にある写真の広告や、新聞などの文字によるものがほとんどでした。しかし、スマートフォンが普及してネットが身近になった現代社会では、広告媒体がプロモーション動画へと移り変わっているのです。
ホテル業界においてもプロモーション動画が重要になってきています。なぜなら、画像や文章を使ったホテルの広告よりも、動画を使ったプロモーションの方が「ホテルの魅力を伝えやすい」からです。ホテルの外観や内装はもちろんですが周辺施設やサービス内容を「動画を通して疑似体験する」方が、圧倒的に心に響きます。その結果、泊りたいホテルとして認知されるのです。また、画像や文章は、自ら「能動的に理解する」必要があるのに対して動画なら観ているだけで情報が手に入るので「受動的に理解すること」ができるのも、ホテルのプロモーション動画が増えている要因の1つでしょう。その他にも様々な効果がありますが、詳細については、次の項目で説明していきます。
2.ホテルのプロモーション動画を制作する効果やメリットを3つ紹介
ここからはプロモーション動画を制作する効果やメリットについて解説していきます。
「どうしてホテルのプロモーション動画が増えてきているの?」
「プロモーション動画のどんな部分に魅力があるの?」
という方は、これから説明していく3つのメリットを参考にしてくださいね。
画像や文字では伝わりにくい「魅力」や「特徴」を視覚的に見せられる
先ほどの項目で「ホテルのプロモーション動画とは?」について解説しましたがホテルのプロモーション動画には、視覚的に情報を与えられるというメリットがあります。ホテル業界に限った話ではありませんが、画像や文章での広告だと、どうしても細かいニュアンスが伝わりにくいもの。だからこそ、視覚的に情報を伝えられるプロモーション動画が増加傾向にあるのです。
具体例を下記に挙げてみました。
- ホテル内の「雰囲気」や「空気感」
- スタッフによる「丁寧な対応」や「おもてなし」
- 旬の素材を使っている「新鮮な料理」
- ホテル独自の「オリジナル施設」
- 周辺にある「観光名所」や「おすすめスポット」への案内
このようなホテルの魅力を「映像と音声」を使って表現することで、まるでホテルに泊っているかのようなイメージをしやすくなるのです。より鮮明に魅力を伝えることができれば、印象に残ります。印象に残るように宣伝できれば、ホテルを利用したい顧客が増えるのです。
質の良い映像によって、海外からの旅行客に対するアピールになる
プロモーション動画を制作するメリットの2つ目は、海外からの旅行客に対するアピールにも繋がることです。2022年4月現在では、コロナ渦の影響もあり海外から観光客が来にくい状況ではあります。それでも、過去の日本と比較すれば海外からの観光客は増加傾向にあり、インバウンドへの取り組みが重要になっているのです。
画像や文章を使って、海外の観光客にホテルの魅力を伝えるためには、多言語の翻訳が必要です。もしかしたら、綺麗な画像に被せるように文字を書く必要もあるかもしれません。しかし、プロモーション動画を活用すれば、言葉を使わずにホテルの魅力や雰囲気、周辺施設の情報を伝えることができるのです。ナレーションをつけなくても「映像や音楽に言葉は必要ない」のでさまざまな言語へ翻訳する手間を省きつつ、世界中の人々に伝えられるのは、大きなメリットですよね。
海外からの観光客の立場になってみると分からない日本語の文章よりも、動画の方が理解しやすいのは一目瞭然です。人気の観光スポットや日本の伝統文化なども併せて紹介すれば、より心に訴えられます。翻訳せずとも高いプロモーション効果が期待できるプロモーション動画は、今後もさらに重要になるでしょう。
ホテル自体のブランディングができる
プロモーション動画を制作するメリットの3つ目は、ホテルのブランディングに繋がることです。ブランディングとは、自社のブランドに「独自の価値を付け加えること」で「競合他社との差別化」を図る戦略のこと。最近では、個人をブランディングする「セルフブランディング」などという言葉があるほど注目されています。プロモーション動画を活用すれば「スタッフの思い」や「ホテルの世界観」、「他では体験できない独自のコンテンツ」を、より立体的に訴えることができるのです。
プロモーション動画なら
- お金持ちをターゲットにしているなら、一流シェフの料理や高級な設備を
- ファミリー層をターゲットにしているなら、子連れでも安心できるサービスを
- 大衆の客をターゲットにしているなら、コストパフォーマンスの良さを
などの「どの客層に向けてサービスを提供しているのか」を、映像を通して伝えることができます。
ブランディングによってホテルのイメージを明確にすることは、ホテルのステータスを気にするお客様の顧客満足度を左右する重要な要素です。つまり、プロモーション動画は、ホテルの価値を上げるのです。
3.プロモーション動画で取り上げるべき効果的なコンテンツ
ホテルに訪れてもらうことが目的のプロモーション動画ですので、魅力に感じてもらい宿泊したいと思わせることが大切です。そのため、ホテルの強みとなる客室や料理、施設などを盛り込むと良いでしょう。
そこで、どのようなコンテンツを盛り込むべきかご紹介します。
施設全体の紹介
ホテル全体の雰囲気を知ってもらうための動画です。メインとなる客室やその他施設などホテルの魅力となる部分を紹介することで、視聴者に興味を持ってもらいます。
施設内や料理の紹介
ここでは、ロビーやラウンジなどの情報に加えて、温泉やスパなどある場合は強みとして紹介すると良いでしょう。ただ客室やホテル内を映すだけではなく、料理をしているカットやベッドメイキングのシーンなどもあると、視聴者にとって見ごたえのある動画となります。
スタッフの紹介
ホテルで働いているスタッフの紹介動画になります。利用者へのメッセージや仕事風景などを紹介すると、訪れた際のイメージが描きやすく興味を引く内容となります。
利用者目線のバーチャルツアー
よく物件紹介の際に見ることが多いバーチャルツアーです。ホテル利用の際の疑似体験ができるため、視聴者の期待値が高まります。
周辺施設や観光地の紹介
最近ではホテルステイを目的とした宿泊も増えていますが、観光地を巡る際の拠点としても多く利用されています。そのため、観光地からのアクセスや周辺施設の紹介をすることで、視聴者にとって有益な情報を提供します。
4.ホテルのプロモーション動画を制作する方法
ホテルのプロモーション動画には、様々なメリットがあることが分かりました。ですが、実際にプロモーション動画を制作するためにはどうしたらよいのでしょうか。プロモーション動画を制作する方法は、大きく分けて2種類です。実際に動画制作を検討している方は、どちらの方法が「自身のホテルに最適か」の参考にしてくださいね。
個人や自社で作る
プロモーション動画を制作する方法の1つ目は、「個人制作」です。動画の企画から撮影、編集までの全ての作業を1人、または自社の社員と協力しながら完成させます。
個人制作のメリットは下記の通りです。
■メリット
- 企業理念やブランド戦略などの伝えたい部分を細かくイメージできる
- 自社の魅力や特徴についての再発見、再認識に繋がる
- 動画制作のコストを抑えられる
社員同士で意見を出し合いながら制作することで、自社ホテルの魅力や特徴を共有できるのは、とても大事ですね。
ただし、下記のようなデメリットもあります。
■デメリット
- カメラやパソコンなどの撮影機材を自前で準備する必要がある
- 動画編集やアップロードの手間がかかる
- 高いクオリティの動画を制作するのが難しい
このように、専門家に比べるとクオリティが落ちてしまう可能性があります。また撮影機材などを自前で用意するのにもかなりのコストがかかるのです。
それぞれのメリットやデメリットを踏まえて、自社制作の是非を検討してみましょう。
動画制作会社に依頼する
プロモーション動画を制作する方法の2つ目は、動画制作会社に依頼することです。自社制作というのは、やはり大変なもの。分からないことが多いと、時間もかかってしまいます。そんな時には、専門的な知識を持つ動画制作会社に依頼するのが良いでしょう。使っている撮影機材の種類も多く、自社では作れない質の高い映像が出来上がります。
ただし、動画制作会社に依頼する際にも、下記のようなメリットとデメリットが存在します。
■メリット
- 高価な撮影機材の準備が不要
- 質の高いプロモーション動画が制作できる
- 動画編集からアップロードまでの手間がかからない
■デメリット
- 制作会社に、細かいニュアンスを伝えられず、想像とは違う動画になってしまう可能性がある
- 連絡の手間や日程調整が必要
- それなりのコストがかかる
動画制作会社に依頼するのはとても便利ですが「ホテルのブランド戦略」や「宣伝イメージ」などの細かいニュアンスを、制作会社と上手く打合せする必要があるのです。「期待していた動画が出来上がらなかった...」といった、不満やトラブルを起こさないためにも
- 事前に予算を決めておく
- ホテルから伝えたいコンセプトについての打合せをしておく
- 動画制作会社の実績を確認しておく
などを徹底して行うのがおすすめです。
5.プロモーションの効果を最大限に引き出す撮影のポイント
ここからはホテルのプロモーション動画を「制作・撮影する」際のポイントをご紹介していきます。国内外のお客様に「このホテルに行ってみたい!」「このホテルは魅力的だ!」というイメージを持ってもらうのは、自社制作でも、制作会社に依頼する場合も重要です。今回は、大きく5つのポイントに注目します。実際にプロモーション動画を撮影する際の参考にしてください。
ホテルに泊まったかのような体験ができる臨場感を演出する
動画撮影の1つ目のポイントは、実際にホテルに泊っているかのような疑似体験をさせてあげることです。ホテルの外観や内装はもちろん、客室紹介や実際のスタッフによるサービス風景は、ホテルへのイメージをより鮮明にしてくれます。
近年の動画の傾向としては、
- 季節ごとに変わる客室からの景色を撮影する
- チェックインからチェックアウトまでの映像を撮影する
- 360度見渡せる動画を撮影する
など、様々な方法で工夫しているホテルも多いです。
ただし、大事なのは「お客様の目線で動画を制作すること」です。ホテル側がアピールしたいポイントだけになりすぎると、情報量が多くなり、観ている側は疲れてしまいます。自分が実際にホテルに訪れた時のような気持ちになり、お客様のニーズを満たした動画を制作すると、より良いイメージを持ってもらえるでしょう。
提供する料理やコースを紹介する
動画撮影の2つ目のポイントは、提供する料理をより魅力的に紹介することです。なぜなら、お客様がホテルに持つイメージの1つに「家では食べられない豪華な料理」があるからです。写真でも魅力は伝えられますが「作り立ての良さが伝わる、鍋から溢れる湯気」や「新鮮さが伝わる、プリプリに輝くお刺身」などは、映像を通してのほうがより鮮明に伝えられます。テレビのグルメレポートが、美味しそうで食べたくなってしまうのと同じです。
ポイントとしては、
- 朝食や夕食の様子を撮影する
- 季節ごとに旬のメニューが変わっている様子を撮影する
- 「キラキラ輝く刺身」や「ジューシーな肉汁」を撮影する
- こだわりの地元食材を撮影する
このように、動画から料理の匂いがしてしまうような映像が、ホテルの魅力を高めてくれるでしょう。
周辺にある施設や観光スポットを紹介する
動画撮影の3つ目のポイントは、周辺施設や観光スポットも紹介すること。ホテルを予約する際に重要なのは「ホテルのサービス内容だけでは無く、泊まった時に訪れられる場所も重要」だからです。「観光スポットに行く目的でホテルに泊まることがある」のをイメージすると分かりやすいでしょう。
観光スポットや周辺施設を紹介する際のポイントとしては、
- ホテルからのアクセス方法を撮影する
- 有名な観光地だけでなく、地元民の行きつけのお店も紹介する
などが挙げられます。
このように、ホテルだけでなく観光スポットや周辺施設が充実していることを伝えられれば、より多くのお客様に認知して貰える可能性が高くなるのです。
写真や文章では説明しづらい場所を撮影する
動画撮影の4つ目のポイントは、写真や文章で伝えづらい場所を撮影することです。これまでも解説してきたように、プロモーション動画のメリットの1つは、動画を通して細かい描写まで伝えられることにあります。
その中でも特に、
- 室内清掃を丁寧に行っている様子
- 房でシェフ達が調理をしている様子
- スタッフによるホテルの清掃の様子
- ホテルスタッフによる接客の様子
などは、実際に目に触れる機会がほとんどありませんが、ホテルを形成している重要なポイント。このように、写真や文章では伝えきれない細かい描写が、ホテルのブランディングにも繋るのです。
人気のSNSで拡散されるような「映えポイント」を入れる
動画撮影の5つ目のポイントは、「SNSで拡散されるような映えポイント」を入れることです。お洒落な映像はもちろんですが、ここで言う「SNSで拡散されるような映えポイント」は、コンセプトがハッキリしているほど有効になります。
具体的には、
- 日本の伝統芸能を間近で見られるオススメのホテル
- 細部までこだわり抜かれた高級感あふれるデザインが人気のホテル
- 都会では味わえない「非日常感を体験できる」大自然に囲まれたホテル
などのような、コンセプトが分かりやすいものが拡散されやすい傾向にあるのです。ホテル側が伝えたいことが明確であればあるほど、1つ1つの映像がお洒落で心に残るプロモーション動画になります。また、他のホテルではできない体験も「映えポイント」になるので、動画内に意識して組み入れるといいでしょう。
6.ホテルのPR動画の事例15選
ここからは有名なホテルから新しいホテルまで、15個の事例動画をご紹介します。実際にホテルのプロモーション動画を見て、イメージを鮮明にしてくださいね。
ホテルニューアワジ
「ホテルニューアワジ」のPR動画事例です。30秒という短い時間の中で「様々な温泉施設」や「豪華な海鮮料理」、「リラックスできる空間」などが存分に詰め込まれています。映像によってBGMを変えてはいるものの、誰しもが一度は聞いたことのある「ホテルニューアワジ」のナレーションがブランドイメージになっている動画です。
動画時間:0分30秒
再生回数:1.8万回以上
ザ・ホテル青龍 京都清水
「ザ・ホテル青龍 京都清水」のPR動画事例です。高画質・高品質の映像美が京都の魅力を伝え、それにともなった音楽も世界観を作り上げています。ナレーションを使わず、必要最低限の字幕のみで「まるでホテルに泊っているかのような疑似体験」ができる動画です。また、観光地である「清水寺」へのアクセス方法にも触れているのも特徴的です。
動画時間:2分16秒
再生回数:5000回以上
高山グリーンホテル
「高山グリーンホテル」のPR動画事例です。ドローンを使った撮影方法で、有名な観光地である飛騨高山の景色を表現しており、2人の女性が旅行をする様子が、ホテルでのイメージをより鮮明にしてくれています。「ジュ―っというお肉を焼く音」「グツグツという鍋を煮込む音」「ザーっという温泉の音」も、イメージしやすくなる要素でしょう。周辺にある伝統的な通りでは、工芸品や特産品があり、海外の観光客も楽しめるというメッセージが伝わってきます。
動画時間:3分10秒
再生回数:6000回以上
星のや
「星のや」のPR動画事例です。「現代を休む日」という独特なキャッチフレーズから動画が始まり、静かなBGMと共に流れる高貴な映像は、私たちを「非日常の時間」へ誘ってくれます。地域特有の景色を移した映像の至る所にこだわりが垣間見え、画面左側に現れる「心に響くキャッチフレーズ」が、私たちのイメージを掻き立てるでしょう。有名ホテルならではの「高級感を味わえる」プロモーション動画です。
動画時間:1分55秒
再生回数:4.2万回以上
東京ディズニーランドホテル
「東京ディズニーランドホテル」のPR動画事例です。ディズニーならではの楽し気なBGMが特徴で、ホテルの細部に登場するキャラクターが「夢の世界」を感じさせてくれます。「スタッフによる笑顔の対応」や「綺麗に整備されたホテルの内装」などは、観ているだけで楽しくなるほどの説得力がありますよ。
動画時間:1分48秒
再生回数:26万回以上
清里高原ホテル
「清里高原ホテル」のPR動画事例です。雄大な自然の中に存在するホテルで堪能できる「透明度の高い露天風呂」や「高級感溢れるディナー」、そして「透き通った空に広がる星」は、まさに異空間です。ゆったりとしたBGMとともに流れる映像の世界観は、最後に出てくる「天空の楽園」という言葉がピッタリと当てはまります。
動画時間:1分39秒
再生回数:3.5万回以上
帝国ホテル東京
「帝国ホテル東京」のPR動画事例です。音声やBGMが全く無く、静かに流れる特殊な映像は、ホテルの様子や字幕だけに集中させてくれます。「客室」や「レストラン・バー」、「宴会場」などの施設にこだわった映像も特徴的です。1890年から続く圧倒的な貫禄が、音声もBGMも必要ないと教えてくれる動画になっています。
動画時間:2分31秒
再生回数:2.4万回以上
ロイヤルホテル沖縄残波岬
「ロイヤルホテル沖縄残波岬」のPR動画事例です。2022年4月16日に投稿されたばかりの最新動画で、広い海を舞台にした「レジャー体験」や季節によって現れる「クジラの映像」は、沖縄ならではの良さを感じることができます。動画の中盤から後半は、沖縄を代表する伝統芸能「残波岬エイサー」や「うちな~発見教室」などのコンテンツがあるのも特徴的です。
動画時間:7分25秒
再生回数:200回以上
ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
「ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート」のPR動画事例です。軽快なBGMと共に流れる沖縄らしい景色、こだわりのあるホテルの内装がテンポ良く映し出されています。時折挟まれている一人称視点は、ホテルに泊まっているかのような疑似体験を演出。「いつかこのホテルに行ってみたい!」と思わせる魅力的な動画です。
動画時間:4分13秒
再生回数:15万回以上
リザンシーパークホテル谷茶ベイ
「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」のPR動画事例です。ホテル周辺に咲く花や植物は、沖縄の気候である亜熱帯が特徴として現れており、観ているだけで暖かく感じてきます。施設も多く、波の出るプールや広々とした温泉は、ゆったりとした時間を過ごせそうですね。ホテル内で提供されている飲み物のカラフルさからも、沖縄らしさが前面にでている動画です。
動画時間:1分44秒
再生回数:9000回以上
指宿フェニックスホテル
「指宿フェニックスホテル」のPR動画事例です。和室と洋室の2種類があり、それぞれ違った特徴を体験できる動画になっています。「客室から見える海」や「砂湯に入りながらする顔パック」、「豊富な種類の美味しそうな料理」など、他では味わえない特別な体験をイメージできるのがとても印象的ですよ。
動画時間:3分27秒
再生回数:1万回以上
別府第一ホテル
「別府第一ホテル」のPR動画事例です。「別府ならではの温泉街」「湧き温泉で蒸す料理」「伝統芸能体験」「お洒落なカフェ」「歴史的なお城」「地元のパン屋さん」など、1日を通して回れる観光地を動画にしています。大分旅行で存分に楽しみ、疲れを癒す憩いの場としてホテルを宣伝しているのが特徴です。
動画時間:3分11秒
再生回数:800回以上
ホテル日航成田
「ホテル日航成田」のPR動画事例です。成田空港に位置しているという特性や、飛行機からのアクセスのしやすさが短時間で伝わってきます。ホテルの特徴を、1人1人の従業員をピックアップしながら紹介しており、「安心して泊れるホテル」というブランディングを感じる動画です。
動画時間:2分52秒
再生回数:9000回以上
草津ナウリゾートホテル
「草津ナウリゾートホテル」のPR動画事例です。2022年2月16日に公開された「秋編」のプロモーション動画となっており、彩り鮮やかな紅葉が描写されています。従業員を主人公にしている「ドラマのようなストーリー」に見入ってしまいます。「従業員側の気持ちも詳細に描写されている」のが特徴で、観ているだけで心温まる、今までには無い新しいプロモーション動画です。
動画時間:3分19秒
再生回数:200回以上
湯の杜ホテル志戸平
「湯の杜ホテル志戸平」のPR動画事例です。温泉のお湯が湧き出る瞬間をスローで美しく映していたり、従業員やお客様の表情を写したりと「細部までこだわっている魅力」が伝わってきます。台詞やナレーションは一切ありませんが「ゆったりとした時間を安心して楽しめる」イメージが湧いてくるプロモーション動画です。
動画時間:1分47秒
再生回数:9000回以上
7.最後に
今回はホテルのプロモーション動画について解説してきました。
プロモーション動画を制作する大きなメリットはやはり「まるでホテルに泊っているかのような疑似体験ができること」でしょう。
また、ホテルのような宿泊施設では、周辺施設や観光スポットも活用できるのが嬉しいポイント。
PR動画の事例には、それぞれ異なる魅力があり、ホテルが伝えたい細部までのこだわりがとても参考になりました。
少しでもプロモーション動画に興味を持っているホテルのご担当者様は、ぜひ御社のホテルでプロモーション動画を撮る際の参考にしてみてください。
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